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本田朋広

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
本田 朋広
基本情報
出身地 富山県高岡市
生年月日 (1983-10-03) 1983年10月3日(41歳)
プロ入会 2012年
所属団体 日本プロ麻雀連盟
Mリーグ
ドラフト 2021年/第1巡全体3番目
2021- TEAM RAIDEN/雷電
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本田 朋広(ほんだ ともひろ、1983年10月3日[1]-)は、富山県高岡市出身の競技麻雀プロ雀士日本プロ麻雀連盟所属。麻雀プロリーグ・MリーグTEAM RAIDEN/雷電から2021年にドラフト指名された。

通り名は「役満プリンス」。あだ名は「ともくん」。Mリーグのキャッチフレーズは「北陸の役満プリンス」。

経歴

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2012年にプロテストに合格し、日本プロ麻雀連盟(以下、「連盟」という)に入会、北陸支部に所属する。

プロ入り後も富山を拠点とし、対局の度に上京しながらプロ活動を続け、2019年度末の麻雀グランプリMAXに年間獲得ポイントランキング上位者の資格(33位[2])で一次予選から参加し優勝を果たした。なお、この大会の予選では大三元を2度和了している。

その後は2020年の十段戦麻雀最強戦でも決勝に進出し、一躍注目を集める存在となった。

2021年4月から7月にかけて開催されたEX風林火山ドラフト会議指名選手オーディションに参加。167名中21位で予選通過ラインを超えることは出来なかったが、所属選手とチーム運営が選出するワイルドカードの権利を得て準決勝に進出した。準決勝では決勝進出ラインの2位以内に入ることはできなかったが、3位から6位で行った敗者復活戦では劇的な逆転劇[3]を演じ、決勝に進出した。決勝では最終局まで跳満自摸/満貫直撃の条件を残す競り合いをしたが、松ヶ瀬隆弥に逃げ切りを許し、EX風林火山のドラフト指名権を獲得することはできなかった[4]

一方、TEAM RAIDEN/雷電は、EX風林火山のオーディションとは関係なく、オーディション準決勝前には本田を獲得候補として選定しており、2021年のMリーグドラフト会議にて本田をドラフト指名した。TEAM RAIDEN/雷電の方がEX風林火山よりも上位のドラフト指名権を有していたため、ドラフト指名後のインタビューで、TEAM RAIDEN/雷電の高柳寛哉監督は、強奪のような形になることを恐れていたと述べている。

2022年4月26日より麻雀格闘俱楽部Extremeに出演。

人物

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三人兄弟の末っ子で、学生時代はバスケットボール部だった。麻雀を覚えたのは中学生の頃。[5]

その後、高校を中退するも数年後に大検を取得、金沢星稜大学へ入学する[5]。卒業後は雀荘で働き、25歳のときに自らがオーナーとなって麻雀店を開業した[6]

テレビで観た佐々木寿人滝沢和典と対戦してみたいという思いから、28歳でプロテストを受ける[5]

赤いネクタイを着用することが多く、EX風林火山ドラフト会議指名選手オーディションではEX風林火山グッズのネクタイを流れを変える為に着用して最後まで戦い抜いた。

プロレス・格闘技ファンでもある。好きな女性芸能人は桐谷美玲。好きな芸人はかまいたち。

獲得タイトル

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  • 第10,11期麻雀グランプリMAX優勝(2019年度、2020年度)
  • 第32期麻雀マスターズ優勝(2024年度)
  • 第3期北陸プロリーグ優勝(2019年度)
  • 第20期北陸プロアマリーグ優勝(2019年度前期)

Mリーグ成績

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レギュラーシーズン成績
シーズン チーム 半荘 個人スコア 最高スコア 4着回避率 連対率 トップ率 平均
着順
1着 1.5 2着 2.5 3着 3.5 4着 参照
Pt 順位 平均 順位 順位
2021-22 TEAM RAIDEN/雷電 24 ▲307.8 28/32 ▲12.8 47,400 31/32 0.7083 20/32 37.5% 12.5% 2.77 3 1 5 0 8 0 7 [7]
2022-23 TEAM RAIDEN/雷電 28 306.9 2/32 11.0 63,900 14/32 0.7143 21T/32 60.7% 46.4% 2.21 13 0 4 0 3 0 8 [8]
2023-24 TEAM RAIDEN/雷電 25 ▲183.5 29/36 ▲7.3 48,100 32/36 0.8000 10T/36 40.0% 12.0% 2.68 3 0 7 0 10 0 5 [9]
通算 77 ▲184.4 ▲2.4 63,900 74.0% 46.8% 24.7% 2.54 19 1 16 0 21 0 20
  • 個人賞は規定打荘数(20半荘)以上の選手が対象
  • 着順の1.5、2.5、3.5は1着同着、2着同着、3着同着
ポストシーズン成績
シーズン チーム 半荘 個人スコア 最高スコア 4着回避率 連対率 トップ率 平着 1着 1.5 2着 2.5 3着 3.5 4着
Pt 平均
セミファイナルシリーズ
2022-23 TEAM RAIDEN/雷電 5 ▲17.6 ▲3.5 36,700 100% 20.0% 20.0% 2.60 1 0 0 0 4 0 0
セミファイナル通算 5 ▲17.6 ▲3.5 36,700 100% 20.0% 20.0% 2.60 1 0 0 0 4 0 0
ファイナルシリーズ
2022-23 TEAM RAIDEN/雷電 4 ▲3.6 ▲0.9 53,000 75.0% 25.0% 25.0% 2.75 1 0 0 0 2 0 1
ファイナル通算 4 ▲3.6 ▲0.9 53,000 75.0% 25.0% 25.0% 2.75 1 0 0 0 2 0 1
ポストシーズン通算 9 ▲21.2 ▲2.4 53,000 88.9% 22.2% 22.2% 2.67 2 0 0 0 6 0 1

書籍

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関連本

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  • 「Mリーガーの素顔」(2023年12月5日 竹書房)著者:黒木真生 ※佐々木寿人・多井隆晴・滝沢和典・本田朋広など活躍中のMリーガー14名の素顔を語る。ISBN 978-4801937987

脚注

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  1. ^ 麻雀プロ完全リーグ別全選手名鑑2019 p14
  2. ^ 本田朋広、脚光をあびた北陸の役満プリンス | キンマweb - 麻雀ニュース・麻雀情報サイト”. kinmaweb.jp (2021年8月2日). 2021年8月4日閲覧。
  3. ^ 敗者復活戦は劇的な結末! 全連対の小沼翔、大逆転劇を演じた本田朋広が決勝進出! 風林火山オーディション準決勝レポート【7月18日】 | キンマweb - 麻雀ニュース・麻雀情報サイト”. kinmaweb.jp (2021年7月18日). 2021年8月4日閲覧。
  4. ^ 逆境をはね除けた四暗刻単騎! 松ヶ瀬隆弥が本田朋広らを退けオーディション優勝、次期Mリーガーに 風林火山オーディション決勝レポート【7月23日】”. キンマWEB (2021年7月24日). 2021年8月3日閲覧。
  5. ^ a b c 第221回:プロ雀士インタビュー 本田朋広 インタビュアー:井上絵美子 | 日本プロ麻雀連盟”. 2021年8月4日閲覧。
  6. ^ 第209回:プロ雀士インタビュー 本田 朋広 インタビュアー:木原 翼 | 日本プロ麻雀連盟”. 2021年8月4日閲覧。
  7. ^ チーム成績表”. M.LEAGUE(Mリーグ). 2022年3月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年4月14日閲覧。※着順について同着時に誤差あり
  8. ^ チーム成績表”. M.LEAGUE(Mリーグ). 2023年3月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年3月23日閲覧。※着順について同着時に誤差あり
  9. ^ チーム成績表”. M.LEAGUE(Mリーグ). 2024年5月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年5月5日閲覧。※着順について同着時に誤差あり

外部リンク

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