コンテンツにスキップ

利用者:Water & RAINBOW/下書き16-2-1 平原綾香 オリジナル・アルバム

[編集]

各ゲート[編集]

1.User:Water & RAINBOW/下書き16-1 平原綾香 シングル
1.User:Water & RAINBOW/下書き16-1-1 平原綾香 シングル 2000年代
2.User:Water & RAINBOW/下書き16-1-2 平原綾香 シングル 2010年代
3.User:Water & RAINBOW/下書き16-1-3 平原綾香 シングル 2020年代
1.User:Water & RAINBOW/下書き16-2 平原綾香 アルバム
2.User:Water & RAINBOW/下書き16-2-2 平原綾香 ベスト・アルバム
3.User:Water & RAINBOW/下書き16-2-3 平原綾香 カバー・アルバム

平原綾香[編集]

ドキッ![編集]

『ドキッ!』
平原綾香スタジオ・アルバム
リリース
ジャンル J-POP
レーベル ドリーミュージック
チャート最高順位
平原綾香 アルバム 年表
my Classics 3
2011年
ドキッ!
2012年
10周年記念シングル・コレクション 〜Dear Jupiter〜
2013年
『ドキッ!』収録のシングル
テンプレートを表示

ドキッ!』は、平原綾香の11枚目のアルバム。2012年2月29日にリリースされた。

解説[編集]

アルバム発売としては前作『my Classics 3』より約1年振りとなり、クラシック楽曲のカヴァーてはなく、オリジナル楽曲で構成されたアルバムとしては2008年発売の6thアルバム『Path of Independence』以来、約3年2ヶ月振りとなる。

CD2枚組のうち、Disc.2の方は2011年に行われた『CONCERT TOUR 2011 〜LOVE STORY〜』の中から選ばれた12曲のライブ音源が収録された。

製作背景[編集]

今回のアルバムはキャッチフレーズとして『あたらしい平原綾香、はじめました』とあるが、イメージチェンジと言う意味合いではなく、これまで発表するには至れなかったタイプの楽曲を出していくと言うコンセプトがあったのだと良い、平原はその辺りに関して「例えば、「冷やし中華、はじめました」のような季節によっては出してこなかったメニューを出していく、みたいな元からあったにはあったけど、出す機会に巡り合わずに出せなかった曲を出していきたいと言う思いがありまして、私自身、『Jupiter』のイメージが浸透していて、あまり動くことがない、笑わない、って印象を持たれる事が多かったですね。初めてライブに来られた方にも「意外でした」って言われる事がよくあったんです。なので、そう言う人々にも「私にはこんな側面があるよ、こう言う自分も知って欲しいな」って言う思いがありまして、このようなキャッチフレーズを着けました。」と語っている[2]

平原はさらに『Jupiter』のイメージで固定されがちな事に関しては「『Jupiter』のイメージで見られることは全く嫌じゃないですね。だけど、私自身が歌を始める切っ掛けとなったミュージカルだと、今回のアルバムジャケットの写真で披露したようなかなりカジュアルと言うか、軽快なノリのあるイメージに近かったんです。私自身もそんなイメージがあると思っていたし、皆さんに見せているつもりでいましたが、意外と表現できていなかったな、と振り返って思う所があって。その辺りを反省しつつも『my Classics!』から始まったクラシック・アルバムではなかなか実現の出来なかった事をこの際に思い切ってやってみようと思いました。」と語っている[2]

楽曲解説[編集]

ナミダオト
アルバムの中では一番最後に歌詞が出来上がった楽曲であり、平原自身の決意や思いを込めた楽曲だと言う[3]
平原はこの楽曲について以下のように語っている。
この曲はアルバムの一番最後に歌詞をかいたんですが、私自身だけでなく、今、世界では何が起きているのか?と言う事もしっかり見ていかなくては行けないと言う思いをもって書き始めました。2011年東日本大震災の後に被災地を訪れた際に、現地の人達の方が笑顔に溢れてたと言うのが、物凄い印象だったんですよ。それを見て私が暗い表情をしては行けないって思いましたし、もっと自分から元気や力を発信していける存在でありたいと思ったんですよね。自分の事だけでも必死な状態の自分に「人々に寄り添う歌を」って言う資格とか歌う資格なんて私にはあるのだろうか?って悩んだ時もあったんですが、そんな自分を許していきながら、歌い続けていく事が今の私には必要かなと思い、自分なりの決意表明をこの曲に詰め込みました[3]
HUSH HUSH
この曲は1960年代のアメリカのガール・ポップを彷彿とさせるような曲調とアレンジに仕上げられているのだと言う[3]
平原はこの楽曲について以下のように語っている。
こう言ったタイプの曲は意外に歌ってきていなかったなと思っていたのと同時に新たな発見の切っ掛けを作ってくれた曲ですね。私自身も歌っていてとても楽しかったですね。自分自身には様々な音楽のストックが詰まっているけど、もう皆さんには全て伝えているつもりでしたが、実を言うとまだ伝えていない側面があったんですよね。あと、お話は変わるんですが、私には一つのイメージがずっと付いているような感じがしておりまして、多分、「Jupiter」でデビューをしたからなんだろうなと思うのですが、バラードを歌うイメージとか、あまり笑わない、喋らない、物静かとか、ですかね。そんな感じに見られることが多かったですね。今年でデビューから9年経ちまして徐々にそのイメージが薄れてきてはいると思うんですけど、やはり、まだ自分の全てを伝えきれていないと言う部分もあるなと思いますし、これからは表現を素直に自分のやりたいことを明確して改めて伝えていかないといけないなと思っています。この曲だけに限らず、アルバムを通して「伝える」と言うことはとても大変だなと改めて思ったのと同時に、伝えていく楽しさや大切さを知ることができたなと思いますね[3]
Where Magic Goes ~愛のゆくえ~
この曲は都倉俊一が作曲した楽曲で、70年代のアメリカン・ポップスと日本の歌謡曲が溶け合わさったようなムード溢れる楽曲に仕上がっているのだと言う[3]
平原は本作について以下のように語っている。
この曲は都倉さんが30年以上前に書いた曲になるんです。おっしゃるには、地震があった時にCDやらMDがたくさん落ちて来て、それらを整理してる際に偶然見つかったのがこの曲だったそうなんです。この曲を持ち込んで「綾香ちゃん、良かったら歌ってみない?」と言って下さって。元々はカレン・カーペンターさんにむけて作っていた曲で作詞はジャニス・イアンさんに書いて貰ってから松井五郎さんに日本語歌詞に書き直して貰ったんです。かなり不思議な経緯を経た出会いでしたね。曲自体もおよそ30年前に作られたとは思えないほど新鮮に聞こえた曲でじんわりと来る曲ですね[3]
Night in Tunisia
この曲は平原曰くヒップホップで言うところのヒューマン・ビートボックスに近いスタイルで歌っているのだと言う[3]
平原は本作について以下のように語っている。
私自身の独学の元でやっていることなので、このやり方が正しいかは分かりませんが、ボイス・パーカッションとよく皆さんから言われる"綾香語"を用いて歌っていますね。日本語とも英語とも付かない、かと言ってスキャットとも異なる感じの私独特の歌い方の事を指して"綾香語"って言われていますね。ベースの岡田治郎先生は私の大学時代の恩師でもあり、フュージョン・バンドのPRISMのメンバーでもあるんです。最近だとツアーにも一緒に回って頂いておりまして、そこで先生とデュオを組んでファンクラブ・イベントでボイス・パーカッションを披露したのが始まりで、チック・コリアの「スペイン」、クラシックの「くまんばちの飛行」に続いてこの曲が3作目にあたりますね[3]
いつも いつも
この曲は小田和正がバンドオフコース時代に作詞・作曲・編曲をした楽曲のカヴァーであり、小田は平原とのデュエットにも参加している[3]
平原は本作について以下のように語っている。
小田さんとはデビュー当時からいつか一緒に歌いたいと思っておりましたので、レコーディングをご一緒出来ることだけじゃなく、私の声にコーラスをして貰えるなんて本当に夢のような時間を味わう事が出来ました[3]
この曲は小田さんのコンサートで最後にファンの皆さんと大合唱する程の名曲だったので、そんな曲を歌わせて貰えたのもとても嬉しく思いました。構成は本当にシンプルな形で歌わせて頂きまして、小田さんがギターを弾いて私と二人で一緒に歌うと言う形を取っていました。その際、「この曲は歌い上げなくても大丈夫だからね。部屋で誰に聞かせるともなく、静かに歌うような感じの雰囲気で歌ってみて。」と言う事だったので、普段やる歌い方とは異なる歌い方になりました[3]
レコーディングの際、ヘッドフォンをしないでスピーカーから聴こえる音を頼りに歌ったんですが、トニー・ベネットさんが『デュエット』でそのように歌っている映像を見てとても衝撃を受けたんですよ。その姿を見て私もこんな感じでやってみたいと強く思いましたね。それで、実際にやってみたら小田さんも「いいね」とおっしゃってくれたので、安心して歌う事が出来ました[3]

収録曲[編集]

Disc.1[編集]
  1. ナミダオト
    作詞・作曲:平原綾香 / 編曲:坂本昌之 & 平原綾香
  2. HUSH HUSH
    作詞・作曲:aika & Nicolas Farmakalidis / 編曲: Nicolas Farmakalidis
  3. NOT A LOVE SONG
    作詞・作曲:aika、Nicolas Farmakalidis / 編曲:Nicolas Farmakalidis
    28thシングル
    テレビ朝日系ドラマ『おみやさん 第9シリーズ』主題歌
  4. My Road
    作詞:松井五郎 / 作曲:堀向彦輝 / 編曲:坂本昌之
    27thシングル
    横浜ゴム「アイスガード トリプルプラス」CMソング
  5. あいたくて
    作詩:工藤直子 / 作曲:平原綾香 / 編曲:坂本昌之&平原綾香
    NHKラジオ深夜便 2012年1月〜3月度「深夜便のうた
  6. Where Magic Goes ~愛のゆくえ~
    作詞:Janis Ian / 日本語詞:松井五郎 / 作曲:都倉俊一 / 編曲:坂本昌之
  7. Night in Tunisia
    作曲:Dizzy Gillespie & Frank Paparelli / 編曲:岡田治郎
  8. あと少し あと少し
    作詞・作曲:平原綾香 / 編曲:坂本昌之 & 平原綾香
  9. この想い届け
    作詞:平原綾香 作曲・編曲:渡辺俊幸
    コニカミノルタプラネタリウム"天空"オープニング記念ソング
  10. 結晶
    作詞:松井五郎 / 作曲・編曲:内山肇
    27thシングルのカップリング
    TBS系「全日本実業団女子駅伝2011」テーマソング
    東京エレクトロンCMソング
  11. いつも いつも
    作詞・作曲・編曲:小田和正
  12. ヴォカリーズ
    作曲・編曲:渡辺俊幸
    26thシングルのカップリング
    NHK連続テレビ小説『おひさま』挿入歌。
  13. おひさま〜大切なあなたへ
    作詞:岡田惠和 / 作曲・編曲:渡辺俊幸
    26thシングル
    NHK連続テレビ小説おひさま』メインテーマ。
Disc.2 LOVE STORY TOUR Live Selection[編集]
  1. Jupiter (神戸国際会館 こくさいホール / 9月22日)
    作詞:吉元由美 / 作曲:Gustav Holst / 編曲:坂本昌之
  2. 私と言う名の孤独 (山形県県民会館 / 9月16日)
    作詞:平原綾香 / 作曲:Edward Elgar / 編曲:坂本昌之
  3. 明日 (山形県県民会館 / 9月16日)
    作詞:松井五郎 / 作曲:André Gagnon / 編曲:小林信吾
  4. I will be with you (山形県県民会館 / 9月16日)
    作詞・作曲・編曲:村山晋一郎
  5. Music (神戸国際会館 こくさいホール / 9月22日)
    作詞:平原綾香 / 作曲:新田雄一 / 編曲:亀田誠治
  6. Someone to watch over me (山形県県民会館 / 9月16日)
    作詞:Ira Gershwin / 作曲:George Gershwin / 編曲:坂本昌之
  7. くまんばちの飛行 (昭和女子大学人見記念講堂 / 10月2日)
    作詞:平原綾香 / 作曲:Nikolai Rimsky-Korsakov 編曲:岡田治郎
  8. 星つむぎの歌 (昭和女子大学人見記念講堂 / 10月2日)
    作詞:星つむぎの詩人たち & 覚和歌子 / 作曲:財津和夫 / 編曲:財津和夫&清水俊也
  9. JOYFUL, JOYFUL (神戸国際会館 こくさいホール / 9月22日)
    作詞・作曲:Vincent Brown, Anthony Criss, Kier Gist, Berry Gordy,Alphonso Mizell, Frederick Perren, Deke Richards, James Harris,Terry Lewis & Ryan Toby / 編曲:坂本昌之
  10. ノクターン (昭和女子大学人見記念講堂 / 10月1日)
    作詞:史香 / 作曲:Frédéric Chopin&椎名邦仁 / 編曲:椎名邦仁
  11. Danny Boy (神戸国際会館 こくさいホール / 9月22日)
    作詞:平原綾香 / 作曲:Traditional / 編曲:坂本昌之
  12. LOVE STORY 交響曲第9番 第3楽章 (山形県県民会館 / 9月16日)
    作詞:平原綾香 / 作曲:Ludwig van Beethoven / 編曲:坂本昌之

脚注[編集]

外部リンク[編集]


What I am[編集]

『What I am』
平原綾香スタジオ・アルバム
リリース
ジャンル J-POP
レーベル NAYUTAWAVE RECORDS
チャート最高順位
平原綾香 アルバム 年表
10周年記念シングル・コレクション 〜Dear Jupiter〜
2013年
What I am
2013年
my Classics selection
2014年
『What I am』収録のシングル
テンプレートを表示

What I am』(ワット・アイ・アム)は平原綾香の7枚目のオリジナル・アルバム

解説[編集]

オリジナル・アルバムとしては前作『ドキッ!』より約1年ぶりとなる。

初回盤と通常盤の二形態で発売され、ジャケットもそれぞれ異なる。初回盤には「翼」と「Shine -未来へかざす火のように-」のビデオ・クリップが収録されたDVDを付属されている。

本作の表題曲にあたる「What I am -未来の私へ-」はテレビ東京系ドラマ『新春ワイド時代劇『影武者 徳川家康』』の主題歌としてのタイアップがついており、本作の作詞は平原が担当。さらに彼女はこの曲に関して「悩みながらも自身の心と向き合いながら今を生き抜き、苦しみながらも未来へ手を伸ばす、儚くも力強い意思を表した曲ですね。家康の影武者として生きる二郎三郎の葛藤と苦悩に共鳴出来ていくような楽曲になれば幸いです。」と語っている[2]

収録曲[編集]

Disc.1 (CD)[編集]
  1. MADE OF STARS
    作詞:aika、平原綾香、Nicolas Farmakalidis / 作曲・編曲:Nicolas Farmakalidis
    31stシングル『Shine -未来へかざす火のように-』のカップリング
  2. Precious Love
    作詞:Miss-art / 作曲:Wolf JUNK、Miss-art / 編曲:WolfJunk
    30thシングル『翼』のカップリング
  3. 月に照らされて ~言葉よりも深く想ってる~
    作詞・作曲:堂野晶敬 / 編曲:坂本昌之
  4. Shine -未来へかざす火のように-
    作詞:松井五郎 / 作曲:平原綾香、菅野よう子 / 編曲:坂本昌之
    31stシングル
    PlayStation 3用ソフト『信長の野望・創造』テーマソング
  5. あいのうた
    作詞:平原綾香、田辺たける / 作曲:楊慶豪 / 編曲:坂本昌之
  6. You and I ...
    作詞:平原綾香 / 作曲:ZETTON、FASTLANE、Mats Lie Skare
  7. Tweet your love
    作詞:Nicolas Farmakalidis、aika、Krysta Youngs / 作曲:Nicolas Farmakalidis、aika、Krysta Youngs / 編曲:Nicolas Farmakalidis
  8. Wedding Song
    作詞・作曲:平原綾香 / 編曲:Nicolas Farmakalidis
  9. Piece of Love
    作詞:松井五郎 / 作曲・編曲:星野純一
  10. 10. I Dreamed a Dream
    作詞:Alain Boublil、Jean-Marc Natel、Herbert Kretzmer / 作曲:Claude-Michel Schonberg / 編曲:扇谷研人岡田治郎
  11. それでもあなたを愛してた
    作詞:平原綾香 / 作曲・編曲:沢田完
  12. 作詞:松井五郎 / 作曲・編曲:星野純一
    30thシングル
  13. What I am -未来の私へ-
    作詞:平原綾香 / 作曲:MARKIE / 編曲:坂本昌之
Disc.2 (DVD、初回盤のみ)[編集]
  1. 翼 MUSIC VIDEO
  2. Shine -未来へかざす火のように- MUSIC VIDEO

脚注[編集]

  1. ^ ORICON NEWS What I am”. 2021年3月26日閲覧。
  2. ^ 平原綾香、新曲バラードが「新春ワイド時代劇」主題歌に”. 2021年4月4日閲覧。

外部リンク[編集]