菅原千瑛
基本情報 | |||||
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出身地 | 埼玉県川口市 | ||||
生年月日 | 1991年12月2日(33歳) | ||||
プロ入会 | 2012年 28期 | ||||
所属団体 | 日本プロ麻雀連盟 | ||||
Mリーグ | |||||
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主な実績 | |||||
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YouTube | |||||
チャンネル | |||||
活動期間 | 2024年8月30日- | ||||
ジャンル | 麻雀 | ||||
登録者数 | 1.4万人 | ||||
総再生回数 | 50万回 | ||||
チャンネル登録者数・総再生回数は 2024年12月17日時点。 |
菅原 千瑛 (すがわら ひろえ、1991年12月2日 - ) は、競技麻雀のプロ雀士[1]。埼玉県川口市出身。Mリーグ・BEAST X所属。
日本プロ麻雀連盟28期生。同団体内での段位は四段。
略歴
[編集]中学生の頃に漫画『哲也-雀聖と呼ばれた男』を読んで麻雀に興味を持ち、3歳年上の兄にルールを教わり麻雀を始める[1]。モンド王座決定戦を制した荒正義に憧れてプロ雀士を目指すようになり[2]、高千穂大学商学部在学中[3]に日本プロ麻雀連盟のプロテストを受け、一度は不合格となるが同連盟の女流勉強会に参加、2012年にプロテストに合格し、プロデビュー[1]。
2014年、竹書房が主催するタイトル戦「麻雀最強戦2014」の最強戦ガール東日本担当に選ばれた[1]ほか、同大会の放送番組(ニコニコ生放送・フジテレビNEXTにて放送[4])のアシスタントも担当した[5]。
2014年12月17日稼動開始の『麻雀格闘倶楽部 彩の華』で新規参戦[6]。
2021年、EX風林火山ドラフト会議指名選手オーディションに参戦する[7]も準決勝進出はならず。一方で、RTD Girls Tournamentで優勝[8][9]、同年の第2期桜蕾戦も制し連盟の公式戦初優勝を果たした[10]。
2023年、2023-24シーズンからMリーグに参入するBEAST Japanextの「ドラフト会議指名オーディション」に応募し、選考会に出場する8名に選ばれる[11]。予選B組では元Mリーガーの石橋伸洋、連盟の先輩・山井弘と宮内こずえを向こうに回し、2回戦東2局3本場で山井から国士無双を和了るなど、着順2-1-3-1の118.1ポイントでトップを獲得し、ファイナルにストレートインを果たす[12]。ファイナルでは予選A組トップの新井啓文、セミファイナルを勝ち上がった浅井堂岐・内田みことの対戦となり、3回戦終了時点で着順1-4-2の+3.2ポイントで新井(+60.1)・浅井(+39.1)に次ぐ3番手の状況から東3局2本場・東4局での連続跳満もあって大きく加点。新井を1.1ポイント差でリードする状況でオーラスを迎える。最後の親番で聴牌・ノーテンでも新井に再逆転を許す状況から3局続けて新井との2人聴牌で凌ぎ、3本場で親の満貫を自摸上がってリードを広げ、4本場での新井の跳満自摸和了もわずか0.7ポイント差で新井を交わして[13]ドラフト会議指名オーディションを制し、BEAST Japanextからのドラフト指名内定権を獲得した[14]。
2023年6月30日、BEAST Japanextからドラフト2番目で指名され[15]、同年7月5日にMリーグ機構より契約合意が発表された[16]。
人物
[編集]- 3人兄妹の末っ子で、歳の離れた姉と3歳上の兄がいる。
- 名前の「千瑛」は、数多くの宝玉や光に包まれる(=たくさんの人間や環境に恵まれる)ように、との意味合いで付けられた。本人も気に入っているが「ひろえ」とは読みにくいため、ブログの結びなどでは平仮名で表記している[5]。
- 大学1年の時にミス高千穂大学に選ばれている[3]。
- 連盟の女流勉強会に参加していたプロ入り前の2012年3月には、日本プロ麻雀連盟のインターネット麻雀サイト「ロン2」のCMに小島武夫、宮内こずえ、佐々木寿人と共に(ユーザーとして)出演している[2]。
- 対局中に眉をひそめた「困り顔」になるのがトレードマークになっている[17]。本人曰く「思考力が高まると眉間に力が入る」が故にあの顔になってしまうとのこと[18]。
- 趣味は映画鑑賞・読書だったが、現在では仕事が増えたこともあり、勉強も兼ね、休日でも麻雀の対戦視聴を専らとしている。
- キャッチフレーズは「清純派黒魔術師」。ただし本人の関与なしに勝手に決められたフレーズのため「不本意なので良いのがあれば変えたい」と述べていた[19]。
- 親交の深い藤井すみれや山脇千文美によれば、菅原に関する酒の席での面白エピソードが多数あるのだが、イメージに反している為まるで公表できないとのこと。ちなみに菅原自身は酒の席での一番の失敗エピソードとして、カラオケ店で飲み過ぎて個室トイレから動くことが出来ず、藤井に扉の上から救出に入られた事を挙げている。
雀風
[編集]主な戦績
[編集]- 麻雀最強戦2016 女流プロ代表決定戦 下克上血戦 優勝
- 麻雀最強戦2022 女流チャンピオン決戦 優勝
- 第2期 桜蕾戦 優勝
- RTD Girls Tournament 2021 〜新世代バトル〜 優勝
Mリーグ成績
[編集]シーズン | チーム | 半荘 | 個人スコア | 最高スコア | 4着回避率 | 連対率 | トップ率 | 平均 着順 |
1着 | 1.5 | 2着 | 2.5 | 3着 | 3.5 | 4着 | 参照 | ||||
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Pt | 順位 | 平均 | 点 | 順位 | 率 | 順位 | ||||||||||||||
2023-24 | BEAST Japanext | 23 | ▲48.6 | 19/36 | ▲2.1 | 53,800 | 26/36 | 0.5652 | 35/36 | 43.5% | 34.8% | 2.65 | 8 | 0 | 2 | 0 | 3 | 0 | 10 | [20] |
通算 | 23 | ▲48.6 | ▲2.1 | 53,800 | 56.5% | 43.5% | 34.8% | 2.65 | 8 | 0 | 2 | 0 | 3 | 0 | 10 |
- 個人賞は規定打荘数(20半荘)以上の選手が対象
- 着順の1.5、2.5、3.5は1着同着、2着同着、3着同着
シーズン | チーム | 半荘 | 個人スコア | 最高スコア | 4着回避率 | 連対率 | トップ率 | 平着 | 1着 | 1.5 | 2着 | 2.5 | 3着 | 3.5 | 4着 | ||
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Pt | 平均 | ||||||||||||||||
セミファイナルシリーズ | |||||||||||||||||
セミファイナル通算 | セミファイナルシリーズ未出場 | ||||||||||||||||
ファイナルシリーズ | |||||||||||||||||
ファイナル通算 | ファイナルシリーズ未出場 |
作品
[編集]Vシネマ
[編集]- 發(あお)の竜 ~逆転の闘牌~(2017年4月7日、オールイン エンタテインメント)監督:片岡修二[21]
- 發(あお)の竜 ~逆転の闘牌~ 第二章(2017年7月7日、オールイン エンタテインメント)監督:片岡修二[22]
出演
[編集]テレビ
[編集]- 女流雀士 プロアマNo.1決定戦 てんパイクイーン(2016年 - 、テレ朝チャンネル2)シーズン2、3、4、9に出場
ラジオ
[編集]- 麻雀普及委員会 Root for M League(2024年1月13日 - 、LuckyFM 茨城放送)
書籍
[編集]関連本
[編集]- 「Mリーガーの素顔」(2023年12月5日 竹書房)著者:黒木真生 ※佐々木寿人・多井隆晴・滝沢和典・菅原千瑛など活躍中のMリーガー14名の素顔を語る。ISBN 978-4801937987
写真集
[編集]- 日本プロ麻雀連盟 女流プロ写真集 国士無双 和泉由希子・高宮まり・東城りお・菅原千瑛 ほか 全13名(2013年12月26日、竹書房)ISBN 978-4812497746
脚注
[編集]- ^ a b c d e “菅原千瑛(すがわらひろえ)、ミスキャンにも選ばれた「清純派黒魔術師」”. キンマweb. 竹書房 (2022年5月6日). 2022年9月29日閲覧。
- ^ a b “第232回:プロ雀士インタビュー 菅原千瑛 インタビュアー:藤井すみれ”. 日本プロ麻雀連盟 (2022年1月31日). 2023年6月25日閲覧。
- ^ a b “菅原千瑛プロフィール”. 麻雀最強戦 (2014年1月14日). 2016年4月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年6月17日閲覧。
- ^ “麻雀最強戦2014”. フジテレビジョン. 2016年8月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年2月16日閲覧。
- ^ a b “麻雀最強戦2014ファイナル★(ひろえ)”. 麻雀最強戦. 竹書房 (2014年12月19日). 2020年2月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年2月16日閲覧。
- ^ 参戦プロ雀士紹介eAMUSEMENTサイト 麻雀格闘倶楽部 彩の華、2015年2月14日閲覧。
- ^ “一打一打の重みを感じられる素晴らしい場 成長する姿を見てもらえるように EX風林火山ドラフト会議指名選手オーディション【菅原千瑛インタビュー】”. キンマWeb (2021年6月21日). 2023年6月17日閲覧。
- ^ “菅原千瑛、涙の優勝で悲願のタイトル プロ9年目の集大成「勝てました!」/麻雀・RTD Girls Tournament”. ABEMA麻雀TIMES (2021年8月28日). 2023年6月17日閲覧。
- ^ “「RTD Girls Tournament 2021」優勝は菅原千瑛!”. キンマweb. 竹書房 (2021年8月28日). 2022年9月30日閲覧。
- ^ “第2期桜蕾戦決勝レポート”. 日本プロ麻雀連盟 (2021年12月11日). 2023年6月25日閲覧。
- ^ “【Mリーグ】BSJapanextの新チーム名は「BEAST Japanext」!選考会出場の8名が決定!”. 麻雀ウォッチ (2023年6月1日). 2023年6月17日閲覧。
- ^ “菅原千瑛、痺れるオーディションで役満成就!卓内トップでファイナル進出、Mリーグ入りに前進「自分が信じたように打った」/麻雀・Mリーグ”. ABEMA麻雀TIMES (2023年6月5日). 2023年6月17日閲覧。
- ^ 東川亮 (2023年6月18日). “【BEAST Japanextドラフト会議指名オーディション ファイナル観戦記】麻雀プロ人生が変わる1日 菅原千瑛、長く苦しい戦いの果てに掴んだ夢”. キンマWeb. 2023年6月21日閲覧。
- ^ “【Mリーグ】BEAST Japanext選考会、優勝は菅原千瑛!BEASTJapanextのドラフト指名に内定!”. 麻雀ウォッチ (2023年6月17日). 2023年6月17日閲覧。
- ^ “『Mリーグ』ドラフト会議 BEAST Japanextはプロ棋士でプロ雀士の鈴木大介を指名 菅原千瑛、猿川真寿、中田花奈も”. ORICON NEWS (2023年6月30日). 2023年6月30日閲覧。
- ^ “🆕Mリーグ2023-24シーズン Mリーガー全36名との選手契約合意のお知らせ”. M.LEAGUE(Mリーグ) (2023年7月5日). 2023年7月5日閲覧。
- ^ “困り顔と笑顔のギャップがたまらない!新人・菅原千瑛、わちゃわちゃ点棒受け渡しで思わずニッコリ「はい、かわいい!」/麻雀・Mリーグ”. ABEMA麻雀TIMES (2023年11月11日). 2023年11月15日閲覧。
- ^ “【Mリーグ】困り顔だけどヒヨらない「BEAST Japanext」菅原千瑛インタビュー”. 東スポWEB (2023年9月6日). 2023年11月15日閲覧。
- ^ “「女流雀士は儲かるよね(笑)」......グラビアや元「あいのり」メンバーなど美女がそろう麻雀業界の実態とは?/<視線の先>インタビュー”. GYAO!トレンドニュース. Yahoo! JAPAN (2016年7月26日). 2021年4月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年6月17日閲覧。
- ^ “チーム成績表”. M.LEAGUE(Mリーグ). 2024年5月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年5月5日閲覧。※着順について同着時に誤差あり
- ^ 發(あお)の竜 ~逆転の闘牌~ - allcinema 2024年3月5日閲覧
- ^ 發(あお)の竜 ~逆転の闘牌~ 第二章 - allcinema 2024年3月5日閲覧
外部リンク
[編集]- 菅原 千瑛(すがわら ひろえ) - 龍龍 (ron2.jp)
- 菅原千瑛オフィシャルブログ - Ameba Blog
- 菅原千瑛 (@hiroesugawara) - X(旧Twitter)
- 菅原千瑛 (@12hiroesugawara02) - Instagram
- ひろえちゃんねる【菅原千瑛 official Youtube Channel】 - YouTubeチャンネル
- リレーエッセィ/第91回:菅原千瑛
麻雀最強戦2016
麻雀最強戦2022
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