斎藤宏介
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斎藤 宏介 | |
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基本情報 | |
出生名 | 斎藤宏介 |
生誕 | 1985年6月24日(39歳) |
出身地 | アメリカ合衆国・ニューヨーク州スカースデイル |
学歴 | 早稲田大学社会科学部 |
ジャンル | |
職業 | |
担当楽器 | |
活動期間 | 2004年 - |
レーベル | Toy's Factory |
事務所 | Sony Music Artists |
共同作業者 | |
著名使用楽器 | |
ATELIER Z Lower East Side |
斎藤 宏介(さいとう こうすけ、1985年6月24日 -[1] )は、日本のミュージシャン、歌手、ギタリスト。スリーピース・ロックバンドUNISON SQUARE GARDEN、ロックバンドXIIXでボーカルとギターを担当している。
以下、UNISON SQUARE GARDENについては特記なき限り「USG」と略称する。
来歴
[編集]- 米国ニューヨーク州・スカースデイル出身[2]。4歳までスカースデイルで過ごし、その後は英国やシンガポールなど[3]を転々とする。
- 英国では日本人小学校に通う。小学校卒業の頃に日本に帰国。早稲田実業学校高等部に入学。早稲田大学社会科学部に進学。
- 小学校の1年後輩に佐々木亮介 (a flood of circle)[注 1]が、中学校の同級生に吉木諒祐 (THE NOVEMBERS) が、高校の1年後輩にSKY-HIがいる。またUSGのメンバーである田淵智也は高校~大学の同級生 (クラスは違う) であった。
- 高校時代はBRAHMANやTHE BACK HORNのコピーバンドで活動し、主にリードギターとコーラスを担当していた。その後「自分でボーカルを取りたい」と思うようになり[4]、大学入学直後の2004年7月に田淵智也、鈴木貴雄を誘って「ユニゾン」を結成。まもなく改称しUSGとなった。
- 2014年3月、声帯ポリープ切除の手術を行う。このためUSGは1ヶ月半ほど活動休止。
- 2016年より自身主催のソロ公演「SK's Session」を開始。基本的にアコースティックギターの弾き語りスタイルによるライブを行っている。
- SK's Sessionを始めたきっかけについては、「UNISON SQUARE GARDENではできない、自分の中から出てくる音楽的表現をする場にしたかった」[5]と語っている。
- 2019年、SK's Sessionでの共演経験もあるベーシスト・須藤優と共にXIIXを結成。メインソングライターとして作詞・作曲も手掛けている。
- 2023年12月、スペースシャワーTVで放送されている自身のレギュラー番組である「斎遊記」の公式Xが開設された[6][7]。また、渋谷 CLUB QUATTROにて「斎遊記 -渋谷編-」を開催した[8]。
- 2024年、フジファブリックの山内総一郎とのユニットである「山斎」を結成し、ライブやトーク・セッションイベントなどに出演している。
人物
[編集]- 3歳上の兄がいる。ギターに初めて触れたきっかけも「兄が買ってきたガットギターをこっそり自分で弾き始めた」ことだと語っている[3]。
- 好きな邦楽バンドとしてSyrup16g、GRAPEVINE、椿屋四重奏、ACIDMANなどを挙げている。高校時代は家を出ている間も部屋に充満させたくて無人の部屋でCDをリピート再生するほどBUMP OF CHICKENが好きだと語っている。USG結成後は洋楽もよく聴くようになり、好きなアーティストとしてRed Hot Chili PeppersやJamiroquaiなどを挙げている。
- 初めて買ってもらったCDにglobeの『Can’t Stop Fallin’ in Love』、初めてギターで弾いた曲にスピッツの『チェリー』、バンドをやるきっかけとなったアルバムにsyrup16gの『神のカルマ』を挙げている[9]。
- 中学時代はバスケットボール部のキャプテンをやっていた[10]。
- ビールが大好物である。
- ライブ時の衣装について、「衣装を毎回考えるのが面倒くさく、制服のような衣装を着るのが好きなため、シャツにネクタイというスタイルになった」「シャツのアイロンは自分でかける」と語っている[11]。
使用機材
[編集]ギター
[編集]- ATELIER Z Lower East Side (Off White)
- ATELIER Z Original Custom Model (White)
- USGのライブにおいてサブとして運用しているギター。スペックは上記Lower East Sideとほぼ同じだが、ヘッドの形状が若干異なる。またLower East Sideよりも鮮明なホワイトカラーとなっている。
- ATELIER Z Z#355 (TP-RD)
- フル・アコースティック・ギター。「mix juiceのいうとおり」MV、「Numbness like a ginger」MVで使用。
- Fender Custom Shop 1959 Jazzmaster Journeyman Relic (Aged Olympic White)
- XIIXでのメインギター。大半のライブやMVで使用している。
- Fender Custom Shop Time Machine Series 1963 Telecaster NOS (Candy Apple Red)
- 2009年のクリスマスに購入。「MR.アンディ -party style-」「cody beats」「君の瞳に恋してない」のMVに登場するほか、一時期ライブでも使用されていた。
- Fender Custom Shop 2012 Closet Classic Stratocaster PRO (2-Tone Sunburst)
- 2012年よりレコーディングで使用。「桜のあと (all quartets lead to the?)」「春が来てぼくら」のMVでも使用された。
- Fender Custom Shop Michael Landau Signature 1963 Relic Stratocaster (Fiesta Red)
- ディレクターが所有する同モデルをレコーディングに使用し、のちに自分で同じものを購入した。USG及びXIIXのレコーディングやMV、ライブに使用されている。
- Fenderの旗艦店であるFender Flagship Tokyoにてストラトキャスター70周年を記念し、期間限定で実機展示された。[12]
- Fender Custom Shop Lady Killer Stratocaster
- Fender Custom Shop 1961 Stratocaster H. Relic
- ジョン・クルーズが製作したもの。XIIXのライブで使用されている。
- Fender American Acoustasonic Stratocaster (Dakota Red)
- XIIXのライブで使用されている。
- Gibson Les Paul Custom (年代不明)
- USG結成初期に使用。「バンドにとってロックな音じゃなかった」との思いから、上記のLower East Side入手後は使用されていない。
- Gibson Custom Shop Historic Collection 1959 Les Paul Standard Reissue VOS
- XIIXのレコーディングで使用されている。
- Gibson ES-335TD 1969 (Polaris White)
- XIIXのライブで使用されている。
- Martin D-28
- アコースティック・ギター。SK's Session及びXIIXのライブで使用されている。
エフェクター
[編集]USGで使用されているエフェクターについて記述している。(2024年8月現在)
- Vemuram Jan Ray
- Way Huge Saucy Box HC
- オーバードライブ系エフェクター。リード・ソロで使われる[14]。
- FRIEDMAN BE-OD
- OOPEGG Super Retro Reverb
- リバーブエフェクター。程よい残響音とローノイズ化を実現したリバーブ[15]。さまざまな楽曲のソロなどで使われている。
- DigiTech Whammy 5
- ピッチ・ベンディング・ユニット。「シュガーソングとビターステップ」や「世界はファンシー」のソロなどで使われている。
- Eventide Pitch Factor
- ストンプボックスシリーズのピッチシフター。リフでは「オリオンをなぞる」や「kaleido proud fiesta」、ソロでは「桜のあと (all quartets lead to the?)」や「オーケストラを観にいこう」などで使われている。
- LINE 6 M9
- MXR Custom Shop CSPO01 Variphrase Phase Pedal
- フェイザーペダル。
参加作品
[編集]発売日 | アーティスト・タイトル | 楽曲名 | 参加パート |
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2015年 4月15日 | Sugar&The Radio Fire 『FM802×TSUTAYA ACCESS!』 |
「Music Train ~春の魔術師~」 | ゲストボーカル |
2017年11月29日 | 東京スカパラダイスオーケストラ 『白と黒のモントゥーノ』 |
「白と黒のモントゥーノ」 | ゲストボーカル、ギター |
2018年 4月18日 | Radio Bestsellers 『FM802×TSUTAYA ACCESS! SPECIAL EDITION』 |
「栞」 | ゲストボーカル |
2018年 6月27日 | SKY-HI 『Snatchaway / Diver's High』 |
「Diver's High」 | ギター、コーラス |
2019年12月 4日 | Schroeder-Headz 『ゲスト・スイート』 |
「ハルシュラ」 | ゲストボーカル |
2020年 3月 4日 | MIZU 『MIZU』 |
「水色」 | ギター |
2021年10月13日 | TK from 凛として時雨 『egomaniac feedback』 |
「掌の世界」 | ゲストボーカル、ギター |
注釈・出典
[編集]注釈
[編集]- ^ 入れ替わりのような形で転入・転出したため、この時点で直接の面識はなかった。
出典
[編集]- ^ “UNISON SQUARE GARDEN | TOY'S FACTORY”. www.toysfactory.co.jp. 2021年9月30日閲覧。
- ^ UNISON SQUARE GARDEN(ユニゾンスクエアガーデン) - 「僕らの曲が、何かのきっかけになればいい」Excite MUSIC(2010年11月22日)2013年4月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年9月12日閲覧。
- ^ a b 僕らの熱い部分を音に封じ込めることが出来たらいいなと思った | UNISON SQUARE GARDEN 斎藤宏介インタビュー【前編】Fender(2018年4月20日)2021年9月12日閲覧。
- ^ mnavi Interview Vol.59 斎藤宏介(UNISON SQUARE GARDEN)Roland Music Navi Archive(2012年4月21日)2021年9月12日閲覧。
- ^ XIIX 『White White』 斎藤宏介(UNISON SQUARE GARDEN)ソロ・プロジェクト始動!須藤優と語る初作リリースとこれからMikiki(2020年1月21日)2021年9月12日閲覧。
- ^ “X”. 2023年12月31日閲覧。
- ^ “X”. 2023年12月31日閲覧。
- ^ “X”. 2023年12月31日閲覧。
- ^ “ARCHIVE”. SAPPORO BEER OTOAJITO | J-WAVE 81.3 FM RADIO. 2021年10月23日閲覧。
- ^ “SCHOOL OF LOCK!ユニゾン LOCKS!”. www.tfm.co.jp. 2021年10月8日閲覧。
- ^ Inc, Natasha. “GRAPEVINE「BABEL,BABEL」特集 田中和将×斎藤宏介(UNISON SQUARE GARDEN) (3/3) - 音楽ナタリー 特集・インタビュー”. 音楽ナタリー. 2021年10月23日閲覧。
- ^ “Fender Flagship Tokyo | Fender”. www.fender.com. 2024年3月6日閲覧。
- ^ a b “Fender Custom Shop Experience | 斎藤宏介(UNISON SQUARE GARDEN)の公開カスタムオーダー - FenderNews” (2019年7月18日). 2024年8月12日閲覧。
- ^ a b c “UNISON SQUARE GARDENのサウンドを華やかに彩る、斎藤宏介の最新使用機材を紹介!”. ギター・マガジンWEB|Guitar magazine (2023年8月9日). 2024年8月29日閲覧。
- ^ “OOPEGG”. OOPEGG (2024年7月26日). 2024年8月29日閲覧。