至学館大学短期大学部
表示
(中京女子大学短期大学部から転送)
至学館大学短期大学部 | |
---|---|
大学設置 | 1950年 |
創立 | 1905年 |
学校種別 | 私立 |
設置者 | 学校法人学校法人至学館 |
本部所在地 | 愛知県大府市横根町名高山55[注釈 1] |
学部 | 体育学科[注 1] |
研究科 | アスレティックトレーナー専攻 |
ウェブサイト | https://www.sgk.ac.jp/ |
至学館大学短期大学部(しがっかんだいがくたんきだいがくぶ、英語: Shigakkan University Junior College、公用語表記: 至学館大学短期大学部)は、愛知県大府市横根町名高山55[注釈 1]に本部を置く日本の私立大学。1905年創立、1950年大学設置。
概観
[編集]大学全体
[編集]- 愛知県大府市に所在した日本の私立短期大学で、設置主体は学校法人至学館[1]。
- 1950年に中京女子短期大学として2学科体制で開学[2]。元々は、大学に先駆けて設置されていたが、それの設置により併設型になっている。元々は体育と生活科学の2学科が置かれていたが、現在は体育学科のみの単科短大となっている。
- 2021年度の入学生を最後に[注釈 2]、2024年に短期大学としての使命を終える[注釈 3]。
教育理念
[編集]- 「人間力の形成」
- 至学館大学における「人間力」とは、「健康力」、「知的視力」、「社会力」、「自己形成力」および「当事者力」の5つの力から構成されるものと定義し、これら5つの力を乗じ、総合的に応用・展開することができてはじめて真の「人間力」であるものと考える。すなわち、「真理と正義にもとづく価値観と倫理観をもち、広い視野と科学的な知識にもとづいた自己実現とすべての人々の幸福のため、積極的に寄与・貢献できる人間力の形成」である。
教育目標
[編集]- 学生自らが主体的に行動する機会を数多く設け、自らの大学は自分たちで作る「名実ともに学生が主人公」の大学づくりを目指し、主体的な発想のもと、心身ともに健全でたくましく、「生きる力」、「行動力」、「仲間愛」に溢れ、そして諦めないで何ごとにも「チャレンジする精神」を持った学生をひとりでも多く育てることを教育目標としている。
教育および研究
[編集]- 至学館大学短期大学部には、体育学科が設置されており、2年間で教員からトレーナーまで、運動・スポーツの指導者を養成していた。
沿革
[編集]- 1905年
- 内木玉枝、中京裁縫女学校創立
- 1914年
- 中京裁縫女学校高等師範科併設
- 1919年
- 財団法人内木学園設立
- 1921年
- 中京高等女学校併設
- 1922年
- 中京高等女学校家事体操専攻科併設
- 1942年
- 中京高等女学校家事裁縫専攻科併設
- 1944年
- 中京裁縫女学校を中京実業女子学校に名称変更
- 1947年
- 中京女子中学校開設(新制)
- 1948年 - 中京女子高等学校開設
- 1949年
- 1950年
- 1951年
- 1954年
- 1962年
- 1963年
- 1964年
- 1965年
- 1975年
- 1988年
- 1989年
- 1991年
- 1992年
- 1995年
- 1995年
- 1999年
- 2000年
- 2006年
- 2007年
- 2008年
- 2009年
- 2010年
- 2021年
- 2023年
- 2024年
基礎データ
[編集]所在地
[編集]- 愛知県大府市横根町名高山55[注釈 1]
交通アクセス
[編集]象徴
[編集]- 至学館大学短期大学部のカレッジマークは大学と同様のものを使用している[注 12]。
教育および研究
[編集]組織
[編集]学科
[編集]- 体育学科 入学定員120名[53]
過去にあった学科
[編集]- 生活科学科 入学定員70名[注 13]
専攻科
[編集]- アスレティックトレーナー専攻 入学定員36名[1]
別科
[編集]- なし
取得資格について
[編集]研究
[編集]- 『中京女子大学・中京女子大学短期大学部紀要』[57]
学生生活
[編集]部活動・クラブ活動・サークル活動
[編集]- 至学館大学短期大学部のクラブ活動:大学と同じキャンパスにある関係上、合同で様々なクラブがある。
学園祭
[編集]- 至学館大学短期大学部の学園祭は大学と合同で、例年10月の中旬に行われている。
大学関係者と組織
[編集]大学関係者組織
[編集]- 至学館大学短期大学部には、至学館大学と同じ同窓会組織となっている。
大学関係者一覧
[編集]プロジェクト:大学/人物一覧記事についての編集方針(ガイドライン)「記載する人物」により、単独記事のない人物(赤リンクまたはリンクなし)は掲載禁止となっています。記事のある人物のみ追加してください。(2022年1月) |
大学関係者
[編集]- 谷岡郁子:最終学長
出身者
[編集]施設
[編集]キャンパス
[編集]- 短期大学部独自のキャンパスはなく、基本的には大学と共同使用となっている。
対外関係
[編集]他大学との協定
[編集]姉妹校
[編集]系列校
[編集]卒業後の進路について
[編集]就職について
[編集]- 体育学科:河合楽器製作所スポーツ事業部をはじめとしたスポーツインストラクターのほか一般企業。
編入学・進学実績
[編集]- 系列の至学館大学への編入のほか他大学への実績がある。
注釈
[編集]注釈グループ
[編集]- ^ a b 現在は、統合先の至学館大学所在地。
- ^ a b 令和4年度より学生募集停止[3]。
- ^ a b 出典[4]。但し、文部科学省より廃止の認可が下りてからの正式に廃止となる。
- ^ a b 現在の文部科学省。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t 女のみ
- ^ a b 出典[26]
- ^ a b 出典[40]
補足
[編集]- ^ ほか学科も参照のこと。
- ^ 短期大学名 中京女子短期大学
- ^ 出典[5][6][7]。
- ^ 出典[8][9]
- ^ 出典[12][13]
- ^ 昨年度の資料[21]及び本年度のそれ[22]も其々参照のこと。
- ^ 出典[27][24]
- ^ 出典[32][33]。昨年度の資料[34]及び本年度のそれ[35]も其々参照のこと
- ^ 出典[37]。うち1回生 272[38]
- ^ 出典[43][44]。昨年度の資料[45]及び本年度のそれ[46]も其々参照のこと
- ^ 平成19年度より学生募集停止[47]。
- ^ 右記資料も参照のこと[51][52]
- ^ 最終募集となった2006年における体制[54]。
- ^ 過去にあった生活科学科は(家庭)[44][55]。当初は高等学校教諭仮免許状も併設されており、体育科で(保健体育)、家政科で(保健)(家庭)となっていた[56]
出典
[編集]- ^ a b c 文部科学省高等教育局大学振興課'2023.
- ^ 官報 1950年09月14日より。
- ^ 文部科学省高等教育局大学振興課'2022.
- ^ 至学館大学短期大学部閉学の挨拶より。
- ^ 文部省a, p. 41.
- ^ 文部省b, p. 4.
- ^ 日本教育年鑑より。
- ^ 全国学校名鑑 昭和25年版より。
- ^ 旺文社1950-01, p. 88.
- ^ 文部省c, p. 4.
- ^ 全国大学大観 昭和30年版より。
- ^ 短期大学一覧 昭和25年5月1日現在より。
- ^ 文部省d, p. 7.
- ^ 学校法人名簿 昭和32年度より。
- ^ 文部省'54, p. 1379.
- ^ 短期大学一覧 昭和37年度 (短期大学資料 ; 第30号)より。
- ^ 文部省'62, p. 28.
- ^ 中京女子短期大学の位置変更についてより。
- ^ 短期大学一覧 昭和40年度 (短期大学資料)より。
- ^ 文部省'65, p. 33.
- ^ 短期大学一覧 昭和49年度 (短期大学資料)より。
- ^ 短期大学一覧 昭和50年度 (短期大学資料)より。
- ^ 文部省'75, p. 47.
- ^ a b 文教協会'1988.
- ^ 短期大学教育 (44)より。
- ^ 短期大学教育 (45)より。
- ^ 大学資料 (106)より。
- ^ 文部省'88, p. 65.
- ^ 短期大学教育 (46)より。
- ^ 文教協会'1989.
- ^ 文部省'89, p. 67.
- ^ 文教協会'1991.
- ^ 文部省高等教育局'1991.
- ^ 短期大学教育 (47)より。
- ^ 短期大学教育 (48)より。
- ^ 文部省'91, p. 70.
- ^ 文部省'92, p. 72.
- ^ 旺文社'1992.9, p. 324.
- ^ 文教協会'1995.
- ^ 短期大学教育 (51)より。
- ^ 文部省'95, p. 78.
- ^ 文部省'99, p. 74.
- ^ 文教協会'2000.
- ^ a b 旺文社'2000.05, p. 308.
- ^ 梧桐書院'1999.4.
- ^ 梧桐書院'2000.4.
- ^ a b 文教協会'2007.
- ^ 文教協会'2008.
- ^ 文教協会'2009.
- ^ 文教協会'2010.
- ^ 日本私立短期大学協会短期大学広報委員会'1980, p. 248.
- ^ 日本私立短期大学協会'2010.10.
- ^ 地域科学研究会'2020.
- ^ 文教協会'2006.
- ^ 中京女子大学短期大学部'1972.
- ^ 文部省e, p. 42.
- ^ 中京女子大学・中京女子大学短期大学部紀要 = Memoirs【全号まとめ】より。
- ^ 放送大学 平成28年度 単位互換案内
参考文献
[編集]1949年短大設置申請分
[編集]- 文部省『申請大学、短期大学等一覧』(PDF)文部省 。
- 文部省『短期大学審査状況』(PDF)文部省 。
- 旺文社『蛍雪時代 19(10);昭和25年1月號』旺文社 。
- 文部省『短期大学審査状況-認可分-』(PDF)文部省 。
- 文部省管理局管理課『昭和25年5月1日現在 短期大学等一覧』(PDF)文部省 。
教員養成機関
[編集]- 文部省大学学術局『教員養成課程認定大学短期大学一覧 : 附指定教員養成機関一覧. (昭和30年) / (編)』(PDF)文部省 。
全国学校総覧
[編集]- 文部省調査局統計課『全国学校総覧 昭和30年版』青葉書房 。
- 文部省『全国学校総覧 昭和38年版』東京教育研究所 。
- 文部省調査局統計課『全国学校総覧 昭和41年版』東京教育研究所 。
- 文部省『全国学校総覧 昭和51年版』東京教育研究所 。
- 文部省『全国学校総覧 昭和64年版』原書房 。
- 文部省『全国学校総覧 1990年版』原書房 。
- 文部省『全国学校総覧 1992年版』原書房 。
- 文部省『全国学校総覧 1993年版』原書房 。
- 文部省『全国学校総覧 1996年版』原書房 。
- 文部省『全国学校総覧 2000年版』原書房 。
全国短期大学高等専門学校一覧
[編集]- 文部省『短期大学一覧 昭和51年度 (短期大学資料)』文部省大学局技術教育課 。
- 文部省『全国短期大学・高等専門学校一覧 1988年度』文教協会 。
- 文部省『全国短期大学高等専門学校一覧 平成元年度』文教協会 。
- 文部省『全国短期大学・高等専門学校一覧 平成3年度』文教協会 。
- 文部省『全国短期大学高等専門学校一覧 平成7年度』文教協会 。
- 短大・高専教育研究会監修『全国短期大学・高等専門学校一覧 平成12年度』文教協会 。
- 文部科学省『全国短期大学・高等専門学校一覧 平成18年』文教協会 。
- 文部科学省『全国短期大学高等専門学校一覧 平成19年度』文教協会 。
- 文部科学省『全国短期大学高等専門学校一覧 平成20年度』文教協会 。
- 文部科学省『全国短期大学高等専門学校一覧 平成21年度』文教協会 。
- 文部科学省『全国短期大学高等専門学校一覧 平成22年度』文教協会 。
全国短期大学一覧
[編集]- 文部省 高等教育局専門教育課『全国短期大学一覧 平成3年度』文部省高等教育局 。
- 文部科学省『全国短期大学一覧 令和2年度』地域科学研究会高等教育情報センター 。
- 文部科学省『全国短期大学一覧 令和4年度』文部科学省高等教育局大学振興課 。
- 文部科学省『全国短期大学一覧 令和5年度』文部科学省高等教育局大学振興課 。
日本の私立短期大学
[編集]- 日本私立短期大学協会短期大学広報委員会『日本の私立短期大学』日本私立短期大学協会短期大学広報委員会 。
- 短期大学広報委員会, 日本私立短期大学協会記念誌編纂委員会/編『日本の私立短期大学 平成22年』日本私立短期大学協会短期大学広報委員会 。
蛍雪時代
[編集]- 旺文社編集『全国短大&専修・各種学校受験年鑑'93年(短大蛍雪 1992年9月臨時増刊号)』旺文社 。
- 旺文社編集『短大・学科内容案内号 2001 2001年受験用』旺文社 。
短期大学案内(梧桐書院)
[編集]- 梧桐書院編集部『全国短期大学案内. 2000年版』梧桐書院 。
- 梧桐書院編集部『全国短期大学案内. 2001年版』梧桐書院 。
短期大学入学案内冊子
[編集]- 中京女子大学短期大学部『中京女子大学 中京女子大学短期大学部』中京女子大学短期大学部 。