国立極地研究所
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国立極地研究所 | |
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基本ロゴマーク | |
正式名称 | 国立極地研究所 |
英語名称 | National Institute of Polar Research |
略称 | 極地研、NIPR |
組織形態 | 大学共同利用機関 |
所在地 |
日本 〒190-8518 東京都立川市緑町10番地の3 北緯35度42分44.6秒 東経139度24分32秒 / 北緯35.712389度 東経139.40889度 |
予算 |
計約36.9億円(2018年4月1日現在)[1] *交付金等32.8億円[1] *科研費 2.9億円[1] *受託事業等収入1.2億円[1] *自己収入138万円[1] |
人数 |
*職員227人(2018年度)[1] *院生20人(総研大、2018年度)[2] *特別共同利用研究員12人(他大院生、2016年度)[2][3] |
所長 | 中村卓司 |
設立年月日 | 1973年9月29日 |
前身 | 国立科学博物館極地研究センター |
上位組織 | 大学共同利用機関法人情報・システム研究機構 |
所管 | 文部科学省 |
南極の施設 | 昭和基地、みずほ基地、あすか基地、ドームふじ基地 |
北極の施設 | ニーオルスン基地 |
プロジェクト | 南極地域観測隊 |
ウェブサイト | https://www.nipr.ac.jp/ |
国立極地研究所(こくりつきょくちけんきゅうしょ[4]、英称:National Institute of Polar Research)は、大学共同利用機関法人情報・システム研究機構を構成する大学共同利用機関。南極、北極及びその周辺地域(極地、南極圏や北極圏)に関して、物理学や生物学など様々な科学的観点から観測、実験、総合研究を行っている。
顧問として大村纂[注 1]、平澤威男[注 2]、平山善吉[注 3]および星合孝男[注 4]を委嘱する[1]。
沿革
[編集]- 1961年 日本学術会議が極地研究所の設置を政府に勧告。
- 1962年 国立科学博物館に極地学課を設置。
- 1965年 極地学課が極地部に改組。
- 1966年 極地部を極地研究部に改組。
- 1970年
- 1973年9月29日 国立極地研究所が創設される。
- 1990年6月 北極圏環境研究センターを設置する[5]。
- 1991年 ニーオルスン基地を開設する[5]。
- 1992年 国際北極科学委員会(IASC) に加盟する[5]。
- 1996年4月 欧州非干渉散乱レーダ(EISCAT) に加盟する[5]。
- 2004年 大学共同利用機関法人情報・システム研究機構の構成機関となる。北極観測センターを改組。
- 2009年
- 2010年
- 2014年7月23日 所蔵する雪上車「KD604」が日本機械学会によって機械遺産に認定される[6]。
- 2015年4月 国際北極環境研究センターへ改組される[5]。
- 2016年4月 北極域研究共同推進拠点(J-ARC Net)の運用を開始する[8][5]。
- 2017年1月 昭和基地開設60周年の記念事業を開催する[5]。
- 2018年12月17日 成蹊学園と持続可能な開発のための教育(ESD)推進で包括連携協定[9]。
施設
[編集]- 総合研究棟(国文学研究資料館(建物東半分)・統計数理研究所(建物西半分北側)と同じ建物。西半分南側を使用)
- 極地観測棟(総合研究棟南側にある。別棟になっており、総合研究棟とは両棟3階間の渡り廊下で繋がっている)
- 南極・北極科学館(別棟。国文学研究資料館の南側に隣接、極地観測棟東側)
- Akaike Guest House(赤池ゲストハウス)(情報・システム研究機構の共同研究者等のための長期滞在型施設、極地観測棟南側)
- 河口湖・大石研修施設(山梨県南都留郡富士河口湖町大石。廃止)
南極・北極科学館
[編集]立川移転時より一部の資料や標本、出版物等を総合研究棟入口に展示し、昭和基地からの映像を放映するなど簡単な情報コーナーを設け、また定期的に研究所の一般公開も行っていたが、2010年7月24日、極地研究・観測の情報発信拠点施設として新たに「国立極地研究所南極・北極科学館」を開設した。
- 開館日 火曜日 - 土曜日
- 開館時間 10:00 - 17:00(最終入館16:30)
- 休館日 月曜日・日曜日・祝日・12月28日 - 1月4日
- 入場料 無料
所在地・交通アクセス
[編集]関連項目
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d e f g “研究所案内 | 研究所概要”. 国立極地研究所. 2019年12月11日閲覧。
- ^ a b c “大学院教育について”. 国立極地研究所. 2019年12月12日閲覧。
- ^ “大学院教育 | 特別共同利用研究員 | 受入実績”. 国立極地研究所. 2019年12月12日閲覧。
- ^ “けんきゅうじょ?けんきゅうしょ?”. 南極・北極科学館 スタッフブログ. 2020年11月23日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i “国立極地研究所│研究所案内│沿革”. www.nipr.ac.jp. 2019年12月12日閲覧。
- ^ “本県で展示の雪上車「機械遺産」に 日本初、南極点に到達”. 秋田魁新報. (2014年7月24日). オリジナルの2014年7月28日時点におけるアーカイブ。 2014年7月25日閲覧。
- ^ 宮岡宏, 野澤悟徳, 小川泰信, 中村卓司, 大山伸一郎, 藤井良一, Heinselman C.「EISCAT_3D (次世代欧州非干渉散乱レーダー)による宇宙環境研究と監視」『宇宙航空研究開発機構特別資料: 第11回宇宙環境シンポジウム講演論文集』JAXA-SP-14-012、宇宙航空研究開発機構、2015年3月20日、211-219頁、ISSN 1349-113X。
- ^ 北海道大学 ; 情報・システム研究機構 ; 国立極地研究所 ; 海洋研究開発機構 (2016年4月1日). “トピックス | 「北極域研究共同推進拠点」が活動を開始”. 国立極地研究所. 2019年12月12日閲覧。
- ^ 成蹊学園と国立極地研究所が包括連携協定を締結 ― ESD推進で連携・協力成蹊学園(2018年12月19日)2018年12月22日閲覧。
- ^ TVアニメ「宇宙よりも遠い場所」と情報・システム研究機構 国立極地研究所とのコラボイベント開催が決定!
外部リンク
[編集]- 国立極地研究所
- 国立極地研究所南極・北極科学館
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