ASA-CHANG&巡礼
ASA-CHANG&巡礼 | |
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2009年。ASA-CHANG (左)、U-zhaan (右、元メンバー) | |
基本情報 | |
出身地 | 日本 |
ジャンル | |
活動期間 | 1998年 - |
レーベル | |
事務所 | ソニー・ミュージックアーティスツ |
公式サイト |
www |
メンバー | |
旧メンバー |
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ASA-CHANG&巡礼(アサチャン アンド じゅんれい)は、日本の音楽ユニット。1998年に結成。既存のジャンルでは括りきれない独特の音楽を展開[3]。
来歴
[編集]東京スカパラダイスオーケストラのリーダーであったASA-CHANGは、1993年に同バンドを脱退し、フリーのパーカッショニストとして活動する傍ら、新たな音楽ユニットを構想した。そしてギタリスト、プログラマーの浦山秀彦を勧誘し1998年にASA-CHANG&巡礼を結成、トラットリア・レーベルよりデビュー。
2000年にタブラ奏者のU-zhaanが加入し、2001年にアルバム『花』を発表。映画『けものがれ、俺らの猿と』の主題歌を収録するこの作品は、各方面からの絶大なる評価を得たとされる[4]。また、翌年海外で発表された編集盤『Jun Ray Song Chang』は、英WIRE誌の選出した「2002年のベストアルバムトップ10」の第4位にランクインした[4]。
その後もゲストボーカルを招いてのシングル発表など、年に一、二枚のペースで作品を発表、ライブ活動を積極的に行っている。 2010年3月31日をもって浦山秀彦とU-zhaanが脱退。以降はASA-CHANGのソロユニットで活動していくことを発表。2012年、ライブメンバーにサックス・フルート担当の後関好宏、ヴァイオリニストの須原杏を迎え、「KYOTO EXPERIMENT 2012」にて『新・アオイロ劇場』を発表。
後関好宏、須原杏が正式メンバーとなり、2016年3月、ゲスト・アーティストにCornelius、スチャダラパーのANI、椎名もた、小田朋美を迎えた約7年ぶりのスタジオ・アルバム『まほう』をP-VINEからリリース[5]。
メンバー
[編集]- ASA-CHANG(アサチャン、本名: 朝倉 弘一(あさくら ひろかず)):パーカッション、タブラ
- 福島県いわき市出身。数曲の作詞作曲を行う。元東京スカパラダイスオーケストラのメンバー。
- 後関好宏(ごせき よしひろ):サックス・フルート・ボーカル
- 須原杏(すはら あんず):ヴァイオリン、ギター、ボーカル
- ex.Led Act Sect
旧メンバー
[編集]- 浦山秀彦(うらやま ひでひこ):ギター、ミュージックシーケンサー
- 2010年3月31日脱退。
- U-zhaan(ユザーン):タブラ
- 2000年加入。2010年3月31日脱退。
作品
[編集]シングル
[編集]発売日 | タイトル | 規格品番 | オリコン最高位 | 収録アルバム | 備考 | |
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1st | 2004年1月28日 | 背中 | IDCV-1003 | 132位 | 『みんなのジュンレイ』 | 小泉今日子をゲストボーカルに招いて収録された楽曲。 |
2nd | 2004年10月20日 | カな | KSCL-8891 | 144位 | 『みんなのジュンレイ』 | ハナレグミをゲストボーカルに招いて収録された楽曲。 |
アルバム
[編集]発売日 | タイトル | 規格品番 | 収録曲 | 備考 | |
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1st | 1998年5月2日 | タブラマグマボンゴ | PSCR-5676 | 全5曲
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ポリスター |
2nd | 2001年3月28日 | 花 | IDCH-1002 | 全6曲
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ミュージックマインID |
3rd | 2002年9月4日 | つぎねぷ | IDCH-1006 | 全8曲
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4th | 2005年2月23日 | みんなのジュンレイ | KSCL-8892 | 全8曲
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オリコン最高280位 |
5th | 2009年6月17日 | 影の無いヒト | RZCM-46217 | 全11曲
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commmons移籍後初となるアルバム。 オリコン最高234位 |
6th | 2016年3月2日 | まほう | PCD-28029 | 後関、須原の新メンバーを迎え、初のスタジオアルバム。 P-VINEからリリース。 | |
7th | 2020年4月22日 | 事件 | AP-1086 | 全7曲
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Airplane Label |
その他のアルバム
[編集]発売日 | タイトル | 規格品番 | 収録曲 | 備考 | |
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編集盤 | 2002年6月17日 | Jun Ray Song Chang | BAY-22CL | 全11曲
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『花』と『タブラマグマボンゴ』を同時収録した編集盤。 イギリスのリーフ・レーベルから発売。日本未発売。 |
サウンドトラック | 2015年10月7日 | 合葬 | PCD-25187 | 全11曲
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ゲストアーティストとして、Curly Giraffe、木津茂理、エアガレージ・ラボ、カヒミ・カリィなど。P-VINEから発売。 |
作品集
[編集]発売日 | タイトル | 規格品番 | 収録曲 | 備考 | |
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1st | 2011年11月9日 | ASA-CHANG&蒐集 | RZCM-46948 | 全16曲
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提供曲・プロデュース曲集 |
2nd | 2022年4月6日 | 花 -20周年記念集- | MMCD-22001 | 「花」のCDリリース20周年を記念して制作された。 |
DVD
[編集]発売日 | タイトル | 規格品番 | 収録曲 | 備考 | |
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1st | 2005年8月24日 | ライブのジュンレイ | KSBL-7000 | 全12曲
ライブ
ビデオクリップ
ボーナスクリップ
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2005年3月16日から2005年4月22日に行われたライブツアーによる映像、ミュージック・ビデオなどを収録。 |
参加作品
[編集]発売日 | タイトル | 規格品番 | 収録曲 | 備考 |
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2003年10月8日 | ブロンソンズ(みうらじゅん+田口トモロヲ)『スーパーマグナム』 | 139-LDKCD | 全11曲
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LD&K |
2004年9月8日 | u-regista vol.1~POST CAFE~ | ICJU-001 | 全14曲
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ユニヴァーサルIMS |
2005年2月23日 | HIGH MUSIC ~ HOT-CHA RECORDS PRESENTS FROM THE LEGENDARY MASTERTAPES | IDCH-1011 | 全13曲
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夢音「Mu-On」 |
2005年4月27日 | Ki/oon Records Overseas Compilation | KSCL-815:初回生産限定盤 KSCL-817:通常盤 |
全14曲
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Ki/oon Records |
2008年11月26日 | 小泉今日子『Nice Middle』 | VIZL-309:初回生産限定盤 VICL-63123:通常盤 |
全11曲
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オリコン最高48位 |
2009年7月29日 | WORLD HAPPINESS | RZCM-46313 | 全14曲
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commmons |
2010年1月27日 | にほんのうた 第四集 | RZCM-46433 | commmons | |
2010年3月10日 | CC:01 -commmons compilation- | RZCM-46391B:CD+DVD RZCM-46392:CD |
全15曲
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commmons |
2008年11月19日 | おうた -Sing and Smile with Kids- | VICG-60744 | 全15曲
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ビクターエンタテインメント |
2013年6月26日 | アニメ「惡の華」コンセプトE.P.「惡の花譜」 | KICS-1916 | オリコン最高43位、登場回数3回 | |
2014年5月28日 | Yes, We Love butchers ~Tribute to bloodthirsty butchers~ The Last Match | CRCP-40369 | 全13曲
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オリコン最高229位 |
楽曲提供
[編集]- 月ノ美兎
- 月の兎はヴァーチュアルの夢をみる(作曲 ASA-CHANG&巡礼 / 編曲 ASA-CHANG)[6]
ミュージックビデオ
[編集]監督 | 曲名 |
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掛川康典 | 「カな feat.ハナレグミ」 |
掛川康典、生西康典 | 「背中 feat.小泉今日子」 |
辻川幸一郎 | 「花」 |
ヨシイカズト/夏目現 & 高橋健人 /Chim↑Pom | 「影の無いヒト」 |
不明 | 「つぎねぷと言ってみた」「つぎねぷと言ってみた (みんなのラッパ篇)」 |
参考文献・出典
[編集]- ^ “【アニソン四半世紀】ASA―CHANG&巡礼「花―a last flower―」子供がうっかり聴いたら泣く怖さ”. 東スポweb (東京スポーツ新聞社). (2021年8月1日) 2021年11月7日閲覧。
- ^ a b c “ASA-CHANG&巡礼(アサチャン・アンド・ジュンレイ)の情報まとめ”. OKMusic. ジャパンミュージックネットワーク株式会社. 2021年11月7日閲覧。
- ^ ダイサク・ジョビン 「bounce 262号」 タワーレコード株式会社、2005年2月25日。(Web版バックナンバー [リンク切れ])
- ^ a b ASA-CHANG&巡礼、 「Sony Music Online Japan :: Artist Information :: ASA-CHANG & 巡礼 :: BIOGRAPHY」 、ASA-CHANG&巡礼公式サイト。(参照: 2007年12月31日)
- ^ [1] ASA-CHANG&巡礼ニューアルバムにCornelius、スチャダラANIら参加
- ^ “月の兎はヴァーチュアルの夢をみる”. 音楽ナタリー (2021年6月18日). 2021年11月4日閲覧。
外部リンク
[編集]- ASA-CHANG&巡礼 - 公式ウェブサイト
- ASA-CHANG Official Website - ASA-CHANGの公式ウェブサイト
- ASA-CHANG (@ASA__CHANG) - X(旧Twitter)
- ASA-CHANG&巡礼 - Myspace
- Pitchfork - Pitchforkのレビュー
- PUBLIC-IMAGE.ORG インタビュー