福島県立医科大学附属病院
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福島県立医科大学附属病院 | |
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情報 | |
正式名称 | 公立大学法人福島県立医科大学附属病院 |
英語名称 | Fukushima Medical University Hospital |
前身 |
白川仮病院 (1871-1872) 須賀川病院 (1872-1882) 福島県立福島病院 (1882-1890) 信夫・伊達・安達三郡共立福島病院(1890-1925) 公立福島病院 (1925-1944) 福島県立女子医学専門学校附属医院 (1944-1951) |
許可病床数 |
778床 一般病床:713床 精神病床:49床 感染症病床:2床 結核病床:14床 |
職員数 |
医師 578名 看護師 870名 技師・事務職員等 519名 (平成29年4月1日現在[1]) |
機能評価 | 一般500床以上:Ver5.0 |
開設者 | 公立大学法人福島県立医科大学 |
管理者 | 鈴木 弘行(病院長) |
開設年月日 | 1951年 |
所在地 |
〒960-1295 福島県福島市光が丘1番地 |
位置 | 北緯37度41分22秒 東経140度28分17秒 / 北緯37.68944度 東経140.47139度座標: 北緯37度41分22秒 東経140度28分17秒 / 北緯37.68944度 東経140.47139度 |
二次医療圏 | 県北 |
PJ 医療機関 |
福島県立医科大学附属病院(ふくしまけんりついかだいがくふぞくびょういん)は、福島県福島市光が丘1に所在する、公立大学法人福島県立医科大学が設置する大学病院である。周辺地域では「医大病院」と通称される。
病院の基本理念は「当病院は、健康を支える医療・心温まる医療を目指して県民と共に歩みます。」[1]
概要
[編集]特定機能病院、福島県がん診療連携拠点病院[2]・災害拠点病院であり、同県北部地方の救命救急センターとしての役割を持つ。日本第3位の面積と過疎地域を抱える県の中核病院として、平成20年(2008年)よりドクターヘリを運用している[3]。
また原子力発電産業が県東部に立地するため、原子力事故緊急医療施設を有する。
2015年(平成27年)8月26日に全国の被曝医療態勢の整備を支援する「原子力災害医療・総合支援センター」と、 事故発生時に大量被曝患者の治療や他の医療機関を指導を行って原子力災害時の被曝医療の中心になる「高度被ばく医療支援センター」に指定された[4]。
1,500名を超えるスタッフが、1日あたり平均外来数は1,300人を超え1日平均600人を超える入院患者(平成28年度)へ対応している[1]。
沿革
[編集]この節の加筆が望まれています。 |
- 1951年(昭和26年)4月 - 旧福島県立女子医学専門学校附属病院が福島県立医科大学附属病院となる
- 1987年(昭和62年)6月 - 福島県立医科大学附属病院(新病院)開業(現在地の福島市光が丘に移転)
- 1995年(平成7年)4月 - 特定機能病院承認、新生児集中治療部新設
- 1998年(平成10年)4月 - 看護学部設置により、福島県立医科大学医学部附属病院となる
- 2001年(平成13年)3月 - 被ばく医療施設を新設
- 2002年(平成14年)年4月 - 総合周産期母子医療センターを開設
- 2003年(平成15年)6月 - 電子カルテシステム稼働
- 2005年(平成17年)4月 - 病院病診連携事業/後期研修(専門医養成コース)制度開始
- 2006年(平成18年)4月 - 公立大学法人福島県立医科大学が設置する附属病院となる
- 2008年(平成20年)1月 - 救命救急センター新設、ドクターヘリ運航開始
- 2013年(平成25年)
- 3月22日 - 山形県ドクターヘリ(基地病院:山形県立中央病院)と広域連携協定を締結
- 10月30日 - 山形県ドクターヘリに加え、新潟県ドクターヘリ(基地病院:新潟大学医歯学総合病院)と三県で広域連携協定を締結
- 2014年(平成26年)6月1日 - 茨城県ドクターヘリ(基地病院:国立病院機構水戸医療センター・水戸済生会総合病院)と広域連携協定を締結。これにより県内塙町・矢祭町において福島県からドクターヘリ出動ができない場合、茨城県ドクターヘリを要請できるようになった
- 2017年(平成29年)4月1日 - 宮城県ドクターヘリ(基地病院:独立行政法人国立病院機構仙台医療センター・国立大学法人東北大学病院)と広域連携協定を締結
診療科
[編集]- 出典・[6]
中央診療施設・内部組織
[編集]- 医療安全管理部
- 感染制御部
- 医療情報部
- 患者サポートセンター
- 検査部
- 放射線部
- 手術部
- 集中治療部
- 総合周産期母子医療センター(母胎・胎児部門)
- 総合周産期医療センター(新生児部門)
- 病理部
- 輸血・移植免疫部
- 地域・家庭医療部
- 内視鏡診療部
- 遺伝診療部
- がんゲノム医療診療部
- リハビリテーションセンター
- 救命救急センター
- 臨床腫瘍センター
- 臨床工学センター
- 材料部
- 臨床研究教育推進部
- 人工透析センター
- 痛み緩和医療センター
- 甲状腺・内分泌センター
- 中央採血室
- 性差医療センター
- 臨床研究センター
- 看護部
- 薬剤部
- 栄養管理部
- こどもの心診療センター
- 出典・[7]
医療機関の指定等
[編集]- 特定機能病院承認(1995年4月1日)
- 日本医療機能評価機構認定(2013年3月1日)
- 特定救急認定(2011年2月12日)
- 災害拠点病院選定(1996年11月29日)
- 都道府県がん診療連携拠点病院指定(2015年4月1日)
- 福島県エイズ治療拠点病院指定(2011年1月1日)
- 肝疾患診療連携拠点病院(2009年8月1日)
- 高度救命救急センター指定(2012年3月30日)
- 高度被ばく医療支援センター、原子力災害医療・総合支援センター指定(2015年8月26日[8])
アクセス
[編集]- 病院公式サイトも参照。
- 福島駅東口から
- 東北自動車道
- 「福島松川スマートIC」より福島県道52号土湯温泉線
- 「福島西IC」より国道4号福島南バイパス経由で医大方面へ
脚注
[編集]- ^ a b c d “病院の概要”. 福島県立医科大学附属病院. 2019年9月28日閲覧。
- ^ がん診療連携拠点病院等 院内がん登録 2017年 全国集計報告書 (pp.18) (PDF) - 国立がん研究センター・がん対策情報センター、令和元年(2019年)8月、同年9月28日閲覧
- ^ “ドクターヘリについて”. 福島県 (2013年12月1日). 2019年9月28日閲覧。
- ^ 大岩ゆり (2015年10月28日). “県立医大にセンター 原子力災害対応、医療の中核”. 朝日新聞 (朝日新聞社): p. 朝刊 福島中会版
- ^ “福島県ドクターヘリ”. 福島県立医科大学附属病院. 2019年9月28日閲覧。
- ^ “診療科のご案内”. 福島県立医科大学附属病院. 2019年9月28日閲覧。
- ^ “中央診療施設・内部組織のご案内”. 福島県立医科大学附属病院. 2019年9月28日閲覧。
- ^ 9.被ばく医療センター (PDF) - 放射線医学総合研究所 2018年度 資料集、2019年9月28日閲覧
参考文献
[編集]- 福島県立医科大学史編集委員会『福島県立医科大学の歴史』福島県立医科大学、2006年1月31日
- 福島県立医科大学附属病院『平成17年度版 病院年報』2006年10月
外部リンク
[編集]- 公立大学法人 福島県立医科大学附属病院
- 施設基準一覧(令和元年9月1日現在)