鎮沅府
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鎮沅府(ちんげんふ)は、中国にかつて存在した府。明代から清代にかけて、現在の雲南省鎮沅イ族ハニ族ラフ族自治県一帯に設置された。
1402年(建文4年)、明により鎮沅州が置かれた。1406年(永楽4年)、鎮沅州が鎮沅府と改められた。鎮沅府は雲南省に属し、禄谷寨長官司を管轄した[1]。刀氏が土司として知府を世襲した[2]。
1727年(雍正5年)、清の改土帰流により流官の統治するところとなった。1770年(乾隆35年)、鎮沅府は鎮沅直隷州に降格した。1840年(道光20年)、鎮沅直隷州は鎮沅直隷庁に昇格した[3]。