第61独立機械化旅団 (ウクライナ陸軍)
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第61独立機械化旅団 | |
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創設 | 2015年11月10日 |
所属政体 | ウクライナ |
所属組織 | ウクライナ陸軍 |
部隊編制単位 | 旅団 |
兵科 | 機械化歩兵 |
兵種/任務 | 機甲戦 |
人員 | 2,000人[1] |
所在地 | ジトーミル州ジトーミル |
通称号/略称 | A3425 |
愛称 | ステップ |
標語 | 永遠に自由を |
上級単位 | 第11軍団 |
戦歴 | ロシアのウクライナ侵攻 |
指揮官 | アンドリー・フェディチェウ大佐 |
第61独立機械化旅団(だい61どくりつきかいかりょだん、ウクライナ語: 61-ша окрема механізована бригада)は、ウクライナ陸軍の旅団。第11軍団隷下。
概要
[編集]ドンバス戦争
[編集]2015年11月10日、ドンバス戦争の影響に伴い、予備役の第61独立歩兵旅団としてチェルニーヒウ州で創設された[2]。
2019年4月、猟兵部隊化に伴い、第61独立猟兵旅団に改編された[2]。
ロシアのウクライナ侵攻
[編集]南部・ヘルソン戦線
[編集]→「2022年ウクライナ夏季の反転攻勢」も参照
2022年7月から、ロシアのウクライナ侵攻で南部ヘルソン州ベリスラウ地区に配備され、11月にロシア軍はドニエプル川西岸から撤退した[2][3]。
2022年8月24日、ウォロディミル・ゼレンスキー大統領より、名誉称号「ステップ」を授与された[4]。
2022年12月、機械化に伴い、第61独立機械化旅団に改編された[2]。
東部・バフムート戦線
[編集]→「ソレダルの戦い」も参照
2022年12月、激戦地の東部ドネツィク州バフムート地区に再配置され、友軍の救援でバフムート北のソレダル方面を防御した[5][6]。
東部・アウディーイウカ戦線
[編集]→「アウディーイウカの戦い (2022年)」も参照
2024年2月、激戦地の東部ドネツィク州ポクロウシク地区に再配置され、第25独立空挺旅団と共にアウディーイウカ守備隊を撤退支援し、アウディーイウカ西の防衛線で戦線を安定させた[7]。
ロシア・クルスク戦線
[編集]2024年8月、ロシア・クルスク州に再配置され、第99独立機械化大隊がスジャで記念撮影する動画を投稿し、制圧に貢献したとみられる[8]。
編制
[編集]- 旅団司令部(ジトーミル)
- 第99独立機械化大隊
- 第100独立機械化大隊
- 第101独立機械化大隊
- 戦車大隊
- 第20独立小銃大隊
- 第35独立小銃大隊
- 第36独立小銃大隊
- 旅団砲兵群
- 本部中隊
- 第1自走砲大隊
- 第2自走砲大隊
- ロケット砲大隊
- 対戦車砲大隊
- 防空大隊
ギャラリー
[編集]出典
[編集]- ^ Axe, David (2022年12月26日). “The Ukrainian Army’s Jaeger Brigades Are Its Middleweight Forest Troops” (英語). フォーブス. 2023年3月17日閲覧。
- ^ a b c d 反攻を待つ強力なロケットランチャーを有するウクライナ軍第61旅団 フォーブス・ジャパン
- ^ 動画:火囲み歌い踊るヘルソン市民 ウクライナ軍が公開 フランス通信社
- ^ ウクライナ大統領令 No. 606/2022 ウクライナ大統領府
- ^ Криваво-інформаційна війна. Росіяни за два тижні захопили місто Соледар, але це сумнівна перемога. Які уроки має винести Україна フォーブス・ウクライナ
- ^ ウクライナ軍、ソレダルからの撤退を認める 反撃に備えたものと説明 BBC
- ^ Withdrawal Operations, Part 2 トム・クーパー
- ^ Axe, David. “More Ukrainian Brigades Roll Into Russia's Kursk Oblast As Ukrainian Artillery Blocks Russian Reinforcements” (英語). Forbes. 2024年8月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年8月10日閲覧。