九州ラグビーフットボール協会
九州ラグビーフットボール協会(Kyusyu Rugby Football Union)は、九州・沖縄地方にまたがる日本ラグビーフットボール協会の支部協会の一つ。福岡市東区香椎浜ふ頭のJAPAN BASE内に事務所がある。
主催大会
[編集]- トップキュウシュウリーグ - 社会人[1]
- 九州学生ラグビーリーグ(I部・II部) - 大学[2]
- 九州トップクラブリーグ - クラブ[3]
- 木元杯九州セブンズ - 社会人・大学・クラブ[1][2][3]
- 九州地区高専新人大会[4]
- 九州・沖縄地区高等専門学校ラグビーフットボール大会[4]
- 全国高校ラグビーフットボール大会の九州・沖縄地区の各地方大会[5]
- 全九州高校大会[5]
- 木元杯全九州高校新人大会[5]
- 九州高校10人制大会[5]
- サニックスワールドラグビーユース交流大会 - 高校・国際大会[5]
- サニックスワールドユース交流大会・予選会 - 高校・国内予選
- サニックスガールズセブンズキャンプ - 女子[6]
- 九州ガールズフェスタ - 女子[7]
- U16・U17九州交流会[5]
- 大分ジャンボリー大会 - 中学生[8]
- 九州中学校大会[8]
- 九州女子中学生大会[8]
- 九州ジュニア大会 - 中学生[8]
- 九州ウィメンズセブンズ[6]
- 九州高校女子選抜セブンズ大会[6]
- 九州高校U18女子セブンズ大会[6]
- 九州地区国民体育大会 - 成年男子7人制・女子7人制・少年男子7人制[1][6]
所在地
[編集]歴史
[編集]1919年(大正8年) - 第三高校と同志社のOBが中心となり、「オールホワイト」[9]こと関西ラグビー倶楽部(KRAC)を設立[10]。西部ラグビー協会(後の関西協会、九州協会)の母体となる[10][11][12]。
1920年(大正9年) - 関西ラグビー倶楽部との東西OB対抗戦に向けて、慶應義塾OBを中心に関東各校OBからなるAll Japan Rugby Association(AJRA)を設立[13][14]。1906年(明治39年)早慶野球試合でのトラブル[15]以降、両校の試合が禁じられていた慶應義塾と早稲田の仲を取りもち、1922年(大正11年)にラグビー早慶戦を実施し早慶スポーツ交流を再開させる[14]など、関東ラグビー協会の母体となる[10]。
1924年(大正13年)9月 - 九州ラグビー倶楽部が創立[16]。現在の九州ラグビーフットボール協会の母体。
1925年(大正14年) - 西部ラグビー蹴球協会が発足した。三高OB・同志社OBなどからなる関西ラグビー倶楽部が設立母体[12]。九州ラグビー倶楽部は、西部ラグビー蹴球協会九州支部として活動[12][17]。
1926年(大正15年)11月30日 - 日本ラグビー蹴球協会が創立。関東ラグビー蹴球協会と、西部ラグビー蹴球協会を統括運営する組織となる[18][19]。
1928年(昭和3年) - 日本統治時代の朝鮮と満州にそれぞれラグビー協会が誕生し、西部協会の支部として発足した[20]。
1930年(昭和5年) - 台湾ラグビー協会が西部協会の支部として発足する[21]。
1942年(昭和17年) - 日本ラグビー蹴球協会の呼称および組織は、「大日本体育会闘球会」となり、政府の外郭団体となる[22]。
1947年(昭和22年)9月 - 西部ラグビーフットボール協会が、関西ラグビーフットボール協会と九州ラグビーフットボール協会に分かれる。関東ラグビーフットボール協会とともに、傘下の地域協会が3つになる[23]。
1948年(昭和23年)3月 - 地域協会が3つになったことをきっかけに、各地域の選抜チームによる三地域対抗試合が始まる[24]。2010年まで毎年開催された。
1973年(昭和48年)9月2日 - 創立25周年記念式典を平和台陸上競技場で開催[25]。
1992年(平成4年) - 九州協会の会長を務めた木元規矩男が死去[26]。彼からの寄附により、現在も「木元杯九州セブンズ 」「木元杯全九州高校新人大会」が開催されている。
1998年(平成10年) - インターネットホームページを開設[27]。
2019年(令和元年) - ワールドカップ2019において、九州地区は3つのグラウンド(東平尾公園博多の森球技場[28]、 熊本県民総合運動公園陸上競技場[29]、大分スポーツ公園総合競技場[30])が会場となった。
2022年(令和4年)12月1日 - 福岡県福岡市東区香椎浜ふ頭にJRFU福岡トレーニングセンターを開業[31][32]。2023年5月に、施設名を「JAPAN BASE」として全面開業した。九州ラグビーフットボール協会の事務所もJAPAN BASEに移転[33][34]。2023年6月6日には開所式が行われた[35]。
2023年(令和5年)5月14日 - 関東大学春季大会「早稲田大学対明治大学」をえがお健康スタジアム(熊本県熊本市)で開催。これは、2016年(平成28年)4月14日に起きた熊本地震に対する復興支援イベント[36]。
脚注
[編集]- ^ a b c “九州ラグビーフットボール協会 |社会人”. 九州ラグビーフットボール協会. 2023年6月7日閲覧。
- ^ a b “九州ラグビーフットボール協会 |大学”. 九州ラグビーフットボール協会. 2023年6月7日閲覧。
- ^ a b “九州ラグビーフットボール協会 |クラブ”. 九州ラグビーフットボール協会. 2023年6月7日閲覧。
- ^ a b “九州ラグビーフットボール協会 |高専”. 九州ラグビーフットボール協会. 2023年6月7日閲覧。
- ^ a b c d e f “九州ラグビーフットボール協会 |高校”. 九州ラグビーフットボール協会. 2023年6月7日閲覧。
- ^ a b c d e “九州ラグビーフットボール協会 |セブンズ”. 九州ラグビーフットボール協会. 2023年6月7日閲覧。
- ^ “九州ラグビーフットボール協会 |女子”. 九州ラグビーフットボール協会. 2023年6月7日閲覧。
- ^ a b c d “九州ラグビーフットボール協会 |中学・ジュニア”. 九州ラグビーフットボール協会. 2023年6月7日閲覧。
- ^ “京大ラグビー部百年史 |京都大学ラグビー部100周年特設サイト”. KIURFC 100周年特設サイト. 2022年12月25日閲覧。
- ^ a b c “年代史 大正8年(1919)度”. JRFU. 2023年1月15日閲覧。
- ^ “日本ラグビーフットボール史”. JRFU. 2023年1月15日閲覧。
- ^ a b c “日本ラグビーフットボール史 1年遅れて西部協会も発進”. JRFU. 2023年1月15日閲覧。
- ^ “年代史 大正9年(1920)度”. JRFU. 2023年1月15日閲覧。
- ^ a b “日本ラグビーフットボール史 早慶定期戦と主催者AJRAの役割”. JRFU. 2023年1月15日閲覧。
- ^ “「【野球】大隈重信も困惑。早慶戦ついに中止に [明治39年」 歴史ポケットスポーツ新聞を立ち読み | 大空出版の本]”. www.ozorabunko.jp. 2022年12月26日閲覧。
- ^ “年代史 大正13年(1924)度”. JRFU. 2023年1月15日閲覧。
- ^ “年代史 大正14年(1925)度”. JRFU. 2023年1月15日閲覧。
- ^ “日本ラグビーフットボール史 協会成立の経緯と背景”. JRFU. 2023年1月15日閲覧。
- ^ “年代史 大正15年(1926)度”. JRFU. 2023年1月15日閲覧。
- ^ “年代史 昭和3年(1928)度”. JRFU. 2023年4月5日閲覧。
- ^ “年代史 昭和5年(1930)度”. JRFU. 2023年1月15日閲覧。
- ^ “年代史 昭和18年(1943)度”. JRFU. 2023年1月15日閲覧。
- ^ “日本ラグビーフットボール史 九州協会が独立・西部協会は関西協会へ”. JRFU. 2023年1月15日閲覧。
- ^ “年代史 昭和22年(1947)度”. JRFU. 2023年1月15日閲覧。
- ^ “年代史 昭和48年(1973)度”. JRFU. 2023年6月7日閲覧。
- ^ “機関誌「RUGBY FOOTBALL」42巻4号(1993年1月号)32頁”. JRFU. 2023年6月7日閲覧。
- ^ “機関誌「RUGBY FOOTBALL」48巻3号(1998年11月号)68頁”. JRFU. 2023年6月7日閲覧。
- ^ “東平尾公園博多の森球技場 - 特集:ラグビーワールドカップ 2019 日本大会:読売新聞”. 【ラグビーワールドカップ2019】日本大会のニュース・実況解説:読売新聞 (2019年1月22日). 2023年6月7日閲覧。
- ^ “熊本県民総合運動公園陸上競技場 - 特集:ラグビーワールドカップ 2019 日本大会:読売新聞”. 【ラグビーワールドカップ2019】日本大会のニュース・実況解説:読売新聞 (2019年1月22日). 2023年6月7日閲覧。
- ^ “大分スポーツ公園総合競技場 - 特集:ラグビーワールドカップ 2019 日本大会:読売新聞”. 【ラグビーワールドカップ2019】日本大会のニュース・実況解説:読売新聞 (2019年1月21日). 2023年6月7日閲覧。
- ^ JRFU. “「JRFU福岡トレーニングセンター(仮称)」 グラウンド一般貸し出し開始のお知らせ|日本ラグビーフットボール協会|RUGBY:FOR ALL「ノーサイドの精神」を、日本へ、世界へ。”. www.rugby-japan.jp. 2022年12月9日閲覧。
- ^ JRFU. “JRFU福岡トレーニングセンター|日本ラグビーフットボール協会|RUGBY:FOR ALL「ノーサイドの精神」を、日本へ、世界へ。”. www.rugby-japan.jp. 2022年12月9日閲覧。
- ^ “福岡における日本ラグビー強化拠点の 名称決定について”. JRFU. 2023年3月17日閲覧。
- ^ “JAPAN BASEについて”. JRFU. 2023年5月15日閲覧。
- ^ “日本ラグビーの強化拠点、『JAPAN BASE』の開所式にジョセフHCらが出席。 - ラグビーリパブリック” (2023年6月6日). 2023年6月7日閲覧。
- ^ “九州ラグビーフットボール協会 |熊本地震復興支援2023年度 関東大学ラグビー招待試合/早稲田大学vs明治大学〔5月14日〕/試合案内”. 九州ラグビーフットボール協会. 2023年6月7日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 九州ラグビーフットボール協会
- 九州ラグビーフットボール協会 (@rugby_kyushu) - X(旧Twitter)
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