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Smile For Me

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
「スマイル・フォー・ミー」
ザ・タイガースシングル
初出アルバム『THE TIGERS AGAIN
B面 淋しい雨
リリース
録音 1969年5月29日
イギリスの旗 イギリス ロンドン[1]
ジャンル グループ・サウンズ(GS)
時間
レーベル 日本グラモフォン(ポリドール)
プロデュース ビドゥー英語版
チャート最高順位
ザ・タイガース シングル 年表
嘆き
1969年
スマイル・フォー・ミー
(1969年)
君を許す/ラヴ・ラヴ・ラヴ
1969年
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スマイル・フォー・ミー」(Smile for me)は、ザ・タイガース1969年7月に発売したシングルである。既にGSブームは完全に終焉を迎えていた。

解説

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「スマイル・フォー・ミー」は前年1968年に雑誌『ヤング・ミュージック』(集英社)の企画による国際電話対談でザ・タイガースとビー・ジースが意気投合し、ビー・ジーズのバリー・ギブモーリス・ギブが作詞・作曲を手がけたプレゼント曲である。

吹き込みは映画『ザ・タイガース ハーイ!ロンドン』の撮影のため滞在していたロンドンで行われた[2]。両面共に英語詞から成る作品。イギリス盤も発売され、こちらは「淋しい雨」がA面扱いとなっていた[3]

曲終盤の転調部分のキーが沢田にとって高過ぎたため、この時ロンドンのレコーディングスタジオにタイガースを訪ねていた中尾ミエ(タイガースと同じ渡辺プロダクション所属)が沢田と共に歌う事で補われている。なおこの曲をライブ演奏する際は沢田が歌えるよう、転調しないアレンジに変えている。

なお、ロンドンでこのセッションをプロデュースしたのは、インド系イギリス人ビドゥー英語版、後にカール・ダグラスが発表した大ヒット曲「吼えろ! ドラゴン」(1974年)で知られることになる。

録音順では1969年8月発売の「嘆き」が先だったものの後で録音された「スマイル・フォー・ミー」が先行発売された。

収録曲

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  1. スマイル・フォー・ミー (Smile for me)(2分59秒)
  2. 淋しい雨 (Rain falls on the lonely)(2分53秒)
    • 作詞・作曲:Ronald F. Bond,Ronnie Sebastian/編曲:John Fiddy[4]

脚注

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  1. ^ 磯前順一『ザ・タイガース 世界はボクらを待っていた』集英社集英社新書)、2013年、216頁。ISBN 978-4-08-720714-9
  2. ^ 『ザ・タイガース 世界はボクらを待っていた』216-217頁。
  3. ^ 『ザ・タイガース 世界はボクらを待っていた』221頁。
  4. ^ a b ザ・タイガース/コンプリート・ディスコグラフィー:シングル:スマイル・フォー・ミーの情報を元に整理。「淋しい雨」の作詞作曲者クレジットは日本盤では"R.Bond"のみ、イギリス盤では"Sebastian"のみだった。

関連項目

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