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ASA-CHANG&巡礼

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ASA-CHANG&巡礼
2009年。ASA-CHANG (左)、U-zhaan (右、元メンバー)
基本情報
出身地 日本の旗 日本
ジャンル
活動期間 1998年 -
レーベル
事務所 ソニー・ミュージックアーティスツ
公式サイト www.junray.com/junray/home.html
メンバー
旧メンバー

ASA-CHANG&巡礼(アサチャン アンド じゅんれい)は、日本音楽ユニット。1998年に結成。既存のジャンルでは括りきれない独特の音楽を展開[3]

来歴

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東京スカパラダイスオーケストラリーダーであったASA-CHANGは、1993年に同バンドを脱退し、フリーのパーカッショニストとして活動する傍ら、新たな音楽ユニットを構想した。そしてギタリストプログラマーの浦山秀彦を勧誘し1998年にASA-CHANG&巡礼を結成、トラットリア・レーベルよりデビュー。

2000年にタブラ奏者のU-zhaanが加入し、2001年にアルバム『花』を発表。映画『けものがれ、俺らの猿と』の主題歌を収録するこの作品は、各方面からの絶大なる評価を得たとされる[4]。また、翌年海外で発表された編集盤『Jun Ray Song Chang』は、英WIRE誌の選出した「2002年のベストアルバムトップ10」の第4位にランクインした[4]

その後もゲストボーカルを招いてのシングル発表など、年に一、二枚のペースで作品を発表、ライブ活動を積極的に行っている。 2010年3月31日をもって浦山秀彦とU-zhaanが脱退。以降はASA-CHANGのソロユニットで活動していくことを発表。2012年、ライブメンバーにサックス・フルート担当の後関好宏、ヴァイオリニストの須原杏を迎え、「KYOTO EXPERIMENT 2012」にて『新・アオイロ劇場』を発表。

後関好宏、須原杏が正式メンバーとなり、2016年3月、ゲスト・アーティストにCorneliusスチャダラパーのANI、椎名もた、小田朋美を迎えた約7年ぶりのスタジオ・アルバム『まほう』をP-VINEからリリース[5]

メンバー

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ASA-CHANG

旧メンバー

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作品

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シングル

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  発売日 タイトル 規格品番 オリコン最高位 収録アルバム 備考
1st 2004年1月28日 背中 IDCV-1003 132位 みんなのジュンレイ 小泉今日子をゲストボーカルに招いて収録された楽曲。
2nd 2004年10月20日 カな KSCL-8891 144位 みんなのジュンレイ ハナレグミをゲストボーカルに招いて収録された楽曲。

アルバム

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  発売日 タイトル 規格品番 収録曲 備考
1st 1998年5月2日 タブラマグマボンゴ PSCR-5676 ポリスター
2nd 2001年3月28日 IDCH-1002 ミュージックマインID
3rd 2002年9月4日 つぎねぷ IDCH-1006
4th 2005年2月23日 みんなのジュンレイ KSCL-8892 オリコン最高280位
5th 2009年6月17日 影の無いヒト RZCM-46217 commmons移籍後初となるアルバム。
オリコン最高234位
6th 2016年3月2日 まほう PCD-28029 後関、須原の新メンバーを迎え、初のスタジオアルバム。
P-VINEからリリース。
7th 2020年4月22日 事件 AP-1086 Airplane Label

その他のアルバム

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  発売日 タイトル 規格品番 収録曲 備考
編集盤 2002年6月17日 Jun Ray Song Chang BAY-22CL 『花』と『タブラマグマボンゴ』を同時収録した編集盤。
イギリスのリーフ・レーベルから発売。日本未発売。
サウンドトラック 2015年10月7日 合葬 PCD-25187 ゲストアーティストとして、Curly Giraffe、木津茂理、エアガレージ・ラボ、カヒミ・カリィなど。P-VINEから発売。

作品集

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  発売日 タイトル 規格品番 収録曲 備考
1st 2011年11月9日 ASA-CHANG&蒐集 RZCM-46948 提供曲・プロデュース曲集
2nd 2022年4月6日 花 -20周年記念集- MMCD-22001 「花」のCDリリース20周年を記念して制作された。

DVD

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  発売日 タイトル 規格品番 収録曲 備考
1st 2005年8月24日 ライブのジュンレイ KSBL-7000 2005年3月16日から2005年4月22日に行われたライブツアーによる映像、ミュージック・ビデオなどを収録。

参加作品

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発売日 タイトル 規格品番 収録曲 備考
2003年10月8日 ブロンソンズ(みうらじゅん田口トモロヲ)『スーパーマグナム』 139-LDKCD LD&K
2004年9月8日 u-regista vol.1~POST CAFE~ ICJU-001 ユニヴァーサルIMS
2005年2月23日 HIGH MUSIC ~ HOT-CHA RECORDS PRESENTS FROM THE LEGENDARY MASTERTAPES IDCH-1011 夢音「Mu-On」
2005年4月27日 Ki/oon Records Overseas Compilation KSCL-815:初回生産限定盤
KSCL-817:通常盤
Ki/oon Records
2008年11月26日 小泉今日子『Nice Middle VIZL-309:初回生産限定盤
VICL-63123:通常盤
オリコン最高48位
2009年7月29日 WORLD HAPPINESS RZCM-46313 commmons
2010年1月27日 にほんのうた 第四集 RZCM-46433 commmons
2010年3月10日 CC:01 -commmons compilation- RZCM-46391B:CD+DVD
RZCM-46392:CD
commmons
2008年11月19日 おうた -Sing and Smile with Kids- VICG-60744 ビクターエンタテインメント
2013年6月26日 アニメ「惡の華」コンセプトE.P.「惡の花譜」 KICS-1916 オリコン最高43位、登場回数3回
2014年5月28日 Yes, We Love butchers ~Tribute to bloodthirsty butchers~ The Last Match CRCP-40369 オリコン最高229位

楽曲提供

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ミュージックビデオ

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監督 曲名
掛川康典 「カな feat.ハナレグミ」
掛川康典、生西康典 「背中 feat.小泉今日子」
辻川幸一郎 「花」
ヨシイカズト/夏目現 & 高橋健人 /Chim↑Pom 「影の無いヒト」
不明 「つぎねぷと言ってみた」「つぎねぷと言ってみた (みんなのラッパ篇)」

参考文献・出典

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  1. ^ “【アニソン四半世紀】ASA―CHANG&巡礼「花―a last flower―」子供がうっかり聴いたら泣く怖さ”. 東スポweb (東京スポーツ新聞社). (2021年8月1日). https://www.tokyo-sports.co.jp/articles/-/75689 2021年11月7日閲覧。 
  2. ^ a b c ASA-CHANG&巡礼(アサチャン・アンド・ジュンレイ)の情報まとめ”. OKMusic. ジャパンミュージックネットワーク株式会社. 2021年11月7日閲覧。
  3. ^ ダイサク・ジョビン 「bounce 262号」 タワーレコード株式会社、2005年2月25日。(Web版バックナンバー [リンク切れ]
  4. ^ a b ASA-CHANG&巡礼、 「Sony Music Online Japan :: Artist Information :: ASA-CHANG & 巡礼 :: BIOGRAPHY」 、ASA-CHANG&巡礼公式サイト。(参照: 2007年12月31日)
  5. ^ [1] ASA-CHANG&巡礼ニューアルバムにCornelius、スチャダラANIら参加
  6. ^ 月の兎はヴァーチュアルの夢をみる”. 音楽ナタリー (2021年6月18日). 2021年11月4日閲覧。

外部リンク

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