第33独立機械化旅団 (ウクライナ陸軍)
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第33独立機械化旅団 | |
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創設 | 2016年4月1日 |
所属政体 | ウクライナ |
所属組織 | ウクライナ陸軍 |
部隊編制単位 | 旅団 |
兵科 | 機械化歩兵 |
兵種/任務 | 機甲戦 |
人員 | 3,000人[1] |
所在地 | リウネ州リウネ |
上級単位 | 第10軍団 |
戦歴 | ロシアのウクライナ侵攻 |
指揮官 | イヴァン・ヴォイテンコ大佐 |
第33独立機械化旅団(だい33どくりつきかいかりょだん、ウクライナ語: 33-тя окрема механізована бригада)は、ウクライナ陸軍の旅団。第10軍団隷下。
概要
[編集]ドンバス戦争
[編集]2016年4月1日、ドンバス戦争の影響に伴い、予備軍団(予備役)の機械化部隊として創設された[1]。
ロシアのウクライナ侵攻
[編集]2022年2月24日、ロシアのウクライナ侵攻では、書類上は存在していたが定員割れで実戦配備可能な状態ではなかった[1]。
2023年1月、2023年ウクライナの反転攻勢用の戦力12個旅団の1個として再編された[1]。
2023年4月、NATOの機密文書が流出し、西側諸国供与のレオパルト2やマックスプロ (MRAP)が配備されたことが判明した[2]。
南部・ザポリージャ戦線
[編集]2023年6月上旬、南部ザポリージャ州ポロヒー地区に配備され、第47独立機械化旅団と合同で攻勢を開始したが、アンドリー・ボイコ副旅団長が戦死してレオパルト23輌を含む戦車30輌以上の大損害を出してオリヒウで撃退されたとロシア国防省が発表した[3][4]。
東部・アウディーイウカ戦線
[編集]2024年2月下旬、東部ドネツィク州ポクロウシク地区に再配置され、第79独立空中強襲旅団の援軍でポベダ(マリンカ・フロマーダ)で反撃したが弾薬不足で撤退した[5]。
編制
[編集]- 旅団司令部(リウネ)
- 第1機械化大隊
- 第2機械化大隊
- 第3機械化大隊
- 戦車大隊
- 第421独立小銃大隊
- 旅団砲兵群
- 本部中隊
- 第1自走砲大隊
- 第2自走砲大隊
- ロケット砲大隊
- 対戦車砲大隊
- 防空大隊
出典
[編集]- ^ a b c d Ukraine Is Forming A Dozen New Brigades—And Giving Them Old Weaponry フォーブス
- ^ 第217号(2023年4月10日)NATO流出機密文書、戦術核兵器の配備先 ほか ユーリィ・イズムィコ note
- ^ ウクライナ集中攻撃を撃退 ロシア部隊司令官「戦車30両以上破壊」 産経ニュース
- ^ 反攻での損失続くウクライナ、戦車などの大幅な追加供与訴え フォーブス・ジャパン
- ^ Ukraine War, 23 February 2024 トム・クーパー