青空の扉 〜THE DOOR FOR THE BLUE SKY〜
『青空の扉 〜THE DOOR FOR THE BLUE SKY〜』 | ||||
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浜田省吾 の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 |
Sony Music Shinanomachi, Hitokuchizaka (in Tokyo) The Village, Capitol, Encore (in L.A.) | |||
ジャンル | ロック | |||
時間 | ||||
レーベル | クリアウォーター | |||
プロデュース | 浜田省吾, 星勝 & 鈴木幹治 | |||
チャート最高順位 | ||||
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ゴールドディスク | ||||
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浜田省吾 アルバム 年表 | ||||
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『青空の扉 〜THE DOOR FOR THE BLUE SKY〜』収録のシングル | ||||
『青空の扉 〜THE DOOR FOR THE BLUE SKY〜』(あおぞらのとびら ザ・ドア・フォア・ザ・ブルー・スカイ)は、1996年11月11日に発売された、浜田省吾の14枚目のアルバム。
概要
[編集]前作『その永遠の一秒に 〜The Moment Of The Moment〜』から3年ぶりとなるオリジナルアルバムで、収録曲「さよならゲーム」が先行シングルとして発売された。
テーマは「新しい恋に落ちた瞬間」(=青空への扉を開けるとき)で、浜田のルーツであるR&Bをベースに作成されたアルバム。1990年代前半の精神的に落ち込んでいた状態から抜け出し、ポジティブなメッセージが力強く描かれている。構想段階から、ラブソングだけのアルバムを作るつもりで制作された。
浜田自身、本作発売時のインタビュー等で「自分のキャリアの中で最高傑作」と度々発言していた。その後も「音楽の神様が与えてくれたご褒美のようなアルバム」「自分の作品の中から好きなアルバムを1枚挙げろと言われたら『青空の扉』を選ぶかもしれない」「凄くパーソナルな作品」と語っている。あまりにも満足のいくアルバムが出来たため、その後のアルバム作りになかなか取り掛かれないほどだったそうである。
アルバムに同封されているブックレットには、ヒゲを生やした浜田の写真が掲載されている。本人は割と気に入っていたようだが、周りには不評だったため、その後、直ぐに止めた。
記録
[編集]オリコンでは、初登場1位を獲得した。
収録曲
[編集]全作詞・作曲: 浜田省吾(#1のみ、Phil Spector, Ellie Greenwich, Jeff Barry)。 | |||
# | タイトル | 編曲 | 時間 |
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1. | 「BE MY BABY」 | 町支寛二 | |
2. | 「さよならゲーム」(GOOD-BYE TO THE GAME) | 水谷公生 | |
3. | 「二人の絆」(THE LAST LOVE) | 梁邦彦 | |
4. | 「彼女はブルー」(SHE'S IN BLUE) | 町支寛二 | |
5. | 「紫陽花のうた」(HYDRANGEAS IN KITAKAMAKURA) | 梁邦彦 | |
6. | 「君去りし夏」(SIXTEEN IN THE SUMMER) | 町支寛二 | |
7. | 「恋は魔法さ」(MAGIC IN THE SUMMER NIGHT) | 水谷公生 | |
8. | 「君がいるところが My sweet home」(MY SWEET HOME) | 古村敏比古 | |
9. | 「あれから二人」(AFTER ALL THESE YEARS) | 星勝 | |
10. | 「Because I love you」(BECAUSE I LOVE YOU) | 星勝 | |
11. | 「青空のゆくえ」(CRY OVER YOU) | 星勝 | |
合計時間: |
楽曲解説
[編集]- BE MY BABY
- ザ・ロネッツの1963年のヒット曲のカバー。フィル・スペクターのウォール・オブ・サウンドを代表する楽曲。
- さよならゲーム
- TBS系音楽番組『COUNT DOWN TV』エンディングテーマ[2]。
- アルバムの先行シングルとして発売され、オリコン第4位のヒットを記録した。
- 二人の絆
- 彼女はブルー
- 紫陽花のうた
- 君去りし夏
- 恋は魔法さ
- 君がいるところが My sweet home
- あれから二人
- 「さよならゲーム」のカップリング曲。
- Because I love you
- 青空のゆくえ
- 浜田曰く「曲を作っていると、中には凄い手ごたえというか、満足感を得られる曲がある」という作品である。
参加ミュージシャン
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BE MY BABY
さよならゲーム
二人の絆
彼女はブルー
紫陽花のうた
君去りし夏
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恋は魔法さ
君がいるところが My sweet home
あれから二人
Because I love you
青空のゆくえ
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脚注
[編集]- ^ “青空の扉”. タワーレコード. 2021年9月8日閲覧。
- ^ “さよならゲーム|浜田省吾”. ORICON STYLE. 株式会社oricon ME. 2021年9月8日閲覧。
外部リンク
[編集]- 青空の扉 〜THE DOOR FOR THE BLUE SKY〜 SHOGO HAMADA OFFICIAL WEB SITE