利用者:Water & RAINBOW/下書き17-1-2 一青窈 シングル 2020年代
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一青窈
[編集]かたつむり
[編集]「かたつむり」 | |||||||||||
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一青窈の配信限定シングル | |||||||||||
リリース | 2020年11月2日 | ||||||||||
規格 | 配信限定シングル | ||||||||||
ジャンル | J-POP | ||||||||||
レーベル | EMI Records | ||||||||||
作詞者 | 一青窈 | ||||||||||
作曲者 | 松任谷由実 | ||||||||||
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『かたつむり』は一青窈の配信限定シングル
解説
[編集]シングルとしては2017年の『七変化』以来、約3年振りとなる。
本作は新型コロナウィルスの感染拡大の影響でステイホームの時間が増えた最中に一青がその生活の中で感じた事や、溢れる思いを衝動のままにポエムとして書き留めたものが元であり、それをかねてより親交のあった松任谷由実にそれを投げ掛けられた事が切っ掛けで松任谷がその詞に曲がつけられて仕上げられた形となり、そのマスタリングは音楽プロデューサーでミックスエンジニアのGoh Hotodaが担当して行われた[1]。
本作はビデオクリップも制作され、監督として齊藤工が務めている作品となっており、ダンサーで振り付け師の康本雅子が出演しており、美術面は花道家の上野雄次が担当し、撮影に関しては山梨県北杜市の清春芸術村にて行われた[2]。本編の他にも、撮影風景を記録したティザー映像も合わせて公開されている[2]。
本作に関するコメント及び製作背景
[編集]- 一青窈
- 本作の作詞を務めた一青は本作に関して以下のように語っている。
- ステイホームの期間中、それまでではなかなか出来なかった子供とじっくり向き合う時間を持てるようになり、過ごすことができました。保育園に預けている間、これまで自分が見られなかった成長、豊かな感情や表情を濃密に味わうことができて、私にとってこの2ヶ月間はとても大切な時間であり、宝物となりました。また、医療従事者や運送業に関わる方、その他生産ラインに関わる方々には心から感謝してもし尽くせない思いでいます[2]。
- 自宅に籠る事が増えた事で、携帯片手に世の中の様を垣間見る事も増えましたね。アップされているレシピを見ながらドレッシングを作ったり、部屋の掃除を丹念に行ったり、好きだった絵を描いて行ったり。日々を生きる中で自分の身近にある世界の全ての中に幸せって近くにあるのだと改めて気付かされる日々でした。人が生きていく上で根本的に必要なことがはっきりと浮き彫りとなり、命を頂く、食べる、と言うことがこれほどにありがたいことなんだと実感をする毎日でした[2]。
- 携帯を通して、きれいな言葉もそうでない言葉もたくさん溢れ返り、日々見掛けるコロナと言う言葉に時々、嫌気が差しそうになったこともありましたが、そんな時にはよく空を眺めていました。そうすると自ずと飛行機雲を探し出す自分がいて、同時に頭のどこかでメロディーが常に流れていましたね。由実さんは今頃、どんな風に自宅で過ごしているだろう、どんな言葉を紡いでいるだろう、と思いを巡らせていく内にこの状況を軽やかに乗り越えていく様を知りたいと思うようになり、インスタグラムを覗いてみると、旦那さんの正隆さんが蜘蛛を撮影した写真がアップされているのを見つけてその肩越しに雲が広がる晴れやかな空が写されていたんです。その写真を見て同じ空を看ていると思ったら、勇気が湧いてきて由実さんの元に思い切って頭の中で考えていた詞をメッセージに乗せたら、音が生まれたと返事が来たんです[2]。
- 出来ることなら、きれいで美しいものだけに触れていたいと思いますが、無闇に歩き回ると大変な目に遭ってしまうのは顔が見える世界も見えない世界もどちらでも有り得る事です。しっかりと手足と声を出し、心のアンテナをちゃんと伸ばして見知らぬ人々と仲良く付き合っていけると良いなと願っています。ただ、上手く行く事ばかりじゃなくて、時には傷付いてしまうこともある、その時はついつい閉ざしてしまいがちになってしまいますが、それでも人と会わなければ助け合うことはおろか、恋愛すらも出来なくなってしまいます。この曲が今の立ちはだかる壁を乗り越えら新たな笑顔に出会う切っ掛けとなってくれたら幸いです[2]。
- 松任谷由実
- 以下のようにコメントを寄せている。
- 齊藤工
- 前述にもあるように、齊藤は本作においてビデオクリップの監督を務めており、本楽曲に関して以下のようにコメントを寄せている。
- 新型コロナウィルスの影響で自粛期間が増え、孤独の時間にすら慣れてしまっていた所に一青窈さんがしたためた「かたつむり」と言うタイトルの歌詞に出逢いました。そこに綴られている言の葉の奥に拡がる現在進行形で展開される孤独な世界、その世界をユーミンさんが紡いだ情熱を感じるメロディーを以てさらに奥行きと幅を掘り下げられて、私の旧友である小川弾監督らと共に清春芸術村にてダンサーの康本雅子さんによる躍りの表現、花道家の上野雄次さんによる生け花の表現、それぞれが持つその道のプロフェッショナル達の手によって作り上げられた1つ1つが幾重にも折り重なっていき、必然と奇跡の賜物とも言えるこの映像作品が完成しました。"孤独"と言う言葉がどこか特別な意味と響きに聞こえるこの2020年に生まれた「かたつむり」をこの年に皆さんにお届け出来た事にとても大きく深い意義を感じておりますと同時に、一青窈さんに改めて感謝の言葉を申し上げたいと思います[2]。