スウェーデンリレー
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(1000メートルメドレーリレーから転送)
スウェーデンリレー(英語: Swedish relay)とは、陸上競技のリレー種目の一つ。第1走者100m、第2走者200m、第3走者300m、第4走者400mの計1000mを4人で走りタイムを競う競技[1]。
解説
[編集]本来、陸上種目や水泳種目で各走者・各泳者の距離または走法・泳法が等しくない混合リレーをメドレーリレーといいスウェーデンリレーもメドレーリレーの一種である[1]。陸上競技の大会や運動会等では「スウェーデンリレー」と呼ばれていることが多いが、大会によっては「1000mR」や「メドレーリレー」など名称は様々である。
第一走者から順に100m-200m-300m-400m、計1000mを4人で走り、このタイムを競う[1][2]。世界選手権や日本選手権での実施はなく、主に学校の体育祭や大学の記録会などで行われる。
1910年代にスウェーデンで人気があった100m・200m・300m・400mの「1000mメドレーリレー」のことを、発祥の地の国名を採って「スウェーデンリレー」と呼称するようになった。
なお、陸上のメドレーリレーのうち、スウェーデンリレーでは第1走者100m、第2走者200m、第3走者300m、第4走者400mの計1000mを4人で走るが、第1走者200m、第2走者400m、第3走者800m、第4走者200mの計1600mを4人で走る形式は俗にオリンピックリレーと呼ばれた[1]。
記録
[編集]男子
[編集]記録 | タイム | 名前 | 所属 | 日付 | 大会名 | 場所 |
---|---|---|---|---|---|---|
日本 | 1分48秒27 | 川畑伸吾・朝原宣治・田端健児・小坂田淳 | 日本選抜B | 2001年9月15日 | スーパー陸上2001横浜 | 横浜国際・日本 |
日本ジュニア | 1分54秒58 | 須田隼人・勝嵜大輝・森雅治・濱井涼介 | 川崎橘高等学校・神奈川 | 2012年11月18日 | 神奈川県高校混成等記録会 | 小田原・日本 |
日本ユース | 1分50秒52 | 小田大樹・永田駿斗・山木伝説・油井快晴 | 日本ユース選抜 | 2013年7月14日 | 第8回世界ユース陸上競技選手権大会 | RSCオリンピスキ・ウクライナ |
高校 | 1分54秒58 | 須田隼人・勝嵜大輝・森雅治・濱井涼介 | 川崎橘高等学校・神奈川 | 2012年11月18日 | 神奈川県高校混成等記録会 | 小田原・日本 |
中学(選抜) | 1分57秒4 | 吉岡哲司・山田真利・松岡紳介・和田篤 | 神戸市選抜・兵庫 | 1994年10月10日 | 神戸リレーカーニバル | 王子・日本 |
中学 | 2分01秒03 | 大路凌雅・松本侑也・松本拓巳・山田翼 | 加古川中学校・兵庫 | 2014年8月2日 | 兵庫西播中学リレー | 太子・日本 |
女子
[編集]記録 | タイム | 名前 | 所属 | 日付 | 大会名 | 場所 |
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日本 | 2分05秒59 | 名倉千晃・小林茉由・青山聖佳・松本奈菜子 | 実業団 | 2021年7月17日 | 実業団・学生対抗陸上 | レモンガススタジアム平塚・神奈川 |
日本ジュニア | 2分12秒38 | 阪口恵里香・板垣瑛子・崎山綾華・米田和 | 東大阪大敬愛高校・大阪 | 2006年10月22日 | 第26回レディース陸上競技大会 | 瑞穂公園・愛知 |
日本ユース | 2分07秒61 | 中村水月・青山聖佳・藤森菜那・松本奈菜子 | 日本ユース選抜 | 2013年7月14日 | 第8回世界ユース陸上競技選手権大会 | RSCオリンピスキ
ウクライナ |
高校 | 2分12秒38 | 阪口恵里香・板垣瑛子・崎山綾華・米田和 | 東大阪大敬愛高校・大阪 | 2006年10月22日 | 第26回レディース陸上競技大会 | 瑞穂公園・愛知 |
中学 | 2分20秒30 | 井上海咲・溝端萌夏・堂本鈴華・佐藤安彩 | 美原中学校・大阪 | 2016年9月3日 | 堺市中学総体 | 金岡公園・大阪 |
脚注
[編集]- ^ a b c d 『新聞語辞典 1963年版』 朝日新聞社、613頁。
- ^ 大田貢成, 宗倉啓「リレーの教材づくりの視点に関する予備的考察」『福井大学教育実践研究』第39号、福井大学教育地域科学部附属教育実践総合センター、2015年2月、71-75頁、ISSN 1342-7261、NAID 120005660753、2021年8月10日閲覧。