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チュムポーン駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
チュムポーン駅
チュムポーン駅
ชุมพร
Chumphon
ナチャーン (5.33 km)
(4.01 km) サエーンダット
地図
所在地 タイ王国の旗 タイ王国
チュムポーン県
ムアンチュムポーン郡
北緯10度30分12秒 東経99度10分34秒 / 北緯10.50333度 東経99.17611度 / 10.50333; 99.17611
駅番号 4186
所属事業者 タイ国有鉄道
等級 一等駅
所属路線 南本線
キロ程 468.53 km(旧トンブリー駅起点)
電報略号 ชพ.
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
開業年月日 1916年7月17日
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チュムポーン駅(チュムポーンえき、タイ語:สถานีรถไฟชุมพร)は、タイ王国南部チュムポーン県ムアンチュムポーン郡にある、タイ国有鉄道南本線である。

概要

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チュムポーン駅タイ王国南部チュムポーン県県庁所在地であり、人口約15万人が暮らすムアンチュムポーン郡にあるタイ国有鉄道南本線鉄道駅である。町の中心部に位置する為、利便性が良い。駅の正面側(東側)が、市街地である。

一等駅であり、特急列車を含む全ての列車が停車する駅でもある。この為列車本数も多く1日に26本(13往復)の列車が発着するが、大半は利用しにくい早朝、深夜である。(7:00から19:00の時間の発着は2往復のみ)

歴史

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タイ国有鉄道南本線東北本線北本線に次ぐ3番目の幹線として着工された。旧トンブリー駅 - ペッチャブリー駅間(150.49km)が1903年6月19日に開業したのを皮切りに、南北3か所(ペッチャブリー駅、ソンクラー駅カンタン駅)より同時に延伸工事が開始され、1916年9月1日に当駅にて南北からの路線工事が完了し接続された。[1]

駅構造

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チュムポーン駅構内

単式及び島式1面の複合型ホーム2面2線をもつ地上駅であり、駅舎はホームに面している。

駅周辺

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  • チュムポーンバスターミナル (700m)

チュムポーン工場

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当駅に隣接して西側に、タイ国有鉄道のチュムポーン工場がある。ディーゼル機関車気動車客車貨車の修理、整備をおこなっている。工場内は常に各種車輛で賑わっている。

タイ国鉄蒸気機関車178号機
タイ国鉄蒸気機関車235号機

駅前に退役した蒸気機関車178号機(1919年N.B.L.Co.Hyde.Park製、製造番号21810[2])、235号機(1926年Baldwin製、製造番号59441[3])が静態保存されている。

脚注

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  1. ^ 『王国の鉄路 タイ鉄道の歴史』p.31
  2. ^ 『タイ国の蒸気機関車』p.16
  3. ^ 『タイ国の蒸気機関車』p.17

参考文献

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  • 高田隆雄 『タイ国の蒸気機関車』 (エリエイ出版部、1978年)
  • 岡本和之 『タイ鉄道旅行』 (めこん、1993年)ISBN 4-8396-0080-5
  • 杉本聖一 『魅惑のタイ鉄道』 (玉川新聞社、2000年)ISBN 4-924882-29-1
  • 柿崎一郎 『王国の鉄路 タイ鉄道の歴史』 (京都大学学術出版会、2010年)ISBN 978-4-87698-848-8
  • 渡邉乙弘 『タイ国鉄4000キロの旅』 (文芸社、2013年)ISBN 978-4-286-13041-5

関連項目

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