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田家秀樹

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たけ ひでき

田家 秀樹
生誕 (1946-09-12) 1946年9月12日(78歳)
日本の旗 日本千葉県船橋市
出身校 中央大学法学部政治学科卒業
職業 音楽評論家
放送作家
ノンフィクション作家
音楽番組パーソナリティ
音楽番組監修者
活動期間 1969年 - 現在
団体 日本放送作家協会会員
日本レコード大賞審査副委員長
ソングコンテストグランプリ審査員
東京医科歯科大学(教養部芸術担当)講師
著名な実績 著書『風街とデラシネ 作詞家・松本隆の50年』
著書『オン・ザ・ロード・アゲイン 浜田省吾ツアーの241日』
著書『豊かなる日々 :吉田拓郎奇跡の復活』
著書『いつも見ていた広島:小説吉田拓郎:ダウンタウンズ物語』
著書『ポップコーンをほおばって:甲斐バンド・ストーリー』
テレビ番組アップルシティ500
music plant ノギタケ
子供 田家大知
受賞 日本民間放送連盟賞
ギャラクシー賞
公式サイト http://takehideki.jimdo.com
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映像外部リンク
浜田省吾 撮影秘話!「A PLACE IN THE SUN at 渚園 Summer of 1988」トークショー付き先行上映会:前編/板屋宏幸(監督)田家秀樹(音楽評論家)岩熊信彦(プロデューサー) - YouTube
2017.2.27FM COCOLO吉田拓郎特集・田家秀樹J-POP LEGEND FORUMゲスト武部聡志 - YouTube
SPECIAL INTERVIEW氷室京介の孤高なる軌跡を収めた愛蔵版『KYOSUKE HIMURO since 1988』 著者・田家秀樹氏が語る氷室京介 - YouTube

田家 秀樹(たけ ひでき、1946年9月12日 - )は、日本の音楽評論家ノンフィクション作家音楽番組パーソナリティ音楽番組監修者日本放送作家協会会員、「日本レコード大賞」審査副委員長、「ソングコンテストグランプリ」審査員、元東京医科歯科大学(教養部芸術担当)講師。千葉県船橋市出身、中央大学法学部政治学科卒業。息子は音楽プロデューサー田家大知

概要

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日本のロックポップスを創生期から見続けている。1969年、タウン誌のはしりとなった「新宿プレイマップ」創刊編集者になり、文化放送セイ!ヤング」などの放送作家、「レタス」(サンリオ)などの若者向け雑誌編集長などを経験。放送作家としては、日本民間放送連盟賞ラジオエンターテインメント部門で最優秀賞(2001年)や優秀賞などを受賞。著書に『風街とデラシネ 作詞家・松本隆の50年』『オン・ザ・ロード・アゲイン 浜田省吾ツアーの241日』など多数ある[1]

経歴

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千葉県船橋市に生まれる[2][3]船橋市立船橋小学校から1954年昭和29年)に府中市立府中第二小学校転校・卒業。府中市立府中第一中学校東京都立三鷹高等学校中央大学法学部政治学科を卒業[3]

1969年(昭和44年)タウン誌のはしりとなった『新宿プレイマップ』(新都心新宿PR委員会発行)の創刊に、編集者として参加した[3][4]

1970年(昭和45年)『セイ!ヤング機関誌・ザ・ヴィレッジ』(文化放送発行)の編集人に就任し創刊[4]

1971年(昭和46年)放送作家として番組構成を始める。文化放送はしだのりひこのビューティフル・ノンノ』を担当。『落合恵子のサウンドフォーク』『さだまさしのサンデーニューミュージック』『セイ!ヤング』などのラジオ番組の構成も手がけた[3][4]

1974年(昭和49年)第1子・大知が誕生(ゆるめるモ!を始めとする音楽プロデューサー[5]

1975年(昭和50年)『セイ!ヤング機関誌・ザ・ヴィレッジ』終刊。放送作家に専念する。文化放送を中心にレギュラー番組13本を担当[2]

1976年(昭和51年)文化放送『ダイナミックジャンボ・ニュース探検』にて初めてレポーターを担当。毎週15分番組で1年間担当した[2]

1978年(昭和53年)飛行船出版の雑誌『タイフーン』編集長に就任『6号で休刊)。翌年、サンリオ出版の雑誌「レタス」を創刊、編集長に就任。編集プロダクション「レタス」を発足[2][1]

1982年(昭和57年)徳間書店の雑誌『DO!』を創刊、編集長に就任[2][1]

1983年(昭和58年)TBSテレビ放送の夕方帯番組『アップルシティ500』のMCを担当。世界一周に出かけるルポライター戸井十月の代役だった。その後、文筆業に専念[2]

1984年(昭和59年)37才のときにソニーマガジンズから初の著書『33回転の愛のかたち:あなたはユーミン?それともみゆき?』を出版(1989年に角川文庫にて文庫化)。ライターとして生きてゆこうと思うんだったら40になる前に一冊でも本を書いておかないと先が大変だよ、と講談社編集長からアドバイスがあったのが理由。33回転はアナログ盤のLPは33回転から来ている。レコードの中の愛のかたちを意味している[6]

1995年平成7年)東京医科歯科大学非常勤講師に就任。教養部芸術を担当(2001年まで登壇)[2]

2001年(平成13年)「検証!中津川フォークジャンボリー」(NACK5/企画構成)が日本民間放送連盟賞「ラジオエンターテインメント部門」優秀賞[2]ギャラクシー賞を受賞[7]

2002年(平成14年)「イムジン河2001」(NACK5/企画構成)が日本民間放送連盟賞「ラジオエンターテインメント部門」最優秀賞[2]、ギャラクシー賞を受賞[7]。同年、音楽専門チャンネル・Viewsic(現MUSIC ON! TV)「music plant ノギタケ」が放送開始、MCに抜擢される[8]

2003年(平成15年)「浦和ロック伝説」(NACK5/企画構成)が日本民間放送連盟賞「ラジオエンターテインメント部門」優秀賞を受賞[2]

2006年(平成18年)「吉田拓郎 & かぐや姫 Concert in つま恋 2006」に構成スタッフとして参加。公式ブックの編集と執筆を手がける[2]

2009年(平成22年)公益社団法人日本作曲家協会主催「日本レコード大賞」選考審査員に就任[9]

2013年(平成26年)「永遠のザ・フォーククルセダーズ~若い加藤和彦のように」(FM COCOLO/出演・構成)が日本民間放送連盟賞「ラジオエンターテインメント部門」優秀賞を受賞[2][10]

2016年(平成28年)「作詞家・松本隆の45年」(TOKYO FM、出演・構成)が日本民間放送連盟賞「ラジオエンターテインメント部門」優秀賞を受賞[2]。同年、公益社団法人日本作曲家協会主催「ソングコンテストグランプリ」審査員に就任[11]

2020年令和2年)「岡林信康・復活の朝スペシャル」(FM COCOLO/出演・構成)が日本民間放送連盟賞「ラジオエンターテインメント部門」優秀賞を受賞[2]

現在は音楽評論家ノンフィクション作家音楽番組パーソナリティ音楽番組監修者として幅広く活動する[1]

人物

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審査員

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書籍

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吉田拓郎に関する著書

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  • 『吉田拓郎'70-'90ヒストリーブック』(1990年10月、フォーライフ)※ビデオBOX付録
  • 『吉田拓郎ヒストリー 1970-1993』(1994年1月、ぴあ
  • 『地球音楽ライブラリー 吉田拓郎』(監修、1996年9月1日、TOKYO FM出版) ISBN 978-4924880764
    • 『地球音楽ライブラリー 吉田拓郎』(監修、1999年11月20日改訂版発行、TOKYO FM出版) ISBN 978-4887450400
    • 『地球音楽ライブラリー 吉田拓郎』(監修、2006年12月29日改訂増補版発行、TOKYO FM出版) ISBN 978-4887451797
  • 『晴れときどき拓郎: Younger Than Yesterday』(対談出演、2003年6月1日、小学館) ISBN 978-4093796224
  • 『豊かなる日々:吉田拓郎、2003年の全軌跡』(2004年6月12日、ぴあ) ISBN 978-4835609232
    • 「豊かなる日々 :吉田拓郎奇跡の復活」(2009年7月25日、角川文庫) ISBN 9784041687086  ※文庫化
  • 『いつも見ていた広島:小説吉田拓郎:ダウンタウンズ物語』(2007年9月1日、小学館) ISBN 978-4093797122
  • 『吉田拓郎 終わりなき日々』(2010年7月1日、角川書店) ISBN 978-4048740869
  • 『アーティストファイル 吉田拓郎 オフィシャル・データブック』(2014年11月21日、田家秀樹ほか共著[16]、ヤマハミュージックメディア) ISBN 978-4636904413

浜田省吾に関する著書

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  • 『陽のあたる場所:浜田省吾ストーリー』(1990年6月1日、角川書店) ISBN 978-4041687031
  • 『オン・ザ・ロード・アゲイン:浜田省吾ツアーの241日』<上>(1991年12月1日・角川書店) ISBN 978-4048833011
    • 『オン・ザ・ロード・アゲイン:浜田省吾ツアーの241日』<上>(1993年4月1日・角川文庫) ISBN 978-4041687048  ※文庫化
  • 『オン・ザ・ロード・アゲイン:浜田省吾ツアーの241日』<下>(1991年12月1日・角川文庫) ISBN 978-4048833028
    • 『オン・ザ・ロード・アゲイン:浜田省吾ツアーの241日』<下>(1993年4月1日・角川文庫) ISBN 978-4041687055  ※文庫化
  • 『僕と彼女と週末に :浜田省吾ON THE ROAD 2011 The Last Weekendドキュメントストーリー』(2012年12月22日、幻冬舎) ISBN 978-4344022850

甲斐バンドに関する著書

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その他

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CD

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  • SONY/COLUMBIA/PONY CANYON/UNIVERSAL/VICTOR・5社共同企画(選曲担当)[17]
    • 『大人のJ-POPカレンダー~365 Radio Songs~1月 新年』(2016年12月7日、ソニー・ミュージックダイレクト
    • 『大人のJ-POPカレンダー~365 Radio Songs~2月 告白』(2016年12月7日、ポニーキャニオン
    • 『大人のJ-POPカレンダー~365 Radio Songs~3月 卒業』(2016年12月7日、日本コロムビア
    • 『大人のJ-POPカレンダー~365 Radio Songs~4月 桜』(2017年3月8日、ソニー・ミュージックダイレクト)
    • 『大人のJ-POPカレンダー~365 Radio Songs~5月 東京』(2017年3月8日、ビクターエンタテインメント) 
    • 『大人のJ-POPカレンダー~365 Radio Songs~6月 結婚』(2017年3月8日、ユニバーサルミュージック
    • 『大人のJ-POPカレンダー~365 Radio Songs~7月 サマーソング』(2017年6月7日、ソニー・ミュージックダイレクト)
    • 『大人のJ-POPカレンダー~365 Radio Songs~8月 平和』(2017年6月7日、日本コロムビア)
    • 『大人のJ-POPカレンダー~365 Radio Songs~9月 友情』(2017年6月7日、ユニバーサル ミュージック)
    • 『大人のJ-POPカレンダー~365 Radio Songs~10月 空と星』(2017年9月7日、ポニーキャニオン)
    • 『大人のJ-POPカレンダー~365 Radio Songs~11月 家族』(2017年9月7日、ビクターエンタテインメント)
    • 『大人のJ-POPカレンダー~365 Radio Songs~12月 故郷』(2017年9月7日、ユニバーサル ミュージック)
  • 『URC 50th best青春の遺産 (50th anniversary URC)』(選曲担当、2020年2月19日、ポニーキャニオン)
  • 『風街とデラシネ~作詞家・松本隆の50年』(選曲担当、2021年10月27日、ソニー・ミュージックダイレクト)

DVD

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  • 『柳ジョージ/GEORGE YANAGI Concert Tour'99~Sunset Hill』(2004年7月20日、日本クラウン) ※ 柳ジョージと田家秀樹との対談映像収録

主な執筆雑誌

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※ 国立国会図書館「田家秀樹」調べ

主な新聞連載

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  • 信濃毎日新聞』(2001年~2011年、毎週金曜) - 【連載】「ヒットの法則」[2]
  • 毎日新聞』(2007年~2009年、毎週木曜) - 【連載】「70年代ノート・新宿・フォーク・深夜放送」[2]
  • 中国新聞』(2008年) - 【連載】「小説・広島フォーク村」[2]
  • 西日本新聞(2012年・2013年、平日) - 【連載】「ビートルズが教えてくれた」「ロック夜明け前~ビートチャイルド物語」[2]

番組監修

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出演

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テレビ番組

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ウェブ番組

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ラジオ

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  • ドコモ J-POP MAGAZINE』(2003年 - 2010年終了・NACK5) - パーソナリティ[18]
  • 『Mind of Music ~今だから音楽~』(2008年4月 - 2016年終了・BAY FM) - パーソナリティ[19]
  • 『NISSIN POWER STATION』(エフエム東京) - パーソナリティ[20]
  • 『Kei's BAR』 (2016年11月 - 2018年9月 TOKYO FM 月曜 25:30 - 26:00) - パーソナリティ[21]
  • Music Timeline 〜音楽年表〜』(2020年4月4日 - 2021年3月 JFN系列21局 土曜28:00 - 29:00 又は日曜 25:00 - 26:00) - パーソナリティ[22]
  • 『J-POP TALKIN'』(2011年1月 - 放送中NACK5 水曜 24:00 - 24:30) - パーソナリティ[23]
  • 『J-POP LEGEND CAFE』(2014年3月 - 放送中FM COCOLO 月曜 21:00 - 22:00) - パーソナリティ[24]

脚注

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  1. ^ a b c d e 田家秀樹『80年代音楽ノート』
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s プロフィール - 本人公式サイト。2023年9月6日閲覧。
  3. ^ a b c d 日外アソシエーツ現代人物情報より
  4. ^ a b c 音楽評論家・田家秀樹さん はっぴいえんど「風をあつめて」との出会い”. 日刊ゲンダイDIGITAL. 日刊ゲンダイ (2021年12月6日). 2021年12月6日閲覧。
  5. ^ a b 27歳。
  6. ^ 「33回転の愛のかたち~あなたはユーミン、それともみゆき」という本。
  7. ^ a b ザ・テレビジョン「田家秀樹のプロフィール・画像・写真」
  8. ^ MORRICH,スカパーやCATVで放送中の「Viewsic」と連動コンテンツ
  9. ^ レコード大賞審査会。
  10. ^ 特番、過去作品 of 株式会社東京エンターテイメント
  11. ^ ソングコンテストグランプリ・2016審査員
  12. ^ やっぱり野球は面白い。
  13. ^ 彼のお父様は音楽評論家の田家秀樹さんで、編集者だったうちの父と親交が深いのだった。
  14. ^ 楽天ブックス: 主父の意見 - 教えてほしいfather and son
  15. ^ #日本レコード大賞 選考者(審査委員)
  16. ^ 『地球音楽ライブラリー 吉田拓郎』の復刻だが、今作では田家は監修ではなく著者の一人(田家秀樹ブログ・新・猫の散歩 [1] より)。
  17. ^ 大人のための音楽「大人の J-POPカレンダー ~365 Radio Songs」
  18. ^ 素晴らしき日常。
  19. ^ ドリカム「bay FM 「MIND OF MUSIC ~今だから音楽~」」
  20. ^ 「日清パワーステーション」、第一回の氷室さん。
  21. ^ TOKYO FM「Kei’s Bar~石坂敬一の時代、おさらい編」
  22. ^ 田家 秀樹 - Music Timeline~音楽年表
  23. ^ J-POP TALKIN' - FM NACK5 79.5MHz
  24. ^ J-POP LEGEND CAFE

関連項目

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外部リンク

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