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白金 (福岡市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
白金一丁目及び二丁目
薬院駅より南の眺望
薬院駅より南の眺望
地図
白金の地図
白金一丁目及び二丁目の位置(福岡市内)
白金一丁目及び二丁目
白金一丁目及び二丁目
白金の地図
白金一丁目及び二丁目の位置(福岡県内)
白金一丁目及び二丁目
白金一丁目及び二丁目
白金一丁目及び二丁目 (福岡県)
白金一丁目及び二丁目の位置(日本内)
白金一丁目及び二丁目
白金一丁目及び二丁目
白金一丁目及び二丁目 (日本)
北緯33度34分41.6秒 東経130度24分19.4秒 / 北緯33.578222度 東経130.405389度 / 33.578222; 130.405389
日本の旗 日本
都道府県 福岡県の旗 福岡県
市町村 福岡市
中央区
面積
 • 合計 21.25[1] ha
人口
(2023年(令和5年)5月末現在)[2]
 • 合計 3,970人
等時帯 UTC+9 (JST)
郵便番号
810-0012[3]
市外局番 092
ナンバープレート 福岡

白金しろがねは、福岡県福岡市中央区町名。現行の行政地名は、白金一丁目及び二丁目(住居表示実施済)[4][5]。面積は212,470平方メートル (21.25 ha)[1]。2023年5月末現在の人口は3,970人[2]郵便番号は810-0012[3]

地理

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土地利用の状況(国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成)

福岡市の「都心部」とされる中央区天神等の南南東約1.7キロメートル、中央区の南東部、福岡市道博多駅草ヶ江線城南線)の南東側に位置する。北で渡辺通わたなべどおりと、北東で高砂たかさごと、南東で那の川なのかわと、南西で大宮おおみや及び平尾ひらおと、西で薬院やくいんと隣接する。土地利用については、西鉄天神大牟田線及び福岡市地下鉄七隈線薬院駅の南東側に南北に広がっており、主に住宅地となっている。また、町内には福岡県知事公舎がある。

河川

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白金の南西側に次の河川が横断している[6]

都市計画等

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白金を含む地区の都市計画における位置づけについては、2012年(平成24年)12月21日に策定された『第9次福岡市基本計画』[7][注釈 2]の「都市空間構想図」において、「都心部」[注釈 3]に含まれている。都心部のなかでも特に天神渡辺通地区、博多駅周辺地区、ウォーターフロント地区(博多ふ頭及び中央ふ頭)の3地区が都心部の核とされており、白金を含む地区は天神・渡辺通地区の南に位置する。都市計画に関しては、「福岡市都市計画マスタープラン」[9]において定められた方針については次のとおりである。交通ネットワークに関しては、都市の骨格となる福岡県道555号桧原比恵線百年橋通り)の沿道や幹線道路である福岡市道博多駅草ヶ江線城南線)の沿道は、商業、業務、サービス施設や中高層住宅などが連続した「都市軸」や「沿道軸」に位置付けられている。土地利用については、全域が住宅を中心に都心機能を支援する業務施設、商業施設が共存する「複合市街地ゾーン」に位置付けられ、職住が調和した複合市街地づくりと良好な街並みの形成などがまちづくりの視点とされている。用途地域については次のとおりである[10]。白金一丁目のうち福岡市道白金282号線及び283号線の北西側並びに白金二丁目のうち福岡市道白金号線304及び305号線の南東側が商業地域に、これら以外が第二種住居地域に指定されている。

歴史

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町域の変遷

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住居表示実施後 実施年月日 住居表示実施前(各大字の一部)
白金一丁目から白金二丁目 1962年(昭和37年) 白金町・向田町・原吉町・昭和通・八幡本町・二見町

人口

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白金一丁目及び二丁目について人口の推移を福岡市の住民基本台帳(公称町別)[2]に基づき示す(単位:人)。集計時点は各年9月末現在である。

交通

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道路

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主な幹線道路は次の通り。

県道

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市道

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市道のうち主な幹線道路は次の通り。

鉄道

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鉄道については、町域の北側に福岡市交通局が運営する地下鉄福岡市地下鉄七隈線及び西日本鉄道西鉄天神大牟田線が通っており、次の駅がある。

  • 薬院駅(距離は道程で約0.1~1.1キロメートル、両路線が乗り入れる。)[注釈 4]

また、町外ではあるが、町域の南側では西鉄天神大牟田線の次の駅が最寄りの場合がある。

バス

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バスについては、西日本鉄道株式会社が運営する西鉄バスが近くを運行しており、一部町外も含むが、次の停留所がある[11]

  • 城南線沿い:薬院駅前、渡辺通一丁目
  • 百年橋通り沿い:那の川二丁目
  • 日赤通り沿い:渡辺通一丁目、高砂、高砂二丁目

施設

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公共・公益施設

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業務施設

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宿泊施設

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  • クインテッサホテル福岡天神南[15]

教育施設

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公立の小学校

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公立の中学校

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公立の中学校は町内にはないが、校区については次の学校の校区に属する[16]

私立の高等学校

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脚注

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注釈

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  1. ^ 準用河川那珂川支川
  2. ^ 『第9次福岡市基本計画』が2012年(平成24年)12月21日に策定されたときは、目標年次が2022年度末(令和4年度末)とされていたが、令和5年2月20日の市議会の議決を得て、2年延期された[8]
  3. ^ 「都心部」は具体的には東は御笠川、南は百年橋通り、西は大正通りに囲まれた地域とされている[9]
  4. ^ 駅名は「薬院」であるが、白金の町域にある。
  5. ^ 予約が必要。見学コースは、応接室、和室、庭園など。
  6. ^ 所在地:810-0012白金二丁目4番北緯33度34分37.8秒 東経130度24分26秒 / 北緯33.577167度 東経130.40722度 / 33.577167; 130.40722、公園種別:街区公園、面積:1,469m2、開園年度:1979[13]
  7. ^ 所在地:中央区白金一丁目から那の川二丁目まで北緯33度34分39.1秒 東経130度24分16.4秒 / 北緯33.577528度 東経130.404556度 / 33.577528; 130.404556、公園種別:(不明)、延長:940メートル[13]、備考:薬院新川支流(水路)のイチョウ並木道[14]
  8. ^ 所在地:810-0012中央区白金二丁目15番40号

出典

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  1. ^ a b 福岡市総務企画局企画調整部統計調査課 (2020年10月1日). “令和2年(2020年)国勢調査”. 福岡市. 2023年4月20日閲覧。→1-11/参考/面積、人口密度、人口及び世帯数-公称町別(令和5年1月31日)
  2. ^ a b c 福岡市統計調査課. “登録人口(公称町別)- 住民基本台帳(日本人)男女別人口及び世帯数”. 福岡市. 2023年7月5日閲覧。
  3. ^ a b 日本郵便株式会社. “郵便局”. 2023年7月8日閲覧。→「郵便番号を調べる」→キーワード検索等
  4. ^ 「角川日本地名大辞典」編集委員会 竹内理三『角川日本地名大辞典』 40 福岡県(初版)、角川書店、1988年3月8日、716, 1498頁。ISBN 4-04-001400-6 
  5. ^ 福岡市. “福岡市区の設置等に関する条例”. 2023年6月22日閲覧。→別表第1
  6. ^ 福岡市河川計画課. “福岡市の河川概要”. 福岡市. 2023年4月7日閲覧。参照→「河川図」、「準用河川一覧表」(PDF)
  7. ^ 福岡市総務企画局企画調整部企画課. “福岡市基本構想・第9次福岡市基本計画”. 2023年7月5日閲覧。→『第9次福岡市基本計画』(PDF)の48、56ページ
  8. ^ 福岡市議会事務局議事課. “令和5年/総務財政委員会”. 2023年4月9日閲覧。→第1回定例会→議案第26号/第9次福岡市基本計画の変更について
  9. ^ a b 福岡市住宅都市局都市計画部都市計画課. “福岡市都市計画マスタープラン”. 2023年7月5日閲覧。→「第4章/区別構想/中央区」(PDF)
  10. ^ 福岡市. “福岡市WEBまっぷ”. 福岡市. 2023年6月29日閲覧。→「都市計画情報」
  11. ^ 西日本鉄道株式会社(NISHI-NIPPON RAILROAD CO., LTD.). “西鉄バス路線図”. 2023年7月8日閲覧。→「南区・中央区版」
  12. ^ 福岡県庁. “福岡県庁ホームページ”. 2023年7月12日閲覧。→県の機関・施設(組織・施設案内)→知事公舎見学→知事公舎見学のご案内
  13. ^ a b 公益財団法人福岡市緑のまちづくり協会. “公園等検索”. 2023年7月6日閲覧。→キーワード検索等
  14. ^ 福岡市中央区総務部企画振興課. “薬院新川支流のイチョウ並木道”. 2023年7月5日閲覧。
  15. ^ クインテッサホテル福岡天神南 アクセス
  16. ^ 福岡市教育委員会. “福岡市通学区域”. 福岡市. 2023年7月8日閲覧。
  17. ^ 星槎国際高等学校 福岡中央学習センター アクセスマップ

関連項目

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