長野県警察学校
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長野県警察学校(ながのけんけいさつがっこう)は、長野県が設置する警察学校。警察職員の養成及び教育を目的とし、法令その他の警察実務の基礎知識、技術の取得、一般教養の向上を図る。長野県警察の管轄であり、警察学校長は警視。
概要
[編集]新採用の巡査の教養期間は大卒で6ヶ月間、大卒以外(高卒・短大卒)は10ヶ月間で、その後に警察署に配置され、大卒で9ヶ月間、大卒以外(高卒・短大卒)で11ヶ月間の職場実習、初任補習科、実戦実習を受ける[1]。カリキュラムの種別は一般教養、法学、警察実務、術科教養、その他の5つとなっている[1]。現任警察官の現任教養、専科教養および幹部教養には、県警察本部長が定める期間となっている。
特に法学としては、憲法、警察行政法、刑法、刑事訴訟法、民法を中心に受講する[2]。
沿革
[編集]- 明治18年(1885年) - 巡査教習所として長野県庁内に設置
- 明治23年(1890年) - 警察制度改革により、長野警察学校と改称
所在地
[編集]- 長野県長野市松代町西条3929
脚注
[編集]- ^ a b 警察学校(概要・カリキュラム)
- ^ 授業内容
出典
[編集]- 「長野県警察史 概説編」 1958年
- 「長野県警百年の歴史」 産経新聞社 1976年