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竹内 春海 (たけうち はるみ、1917年3月28日 - 2005年8月20日)は、日本の外交官。外務省アメリカ局長や、儀典長、駐イタリア特命全権大使などを歴任した。
東京商科大学(現一橋大学)在学中、文官高等試験に合格し、1938年外務省に入省。米国留学[1]、1940年アムハースト大学卒、1941年ハーバード大学大学院修了[2]。
大日本帝国陸軍少尉、1947年内閣総理大臣秘書官、1949年調査局第二課長、米国在勤、1953年アジア第二課長[3][4]、1954年欧米第一課長[5]、1958年カルカッタ総領事、1959年在ドイツ連邦日本国大使館参事官、1961年アメリカ局外務参事官を経て[6]、1963年アメリカ局長。1965年駐フィリピン特命全権大使。1967年駐ニュージーランド特命全権大使。1969年から儀典長を務め、昭和天皇訪米構想や、訪欧構想の実現に向け宮内庁との協議などにあたった[7][8]。
- ^ 文官高等試験外交科(外交官及領事館試験) 文官高等試験合格者一覧
- ^ 『現代日本人名録』1987年版 日外アソシエーツ社
- ^ [1]
- ^ 第3次 韓日会談(1953.10.6-21) 国籍及び処遇分科委員会会議録、第1次 1953.10.10 日韓会談・全面公開を求める会
- ^ 『日本官界名鑑』1956年版 日本官界情報社
- ^ 『日本官界名鑑』1970年版 日本官界情報社
- ^ 戦後日本における外務官僚のキャリアパス - 立命館大学立命館大学
- ^ 「外交: Vol.29 - 113 ページ」
外務省儀典長 (1969年-1972年) |
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- 藤山楢一:1965(昭和40)年-1968(昭和43)年
- 竹内春海:1969(昭和44)年-1972(昭和47)年
- 力石健次郎:1972(昭和47)年-1974(昭和49)年
- 内田宏:1974(昭和49)年-1977(昭和52)年
- 中島信之:1977(昭和52)年-1980(昭和55)年
- 西田誠哉:1980(昭和55)年-1983(昭和58)年
- 角谷清:1983(昭和58)年-1985(昭和60)年
- 石井亨:1985(昭和60)年-1987(昭和62)年
- 村角泰:1987(昭和62)年-1989(昭和64/平成元)年
- 田中義具:1989(昭和64/平成元)年-1991(平成3)年
- 中村順一:1991(平成3)年-1993(平成5)年
- 渡邉允:1993(平成5)年-1995(平成7)年
- 久米邦貞:1995(平成7)年-1997(平成9)年
- 河村武和:1997(平成9)年-1999(平成11)年
- 内藤昌平:1999(平成11)年-2001(平成13)年
- 小林秀明:2001(平成13)年-2002(平成14)年
- 小田野展丈:2002(平成14)年-2004(平成16)年
- 岡田眞樹:2004(平成16)年-2005(平成17)年
- 渋谷實:2005(平成17)年-2007(平成19)年
- 楠本祐一:2007(平成19)年-2009(平成21)年
- 小島誠二:2009(平成21)年-2010(平成22)年
- 秋元義孝:2010(平成22)年-2012(平成24)年
- 草賀純男:2012(平成24)年-2013(平成25)年
- 廣木重之:2013(平成25)年-2014(平成26)年
- 山崎純:2014(平成26)年-2015(平成27)年
- 嶋﨑郁:2015(平成27)年-2017(平成29)年
- 杉山明:2017(平成29)年-2018(平成30)年
- 岩間公典:2018(平成30)年-2020(令和2)年
- 海部篤:2020(令和2)年-2021(令和3)年
- 志野光子:2021(令和3)年-2022(令和4)年
- 島田丈裕:2022(令和4)年-2024(令和6)年
- 宮下匡之:2024(令和6)年-
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全権公使 |
- 開設1953
- 島静一1953-1956臨時代理公使
- 武野義治1956臨時代理公使
- 島津久大1956-1958
- 昇格1958
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全権大使 | |
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カテゴリ |
外務省 北米局長 (アメリカ局長:1963年-1965年) |
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