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|乗車人員 = 984 |
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|備考全幅 = * 正式な所在地。一部は[[西彼杵郡]][[長与町]]高田郷に |
|備考全幅 = * 正式な所在地。一部は[[西彼杵郡]][[長与町]]高田郷に跨る。 |
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'''道ノ尾駅'''(みちのおえき)は、[[長崎県]][[長崎市]]葉山一丁目と[[西彼杵郡]][[長与町]]高田郷に |
'''道ノ尾駅'''(みちのおえき)は、[[長崎県]][[長崎市]]葉山一丁目と[[西彼杵郡]][[長与町]]高田郷に跨る、[[九州旅客鉄道]](JR九州)[[長崎本線]](長与支線)の[[鉄道駅|駅]]である。 |
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== 歴史 == |
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* [[1897年]]([[明治]]30年)[[7月22日]]:開 |
* [[1897年]]([[明治]]30年)[[7月22日]]:開設{{Sfn|九州720駅1983|p=133}}。 |
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* [[1925年]]([[大正]]14年) - [[1926年]](大正15年)頃:現駅舎完成{{Sfn|長崎近代遺産|p=126}}{{Sfn|宮川2015|p=36}}。 |
* [[1925年]]([[大正]]14年) - [[1926年]](大正15年)頃:現[[駅舎]]完成{{Sfn|長崎近代遺産|p=126}}{{Sfn|宮川2015|p=36}}。 |
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* [[1972年]]([[昭和]]47年)頃:新線(市布経由)開通に伴い[[列車交換|交換設備]]を撤去{{Sfn|宮川2015|p=36}}。 |
* [[1972年]]([[昭和]]47年)頃:新線(市布経由)開通に伴い[[列車交換|交換設備]]を撤去{{Sfn|宮川2015|p=36}}。 |
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* [[1974年]](昭和49年)[[6月11日]]:貨物取扱廃止<ref name="停車場">{{Cite book|和書|author=石野哲(編)|title=停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ|publisher=[[JTB]]|date=1998-10-01|edition=初版|isbn=978-4-533-02980-6|page=717}}</ref>。 |
* [[1974年]](昭和49年)[[6月11日]]:[[貨物]]取扱廃止<ref name="停車場">{{Cite book|和書|author=石野哲(編)|title=停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ|publisher=[[JTB]]|date=1998-10-01|edition=初版|isbn=978-4-533-02980-6|page=717}}</ref>。 |
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* [[1985年]](昭和60年)[[3月14日]]:[[チッキ|荷物]]扱い廃止{{R|停車場}}。 |
* [[1985年]](昭和60年)[[3月14日]]:[[チッキ|荷物]]扱い廃止{{R|停車場}}。 |
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* [[1987年]](昭和62年)[[4月1日]]:[[国鉄分割民営化]]により[[九州旅客鉄道]]が継承{{R|停車場}}。 |
* [[1987年]](昭和62年)[[4月1日]]:[[国鉄分割民営化]]により[[九州旅客鉄道]]が継承{{R|停車場}}。 |
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== 駅構造 == |
== 駅構造 == |
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[[ファイル:Michinoo-kyuhome.JPG|thumb|奥に見えるホームが交換駅であった名残である]] |
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駅舎と[[単式ホーム]]1面1線を有する[[地上駅]]である{{Sfn|九州720駅1983|p=133}}。開 |
[[駅舎]]と[[単式ホーム]]1面1線を有する[[地上駅]]である{{Sfn|九州720駅1983|p=133}}。開設から1972年(昭和47年)の新線([[市布駅|市布経由]])開通までは、当駅の属する長与経由が[[長崎駅]]に至る唯一のルートで優等列車も通過していた関係上、[[列車交換]]設備を備えた[[相対式ホーム]]2面2線であった{{Sfn|宮川2015|p=36}}。新線開通後2番線(東側)の線路は撤去されたものの、ホームはそのまま存置されており{{Sfn|宮川2015|p=36}}、駅付近の線路の線形からもかつての線形がうかがえる。 |
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駅舎は1925年(大正14年){{Sfn|宮川2015|p=36}}、あるいはその翌年の1926年(大正15年){{Sfn|長崎近代遺産|p=126}}に建てられたと |
駅舎は1925年(大正14年){{Sfn|宮川2015|p=36}}、あるいはその翌年の1926年(大正15年){{Sfn|長崎近代遺産|p=126}}に建てられたと言われる木造平屋造りで、長崎市と長与町に南北方向で跨っている。駅南側の事務所は長崎市、北側の待合室は長与町の町域に立地する{{Sfn|九州720駅1983|p=133}}。 |
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1945年(昭和20年)の[[長崎市への原子爆弾投下|原爆投下]]により被災した{{Sfn|宮川2015|p=37}}[[被爆建造物|被爆遺構]]である。 |
1945年(昭和20年)の[[長崎市への原子爆弾投下|原爆投下]]により被災した{{Sfn|宮川2015|p=37}}[[被爆建造物|被爆遺構]]である。 |
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<!--[[JR九州サービスサポート]]が駅業務を行う[[日本の鉄道駅#業務委託駅|業務委託駅]]で<ref name="JRK"/>、きっぷうりばが設置されている<ref name="MADO">[https://www.jrkyushu.co.jp/ |
<!--[[JR九州サービスサポート]]が駅業務を行う[[日本の鉄道駅#業務委託駅|業務委託駅]]で<ref name="JRK"/>、きっぷうりばが設置されている<ref name="MADO">[https://www.jrkyushu.co.jp/EkiApp?LISTID=502&EKI=91120300 駅情報] - JR九州.2021年12月6日閲覧</ref>。--> |
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[[SUGOCA]]の利用が可能。 |
[[SUGOCA]]の利用が可能。 |
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2021年6月3日、待合室部分を改装してパン屋がテナントとして入居したが、翌年7月 |
2021年6月3日、待合室部分を改装してパン屋がテナントとして入居したが、翌年[[7月]]限りで閉店した。 |
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2024年1月18日 (木) 08:02時点における版
道ノ尾駅 | |
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駅舎(2010年12月) | |
みちのお Michinoo | |
◄高田 (2.5 km) (1.7 km) 西浦上► | |
所在地 | 長崎県長崎市葉山一丁目372[1] |
所属事業者 | 九州旅客鉄道(JR九州) |
所属路線 | ■長崎本線(長与支線) |
キロ程 | 18.9[1] km(喜々津起点) |
電報略号 | ミチ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線[2] |
乗車人員 -統計年度- |
984人/日(降車客含まず) -2021年- |
開業年月日 | 1897年(明治30年)7月22日[1] |
備考 | 無人駅 |
道ノ尾駅(みちのおえき)は、長崎県長崎市葉山一丁目と西彼杵郡長与町高田郷に跨る、九州旅客鉄道(JR九州)長崎本線(長与支線)の駅である。
歴史
- 1897年(明治30年)7月22日:開設[1]。
- 1925年(大正14年) - 1926年(大正15年)頃:現駅舎完成[3][4]。
- 1972年(昭和47年)頃:新線(市布経由)開通に伴い交換設備を撤去[4]。
- 1974年(昭和49年)6月11日:貨物取扱廃止[5]。
- 1985年(昭和60年)3月14日:荷物扱い廃止[5]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により九州旅客鉄道が継承[5]。
- 2012年(平成24年)12月1日:同駅を含む長崎地区19駅にSUGOCAを導入[6]。
- 2022年(令和4年)
1945年8月9日の原爆投下時には、浦上駅から当駅まで臨時の救護列車が運転され当駅付近で救護活動が行われていた[8]。
駅構造
駅舎と単式ホーム1面1線を有する地上駅である[1]。開設から1972年(昭和47年)の新線(市布経由)開通までは、当駅の属する長与経由が長崎駅に至る唯一のルートで優等列車も通過していた関係上、列車交換設備を備えた相対式ホーム2面2線であった[4]。新線開通後2番線(東側)の線路は撤去されたものの、ホームはそのまま存置されており[4]、駅付近の線路の線形からもかつての線形がうかがえる。
駅舎は1925年(大正14年)[4]、あるいはその翌年の1926年(大正15年)[3]に建てられたと言われる木造平屋造りで、長崎市と長与町に南北方向で跨っている。駅南側の事務所は長崎市、北側の待合室は長与町の町域に立地する[1]。
1945年(昭和20年)の原爆投下により被災した[8]被爆遺構である。
SUGOCAの利用が可能。
2021年6月3日、待合室部分を改装してパン屋がテナントとして入居したが、翌年7月限りで閉店した。
-
駅構内
-
絵入り駅名標
-
駅名標
利用状況
- 2019年度の1日平均乗車人員は1,132人である[9]。
乗車人員推移[10][11] | ||
---|---|---|
年度 | 1日平均人数 | 1日乗降人数 |
2000 | 804 | |
2001 | 773 | |
2002 | 810 | |
2003 | 843 | |
2004 | 810 | |
2005 | 796 | |
2006 | 756 | |
2007 | 749 | 1,492 |
2008 | 731 | 1,465 |
2009 | 738 | 1,482 |
2010 | 725 | 1,462 |
2011 | 735 | 1,479 |
2012 | 800 | 1,600 |
2013 | 888 | 1,746 |
2014 | 920 | 1,816 |
2015 | 966 | 1,901 |
2016 | 987 | 1,938 |
2017 | 1,052 | |
2018 | 1,095 | 2,148 |
2019 | 1,132 |
駅周辺
駅は西友道の尾店をはじめとするショッピング施設が集積する国道206号から一歩裏に入ったところにある。周辺は以前は静かな住宅地であったが、1990年頃からマンション建設が相次いでいる。また長与町高田地区、長崎市道ノ尾地区の再開発計画により、区画整理が進んでいる。なお、国道と県道沿いにある長崎バス・長崎県営バスのバス停の表記は「道の尾」となっている。
- 道の尾温泉
- 長崎市立岩屋中学校
- 長崎外国語大学
- 長崎市立長崎商業高等学校
- 長崎県立長崎工業高等学校
- 長崎岩屋郵便局
- 長崎ロイヤルチェスターホテル
- 長崎遊覧バス車庫
隣の駅
脚注
- ^ a b c d e f 九州720駅1983, p. 133.
- ^ 『週刊 JR全駅・全車両基地』 27号 長崎駅・佐世保駅・大村駅ほか75駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年2月17日、23頁。
- ^ a b 長崎近代遺産, p. 126.
- ^ a b c d e 宮川2015, p. 36.
- ^ a b c 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、717頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (2012年12月4日)
- ^ a b 『駅体制の見直しについて』(PDF)(プレスリリース)九州旅客鉄道、2021年12月23日。オリジナルの2021年12月23日時点におけるアーカイブ 。2021年12月24日閲覧。
- ^ a b 宮川2015, p. 37.
- ^ “駅別乗車人員上位300駅(2019年度)” (PDF). 九州旅客鉄道. 2020年9月5日閲覧。
- ^ 令和元年版長崎市統計年鑑 、2020年9月5日閲覧
- ^ 長崎県統計年鑑 、2020年9月5日閲覧
参考文献・資料
- 『国鉄全線各駅停車10 九州720駅』小学館、1983年。ISBN 4093951101。
- 『長崎県の近代化遺産』長崎県教育委員会、1998年。
- 『鉄道ピクトリアル』2015年9月号(通巻907号)、電気車研究会、2015年。
- 宮川浩一「南風崎駅,道ノ尾駅をめぐって」 pp. 32-39
関連項目
外部リンク
- 道ノ尾駅(駅情報) - 九州旅客鉄道