長野県道35号長野真田線
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(長野県道35号から転送)
主要地方道 | |
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長野県道35号 長野真田線 | |
路線延長 | 19.5km |
起点 | 長野市 |
終点 | 上田市 |
接続する 主な道路 (記法) |
国道117号 上信越自動車道 国道403号 国道144号 |
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長野県道35号長野真田線(ながのけんどう35ごう ながのさなだせん)は、長野県長野市中御所一丁目の国道19号交点から、新地蔵峠を経て上田市真田町本原の長野県道4号真田東部線交点を結ぶ主要地方道。
概要
[編集]長野市内においては、長野市街地と上信越自動車道長野IC・松代方面とを結ぶメインルートとして機能している。長野ICの開通以来、順次拡幅が進み、2010年(平成22年)に開通した小島田バイパスによって長野市街地 - 長野ICが全線4車線化された。
なお、以前は長野市南石堂町(末広町交差点)を起点とし、丹波島橋までは国道117号(県庁通り)の東に並行する荒木通り(現・長野市道長野西812号線)が県道指定されていた。この区間は旧北国街道にあたる一方通行の隘路であり、北陸新幹線の建設に伴い信越本線を越える跨線橋が撤去(歩行者用跨線橋に架け替え)されるなどして2002年(平成14年)に指定を解かれ[1]、中御所交差点(起点)から下氷鉋交差点まで国道117号に重複する現在の形となっている。
上信越自動車道長野ICを過ぎて長野市松代では、城下町の歴史的な街並みをジグザグに通過する現道と、その500mほど東方に迂回する松代バイパスに分かれる。松代バイパスは、天井川であったため1996年(平成8年)に付け替えられた蛭川(旧関屋川)の廃川敷を活用[2]して、2022年(令和4年)に全線開通した[3]。
松代より先は新地蔵峠を経て上田方面へ向かう近道となっているが、新地蔵峠は九十九折の難所である。
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国道19号長野南バイパスとの交点付近
長野市小島田町で撮影 -
長野インターチェンジ付近
長野市松代町東寺尾で撮影 -
起点付近の経路の変遷
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2002年(平成14年)までの指定区間
長野市南石堂町で撮影
路線データ
[編集]- 路線認定[4]
- 起点:長野市
- 終点:上田市真田町(路線認定時は小県郡真田町[5])
- 重要な経過地:なし
- 道路の区域[6]
- 起点:長野市中御所一丁目18番の2地先(国道19号交点=中御所交差点)
- 終点:上田市真田町本原字中平3008番の1地先(長野県道4号真田東部線交点)
- 実延長:35.1817km
- 幅員
- 4車線:起点 - 長野インター南交差点 / 松代バイパス長野インター南交差点 - 城北団地北交差点
- 2車線:長野インター南交差点 - 終点 / 松代バイパス城北団地北交差点 - 皆神台西交差点
- 道路法第7条第1項該当号:1号[7]
沿革
[編集]- 1964年(昭和39年)12月28日 - 長野松代線・矢沢松代線の一部を主要地方道長野真田線へ指定[8]。
- 1966年(昭和41年)1月13日 - 長野真田線の認定[5]。
- 1968年(昭和43年)9月19日 - 長野市松代町豊栄赤柴 - 新地蔵峠の改良が完成し、全通。当時の起点は長野市南石堂町(末広町交差点)。
- 1992年(平成4年)8月6日 - 川中島橋(大正15年架橋)に代わり、松代大橋が長野市篠ノ井杵淵 - 松代町西寺尾の千曲川に架けられる。のち1994年(平成6年)4車線化。
- 1994年(平成6年)4月 - 北陸新幹線の建設に伴い長野市中御所一丁目 - 中御所二丁目に架かっていた跨線橋が撤去され、全線通しての通行はできなくなる。
- 2002年(平成14年)4月1日 - 区域変更。起点が長野市中御所一丁目とされ、起点 - 下氷鉋一丁目が国道117号との重複区間となる[1]。
- 2010年(平成22年)11月23日 - 小島田バイパス(L=1.3 km)供用開始[9]。長野市街地 - 長野ICがすべて4車線化される。
- 2013年(平成25年)
- 2016年(平成28年) - 更北地区住民自治協議会が、丹波島橋南詰 - 川中島古戦場史跡公園の間(L=約 4km)について同地区内での公募等により更北・古戦場街道の愛称を定める。のち、2019年(令和元年)10月に川中島古戦場史跡公園駐車場に案内板を設置[12]。
- 2018年(平成30年)5月17日 - 松代バイパスのうち東条小学校西交差点 - 皆神台西交差点の間(L=1.1 km)が部分供用[13][14][3]。
- 2022年(令和4年)3月20日 - 松代バイパスのうち長野インター南交差点 - 東条小学校西交差点の間(L=1.8 km)が供用され、全線開通(L=2.9 km)[13][15][3]。
主要構造物
[編集]- 松代大橋(まつしろおおはし=長野市篠ノ井杵淵 - 同市松代町東寺尾)
- 全長:568.0 m
- 幅員:23.0 m(うち車道13.0 m=4車線)
別名
[編集]- 県庁通り(中御所交差点 - 丹波島橋北詰)
- 更北・古戦場街道(丹波島橋南詰 - 川中島古戦場史跡公園前)
重複区間
[編集]交差・接続する道路
[編集]長野市
[編集]- ↑ 国道117号との重複区間のうち起点 - 丹波島橋については県庁通り (長野県)を参照
- 青木島交差点(青木島四丁目)
- 下氷鉋交差点(下氷鉋一丁目)
- 国道117号 - ※重複区間ここまで
- 長野県道380号関崎川中島停車場線
- 下氷鉋・塔之腰交差点(稲里町下氷鉋)
- 小島田交差点(小島田町)
- 古戦場入口交差点(小島田町)
- 赤川交差点(篠ノ井西寺尾)
- 市道(南長野公園通り)
- 長野インター交差点(松代町東寺尾)
- 長野インター南交差点(松代町西寺尾)
- 上高相交差点(松代町西寺尾)
- 皆神台西交差点(松代町東条)
- 新地蔵峠付近(松代町豊栄白石地籍)
- 長野県道392号白石千曲線(※通行不能区間)
松代バイパス
[編集]↑ 現道
↓ 現道
上田市
[編集]- 傍陽バス停付近(真田町傍陽)
- 荒井交差点(真田町長)
- 御屋敷公園付近(真田町本原=終点)
沿道
[編集]長野市
[編集]上田市
[編集]- 上田市役所真田自治センター
- 真田文化会館
- 上田地域広域消防本部真田消防署
- 真田氏館跡
脚注
[編集]- ^ a b 平成14年長野県告示第223号
- ^ 令和元年東日本台風災害に学ぶ(長野市松代地区住民自治協議会) - 消防大学校
- ^ a b c “主要地方道 長野真田線 「松代バイパス」が開通します” (PDF). 長野県 (2022年3月10日). 2022年3月20日閲覧。
- ^ 長野県報第2254号 長野県告示第212号
- ^ a b 昭和41年長野県告示第8号
- ^ 長野県道路現況平成23年
- ^ 長野県道路現況平成12年
- ^ 昭和39年建設省告示第3620号
- ^ 平成22年長野県長野建設事務所告示第5号
- ^ 平成25年長野県長野建設事務所告示第1号
- ^ 平成25年長野県長野建設事務所告示第2号
- ^ 長野市民新聞 令和元年11月21日
- ^ a b 平成25年長野県長野建設事務所告示第6号
- ^ 平成30年長野県長野建設事務所告示第3号
- ^ 令和4年長野県長野建設事務所告示第5号