第60独立機械化旅団 (ウクライナ陸軍)
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第60独立機械化旅団 | |
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創設 | 2015年11月10日 |
所属政体 | ウクライナ |
所属組織 | ウクライナ陸軍 |
部隊編制単位 | 旅団 |
兵科 | 機械化歩兵 |
兵種/任務 | 機甲戦 |
人員 | 3,000人[1] |
愛称 | インフレツィ |
標語 | ウクライナのために神と共に |
上級単位 | 南部作戦管区 |
戦歴 | ロシアのウクライナ侵攻 |
指揮官 | ヴィクトル・スカテルノイ大佐 |
第60独立機械化旅団(だい60どくりつきかいかりょだん、ウクライナ語: 60-та окрема механізована бригада)は、ウクライナ陸軍の旅団。南部作戦管区隷下。
概要
[編集]ドンバス戦争
[編集]2015年11月10日、ドンバス戦争の影響に伴い、予備軍団(予備役)の第60独立歩兵旅団(ウクライナ語: 60-та окрема піхотна бригада)として創設された。
ロシアのウクライナ侵攻
[編集]南部・ヘルソン戦線
[編集]→「ダヴィディウ・ブリドの戦い」および「2022年ウクライナ夏季の反転攻勢」も参照
2022年3月、ロシアのウクライナ侵攻では、南部ヘルソン州ベリスラフ地区に配備され、8月下旬に攻勢を開始し、ダヴィディウ・ブリド、ベリスラフ、ヘルソンを解放して11月中旬にロシア軍はドニエプル川西岸から撤退した[2][3][4]。
2022年8月24日、ウォロディミル・ゼレンスキー大統領から、名誉称号「インフレツィ」を授与された[5]。
2022年12月、機械化に伴い、第60独立機械化旅団に改編された。
東部・バフムート戦線
[編集]→「バフムートの戦い」も参照
2022年12月、激戦地の東部ドネツィク州バフムート地区に再配置され、バフムートの南を防御した[1]。2023年4月に第97独立機械化大隊がバフムート市内に再配置され、旅団の他部隊は2023年ウクライナの反転攻勢用の戦力として後方に移動した[6][7]。
東部・スヴァトヴェ-クレミンナ戦線
[編集]→「第二次クレミンナの戦い」も参照
2023年12月、東部ルハーンシク州セヴェロドネツィク地区に再配置され、2024年3月にクレミンナでロシア軍が装甲兵員輸送車の代用と思われる通常は農場や建設現場で利用される装甲の無いゴルフカート型車両で突撃してくる常軌を逸した奇襲もあったがドローンと地雷で撃退した[8]。
編制
[編集]出典
[編集]- ^ a b Bakhmut Is ‘Soaked In Blood’ As Eight Of Ukraine’s Best Brigades Battle 40,000 Former Russian Prisoners フォーブス
- ^ Кожен, хто бере в полон російських військових, забезпечує можливість звільняти наших героїв – звернення Президента України ウクライナ大統領府
- ^ ЗСУ звільнили 11 населених пунктів на Херсонщині – угруповання військ «Південь» ラジオ・フリー・ヨーロッパ
- ^ 動画:火囲み歌い踊るヘルソン市民 ウクライナ軍が公開 フランス通信社
- ^ ウクライナ大統領令 No. 606/2022 ウクライナ大統領府
- ^ Ukrainian 60th Mechanized Brigade's 97th Battalion defending #Bakhmut. 第60独立機械化旅団 Facebook
- ^ Ukrainian Units ready for the offensive ミリタリー・ランド
- ^ ロシア軍の無謀極まる「ゴルフカート」攻撃、案の定悲惨な結果に フォーブス・ジャパン