タリンチャン駅
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タリンチャン駅 | |
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駅舎 | |
ชุมทางตลิ่งชัน Taling Chan Junction | |
所在地 | バンコク都タリンチャン区 |
駅番号 | 4004 |
所属事業者 | タイ国有鉄道 |
等級 | 二等駅 |
電報略号 | ตช. |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線 |
開業年月日 | 1903年6月19日 |
乗入路線 | |
所属路線 | 南本線 |
キロ程 | 6.08 km(旧トンブリー起点) |
◄バーンラマート (2.56 km) (1.79 km) バーンチムピー► | |
所属路線 |
南本線(北線連絡線) ライトレッドライン |
キロ程 | 22.13 km(フワランポーン起点) |
◄バンバムル (4.19 km) |
タリンチャン駅(タリンチャンえき、タイ語:สถานีรถไฟชุมทางตลิ่งชัน)はタイ王国のバンコク都タリンチャン区にある、タイ国有鉄道南本線及びライトレッドラインの駅である。
概要
[編集]1903年6月19日、当駅付近を含むタイ国鉄南本線第1期区間トンブリー - ペッブリー間が開通。1927年1月1日には、南本線と他線区の接続のため、当駅で分岐して北本線バーンスー分岐駅へ至る連絡線が開通し、以来分岐駅として機能している[1]。
連絡線の開通後、南本線の列車は、旅客列車については北本線フワランポーン駅、貨物列車についてはバーンスー操車場に発着する連絡線経由の列車が主体となり、トンブリー駅発着列車は一部のローカル列車のみとなっている。
2000年代のバンコクの都市鉄道整備計画では、タイ国鉄南本線及び東線沿いにバンコク近郊の東西を結ぶ路線を「SRTライトレッドライン」として整備することとしている。2010年時点では第1期区間が着工済み[2]であり、2021年8月2日、ライトレッドライン第1期区間のバーンスー中央(当時) - タリンチャン間で無料運行が開始された[3]。
歴史
[編集]- 1903年6月19日 【開業】旧トンブリー駅 - ペッチャブリー駅 (150.49 km)
- 1927年1月1日 【開業】バーンスー駅 - タリンチャン駅 (14.66 km)
- 2021年8月2日 【運行開始】ライトレッドライン バーンスー中央駅(現・クルンテープ・アピワット中央駅) - タリンチャン駅
駅構造
[編集]南本線が単式ホーム2面2線、ライトレッドラインが島式ホーム2面4線の地上駅で、互いのホームは並んでいる。南本線・ライトレッドライン共用の駅舎はホーム南側にあり、南本線ホームへは同一階から出ることができ、ライトレッドラインへは地下通路を介して連絡している。
のりば
[編集]番線 | 路線 | 行先 |
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南本線ホーム(地上) | ||
南側(駅舎側)線路 | 南本線 | トンブリー、スンガイコーロック、パダン・ブサール方面 |
北側線路 | クルンテープ・アピワット中央、フワランポーン方面 | |
ライトレッドラインホーム(地上) | ||
1 | ライトレッドライン | クルンテープ・アピワット中央方面 |
2・3 | 当駅止まり | |
4 | クルンテープ・アピワット中央方面 |
隣の駅
[編集]脚注
[編集]- ^ 『王国の鉄路 タイ鉄道の歴史』p.29、p.79 - 80
- ^ 『王国の鉄路 タイ鉄道の歴史』p.324、p.346 - 347
- ^ 岸本まりみ (2021年8月2日). “バンコク都市鉄道「レッドライン」開通 日本が建設支援”. 2021年8月5日閲覧。
参考文献
[編集]- 柿崎一郎 『王国の鉄路 タイ鉄道の歴史』 (京都大学学術出版会、2010年)ISBN 978-4-87698-848-8
- 渡邉乙弘 『タイ国鉄4000キロの旅』 (文芸社、2013年)ISBN 978-4-286-13041-5