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第1飛行師団 (日本軍)

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第1飛行集団から転送)
第1飛行師団(第1飛行集団)
創設 1938年(昭和13年)6月10日
廃止 1942年(昭和17年)4月15日
再編成 1943年(昭和18年)1月16日
廃止 1945年(昭和20年)
所属政体 大日本帝国の旗 大日本帝国
所属組織  大日本帝国陸軍
部隊編制単位 師団
兵種/任務 航空作戦
所在地 各務原-札幌-帯広
通称号/略称 鏑(かぶら)1045
最終上級単位 第5方面軍
担当地域 北海道千島列島
最終位置 札幌
戦歴 太平洋戦争
(ソ連対日参戦)
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第1飛行師団(だいいちひこうしだん)は、日本陸軍航空師団の一つ。前身は1938年に創設された第1飛行集団で、1942年に解散したが、1943年に第1飛行師団として再編成されたものである。

沿革

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第1飛行集団司令部は1938年6月、東京で編成され内地の防衛を担当した。その後、司令部は岐阜へ移動し、1942年に解隊した。

1943年1月、第1飛行師団として再編成され、司令部を各務原に置き、内地の防衛を担当。1944年(昭和19年)、北海道・千島列島の防衛担当となり、司令部を札幌に移動させ第5方面軍に属した。その後、司令部を帯広に移動したが、終戦時は札幌に所在。

師団概要

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  • 司令部通称号:鏑1046

歴代師団長

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第1飛行集団長

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第1飛行師団長

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歴代参謀長

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第1飛行集団参謀長

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第1飛行師団参謀長

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  • 小森田親玄 大佐:1943年2月25日[3] - 1943年12月3日
  • 成田貢 大佐:1943年12月3日 - 終戦[4]

最終司令部構成

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第1飛行集団

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  • 参謀長:塚田理喜智大佐

第1飛行師団

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  • 参謀長:成田貢大佐
    • 参謀:高橋敏雄少佐
    • 参謀:西村守雄少佐
  • 高級副官:井上弘中佐
  • 兵器部長:志村周一中佐 
  • 軍医部長:北島規矩朗軍医大佐 
  • 経理部長:岡村潔主計中佐 

   

最終所属部隊

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第1飛行集団

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戦闘部隊
教導部隊
  • 第101教育飛行団:吉田定男少将
    • 第101教育飛行連隊(戦闘):城寺朝一中佐
    • 第102教育飛行連隊(重爆):三宅友美中佐
    • 第4航空教育隊(柏):近藤信太郎中佐
    • 第6航空教育隊(原ノ町):兼山長太郎大佐
    • 第11航空教育隊(水戸):宮村信幸中佐
    • 第12航空教育隊(増田):斎藤武夫中佐
  • 第102教育飛行団:神谷正男大佐
    • 飛行第3戦隊(司偵、軽爆):志方光之大佐
    • 第105教育飛行戦隊(重爆):小島幸延中佐
    • 第1航空教育隊(各務原):山本勝大佐
    • 第2航空教育隊(加古川):中山真積中佐
    • 第7航空教育隊(浜松):眞舘武明大佐
    • 第8航空教育隊(八日市):城島末治大佐
  • 第103教育飛行団:小沢武夫少将
    • 飛行第4戦隊(戦闘、司偵):岡本修一中佐
    • 第106教育飛行戦隊(戦闘):中重長吉中佐
    • 第107教育飛行戦隊(軽爆):田中伊勢吉大佐
    • 第3航空教育隊(隈府):綾野唯雄中佐
    • 第5航空教育隊(太刀洗):松本理教中佐
    • 第9航空教育隊(新田原):山野憲之助中佐
    • 第8航空教育隊(八日市):城島末治大佐
陸軍病院
  • 各務原陸軍病院:平田龍男軍医中佐
  • 八日市陸軍病院
  • 加古川第1陸軍病院:小橋富児軍医中佐
  • 太刀洗陸軍病院:鵜沢修一軍医大佐
  • 菊池陸軍病院:馬淵信一郎軍医中佐
  • 新田原陸軍病院:葛城雷次郎軍医中佐
  • 八戸陸軍病院:伊藤半六軍医中佐
  • 仙台第2陸軍病院:粟屋信人軍医中佐
  • 嘉義陸軍病院

第1飛行師団

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戦闘部隊
  • 第20飛行団:甘粕三郎大佐
    • 飛行第54戦隊(戦闘):竹田勇少佐
    • 飛行第32戦隊(襲撃):岡村正義少佐
    • 第38独立飛行隊:小林実少佐
飛行場部隊
  • 第38航空地区司令部:鵜飼秀熊大佐
    • 第55飛行場大隊:河野宗少佐
    • 第77飛行場大隊:神戸三夫少佐
    • 第83飛行場大隊:市島英雄少佐
  • 第39航空地区司令部:小川清水大佐
    • 第49飛行場大隊:久保田時蔵少佐        
    • 第63飛行場大隊:坂東丈平大尉
    • 第80飛行場大隊:寺沢憲三少佐
  • 第52航空地区司令部:楢木茂中佐
    • 第1飛行場大隊:原口作太郎少佐    
    • 第2飛行場大隊:吉本勇太郎少佐      
    • 第73飛行場大隊:工藤茂助少佐        
    • 第178飛行場大隊:岩下栄吉少佐
    • 第12野戦飛行場設営隊:戸村丑末少佐
    • 第21野戦飛行場設営隊:小林績少佐
通信関連部隊
  • 第10航空通信連隊:古谷龍中佐
  • 第6航空特種通信隊:臼田玄次郎少佐
  • 第20航空情報隊:黒須三郎少佐
  • 第11対空無線隊:藤井啓生大尉
  • 第12対空無線隊:渡辺淳大尉
  • 第1航空固定通信隊:江口宗三中佐
  • 第20航空測量隊:高木利光少佐
整備・補給関連部隊
  • 第119独立整備隊:渡辺三雄中尉
  • 第139独立整備隊:小田敬雄大尉
  • 第150独立整備隊:平林光夫中尉
  • 第6野戦航空修理廠:中原寛治大佐
  • 第6野戦航空補給廠:杉原清吉中佐
  • 第11野戦気象隊:小林繁亀少佐

脚注

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  1. ^ 『帝国陸軍編制総覧』587頁。
  2. ^ 『陸海軍将官人事総覧 陸軍篇』390頁。
  3. ^ 『陸海軍将官人事総覧 陸軍篇』456-457頁。
  4. ^ 『陸海軍将官人事総覧 陸軍篇』458頁。

参考文献

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  • 秦郁彦編『日本陸海軍総合事典』第2版、東京大学出版会、2005年。
  • 外山操・森松俊夫編著『帝国陸軍編制総覧』芙蓉書房出版、1987年。
  • 別冊歴史読本 戦記シリーズNo.32 太平洋戦争師団戦史』、新人物往来社、1996年。
  • 外山操編『陸海軍将官人事総覧 陸軍篇』芙蓉書房出版、1981年。
  • 木俣滋郎『陸軍航空隊全史』航空戦史シリーズ90、朝日ソノラマ、1987年。

関連項目

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