「シティーハンター (アニメ)」の版間の差分
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組織の裏切り者となったアンジーを執拗に追いかけるピラルクーとエスパーダ。[[神奈川県]][[川崎市]]臨海部の工業地帯で、ピラルクー・エスパーダとアンジー・{{補助漢字フォント|獠}}・香の壮絶な戦いが始まる。海坊主と美樹は{{補助漢字フォント|獠}}たちをバックアップ。その頃、東京湾の港は「ユニオン・テオーペ」が送り込んだ多数の工作員に占拠されており、首領の海原が乗るクルーズ船が密入港していた。 |
組織の裏切り者となったアンジーを執拗に追いかけるピラルクーとエスパーダ。[[神奈川県]][[川崎市]]臨海部の工業地帯で、ピラルクー・エスパーダとアンジー・{{補助漢字フォント|獠}}・香の壮絶な戦いが始まる。海坊主と美樹は{{補助漢字フォント|獠}}たちをバックアップ。その頃、東京湾の港は「ユニオン・テオーペ」が送り込んだ多数の工作員に占拠されており、首領の海原が乗るクルーズ船が密入港していた。 |
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アンジーはエスパーダと一騎討ちを繰り広げるも、従来型の「エンジェルダスト」を既に体内に注入していたエスパーダの猛攻に押されるが、香の援護射撃で彼が身動き出来なくなった隙にアンジーが止めを刺す。その後、ピラルクーと対峙したアンジーは、「"ADMを使わなくても{{補助漢字フォント|獠}}に勝てる"ことを証明する」としてADMを破壊しようとするが、そこにADMの奪還に現れた「ユニオン・テオーペ」のヘリが乱入し、ヘリの銃撃からアンジーを庇ったピラルクーは絶命する。 |
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アンジーたちは[[東京湾アクアライン]]を経由し、川崎から[[千葉県]][[木更津市]]の[[海ほたるパーキングエリア|海ほたる]]に移動。未だに「ユニオン・テオーペ」と首領の海原に強い忠誠心を持つアンジーは、{{補助漢字フォント|獠}}にバトルを挑む。しかし、バトルの途中でADMを奪い返した海原は、無慈悲にも実験台として[[ボルトアクション方式|ボルトアクションライフル]]で遠距離からアンジーの体内にADMを撃ち込む。 |
アンジーたちは[[東京湾アクアライン]]を経由し、川崎から[[千葉県]][[木更津市]]の[[海ほたるパーキングエリア|海ほたる]]に移動。未だに「ユニオン・テオーペ」と首領の海原に強い忠誠心を持つアンジーは、{{補助漢字フォント|獠}}にバトルを挑む。しかし、バトルの途中でADMを奪い返した海原は、無慈悲にも実験台として[[ボルトアクション方式|ボルトアクションライフル]]で遠距離からアンジーの体内にADMを撃ち込む。 |
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海原にADMを投与されたアンジーは身体能力が驚異的に向上し、{{補助漢字フォント|獠}}の反撃を全て見切り、{{補助漢字フォント|獠}}はアンジーに重傷を負わされる。しかし、ADMの副作用によりアンジーは心身ともに異常をきたし、瀕死の状態になってしまう。{{補助漢字フォント|獠}}は、苦しむアンジーにコルト・パイソンのマグナム弾を打ち込み、アンジーは死ぬ。それを冷笑しながら見ていた海原。そして、ユニオン・テオーペのクルーズ船は東京湾を出港する。 |
海原にADMを投与されたアンジーは身体能力が驚異的に向上し、{{補助漢字フォント|獠}}の反撃を全て見切り、{{補助漢字フォント|獠}}はアンジーに重傷を負わされる。しかし、ADMの副作用によりアンジーは心身ともに異常をきたし、瀕死の状態になってしまう。{{補助漢字フォント|獠}}は、苦しむアンジーにコルト・パイソンのマグナム弾を打ち込み、アンジーは死ぬ。それを冷笑しながら見ていた海原。そして、ユニオン・テオーペのクルーズ船は東京湾を出港する。 |
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アンジーの墓前に佇む{{補助漢字フォント|獠}}と香の前に、花束を抱えた海原が現れる。アンジーにADMを撃ち込み暴走させたのが海原だと察した{{補助漢字フォント|獠}}は、懐の銃を構えながら「その花束を置いたらお前を殺す」と威嚇する。海原は「彼女(アンジー)を殺したのはお前だろ?」と皮肉を口にしながら踵を返す。ふとあしを止めた海原は「"冴羽{{補助漢字フォント|獠}}"という名前を気に入っているみたいだな?」と意味深な発言をし、再会を仄めかす言葉を残して立ち去る。 |
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エンドロール終了後、最後のシーンで{{補助漢字フォント|獠}}は香に「俺は死なない」と決意を述べる{{Efn|なお、このセリフは、原作者の[[北条司]]の要望によって追加されたものであり、前半の香の「{{補助漢字フォント|獠}}は死なないわ」というセリフとバランスを取ることが目的であった<ref name="Official Brochure P.17" />。}}。 |
エンドロール終了後、最後のシーンで{{補助漢字フォント|獠}}は香に「俺は死なない」と決意を述べる{{Efn|なお、このセリフは、原作者の[[北条司]]の要望によって追加されたものであり、前半の香の「{{補助漢字フォント|獠}}は死なないわ」というセリフとバランスを取ることが目的であった<ref name="Official Brochure P.17" />。}}。 |
2023年9月13日 (水) 12:21時点における版
シティーハンター | |
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ジャンル | アクション、ハードボイルド コメディ、少年向けアニメ |
アニメ | |
原作 | 北条司 |
監督 | こだま兼嗣 |
キャラクターデザイン | 神村幸子 |
メカニックデザイン | 明貴美加 |
音楽 | 国吉良一(第1話 - 第26話) 矢野立美(第6話 - 第51話) |
製作 | 読売テレビ 日本サンライズ→サンライズ |
放送局 | 読売テレビ・日本テレビ系列 |
放送期間 | 1987年4月6日 - 1988年3月28日 |
話数 | 全51話 |
アニメ:シティーハンター2 | |
原作 | 北条司 |
監督 | こだま兼嗣 |
キャラクターデザイン | 神村幸子 |
メカニックデザイン | 明貴美加 |
製作 | 読売テレビ、サンライズ |
放送局 | 読売テレビ・日本テレビ系列 |
放送期間 | 1988年4月2日 - 1989年7月1日 |
話数 | 全63話 |
映画:シティーハンター 愛と宿命のマグナム | |
原作 | 北条司 |
監督 | こだま兼嗣 |
脚本 | 遠藤明範 |
キャラクターデザイン | 神村幸子 |
メカニックデザイン | 明貴美加 |
音楽 | 矢野立美 |
制作 | 読売テレビ、日本ビクター、サンライズ |
配給 | 日本ビクター |
封切日 | 1989年6月17日 |
上映時間 | 87分 |
アニメ:シティーハンター3 | |
原作 | 北条司 |
監督 | こだま兼嗣 |
キャラクターデザイン | 神村幸子 |
メカニックデザイン | 小原渉平 |
製作 | 読売テレビ、サンライズ |
放送局 | 読売テレビ・日本テレビ系列 |
放送期間 | 1989年10月15日 - 1990年1月21日 |
話数 | 全13話 |
映画:シティーハンター ベイシティウォーズ | |
原作 | 北条司 |
監督 | こだま兼嗣 |
脚本 | 平野靖士 |
キャラクターデザイン | 神村幸子 |
メカニックデザイン | 小林渉平 |
音楽 | 矢野立美 |
制作 | 読売テレビ、日本ビクター、サンライズ |
配給 | 松竹富士 |
封切日 | 1990年8月25日 |
上映時間 | 45分 |
映画:シティーハンター 百万ドルの陰謀 | |
原作 | 北条司 |
監督 | こだま兼嗣 |
脚本 | 外池省二 |
キャラクターデザイン | 神村幸子 |
メカニックデザイン | 小林渉平 |
音楽 | 矢野立美 |
制作 | 読売テレビ、日本ビクター、サンライズ |
配給 | 松竹富士 |
封切日 | 1990年8月25日 |
上映時間 | 45分 |
アニメ:シティーハンター'91 | |
原作 | 北条司 |
監督 | 江上潔 |
キャラクターデザイン | 神志那弘志 |
メカニックデザイン | 山内則康 |
製作 | 読売テレビ、サンライズ |
放送局 | 読売テレビ・日本テレビ系列 |
放送期間 | 1991年4月28日 - 10月10日 |
話数 | 全13話 |
アニメ:シティーハンター ザ・シークレット・サービス | |
原作 | 北条司 |
監督 | こだま兼嗣 |
脚本 | 遠藤明範、こだま兼嗣 |
キャラクターデザイン | 神村幸子 |
メカニックデザイン | ヲギミツム |
製作 | 読売テレビ、サンライズ |
放送局 | 読売テレビ・日本テレビ系列 |
放送期間 | 1996年1月5日 - |
話数 | 全1話 |
アニメ:シティーハンター グッド・バイ・マイ・スイート・ハート | |
原作 | 北条司 |
監督 | やまざきかずお |
脚本 | 日暮裕一 |
キャラクターデザイン | さとうけいいち |
メカニックデザイン | ヲギミツム |
音楽 | 西田マサラ |
製作 | 読売テレビ、サンライズ |
放送局 | 読売テレビ・日本テレビ系列 |
放送期間 | 1997年4月25日 - |
話数 | 全1話 |
アニメ:シティーハンター 緊急生中継!? 凶悪犯冴羽獠の最期 | |
原作 | 北条司 |
監督 | 奥脇雅晴 |
脚本 | 岸間信明 |
キャラクターデザイン | さとうけいいち |
メカニックデザイン | ヲギミツム |
製作 | 日本テレビ、読売テレビ、サンライズ |
放送局 | 日本テレビ系列 |
放送期間 | 1999年4月23日 - |
話数 | 全1話 |
映画:劇場版シティーハンター 〈新宿プライベート・アイズ〉 | |
原作 | 北条司 |
総監督 | こだま兼嗣 |
脚本 | 加藤陽一 |
キャラクターデザイン | 高橋久美子、菱沼義仁 |
メカニックデザイン | 石垣純哉、植田大貴 |
音楽 | 岩崎琢 |
制作 | サンライズ |
製作 | 「2019 劇場版シティーハンター」製作委員会 |
配給 | アニプレックス |
封切日 | 2019年2月8日 |
上映時間 | 95分 |
映画:劇場版シティーハンター 天使の涙(エンジェルダスト) | |
原作 | 北条司 |
総監督 | こだま兼嗣 |
監督 | 竹内一義 |
脚本 | むとうやすゆき |
キャラクターデザイン | 高橋久美子、北澤精吾 |
音楽 | 岩﨑 琢 |
制作 | サンライズ アンサー・スタジオ |
製作 | 「2023 劇場版シティーハンター」製作委員会 |
配給 | アニプレックス |
封切日 | 2023年9月8日 |
上映時間 | |
テンプレート - ノート | |
プロジェクト | アニメ |
ポータル | アニメ |
『シティーハンター』は、北条司による日本の漫画『シティーハンター』(CITY HUNTER)を原作とする、一連のアニメーション作品。
本項目で記述する作品は以下の通り。なお、状況に応じて括弧内の略号を用いる。
- テレビアニメ
- シティーハンター (1)
- シティーハンター2 (2)
- シティーハンター3 (3)
- シティーハンター'91 ('91)
- テレビアニメスペシャル
- シティーハンター ザ・シークレット・サービス (SP1)
- シティーハンター グッド・バイ・マイ・スイート・ハート (SP2)
- シティーハンター 緊急生中継!? 凶悪犯冴羽獠の最期 (SP3)
- 劇場版アニメ
- シティーハンター 愛と宿命のマグナム (L&D)
- シティーハンター ベイシティウォーズ (BCW)
- シティーハンター 百万ドルの陰謀 (M$P)
- 劇場版シティーハンター 〈新宿プライベート・アイズ〉 (SPE)
- 劇場版シティーハンター
天使の涙 (AD)
概要
1987年に『シティーハンター』としてテレビアニメ化されたのを皮切りに、テレビシリーズとしては4度のアニメ化と3度のTVスペシャルが放送されたほか、劇場用アニメ映画として4本が公開され、いずれの作品も制作にはよみうりテレビとサンライズ(現・バンダイナムコフィルムワークス サンライズブランド)が関わっている。
初アニメ化〜20世紀までに公開された作品の概要
初のアニメ化となったテレビアニメ第1シリーズは、『機動戦士ガンダム』などオリジナルのロボットアニメやSFアニメを主軸に置いていたサンライズとしても同社初の漫画原作物であった(同年には本作と同じく漫画原作の『ミスター味っ子』も制作しているが、放送されたのは本作が先)。また、社名の変更時期に製作されたため、『1』第14話までは会社名表記が「日本サンライズ」と表記されていた。第15話からは社名が「サンライズ」に変更されたのと同時に、オープニング開始直後の獠のアップが修正されている。アニメ版は原作と違い、タイトルロゴの右上にカタカナで「シティーハンター」と書かれている。
メインスタッフは、東京ムービー新社の『新ルパン三世』班(監督のこだま兼嗣、演出の港野洋介、キャラクターデザインの神村幸子、作画監督の北原健雄など)が数多く参加した。『アリオン』『機動戦士ガンダムΖΖ』での実績を買われ、キャラクターデザインとして内定していた神村が夫であるこだまをサンライズ側に紹介したことで、彼が本作品の監督を務めることとなった。なお、第3話「愛よ消えないで! 明日へのテンカウント」は、こだまが現場に入る前にパイロット版として製作されており、高橋良輔が監修を行っている[1]。
東京ムービー新社時代のこだまの師匠格にあたる北原は、この頃すでにアニメーターとして20年以上のキャリアがあるにもかかわらず、この作品がサンライズ作品初参加であった。これまでに『元祖天才バカボン』『新ルパン三世』といった、総話数100話以上の作品の作画監督を手掛けてきた北原は、本作品では総作画監督としてその経験と実力を存分に発揮し、作画面で大いに貢献した。なお、この実績が評価されたことにより、『機動戦士ガンダムF91』での作画監督を当時のサンライズ社長であった山浦栄二から直々に依頼された[2]。同じくこだまの師匠格である港野は、『無敵超人ザンボット3』第1話Bパートの原画以来、数年ぶりのサンライズ作品への参加となった。本作品ではこだま監督の助監督的な位置付けと言えるポジションで活躍。槇村香、野上冴子、美樹といった重要なキャラクターが初登場するエピソードの絵コンテ、演出、構成を担当したり、最終回の前後編(または前中後編)における構成と演出をこだまと分担しながら担当している。
各話については、サンライズの『蒼き流星SPTレイズナー』班、脚本の星山博之、外池省二、平野靖士、演出の今西隆志、加瀬充子、主力作画スタジオはアニメアールから作画監督の谷口守泰、原画の吉田徹、逢坂浩司、沖浦啓之、小森高博、木村貴宏。スタジオ・ムーから村中博美、黄瀬和哉、山本佐和子。そして、『銀河漂流バイファム』『超力ロボ ガラット』の主力作画スタジオだったスタジオ・ライブから神志那弘志、山内則康、小林早苗らが参加しており、神志那は本作で初めて作画監督を務めた。また、武藤裕治は本作で演出家デビューを果たした。
また、散発的に参加した脚本家の井上敏樹は、後年になって本作に参加していた頃に思うようにシナリオが書けなくなるなど、スランプに陥っていたことを明かしている。
原作の段階で荒唐無稽さが見られたミリタリズムやリアリティの描写は、アニメ版ではさらに顕著となり、見栄えとしてのアクションが重要視されている。
『1』第27話からメカデザインとして途中参加した明貴美加はそれまでガンダムしか描いたことがなく、「修行のためとはいえ自身が選ばれたことへの戸惑いがあった」と語っている。シリーズ途中には、獠の愛車であるミニ・クーパーやフィアット・ウーノなどの車関係をアニメ向けに簡略化したデザインが、演出の港野洋介(青木悠三)によって新たに描き起こされたこともある。なお、明貴は「劇中に出てくる小物類だから」という理由で、ブラジャーのデザインも担当した。
アニメ版の内容の大半は、原作と違って1つのエピソードを1話完結か前編・後編と構成したものである。原作がオムニバス形式であるため、アニメオリジナルのエピソードも多く、全140話中75話がオリジナル作品となっている。そのため、「獠と香が敵対する」といった独創性のあるエピソードも生まれた。原作をベースにした話も、単発キャラクターの設定や話の結末が原作と異なる時が度々あった。さらに、野上冴子、野上麗香、麻生かすみ、海坊主などの準レギュラー格のキャラクターが原作では登場しなかった話にも登場することがあり、原作より出番が増えている(海坊主はアニメの方で、原作よりも先に準レギュラーキャラクターになっている)。また、放送時間の都合上子供も見るため、セリフとして登場するものの実際に獠が「もっこり」させているシーンはない。アニメ化に際し、この点で苦心したことは後にこだま兼嗣が文庫版の解説で語っている[3]。ただし、『1』第8話では一瞬だけ獠の陰部が映ったシーンがあった(このシーンはモザイクで加工されている)。
初期および後期のエピソードの一部[注釈 1]、『獠と恐るべき似た者姉妹!!』(原作第31巻に収録)以降の連載作品はアニメ化されておらず、特に原作では後半ストーリーの主軸となるユニオン・テオーペおよびその関連人物は原則登場しない。原作連載終了後に放送されたテレビスペシャル版は、いずれもアニメオリジナルの内容である。
毎回登場する女性ゲストには、基本として有名女性声優が出演した。また、女優の水沢有美が『1』第45話に、国生さゆりが『2』第1話と第2話にそれぞれ出演している。『2』中盤以降、出演できる女性声優が少なくなったため、過去に出演した女性声優が別の役で再登場したり、アフレコの日程を変更するなどして都合をつけていたという逸話もある。
原作者の北条は「獠の飛行機恐怖症」という設定を早い時期から考えていたが[注釈 2]、アニメ版の制作にはほとんど関与せずスタッフに任せていたため、『1』第2話や第16話では獠が飛行機に乗っている場面が放送されており、依頼人が旅立つ際は空港で飛行機を見送るエンディングシーンも頻繁に登場した。そのため「獠の飛行機恐怖症」という設定はアニメ版への配慮から、『2』が終了するまでは原作でも描かれていない。また、原作では獠は喫煙者だが、アニメでは喫煙している描写はない。また、『1』では放送当時提供スポンサーだった「浅田飴」がアニメの随所に登場している(プロダクトプレイスメント)。
テレビアニメシリーズには前述の通り、ユニオン・テオーペ及び海原神は全く登場しなかったが、こだまは海原を登場させなかった理由について「自主規制」と述べた上で、海原の話では麻薬のエンジェルダストがどうしても絡むため、テレビ番組でこうした麻薬の類を扱うのはやめようと決めたことを明かしている[4]。
主題歌陣はTM NETWORKをメインに据え、アニメーションとあまり縁のないEPIC・ソニー(当時)にサントラを依頼した。特に、『1』前期の小比類巻かほるとTMは両方ともオリコンでトップ10入り(オリコン最高位は小比類巻が8位、TMが9位)を果たした。オープニング・エンディングを別々のアーティストが担当し、それが両方ともトップ10入りしたのは当時のアニメ界では初めてであった。OVAや映画では、ビクター音楽産業(当時)がサントラを担当した。
TVアニメ第1シリーズのエンディングテーマとして用いられたTMの『Get Wild』は、後述するように当時としては画期的な演出を用いて流されたこともあり、本作を象徴する代表曲として、その後のTVシリーズでもしばしば挿入曲として用いられ、SP2・3や21世紀の映画エンディングテーマになっているほか、TM NETWORKの代表曲にもなった(楽曲としての詳細な解説は「Get Wild」の項目を参照)。
21世紀以降の主な動き
2017年12月9日発売のアニメ雑誌『アニメぴあ Shin-Q vol.2』(ぴあ発行)では、SP3の放送以来18年ぶりに本作がアニメ雑誌の表紙を飾っている[5]。
2019年2月には21世紀に入って初の完全新作劇場版『劇場版シティーハンター 〈新宿プライベート・アイズ〉 』が公開された(制作発表は前年3月におこなわれた[6])。詳細は『SPE』の節を参照。
2022年4月、21世紀に制作された映画としては『SPE』に次ぐ第2作目の完全新作劇場版の制作を発表[7]。『劇場版シティーハンター
声の出演
主要キャスト
- 冴羽 獠 - 神谷明
- 槇村 香 - 伊倉一恵[注釈 3]
- 海坊主 - 玄田哲章
- 野上 冴子 - 麻上洋子[注釈 4]
- 美樹 - 小山茉美 / 伊藤美紀[注釈 5]
- 槇村 秀幸 - 田中秀幸
- 野上 麗香 - 鷹森淑乃
- 麻生 かすみ - 冨永みーな
また本作に出演している声優の多くは、本作のパラレルワールドを描いた『エンジェル・ハート』のテレビアニメ版でも引き続き同じ役を担当した。
テレビ版
『シティーハンター』、『シティーハンター2』、『シティーハンター3』、『シティーハンター'91』(シティーハンター ナインティーワン)と4度テレビアニメ化され、『シティーハンター ザ・シークレット・サービス』『シティーハンター グッド・バイ・マイ・スイート・ハート』『シティーハンター 緊急生中継!? 凶悪犯冴羽獠の最期』と3度のテレビスペシャルが放送された。
全シリーズに共通しているのは、「本編のラストシーンからエンディングテーマ曲のイントロがフェードインしてきて、そのままCMを間に挟まずにエンディングテーマ曲に突入する」というスタイルである。これは当時のテレビアニメの定番である「本編が終わると一旦CMが入ってエンディングテーマになる」スタイルを覆す、画期的なことだった。諏訪道彦はこの方式を「聖母たちのララバイ方式[注釈 6]」と呼んでおり、本作はこれをテレビアニメで初めて採用した作品である[11]。また、当時のテレビアニメはモノラル放送が通常であった中、本作はオープニングテーマとエンディングテーマのみステレオ放送に切り替えるという試みがなされていた[注釈 7]。
『3』の第11話は、本放送時に一瞬だけオウム真理教代表(当時)・麻原彰晃の顔のカットが挿入され、サブリミナル効果を引き起こす仕様になっているとして問題となった。これは本放送終了後にオウム真理教への一斉強制捜査が行われていた1995年5月2日に発覚し、読売テレビは同年5月23日付で郵政省(現:総務省)から「番組基準の遵守を問われるような放送を行い、社会問題を引き起こした」として注意の行政指導を受けた[12]。なお、再放送時やソフト化の際に該当部分は削除された。
『'91』ではキャラクターデザインがこれまでの神村幸子に代わり、『2』まで作画監督として参加していた神志那弘志が抜擢された。また、本作では後半パートに入る直前に獠と香がすれ違う構図で中央に『シティーハンター'91』のタイトルロゴが入った画面で、獠が「シティーハンター」とタイトルコールを行うアイキャッチがある。このアイキャッチには特別バージョンがあり、喫茶店キャッツアイのマスターとしての海坊主にスポットを当てた第7話は構図はそのままですれ違うキャラクターを海坊主と美樹に変更し、中央のタイトルロゴが『ファルコン』に変更されたものと(タイトルコールも「ファルコン」)、香がシンデレラのようなひと時を獠と過ごす第10話は、香だけが描かれた画面に彼女の声でタイトルコールを行ったものが使用された。なお、スペシャルとして放映された第11話 - 第13話にアイキャッチはない。
『1』と『2』は4クール(52話)以上にわたってのロングランとなったが、『3』と『'91』はいずれも1クール(13話)にとどまった。特に『'91』は、基本的に中継放送が中止にならない東京ドームでの野球中継の影響も重なって放送休止が相次いだため、第11話 - 第13話が別枠(ローカル枠)でスペシャルとして連続放映されることとなった。
なお、『エンジェル・ハート』も本作と同じく、よみうりテレビ・日本テレビ系列各局でテレビアニメ化された(制作会社はサンライズからトムス・エンタテインメントに変更。トムスは東京ムービー新社時代に『キャッツ・アイ』のアニメ制作を手がけていた)。
テレビオリジナルの重要人物
ここでは、獠をはじめとする主要人物と関わりを持つ人物のみを記載する。
- ロバート・ハリスン
- 声 - 堀秀行
- 登場エピソードは『2』の第31話と第32話。獠がアメリカにいた頃に組んでいたスイーパー。愛用の拳銃はワルサーP38。5年前にプルトニウム強奪事件を解決する際に、犯人グループの攻撃により危機的状況にあった獠を助けており、獠は彼を命の恩人としている。
- その後、東京で5年ぶりに獠と再会。内戦が続くフェリダン王国の王女・アンジェラ(声 - さとうあい)がゲリラの首脳と会談を行うためにお忍びで来日することに合わせ、彼女の警護を獠と共に行う。アンジェラが滞在するホテルに着いて間もなく、彼女を暗殺するために雇われた暗殺者集団の襲撃を受けるもこれを退ける。その後、自身はアンジェラと共に会談場所となっている奥多摩の山荘へと向かい、獠は香と共に囮となって暗殺者集団を撃退する。そしてアンジェラの侍従としてともに来日したマルキド将軍(声 - 原田一夫)こそが一連の事件の首謀者であることを突き止める。さらにマルキドが、アンジェラが会談場所である山荘までたどり着いた場合は山荘ごと爆破する計画を立てていたことも知る。
- 獠と香が急いで山荘へと駆け付けたことにより、アンジェラと会談相手であるゲリラの首脳たちは難を逃れたが、2階で休んでいたという彼だけは爆発により、消息不明となる。そこへ、首謀者のマルキドが雇った新手の暗殺者集団に襲撃されるが、ゲリラ首脳たち協力のもとで全滅させる。
- 物語後半、怒りを露わにした獠に追い詰められ、「貴様を1発で地獄に送ってやる」と銃口を向けられたマルキドは高笑いを浮かべ、ロバートが生きていることを明かし、獠を驚かせる。そして、その直後にアンジェラは何者かにより狙撃され倒れる[注釈 8]。
- 爆死したと思われていたが、実はマルキドが言った通り生存しており、アンジェラを撃ったのも彼であった。「なぜ、裏切ったんだ?」と問い詰める獠に「俺は最初から王女暗殺の依頼を受けて日本に来た。山荘爆破で爆殺が失敗した場合での契約でな」「山荘へ届けるまではボディーガードを引き受けただけだ」と真相を明かす。そして獠に対し「相変わらずお前は甘ちゃんだな。情に流されていたら、この世界ではやっていけない」とも言い放つ。そこへ、撃たれたはずのアンジェラが姿を現し、暗殺が失敗したことを知る[注釈 9]。
- 「このまま引き下がるわけにはいかない」と、改めて任務を遂行しようとしたため、獠には「マルキドは死んだんだから、契約は白紙のはずだ!」と思い止まるよう説得されるが、「マルキドは死んでも、契約は生きている」と説得に応じなかったため、獠と一対一の勝負をすることとなる。勝負の結果、彼の撃った弾は獠の右肩をかすっただけだったが、獠の撃った弾は彼の心臓に命中し、もう助からないことを悟る。死に際「香くんを大事にしろよ…地獄で、待ってるぜ…」と言い残して死亡する。
- 前述の通り、獠にとっては命の恩人であり、いつか恩を返したいとずっと願っていたが、それを叶えられなかったばかりか、自分の手で殺してしまったため、この一件は獠の心に大きな傷を残した[注釈 10]。
- ソフィー・シルバーマン
- 声 - 佐々木るん
- 登場エピソードは『3』の12話と13話。スイーパーのマネージメント会社に勤める社員を名乗り、獠の前に現れた長いブロンドヘアの女性で、獠のアメリカでの仕事の窓口になりたいという話を持ち掛ける。
- しかしながらその正体は、裏社会では「銀の女豹」という異名を持つ名の知れたスイーパーで、獠との一騎打ちで命を落とした前述のロバートの婚約者であった。ロバートとは、彼がアンジェラ暗殺の任務を最後にスイーパーを引退した後結婚する予定だったが、獠に殺されたことを知り、素性を隠して復讐のため獠に近付く。中盤で獠、香ともども謎の集団に襲撃されるが、逃げ込んだ廃ビルで獠に救われ、この中で襲撃犯の正体がテロリスト育成から要人暗殺まで請け負う殺人会社ギネス・コーポレーションの一員であることを明かし、ロバートが依頼を受けたのも実はギネス・コーポレーションからであり、彼らの人質にされた自分の為に依頼を断れなかったことも明かした[注釈 11]。
- 素性を明かした後、獠に勝負を持ち掛けるも「君とやりあう気はない」と断られたため、獠を撃って重傷を負わせた上、香を連れ去る。そして1週間後に指定したベース跡へ来ることを要求する。しかし、香から獠とロバートが親友同士だったことや、自分も大切な人(秀幸)を理不尽に殺された過去を持つことを聞かされたことで動揺した様子を見せる。
- 1週間後、指定のベース跡でケガの完治していない獠と対峙するが[注釈 12]、そこにはボスのギネス(声 - 木原正二郎)をはじめとするギネス・コーポレーションの一同も集結する。2人をまとめて殺そうとするが、加勢した海坊主の協力もあって手下は全滅させられ、ギネスも獠に額を撃ち抜かれ死亡した。
- ギネスたちを倒した後、改めて獠と一騎打ちの勝負となったが、勝負の直前に香が身を挺して阻止する。香の身を案じた獠は退くように言うも、香が「獠が死んだら生きてたって仕方ない!残されて哀しむのはもういや!兄貴だけでたくさん!」という思いを叫んだことでその思いが通じたのか、獠への復讐を思い止まる[注釈 13]。その後、香に迷惑をかけたことを謝罪し、船で帰国した。
- キャサリン・ヘイワード
- 声 - 鶴ひろみ
- 登場エピソードは『2』の15話と16話。海坊主の元相棒だったヘイワード(声 - 田原アルノ)の娘。父の死後はダンディ・ジャック(声 - 仲木隆司)に育てられる。海坊主を父の仇としてずっと追い続けていたが、実はジャックこそが父を殺した男であり、終盤で自分が騙されていたことに気付く[注釈 14]。終盤で本性を現したジャックにより、海坊主もろとも殺されそうになったが、獠により救出される。全てを知り、父の本当の仇であるジャックを撃とうとするが、海坊主に「もういい。こんなことは、ヘイワードも望んでいないはずだ」と説得され、ジャック殺害を思い止まる[注釈 15]。最終的には自分の行いを海坊主に深く謝罪して帰国する。
- なお、海坊主がヘイワードの死に対して何も弁解しなかったのは、救えなかったことへの負い目からだったのではないかと獠は推察する。
- 堀越ちえみ(ほりこし ちえみ)
- 声 - 坂本千夏
- 香の高校時代の友人で、職業はキャビンアテンダント。登場エピソードは『1』の16話で、同話は最初のアニメオリジナルエピソード。男性ファンが多く、親衛隊なるものが結成されている。
- ある日、フライトを終えて更衣室へと入り、バッグを開けたところ、見覚えのないケースや金時計が入っていたことから不安になり、あらぬ疑いをかけられてクビになることを懸念し、香に相談する。獠のセクハラに気づかない無防備かつ天然な一面を持つ。
テレビスペシャルのゲストキャラクター
『ザ・シークレット・サービス』
新庄安奈 ()- 声 - 天野由梨
- 警視庁に新設されたシークレットサービスの一員で、野上冴子の優秀な後輩。年齢は24歳で独身。ブラジャー代わりにサラシを着用している。その正体は、ガイナム共和国の次期大統領候補であるジェームズ・マクガイアの娘。2度目に獠に危機を救われた際には[注釈 16]、マクガイアの娘であることが冴子の父である野上警視総監に知られ、任務から外されそうになったが、冴子が身を挺してこれを阻止している。
- 初対面でありながら自分にセクハラをした獠への最初の印象は「無頼な男」だったが、2度危機を救われたことや交流を通して徐々に心を開き、獠にマクガイアと似ているものを感じ取る。6歳の時に日本人だった母の瑠璃子を亡くし、その死をめぐってマクガイアに複雑な感情を抱いており、中盤でマクガイアに対する憎しみの入り混じった複雑な胸中を打ち明けた際、獠には「君が心に巻いたサラシを脱げば、父親とのいい思い出だって蘇ってくる」と言われ、この一言が徐々にマクガイアへの思いを変えるきっかけとなる。その翌日、瑠璃子の墓参りに同行した際、マクガイアが瑠璃子を殺したのではないことは頭では解っていたものの、「憎みたくないから、あなたには会いたくなかった」とマクガイアに打ち明ける。
- 物語終盤、単身ゴンザレスのもとに乗り込んだマクガイアを追う途中で、ゴンザレスの所有する船にマクガイア共々閉じ込められるが、その際に彼の思いを知って和解した。ゴンザレスが瑠璃子の殺害を自白したことでマクガイアへの誤解は解け、事件解決後はマクガイアと普通の父娘として接する一方、冴子に倣って獠を手玉に取るようになる。冴子曰く、「父に反発してがむしゃらにやっていた若い頃の私に似ている」とのこと。それを聞いた獠は「ということは、冴子がもう一人増えるというわけか…」と呟いた。
- ジェームズ・マクガイア
- 声 - 大塚明夫
- ガイナム共和国の次期大統領候補。25年前にガイナム共和国へ派遣されてきた日本人ボランティアの新庄瑠璃子と結婚し、娘・新庄安奈を授かった。来日直後の夜、かつての反政府グループ時代の同志だったゴンザレスから「安奈を襲う」という主旨の脅迫を受け、この一件をきっかけとして獠に安奈のボディーガードを依頼。安奈同様、彼もまた獠に自分と同じ匂いを感じ取る。
- かつて政府軍に追われて山中を逃げ回っていた際に偶然洞窟でダイヤモンド鉱脈を発見し、その利用をめぐってゴンザレスや彼と同じく同志だったピートと対立。ダイヤモンドを国民のために使いたい思いから鉱脈の場所を教えなかったことで、瑠璃子がゴンザレスに射殺されるという悲劇へつながる[注釈 17]。その後、安奈を日本へ送り出した後は隠れ家に潜伏していたところを政府軍に逮捕され、16年間を獄中で過ごした。釈放後は民主化運動の中心的人物となり、大統領選挙に立候補する。懐にはボロボロの小さな人形を忍ばせているが、これはかつて瑠璃子が安奈のために作ってあげるも、安奈がまだ幼かった頃に紛失したものである。釈放後に探し出して以来、この人形を家族の思い出かつ生きる糧として常に持ち歩いている。
- 物語の終盤、秘書のローザがゴンザレスの一味に拉致された際には、彼女がゴンザレスのスパイであることを知ってもまだ愛国者であることを信じて救出に向かうが、ゴンザレスの襲撃により致命傷を負ったローザの最期を安奈と共に看取ることとなってしまい、肩を落とす。
- 事件解決後はガイナムへ帰国して大統領選挙で圧倒的な勝利を収め、大統領就任式で民主化の決意を改めて強調した。また、大統領就任と同時にダイヤモンド鉱脈が発見されたことを発表し、これといった産業のないガイナムの重要な資源となると宣言した。
新庄瑠璃子 ()- ジェームズ・マクガイアの妻であり、新庄安奈の母。純粋で正義感に溢れた優しい女性。25年前に看護婦として国際医療ボランティアの一員としてガイナム共和国に派遣されたが、国の方針に矛盾を感じてマクガイア率いる反政府グループに身を投じた後、彼と結婚して安奈を出産する。しかし、18年前にマクガイアがゴンザレスやピートと活動方針の違いで対立した際には興奮したゴンザレスとピートが銃を抜いたため、マクガイアを庇ってゴンザレスに射殺された。なお、マクガイアが瑠璃子の墓参りに訪れた際、墓石に生年は1946年、没年は1977年である旨が記されている。
- ローザ・マルチネス
- 声 - 戸田恵子
- ジェームズ・マクガイアの秘書。マクガイアとは反政府運動時代からの仲間で、反政府グループの活動家だった。格闘術を自然と身につけており、その腕前は言い寄ってきた獠を素手で軽くあしらうほどである。
- 死亡した同志であるピートには特別な感情を抱いており、彼の死因がマクガイアによる殺害と誤解して18年間憎んでいたことから、ゴンザレスのスパイとなっていた。しかし、物語終盤には彼の船に閉じ込めれていたマクガイアと安奈を救出し、ゴンザレスに反旗を翻す。その際、かつてピートを殺害したことをゴンザレスが自白したことにより、これまでの行いを激しく後悔する。ヘリコプターで逃亡を図ったゴンザレスと日影を安奈と共に追うも、安奈を庇って腹部を撃たれて致命傷を負ってしまう。死の間際、マクガイアにガイナムを裏切ってしまったことを謝罪し、獠には「こんな私でもいいの?」と告げて、彼の「もちろんだとも、喜んで…」という言葉を聞くと、笑みを浮かべながら死亡した。
- ゴンザレス
- 声 - 麦人
- かつてはマクガイアやピートと共に反政府グループの同志の一人として活動していた男性。現在はガイナム共和国の麻薬組織のボスとして暗躍している。マクガイアがダイヤモンドの鉱脈を発見した際には、ピートと共にすぐにでも掘り出して反政府活動の資金にすべきだと主張したが、マクガイアが反対したことから彼の妻である瑠璃子を巻き込んでの銃撃戦で彼女を殺害する。逃走中には負傷していたピートを分け前を増やす目論見から殺害すると、鉱脈の場所を知るためにもマクガイアを死なせないよう、政府軍に彼の隠れ家だった小屋の場所を通報して捕縛させている。
- 現在は鉱脈の場所を知るため、来日したマクガイアに安奈を狙うことを告げて脅迫すると、麻薬密輸を企てた日本の竜神会の
日影 (声 - 市川治)と手を組み、日本の優秀な掘削機を要求していた。 - 物語終盤には自分の船へローザを拉致したうえでマクガイアと安奈も拉致するが、乗り込んできた海坊主と獠によって部下たちを全滅させられる。ヘリコプターで日影と共に逃亡する際に追ってきたローザを殺害した上、自暴自棄になって獠もマクガイアも安奈も自らの手で殺そうとしたために獠の怒りを買い[注釈 18]、彼のマグナムの一撃によってヘリを撃ち落とされ、日影と共に死亡した。
- ダンケルク
- 声 - 中多和宏
- ゴンザレスに雇われた売り出し中の殺し屋。かつて、同じく傭兵である海坊主の部下たちを裏切って死なせたことから、海坊主には現在でも恨まれている。手段や客を選ばない人物で、金に興味がないうえに仕事にも執着していない。目的はあくまでも自分の名前を売ることにあり、裏の世界No.1の座を狙っている。
- マクガイアが東京の自治と文化のシンボルである新都庁舎を視察していた際に安奈を狙撃しようとするが、獠の機転によって失敗に終わり、彼に興味を持つ。物語終盤でゴンザレスの船へ乗り込んできた獠と海坊主を迎え撃って海坊主に決闘を挑む。しかし、銃撃戦から肉弾戦を経て次第に追い詰められ、海坊主のジャーマン・スープレックスにより頚椎をへし折られ死亡した。
『グッド・バイ・マイ・スイート・ハート』
真風笑美 ()- 声 - 岩男潤子
- 新宿歌劇団の花形男役スター。義理の兄である武藤武明を探して欲しいと依頼した。獠曰く、バストはCカップ。海坊主は笑美の大ファンである。なお、笑美の両親とは5歳の時に亡くなっている。養護施設から武藤の家族に引き取られ、本当の子供みたいに大切に育ててくれたという。ずっと周囲を騙しており、養護施設にいた頃から大人の顔色を伺うのがうまい子供だったという。明るく振舞った方が可愛がってもらえるのがわかっていたらしい。
武藤武明 ()- 声 - 山寺宏一
- 笑美の義兄。16歳の時にハーバード大学の学位を取得したほどに頭脳明晰な人物であったが、人並外れた天才ゆえか笑美や両親にさえ心を開くことはなく、18歳になった夜にパソコンに「Goodbye my ……」と打ち込んだ後、突然消息を絶つ。以来13年間音信不通となっていたが、笑美のもとにバラの花束が送り届けられたことを機に、笑美は獠に「義兄を捜して欲しい」と依頼する。
- しかしながら、13年ぶりに現れた彼は「プロフェッサー」と呼ばれる自身の犯罪に美学を感じる犯罪者になっていた。家族の元を去った後、ヨーロッパの外人部隊(第2パラシュート連隊)所属のエリート兵となり、湾岸戦争の最前線に回されていたが、偵察任務中に仲間の隊員と共に敵地で孤立し、その挙げ句味方であるはずの多国籍軍から砲弾の攻撃を受けてしまう。だが、その状況からも生き延びて、砲撃による攻撃命令を出した上官を殺害後に行方を眩ます。その後、10数件の暗殺の他、ヨーロッパ経済界の大物の誘拐、スイス国際銀行の現金輸送車の強奪など、数多くの犯罪に手を染める。また劇中での本人の発言や上記の経歴から、主にヨーロッパの裏社会を拠点に暗躍していたことが示唆されている。
- 「プロフェッサー」としての彼は、目的のために手段は選ばず、仲間はおろか無関係な市民の殺害にも一切の躊躇を見せない冷酷非情な人物であり、明晰な頭脳に加えて重火器の扱いや接近戦にも長けており、接近戦に関しては龍岡を一瞬でねじ伏せられるほど。また、銃の腕前も標的を正確に狙撃し、終盤では獠とも互角に張り合うほどの実力を持つ。獠の事は「伝説の勇者にして裏社会No.1」と評し、終盤に対峙した際は「(戦いの中でしか生きていることを実感できない点で)自分と同類」と呼ぶなどのある種のシンパシーを感じているとも取れる描写がある。
- 笑美が獠に武明を探すことを依頼されたことと同時に、東京全土を標的に「死のゲーム」を始め、命のやり取りを楽しむかのようにテロを実行した。数々のミッションを獠に課し、山手線での決戦まで優勢を保ってきたが、最後の一騎討ちで獠に胸を撃ち貫かれて致命傷を負う[注釈 19]。絶命の寸前に「命の尊さ」を感じ、獠に撃たれた際に落とした薔薇の花を拾う笑美に「もう(この薔薇は)必要ない…。俺にとって宝物はお前の笑顔だった…。もう一度、笑顔を見せてくれ…」と告げるとともに、獠には感謝を告げ、笑顔を浮かべ静かに息を引き取った。愛銃はグロック17で獠や山内、海坊主らへの狙撃シーンではH&K PSG1を使用していた。
山内悟 ()- 声 - 飛田展男
- 爆弾作りが趣味のマッドボンバー。仕掛け爆弾に関しては世界でも指折りであり、その技術を見込まれ武藤にスカウトされる。最終的に獠に拉致される形で爆弾を仕掛けた電車に無理やり乗せられ爆弾の解除をさせられるも、武藤に額を撃ち抜かれ死亡する。
龍岡浩一 ()- 声 - 西凛太朗
- 銀行強盗で4人、逮捕しようとしていた警官5人を殺害し、銀行強盗や殺人の罪で服役していた凶悪犯。筋骨隆々の巨漢であり、素手で車を動かせるほどの怪力の持ち主。爆弾作りの山内とともに、武藤にスカウトされる。上記の怪力の他にヘリの操縦や電車と並走しているヘリのローターを正確に狙撃するほどの狙撃能力の持ち主。武藤とは初対面時にねじ伏せられて以来、彼の命令に対して忠実であるが、終盤に命の危険があるにもかかわらず獠との対決を望む武藤に対して「狂ってるよあんた、危険を弄んでやがる」と評した。最期は武藤が倒れたことに激昂し、ヘリから獠を狙撃しようとするも、海坊主らに阻止され、そのまま操縦不能となったヘリと共に墜落し死亡する。狙撃の際にはSIG SG550を使用。
- エリカ
- 声 - 安部譲二(特別出演)
- 新宿のオカマバー「ERIKA」のママ、獠のことがお気に入りである。TVスペシャルの次作にも担当声優を変えて(声:野島昭生)登場。また、映画「SPE」にも瓜二つの人物がゴールデン街の場面で登場している。
『緊急生中継!? 凶悪犯冴羽獠の最期』
- サユリ・クラウディア/
朝霧さやか () - 声 - 高山みなみ
- メガシティTVの人気女性アナウンサー。人気の高さからファンから「さやぴー」と呼ばれている。しかし正体はジャック・ダグラスの恋人で、ダグラスが獠との決着をつけるために手伝いとして顔を整形し、ダグラスに狙われている自身のボディーガードというニセの依頼を頼んだ。実は本当は獠のことを愛しており、彼の写真入のペンダントを着用していて、それが過去の因縁を巡るキーアイテムとなる。拉致され監禁された本物の朝霧さやかはTVで見る表情とは違って相当軽いキャラクター。
- ジャック・ダグラス
- 声 - 高田裕司
- メガシティTVの社長で、その正体はジャックナイフと呼ばれた元傭兵である。獠のかつてのライバル。冷酷非道で残虐な手も平気で行う。心臓病で余命いくばくもなく、獠との決着をつけるためこの計画を引き起こしたが、過去の本心を知ったサユリによって阻止され、その隙をついた獠によって倒される。愛銃は獠と同じく(カスタムは異なるが)コルト・パイソンの4インチモデル。
- マッド・ドッグ
- 声 - 森川智之
- メガシティTVのダグラスの部下。ストーリー冒頭で東京駅で待ち合わせしていたメガシティーテレビの幹部を新幹線のトイレで殺した。ノベルではマッドドッグ。本名ケン・ベルナルド・バルバロスで、サユリの弟。
放送時期
- シティーハンター
- 1987年4月6日から1988年3月28日の月曜19:00 - 19:30に読売テレビ発・日本テレビ系列にて放送。
- シティーハンター2
- 1988年4月2日から1989年7月1日の土曜18:00 - 18:30に読売テレビにて放送。
上記2作はローカルセールス枠での放送だったため、系列局のほとんどが遅れネットであった。
- シティーハンター3
- 1989年10月15日から1990年1月21日の日曜19:00 - 19:30に読売テレビ発・日本テレビ系列にて放送。
- シティーハンター'91
- 1991年4月28日から同年10月10日の日曜19:00 - 19:30に読売テレビ発・日本テレビ系列にて放送。ただし、この時間帯での放送は9月22日(第10話)までで、第11話 - 第13話は10月10日木曜16:00 - 17:30にスペシャルで放送(関東地区)。
- シティーハンター ザ・シークレット・サービス
- 1996年1月5日に日本テレビ系列(『金曜ロードショー』)にて放送。
- シティーハンター グッド・バイ・マイ・スイート・ハート
- 1997年4月25日に日本テレビ系列にて放送。
- シティーハンター 緊急生中継!? 凶悪犯冴羽獠の最期
- 1999年4月23日に日本テレビ系にて放送。
スタッフ
- 原作 - 北条司(週刊少年ジャンプ連載)
- 監督 - こだま兼嗣 (1,2,3,SP1) / 江上潔('91) / やまざきかずお (SP2) / 奥脇雅晴 (SP3)
- 企画 - 諏訪道彦、杉本昌信(SP1)、位寄雅雄(SP2)(よみうりテレビ)/ 山下洋(SP3)(日本テレビ)/ 植田益朗(SP1,SP2)、指田英司(SP3)(サンライズ)
- キャラクターデザイン - 神村幸子 (1,2,3,SP1,SP2) / 神志那弘志 ('91) / さとうけいいち (SP2,SP3)
- メカニカルデザイン - 明貴美加 (1,2) / 小原渉平(3) / 山内則康('91) / ヲギミツム(SP1,SP2) / 宮沢努(SP3)
- 総作画監督 - 北原健雄 (1,2,3,'91,SP1) / さとうけいいち (SP2) / 佐久間信一 (SP3)
- 美術監督 - 宮前光春(1,2,3,SP2) / 東潤一(1,2,3,'91,SP1) / 田原優子('91) / 菅原清二(SP3)
- 色彩設計 - 歌川律子 / 中山しほ子(3) / 新垣純子('91) / 平岡れい子(SP1) / 村上智美(SP2)(エムアイ)/ 加瀬結起(SP3)
- 撮影監督 - 古林一太(1,2) / 伊藤修一(3) / 長谷川洋一('91,SP1) / 桶田一展(SP2) / 平田隆文(SP3)
- 3DCGスーパーバイザー - 小畑正好
- 編集 - 三田沙弥佳(JAY FILM) / 鶴渕友彰(1,2,3,91,SP1,SP2,SP3)[13] / 片石文栄('91)
- 音楽 - 矢野立美(1:第6話 - ) / 国吉良一(1:クレジットは第26話まで) / 大谷幸(2,3:クレジット表記無し) / 西田マサラ(SP2)
- 音響監督 - 浦上靖夫 / 小林克良 (3,'91)
- 音響効果 - 松田昭彦(フィズサウンドクリエイション)
- 録音調整 - 大城久典
- 録音助手 - 田口信孝
- 録音スタジオ - APUスタジオ
- 録音制作デスク - 佐々木愛
- 録音制作 - オーディオ・プランニング・ユー
- 制作デスク - 望月真人、南雅彦、池部茂
- 設定 - 山本之文 (1)、
- 設定制作 - 秋山浩之 (1,2) / 稲荷昭彦(SP1) / 相田和彦 (SP2,SP3)
- 制作助手 - 田中久美
- 企画担当 - 佐々木新
- プロデューサー - 諏訪道彦(読売テレビ) / 中谷敏夫(SP3)、山下洋(SP3)(日本テレビ)/ 植田益朗(1 - '91)、望月真人('91)、指田英司(SP1,SP2)、赤崎義人(SP3)(サンライズ)
- エグゼクティブプロデューサー - 西野正夫(読売テレビ)
- 製作 - 読売テレビ・SUNRISE / 日本テレビ (SP3)
主題歌
この節の加筆が望まれています。 |
全シリーズとも一貫してEPICソニー、CBSソニーに所属していたアーティストのみでタイアップされていた。ヒットした楽曲も多い。
- シティーハンター
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- オープニングテーマ
- エンディングテーマ
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- 「Get Wild」(全話)
- 作詞 - 小室みつ子 / 作曲・編曲 - 小室哲哉 / 歌 - TM NETWORK
- エンディングアニメーション:青木悠三
- その後、2010年にglobeが『15YEARS -BEST HIT SELECTION-』にてカバーした。同アルバムのジャケットデザインを、原作者の北条が手掛けている。
- 挿入歌
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- 「COOL CITY」(第1話、第22話)
- 作詞・作曲・編曲 - 国吉良一 / 歌 - The City Crackers
- 「GIVE ME YOUR LOVE TONIGHT」(第1話、第2話)
- 作詞 - Linda Hennrick / 作曲・編曲 - 国吉良一 / 歌 - 鈴木聖美
- 「BLUE AIR MESSAGE」(第5話、第21話)
- 作詞 - 江藤孝子 / 作曲 - 大内義昭 / 編曲 - 国吉良一 / 歌 - 大内義昭
- 「MR. PRIVATE EYE」(第7話、第9話)
- 作詞 - Linda Hennrick / 作曲・編曲 - 国吉良一 / 歌 - 大滝裕子
- 「WHAT'S GOIN' ON」(第14話)
- 作詞 - 小比類巻かほる / 作曲 - 大内義昭 / 編曲 - 戸塚修 / 歌 - 小比類巻かほる
- オープニングテーマ「City Hunter〜愛よ消えないで〜」のカップリング曲。
- 「FOOTSTEPS」(第25話、第27話 - 第32話、第36話 - 第40話、第42話、第45話 - 第48話、第50話)
- 作詞 - Linda Hennrick / 作曲・編曲 - 矢野立美 / 歌 - 北代桃子
- 「WANT YOUR LOVE」(第25話、第26話、第30話 - 第33話、第35話、第37話、第40話、第44話、第51話)
- 作詞 - 北代桃子 / 作曲・編曲 - 矢野立美 / 歌 - 北代桃子
- 第37話ではイントロのみが流される。
- 「NEVER GO AWAY」(第26話、第30話、第32話、第35話、第39話、第44話、第50話)
- 作詞 - 北代桃子 / 作曲・編曲 - 矢野立美 / 歌 - 北代桃子
- 第44話ではサントラ未収録の日本語バージョンが流される。
- 「砂のCASTLEのカサノヴァ」(第30話、第36話、第39話、第42話、第46話)
- 作詞 - 只野菜摘 / 作曲・編曲 - 矢野立美 / 歌 - 北代桃子
- 「終りのない傾き」(未使用)
- 作詞 - 銀色夏生 / 作曲 - 大沢誉志幸 / 編曲 - 安部隆雄 / 歌 - 大沢誉志幸
- オープニングテーマ「ゴーゴーヘブン」のカップリング曲で今作のサントラ収録曲だが、今作では挿入歌として使用されていない。
- 「Fighting (君のファイティング)」(未使用)
- 作詞 - 小室みつ子 / 作曲・編曲 - 小室哲哉 / 歌 - TM NETWORK
- エンディングテーマ「Get Wild」のカップリング曲でジャケットに「同アニメ挿入歌」と表記されているが、実際は挿入歌として使用されていない。サントラ未収録。
- この他、第37話、第38話、第49話ではサントラ未収録の演歌調の曲が挿入歌として流されている。
- シティーハンター2
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- オープニングテーマ
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- 「Angel Night〜天使のいる場所〜」(第1話 - 第26話)
- 作詞 - 松尾由紀夫 / 作曲・編曲 - 松浦雅也 / 歌 - PSY・S
- 第17話では挿入歌として用いられている。
- 「SARA」(第27話 - 第63話)
- 作詞・編曲 - FENCE OF DEFENSE / 作曲 - 西村麻聡 / 歌 - FENCE OF DEFENSE
- 放送時タイトルは「セイラ」。
- エンディングテーマ
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- 「Super Girl -CITY HUNTER 2-」(第1話 - 第37話)
- 作詞・作曲 - 岡村靖幸 / 編曲 - 清水信之 / 歌 - 岡村靖幸
- 「STILL LOVE HER (失われた風景)」(第38話 - 第63話)
- 作詞・編曲 - 小室哲哉 / 作曲 - 小室哲哉・木根尚登 / 歌 - TM NETWORK
- エンディングアニメーション:高橋久美子
- エンディングアニメーションには、実写の背景が使用されている。
- テレビシリーズのテーマ曲では唯一、歌詞のテロップ表示がない。
- 挿入歌
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- 「砂のCASTLEのカサノヴァ」(第1話)
- 作詞 - 只野菜摘 / 作曲・編曲 - 矢野立美 / 歌 - 北代桃子
- 「EARTH〜木の上の方舟〜」(第2話 - 第4話、第6話、第7話、第11話、第20話、第25話、第44話、第50話、第51話)
- 作詞 - 松尾由紀夫 / 作曲・編曲 - 松浦雅也 / 歌 - PSY・S
- 「FOOTSTEPS」(第2話、第6話、第8話、第11話 - 第13話、第16話 - 第19話、第23話、第24話、第28話 - 第30話、第33話、第48話、第51話)
- 作詞 - Linda Hennrick / 作曲・編曲 - 矢野立美 / 歌 - 北代桃子
- 「ゴーゴーヘブン」(第3話、第22話)
- 作詞 - 銀色夏生 / 作曲 - 大沢誉志幸 / 編曲 - 安部隆雄 / 歌 - 大沢誉志幸
- 「WANT YOUR LOVE」(第5話、第18話、第19話、第26話、第36話、第48話)
- 作詞 - 北代桃子 / 作曲・編曲 - 矢野立美 / 歌 - 北代桃子
- 第26話ではイントロのみが流される。
- 「CITY HEAT」(第8話、第10話、第12話、第19話、第29話、第51話、第56話、第57話)
- 作詞 - 北代桃子 / 作曲 - 小倉良 / 編曲 - 大谷幸 / 歌 - 小倉良
- 「NO NO NO」(第8話、第10話 - 第12話、第14話、第15話、第17話、第19話、第21話、第40話)
- 作詞 - 乃未紫煙 / 作曲 - 小倉良 / 編曲 - 大谷幸 / 歌 - 小倉良
- 「YOUR SECRETS」(第9話、第13話、第17話、第19話、第25話、第51話)
- 作詞 - 北代桃子 / 作曲・編曲 - 矢野立美 / 歌 - 北代桃子
- 「LONELY LULLABY」(第10話、第18話、第21話、第40話、第46話、第50話、第55話、第57話、第59話、第61話)
- 作詞 - 島エリナ / 作曲・編曲 - 矢野立美 / 歌 - 神谷明
- 「CHANCE」(第23話、第47話、第50話)
- 作詞 - 遠藤明範 / 作曲・編曲 - 矢野立美 / 歌 - 神谷明
- 「BLUE AIR MESSAGE」(第27話、第28話)
- 作詞 - 江藤孝子 / 作曲 - 大内義昭 / 編曲 - 国吉良一 / 歌 - 大内義昭
- 槇村の好きだった曲として流れる。劇中での曲名は「Day Dream」。
- 「FOOTSTEPS」(第28話)
- 作詞 - Linda Hennrick / 作曲・編曲 - 矢野立美 / 歌 - 北代桃子
- 「WITHOUT YOU」(第31話、第34話、第35話、第37話、第41話、第42話、第44話 - 第46話、第49話、第51話 - 第54話、第60話、第63話)
- 作詞 - Linda Hennrick / 作曲 - 小倉良 / 編曲 - 大谷幸 / 歌 - Jennifer Cihi
- 「SNOW LIGHT SHOWER」(第32話 - 第34話、第38話、第41話、第46話、第53話、第55話)
- 作詞 - 暮湖遊 / 作曲・編曲 - 矢野立美 / 歌 - 伊倉一恵
- 「終りのない傾き」(第32話、第42話)
- 作詞 - 銀色夏生 / 作曲 - 大沢誉志幸 / 編曲 - 安部隆雄 / 歌 - 大沢誉志幸
- 「ESCAPE」(第35話 - 第38話、第43話 - 第45話、第57話、第62話、第63話)
- 作詞 - 只野菜摘 / 作曲・編曲 - 矢野立美 / 歌 - 北代桃子
- 第57話ではイントロのみが流される。
- サントラのカセット版には収録されていない。
- 「街中 sophisticate」(第40話、第61話)
- 作詞 - 乃未紫煙 / 作曲・編曲 - 矢野立美 / 歌 - 神谷明・伊倉一恵
- 「GIMME SHOCK」(第42話)
- 作詞 - 暮湖遊 / 作曲・編曲 - 矢野立美 / 歌 - 神谷明
- 「Get Wild」(第50話)
- 作詞 - 小室みつ子 / 作曲・編曲 - 小室哲哉 / 歌 - TM NETWORK
- 「PARTY DOWN」(第56話、第57話)
- 作詞 - 北代桃子 / 作曲 - 小倉良 / 編曲 - 大谷幸 / 歌 - 北代桃子
- 「NAME OF THE GAME」(未使用)
- 作詞 - Linda Hennrick / 作曲 - 小倉良 / 編曲 - 大谷幸 / 歌 - Jennifer Cihi
- 今作のサントラ収録曲であるが、挿入歌として使用されていない。
- この他、第45話では『1』でも使用されたサントラ未収録の演歌調の曲が挿入歌として流されている。
- シティーハンター3
-
- オープニングテーマ
- エンディングテーマ
- 挿入歌
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- 「ゴーゴーヘブン」(第1話、第4話)
- 作詞 - 銀色夏生 / 作曲 - 大沢誉志幸 / 編曲 - 安部隆雄 / 歌 - 大沢誉志幸
- 「MAKE UP TONIGHT」(第1話)
- 作詞 - 浅田有理 / 作曲 - 東郷昌和 / 編曲 - 大谷幸 / 歌 - 河合夕子
- 今作のサントラ未収録で「ドラマティックマスターII」で初めてサントラ収録。
- 「FOREVER IN MY HEART」(第1話、第2話、第5話)
- 作詞 - Kirsten Steinhauer / 作曲・編曲 - 矢野立美 / 歌 - Kirsten Steinhauer
- 「砂のCASTLEのカサノヴァ」(第1話)
- 作詞 - 只野菜摘 / 作曲・編曲 - 矢野立美 / 歌 - 北代桃子
- 「MR. PRIVATE EYE」(第2話)
- 作詞 - Linda Hennrick / 作曲・編曲 - 国吉良一 / 歌 - 大滝裕子
- 「シャイにSexy」(第3話、第9話)
- 作詞・作曲 - 西薗まり / 編曲 - 平井光一 / 歌 - 西薗まり
- 「LONELY LULLABY」(第3話)
- 作詞 - 島エリナ / 作曲・編曲 - 矢野立美 / 歌 - 神谷明
- 「MIDNIGHT RAIN」(第4話、第6話、第8話、第13話)
- 作詞 - 北代桃子、Jaye Jaye / 作曲 - 吉村勇 / 編曲 - 吉村勇、富山光宏 / 歌 - ANIMA
- 「HOLD ME TIGHT」(第4話、第7話、第8話)
- 作詞 - Jaye Jaye、R.Keady / 作曲・編曲 - 田代隆廣 / 歌 - Red Monster
- 今作のサントラ未収録で「ドラマティックマスターII」で初めてサントラ収録。
- 「A LOVE NO ONE CAN CHANGE」(第5話)
- 作詞 - 遠藤明範、北代桃子 / 作曲・編曲 - 矢野立美 / 歌 - 神谷明・伊倉一恵
- 寸劇から始まり、そのまま楽曲へとつながってゆく構成。
- 「GIVE ME YOUR LOVE TONIGHT」(第7話)
- 作詞 - Linda Hennrick / 作曲・編曲 - 国吉良一 / 歌 - 鈴木聖美
- 「THE PRESSURE」(第8話、第12話)
- 作詞 - 乃未紫煙 / 作曲 - 吉村勇 / 編曲 - 吉村勇、富山光宏 / 歌 - ANIMA
- 「Get Wild」(第13話)
- 作詞 - 小室みつ子 / 作曲・編曲 - 小室哲哉 / 歌 - TM NETWORK
- 「JUST LIKE MAGIC」(未使用)
- 作詞 - Jaye Jaye / 作曲 - 中崎英也 / 編曲 - 福田裕彦 / 歌 - Red Monster
- 「CANDY」(未使用)
- 作詞 - 久宝留理子、尾上文 / 作曲 - 久宝留理子 / 編曲 - 柴山和彦 / 歌 - 久宝留理子
- 上記2曲は今作のサントラ収録曲であるが、ともに挿入歌として使用されていない。
- この他、第12話ではサントラ未収録の曲が挿入歌として流されている。
- シティーハンター'91
-
- オープニングテーマ
- エンディングテーマ
- 挿入歌
-
- 「砂のCASTLEのカサノヴァ」(第1話)
- 作詞 - 只野菜摘 / 作曲・編曲 - 矢野立美 / 歌 - 北代桃子
- 「You never know my heart」(第3話)
- 作詞 - 山下素公 / 作曲 - 新保達矢 / 編曲 - 新保達矢、高橋学 / 歌 - 橘真由美
- 「BY YOUR SIDE」(第3話、第10話)
- 作詞 - 菅野こうめい / 作曲 - Barry Keating / 編曲 - 清水信之 / 歌 - GWINKO
- オープニングテーマ「DOWN TOWN GAME」のカップリング曲でサントラ未収録曲。
- 「Hold Me Slowly」(第3話、第6話、第9話)
- 作詞・作曲・編曲 - Hiromi Ito / 歌 - 野口郁子&伊藤洋
- 「お願いKISS ME AGAIN」(第4話)
- 作詞 - 島田奈央子 / 作曲 - 杉山洋介 / 編曲 - 寺田創一 / 歌 - NAOKO
- 「FOREVER IN MY HEART」(第10話、第13話)
- 作詞 - Kirsten Steinhauer / 作曲・編曲 - 矢野立美 / 歌 - Kirsten Steinhauer
- 「HOLD ME TIGHT」(第11話)
- 作詞 - Jaye Jaye、R.Keady / 作曲・編曲 - 田代隆廣 / 歌 - Red Monster
- 「may be rich」(未使用)
- 作詞・作曲 - 近藤“KONTA”敦 / 編曲 - Achilles C'Damigos / 歌 - KONTA[注釈 20]
- 「Sometimes, Get My Love」(未使用)
- 作詞 - 池上久 / 作曲 - 宍倉州吾 / 編曲 - JETZT / 歌 - JETZT
- 上記2曲は今作のサントラ収録曲であるが、ともに挿入歌として使用されていない。
- ザ・シークレット・サービス
- グッド・バイ・マイ・スイート・ハート
-
- オープニングテーマ「RIDE ON THE NIGHT」
- 作詞 - 古屋敏之 / 作曲 - 福山芳樹 / 編曲 - HUMMING BIRD / 歌 - HUMMING BIRD
- エンディングテーマ「Get Wild(CITY HUNTER 〜SPECIAL97 VERSION〜)」
- 作詞 - 小室みつ子 / 作曲 - 小室哲哉 / 編曲 - 上杉洋史 / 歌 - NAHO
- 緊急生中継!? 凶悪犯冴羽獠の最期
-
- オープニングテーマ「illusion city」
- 挿入歌「MAGNUM fire(2丁目VERSION)」
- 作詞・作曲 - Anchang / 編曲 - SEX MACHINEGUNS / 歌 - SEX MACHINEGUNS
- エンディングテーマ「Get Wild」
- 作詞 - 小室みつ子 / 作曲・編曲 - 小室哲哉 / 歌 - TM NETWORK
各話リスト
☆はTVオリジナル作品。話数に関しては、3作のものを分けず、通しで表記しているもの(ムック『シティーハンターアニメスペシャル』)もある。
シティーハンター
第15話までは原作をモチーフにした話だったが、第16話以降はTVオリジナル作品の量が多くなり、全51話中27話までがTVオリジナル作品である。原作の第15巻中盤までの内容に相当(第2話は読み切りの『シティーハンターXYZ』が原作)。
話数 | 放送日 | サブタイトル | 脚本・構成 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 1987年 4月6日 |
粋なスイーパー XYZは危険なカクテル | 星山博之 | こだま兼嗣 | こだま兼嗣 江上潔 |
北原健雄 |
2 | 4月13日 | 私を殺して!! 美女に照準は似合わない | 平野靖士 | 網野哲郎 | 鈴木四郎 | |
3 | 4月20日 | 愛よ消えないで!明日へのテンカウント | 滝沢敏文 | 今西隆志 | 北原健雄 | |
4 | 4月27日 | 武上純希 | 港野洋介 | 谷口守泰 | ||
5 | 5月4日 | グッバイ槇村 雨の夜に涙のバースデー | 井上敏樹 | 冨永恒雄 | 小林ゆかり | |
6 | 5月11日 | 恋しない女優 希望へのラストショット | 武上純希 | こだま兼嗣 | 江上潔 | 神志那弘志 |
7 | 5月18日 | 心ふるえる銃声 悲しきロンリーガール | 星山博之 | 網野哲郎 | いのまたむつみ | |
8 | 5月25日 | 美人に百発百中?! 女刑事には手を出すな | 吉川惣司 | 港野洋介 | 加瀬充子 | 北原健雄 |
9 | 6月1日 | ギャンブルクィーン 華麗なる恋の賭け | 井上敏樹 | 滝沢敏文 | 今西隆志 | 谷口守泰 |
10 | 6月8日 | 危険な家庭教師?女子高生に愛の手料理 | 日暮裕一 | こだま兼嗣 | 山口美浩 | 北原健雄 |
11 | 6月15日 | レオタード美女はチューリップがお好き | 大川俊道 | 冨永恒雄 | 棚橋一徳 | 小林ゆかり 清水恵蔵 |
12 | 6月22日 | 子供は得だね!危険な国のモッコリ美人 | 吉川惣司 | 加瀬充子 | いのまたむつみ | |
13 | 6月29日 | オレの敵は美女?史上最大の美女地獄!! | 今西隆志 | 谷口守泰 | ||
14 | 7月6日 | 16歳結婚宣言!アイドルに熱いキッス | 平野靖士 | 山崎和男 | 江上潔 | 神志那弘志 |
15 | 7月13日 | 獠が女子大講師?麗しのお嬢サマを守れ | 外池省二 | 網野哲郎 | 山口美浩 | 北原健雄 |
16 | 7月20日 | おきゃんスチュワーデス 獠の教官物語☆ | 星山博之 | 港野洋介 | 加瀬充子 | いのまたむつみ |
17 | 7月27日 | 夏の美人デザイナー 獠の心はハイレッグ☆ | 日暮裕一 | こだま兼嗣 | 江上潔 | 北原健雄 |
18 | 8月3日 | 夏の夜のお告げ?! 祈祷師に恋の手ほどき☆ | 武上純希 | 山崎和男 | 今西隆志 | 神志那弘志 |
19 | 8月10日 | 思い出の渚 オーディションは危険がいっぱい | 遠藤明範 | 港野洋介 | 山口美浩 | いのまたむつみ |
20 | 8月17日 | 山から姫が降りてくる 獠の長〜い一日☆ | 吉川惣司 | こだま兼嗣 | 加瀬充子 | 谷口守泰 |
21 | 8月24日 | 姿なき狙撃者!! 獠と冴子の危険なゲーム☆ | 星山博之 | 網野哲郎 | 江上潔 | 鈴木四郎 |
22 | 8月31日 | 愛のキューピット ダイヤモンドに乾杯!!☆ | 井上敏樹 | こだま兼嗣 | 今西隆志 | 北原健雄 |
23 | 9月7日 | 毒バチブンブン!! 空から花嫁降ってきた | 遠藤明範 | 港野洋介 | 山口美浩 | いのまたむつみ |
24 | 9月14日 | バラ色の入院生活?狙われた白衣の天使 | 外池省二 | 加瀬充子 | 神志那弘志 | |
25 | 9月21日 | 愛の国際親善?! ライバルはブロンド美人☆ | 武上純希 | 江上潔 | 北原健雄 | |
26 | 9月28日 | 愛ってなんですか?獠の正しい恋愛講座 | 港野洋介 | 藤本義孝 | 谷口守泰 | |
27 | 10月5日 | 獠と海坊主の純情 足ながおじさん伝説(前編) | こだま兼嗣 | 今西隆志 | 北原健雄 | |
28 | 10月12日 | 獠と海坊主の純情 足ながおじさん伝説(後編) | 山口美浩 | |||
29 | 10月19日 | 依頼料は500円!? メルヘン美人は獠好み☆ | 星山博之 | 加瀬充子 | いのまたむつみ | |
30 | 10月26日 | 恋のライバル出現!? 香さんをいただきます☆ | 遠藤明範 | 山崎和男 | 江上潔 | 神志那弘志 |
31 | 11月2日 | バリバリラブ!乙女心を駈けぬけろ!☆ | 井上敏樹 | こだま兼嗣 | 藤本義孝 | 北原健雄 |
32 | 11月9日 | 獠死なないで!! ハードボイルドマグナム☆ | 遠藤明範 | 網野哲郎 | 今西隆志 | 谷口守泰 |
33 | 11月16日 | がんばれ海坊主!! ハードな初恋協奏曲☆ | 星山博之 | 港野洋介 | 加瀬充子 | いのまたむつみ |
34 | 11月23日 | 衝撃!! 獠の父親宣言寝てる子は起こすな☆ | 外池省二 | 神崎貢一 | 藤本義孝 | 神村幸子 |
35 | 11月30日 | 突撃美人キャスター 獠の |
遠藤明範 | 武藤裕治 | 遠藤晴 | |
36 | 12月7日 | 女子大生愛のツッパリ!誰かが私を狙ってる☆ | 平野靖士 | 港野洋介 | 今西隆志 | 北原健雄 |
37 | 12月14日 | 新宿仁義一直線!着流し美人は弟子志願(前編)☆ | 武上純希 | こだま兼嗣 | 江上潔 | 神志那弘志 |
38 | 12月21日 | 新宿仁義一直線!着流し美人は弟子志願(後編)☆ | 加瀬充子 | 谷口守泰 | ||
39 | 1988年 1月4日 |
プッツンかぐや姫!獠も手を焼く記憶喪失☆ | 遠藤明範 | 港野洋介 | 山口美浩 | 北原健雄 |
40 | 1月11日 | もっこりパートナー!依頼料はシャワーの後で☆ | 日暮裕一 | こだま兼嗣 | 藤本義孝 | 神村幸子 |
41 | 1月18日 | 冴子の妹は女探偵?(前編) 翔んだ女の大胆秘密 | 遠藤明範 | 今西隆志 | いのまたむつみ | |
42 | 1月25日 | 冴子の妹は女探偵?(後編) 翔んだ女の大捕物帳 | 江上潔 | 谷口守泰 | ||
43 | 2月1日 | 女心のクッキー記念日 胸ボクロと初恋の唄☆ | 井上敏樹 | 加瀬充子 | 神志那弘志 | |
44 | 2月8日 | 子供100人に聞きました!? 獠は僕らのヒーローだ☆ | 鎌田秀美 | こだま兼嗣 | 藤本義孝 | 北原健雄 |
45 | 2月15日 | 三姉妹は招くよ!獠ちゃんのスキー天国☆ | 星山博之 | 港野洋介 | 山口美浩 | 神村幸子 |
46 | 2月22日 | 盗ってもスリリング 明日に向ってすれ!!☆ | 遠藤明範 | 小華和為雄 | 武藤裕治 | 新井豊 |
47 | 2月29日 | モッコリが特効薬!? 美女ハスラーと愛の球跡☆ | あまのまあ | こだま兼嗣 | 今西隆志 | 北原健雄 |
48 | 3月7日 | 春よこい恋未亡人!さぁ喪服をぬいで…☆ | 遠藤明範 | 山崎和男 | 江上潔 | 谷口守泰 |
49 | 3月14日 | 迷えるシスター もっこりは愛のお導き!?☆ | 外池省二 | 加瀬充子 | 神村幸子 | |
50 | 3月21日 | 史上最強の敵!! 獠と香のラストマッチ(前編)☆ | 遠藤明範 | 港野洋介 | 藤本義孝 | 神志那弘志 |
51 | 3月28日 | 史上最強の敵!! 獠と香のラストマッチ(後編)☆ | こだま兼嗣 | 山口美浩 | 磯野智 |
1987年12月28日は年末年始特番のために休止。
サブタイトルに映画のタイトルのパロディーが使われているものがある(例 - 現金に手を出すな、紳士は金髪がお好き、危険がいっぱいなど)。
シティーハンター2
全63話中34話までがTVオリジナル作品で構成される一方、原作からの作品と一部オリジナル作品は前後編形式(最終話はシリーズ唯一の前・中・後編の3話完結形式)になっている。
原作第12巻中盤から第23巻中盤までの内容に相当。
本作では、獠の元相棒だったアニメオリジナルキャラクターが登場する。
(放送日はよみうりテレビ)
話数 | 放送日 | サブタイトル | 脚本・構成 | コンテ | 演出 | 作画監督 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 1988年 4月2日 |
獠は許嫁!? 出会って恋して占います!(前編) | 港野洋介 | 今西隆志 | 北原健雄 | |
2 | 4月9日 | 獠は許嫁!? 出会って恋して占います!(後編) | 江上潔 | いのまたむつみ | ||
3 | 4月16日 | 狙われた香!! 愛の言葉はさようなら(前編) | こだま兼嗣 | 藤本義孝 | 北原健雄 | |
4 | 4月22日 | 狙われた香!! 愛の言葉はさようなら(後編) | 山口美浩 | 谷口守泰 | ||
5 | 4月30日 | モッコリ迷探偵!? 美人作家の推理ゲーム☆ | 鎌田秀美 | 加瀬充子 | 神志那弘志 | |
6 | 5月7日 | 獠がヌードモデル!? 名画を盗んだ美人画家☆ | こだま兼嗣 | 藤本義孝 | いのまたむつみ | |
7 | 5月14日 | 南の島からの依頼 ココナツ娘と愛の楽園☆ | 遠藤明範 | 港野洋介 | 今西隆志 | 磯野智 |
8 | 5月21日 | 気がつけば危ない |
江上潔 | 北原健雄 | ||
9 | 5月28日 | 恋の |
星山博之 | 加瀬充子 | 磯野智 | |
10 | 6月4日 | モッコリ殺し!? 王女の高貴なオーラ(前編) | こだま兼嗣 | 山口美浩 | 谷口守泰 | |
11 | 6月11日 | モッコリ殺し!? 王女の高貴なオーラ(後編) | 藤本義孝 | 北原健雄 | ||
12 | 6月18日 | 場外乱闘流血必至!! 恋のコブラツイスト☆ | 平野靖士 | 今西隆志 | 神志那弘志 | |
13 | 6月25日 | 最新密輸工作!! 美人歯科医の愛情治療☆ | 大野木寛 | 江上潔 | 磯野智 | |
14 | 7月2日 | 愛はお金を越えるか?モッコリ対貯金娘☆ | 井上敏樹 | 加瀬充子 | 北原健雄 | |
15 | 7月9日 | 死ぬな!海坊主!! 愛と復讐のマグナム(前編)☆ | 遠藤明範 | こだま兼嗣 | 藤本義孝 | 本橋秀之 |
16 | 7月16日 | 死ぬな!海坊主!! 愛と復讐のマグナム(後編)☆ | 山口美浩 | 高岡希一 | ||
17 | 7月23日 | 大和撫子志願!? モッコリは国境を越えて(前編)☆ | 日暮裕一 | 今西隆志 | 磯野智 | |
18 | 大和撫子志願!? モッコリは国境を越えて(後編)☆ | 江上潔 | 北原健雄 | |||
19 | 8月6日 | 香ちゃん大活躍!! 思い出のワインで乾杯☆ | あまのまあ | こだま兼嗣 | 藤本義孝 | 本橋秀之 |
20 | 8月13日 | 香が記憶喪失!! さらば愛しきパートナー☆ | 鎌田秀美 | 加瀬充子 | 神志那弘志 | |
21 | めざせ金メダル!! 射撃美人に密着指導☆ | 平野靖士 | 山口美浩 | 高岡希一 | ||
22 | 9月3日 | 港野洋介 | 加瀬充子 | 谷口守泰 | ||
23 | 藤本義孝 | |||||
24 | 9月10日 | 必殺桃色吐息!? 大都会くの一進出物語☆ | 井上敏樹 | 江上潔 | 北原健雄 | |
25 | 9月24日 | 狙われた証人!男装美女と危険な二人(前編) | 港野洋介 | 加瀬充子 | 本橋秀之 | |
26 | 10月1日 | 狙われた証人!男装美女と危険な二人(後編) | 山口美浩 | 神志那弘志 | ||
27 | 10月8日 | 槇村からのメッセージ 想い出は永遠に(前編)☆ | 遠藤明範 小林準治[注釈 21] |
こだま兼嗣 | 藤本義孝 | 高岡希一 |
28 | 10月15日 | 槇村からのメッセージ 想い出は永遠に(後編)☆ | 江上潔 | 北原健雄 | ||
29 | 10月22日 | 傷だらけの純情!鉄砲玉に天使の祈り☆ | 遠藤明範 | 加瀬充子 | 谷口守泰 | |
30 | 10月29日 | 獠だまされてね!少女に冴子の贈り物☆ | 鎌田秀美 | 港野洋介 | 山口美浩 | 高橋久美子 |
31 | 11月5日 | さらば友よ… 心にひびく |
平野靖士 | こだま兼嗣 | 藤本義孝 | 高岡希一 |
32 | 11月12日 | さらば友よ… 心にひびく |
西山明樹彦 | 神志那弘志 | ||
33 | 11月19日 | モッコリ契約成立!獠と不良娘の珍道中(前編)☆ | 日暮裕一 | 江上潔 | 北原健雄 | |
34 | 11月26日 | モッコリ契約成立!獠と不良娘の珍道中(後編)☆ | 加瀬充子 | 谷口守泰 | ||
35 | 12月3日 | 獠はインストラクター 究極のモッコリ戦法☆ | 鎌田秀美 | 港野洋介 | 藤本義孝 | 高橋久美子 |
36 | 12月10日 | 獠は美味しんぼ!そば打ち美人に粋なPR☆ | 井上敏樹 | 山口美浩 | 高岡希一 | |
37 | 12月17日 | 獠が香に… クリスマスに愛をこめて(前編)☆ | 平野靖士 | アミノテツロー | 西山明樹彦 | 北原健雄 |
38 | 12月24日 | 獠が香に… クリスマスに愛をこめて(後編)☆ | 江上潔 | 神志那弘志 | ||
39 | 1989年 1月14日 |
海ちゃん色男!美人スイーパー美樹が肉迫(前編) | 港野洋介 | 藤本義孝 | 本橋秀之 | |
40 | 1月21日 | 海ちゃん色男!美人スイーパー美樹が肉迫(後編) | 加瀬充子 | 谷口守泰 | ||
41 | 1月28日 | モッコリだらけ!獠の心と |
こだま兼嗣 | 山口美浩 | 北原健雄 | |
42 | 2月4日 | モッコリだらけ!獠の心と |
江上潔 | 佐藤千春 | ||
43 | 2月11日 | 獠は恋泥棒!魔鏡に秘めた愛の行方(前編) | 港野洋介 | 藤本義孝 | 高岡希一 | |
44 | 2月18日 | 獠は恋泥棒!魔鏡に秘めた愛の行方(後編) | 西山明樹彦 | 高橋久美子 | ||
45 | 2月25日 | 19歳の未亡人!スケッチ美人に心の恋人(前編) | 加瀬充子 | 本橋秀之 | ||
46 | 3月4日 | 19歳の未亡人!スケッチ美人に心の恋人(後編) | 加瀬充子 | 藤本義孝 | 谷口守泰 | |
47 | 3月11日 | 夢みるように恋したい 12歳天使の作戦(前編) | 江上潔 | 高岡希一 | ||
48 | 3月18日 | 夢みるように恋したい 12歳天使の作戦(後編) | 港野洋介 | 西山明樹彦 | 高橋久美子 | |
49 | 3月25日 | さらばハードボイルド・シティー(前編)☆ | 平野靖士 | 加瀬充子 | 本橋秀之 | |
50 | 4月1日 | さらばハードボイルド・シティー(後編)☆ | 山崎和男 | 藤本義孝 | 谷口守泰 | |
51 | 4月8日 | 水晶の予言!香によみがえる記憶の鎖☆ | 外池省二 | こだま兼嗣 | 今西隆志 | 西沢普 |
52 | 4月15日 | 20年目の再会!冴羽さん妹をよろしく(前編) | 江上潔 | 高橋久美子 | ||
53 | 4月22日 | 20年目の再会!冴羽さん妹をよろしく(後編) | 加瀬充子 | 高岡希一 | ||
54 | 4月29日 | 17歳のプロポーズ 疑惑のデートパニック(前編) | 港野洋介 | 江上潔 | 本橋秀之 | |
55 | 5月6日 | 17歳のプロポーズ 疑惑のデートパニック(後編) | 冨永恒雄 | 小林ゆかり | ||
56 | 5月13日 | 新宿サクセス物語 お隣さんは美人ダンサー(前編) | こだま兼嗣 | 江上潔 | 本橋秀之 | |
57 | 5月20日 | 新宿サクセス物語 お隣さんは美人ダンサー(後編) | 冨永恒雄 | 小林ゆかり | ||
58 | 5月27日 | 獠のスパルタ教育!ハーレム育ちの悪ガキ王子(前編)☆ | 平野靖士 | 加瀬充子 | 藤本義孝 | 西沢普 |
59 | 6月3日 | 獠のスパルタ教育!ハーレム育ちの悪ガキ王子(後編)☆ | こだま兼嗣 | 今西隆志 | 高岡希一 | |
60 | 6月10日 | 恋は魔法 ミスマジシャンは男性恐怖症☆ | 外池省二 | 江上潔 | 高橋久美子 | |
61 | 6月17日 | グッドラックマイスイーパー 二人のシティストリート(前編) | こだま兼嗣 | 冨永恒雄 | 小林ゆかり | |
62 | 6月24日 | グッドラックマイスイーパー 二人のシティストリート(中編) | 港野洋介 | 藤本義孝 | 本橋秀之 | |
63 | 7月1日 | グッドラックマイスイーパー 二人のシティストリート(後編) | こだま兼嗣 | 今西隆志 | 谷口守泰 |
シティーハンター3
全13話中11話がオリジナル作品であり、他のシリーズと比べてTVオリジナル作品としての側面が強い。原作由来のエピソードである第4、5話(前後編形式)は、原作第22巻中盤の内容を基にしている。このシリーズから獠の衣装のカラーリングに変更が見られる。
第12話と第13話は『2』の第31話・第32話の後日談と言えるエピソードである。ロバートの死後1年が経過したエピソードで、ここではロバートが王女暗殺の依頼を受けた本当の理由が明らかとなる。
話数 | 放送日 | サブタイトル | 脚本 構成 |
コンテ | 演出 | 作画監督 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 1989年 10月15日 |
脱モッコリ宣言!XYZは世界を救う☆ | 外池省二 | こだま兼嗣 | 藤本義孝 | 北原健雄 |
2 | 10月22日 | 天下の恋愛現行犯!美人弁護士をくどく法☆ | 平柳益実 | 江上潔 | 神村幸子 | |
3 | 10月29日 | 香もプッツン!獠と令嬢“代打結婚物語”☆ | 日暮裕一 | こだま兼嗣 | 山口美浩 | 本橋秀之 |
4 | 11月5日 | 危ない探偵ごっこ!お嬢さんにパイソンを(前編) | 港野洋介 | 藤本義孝 | 北原健雄 | |
5 | 11月12日 | 危ない探偵ごっこ!お嬢さんにパイソンを(後編) | 江上潔 | 谷口守泰 | ||
6 | 11月19日 | がんこな海坊主!ジェラシー子猫物語☆ | 平野靖士 | こだま兼嗣 | 山口美浩 | 神村幸子 |
7 | 11月26日 | 恋はダイビング!美女が水着に着がえたら☆ | 平柳益実 | 今西隆志 | 逢坂浩司 | |
8 | 12月3日 | 獠って何者?女子大生もスリルにメロメロ☆ | 外池省二 | 江上潔 | 高岡希一 | |
9 | 12月10日 | 雨のち晴の恋予報!美人キャスターに愛の傘☆ | 今西隆志 | 北原健雄 | ||
10 | 12月17日 | クリスマスにウェディングドレスを…(前編)☆ | 平野靖士 久保田圭司 |
こだま兼嗣 | 藤本義孝 | 本橋秀之 |
11 | 12月24日 | クリスマスにウェディングドレスを…(後編)☆ | 山口美浩 | 神村幸子 | ||
12 | 1990年 1月14日 |
グッバイCITY さよならの贈りもの(前編)☆ | 日暮裕一 | 江上潔 | 高岡希一 | |
13 | 1月21日 | グッバイCITY さよならの贈りもの(後編)☆ | こだま兼嗣 | 今西隆志 | 谷口守泰 |
1989年12月31日、1990年1月7日は年末年始特番のために休止。
シティーハンター '91
レギュラー放送は10話で一旦終了し、後に11 - 13話は1時間半のスペシャル枠で放映。また、前作までは1話完結でなく次回に続くエピソードについて、それぞれのサブタイトルに(前編)、(後編)とつける形をとっていたが、本作では次回に続く場合でも次の回では完全な別タイトルになっている。放送回数自体は少ないが、スペシャル版以外の10話はすべて原作からのアニメ化作品である。原作第23巻後半部から第31巻中盤までの内容に相当。
話数 | 放送日 | サブタイトル | 脚本 構成 |
コンテ | 演出 | 作画監督 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 1991年 4月28日 |
迷コンビ大復活!空から舞いおりた美女 | 外池省二 | 江上潔 | 神志那弘志 | |
2 | 5月5日 | さらば香!シティーハンター逮捕指令 | 平野靖士 | 藤本義孝 | 丹澤学 高岡希一 | |
3 | 5月12日 | 危険を買う美女!想い出は光の彼方に | 後藤信平 外池省二 |
山口美浩 | 山内則康 | |
4 | 5月26日 | 恋もA級ライセンス 美人逃がし屋参上! | 外池省二 | 江上潔 | 神志那弘志 | |
5 | 6月16日 | 恐怖! 新宿怪談!! さまよえる美女の魂 | 後藤信平 外池省二 |
山口美浩 | 山内則康 | |
6 | 6月30日 | 別れのレクイエム あの面影をもう一度 | 藤本義孝 | 丹澤学 | ||
7 | 7月21日 | あの伊集院隼人氏の極めて平穏な一日 | 稲荷昭彦 | 江上潔 | 神志那弘志 | |
8 | 7月28日 | 復讐の美女!獠に哀しみのブルースを | 平野靖士 | 山口美浩 江上潔 |
山口美浩 | 丹澤学 |
9 | 8月4日 | 硝煙の行方… シティーハンター暁に死す! | 藤本義孝 | 北原健雄 | ||
10 | 9月22日 | 今夜だけこの愛を… 都会のシンデレラ物語 | 外池省二 | 江上潔 | 神志那弘志 | |
11 | 10月10日 | 傷だらけのトリガー!冴子が愛した刑事☆ | 外池省二 後藤信平 |
西森明良 | 藤本義孝 | |
12 | 追憶の首飾り事件!獠と悪女と槙村と☆ | 外池省二 | 江上潔 | 高岡希一 | ||
13 | 鎮魂のララバイ 遠い国から来た貴公子☆ | 遠藤明範 | 山口美浩 | 山内則康 |
1991年5月19日、6月2、9、23日、7月7、14日、8月、9月1、8、15日は休止。
シティーハンター テレビスペシャル
『'91』のその後としてそれぞれ日本テレビ系列(金曜ロードショー枠)にて放送。『ザ・シークレットサービス』では、『3』以来久々にこだま兼嗣をはじめとしたレギュラー放送時代のスタッフが制作に当たっている。諏訪によると当初は95年内放送を目指して製作されたが、編成の都合により96年年始までずれ込んでしまったという[15]。以降の2作は作画や演出面でのスタッフは変更されているものの、矢野立美は『1』以来一貫して音楽担当を続けた。また、使用される劇伴は劇場映画やスペシャル専用のものに限定されており、レギュラー放送時代の挿入歌や音楽は使用されず、セルアニメとしての制作は緊急生中継!? 凶悪犯冴羽獠の最期が事実上の最終作として位置づけられた。
当初は『ルパン三世』のTVスペシャルと同様年1回、または「ルパン三世」と交互に隔年ペースで放送する計画が立てられていたが、原作の北条司が「エンジェル・ハート」の連載準備を開始したなどの理由から1999年を最後に制作されなくなったことが完全版のあとがきで語られている。
話数 | 放送日 | サブタイトル | 脚本 | ストーリーボード・絵コンテ・総監督 | 演出 | (総)作画監督 |
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SP1 | 1996年 1月5日 |
ザ・シークレット・サービス | 遠藤明範 こだま兼嗣 |
こだま兼嗣 | こだま兼嗣 山口裕司 |
佐藤K さとうちはる 大河原春男 (北原健雄) |
SP2 | 1997年 4月25日 |
グッド・バイ・マイ・スイート・ハート | 日暮裕一 | やまざきかずお | 杉山慶一 渡邊哲哉 |
羽山賢二 河南正昭 (さとうけいいち) |
SP3 | 1999年 4月23日 |
緊急生中継!? 凶悪犯冴羽獠の最期 | 岸間信明 | 奥脇雅晴 | 大原実 | 佐久間信一 |
放送局
系列は放送当時のもの。
放送地域 | 放送局 | 放送系列 | 備考 |
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近畿広域圏 | 読売テレビ | 日本テレビ系列 | 製作局 |
関東広域圏 | 日本テレビ | ||
北海道 | 札幌テレビ | ||
青森県 | 青森放送 | 1991年9月まではテレビ朝日系列とのクロスネット局 | |
岩手県 | テレビ岩手 | ||
宮城県 | ミヤギテレビ | ||
秋田県 | 秋田放送 | ||
山形県 | 山形放送 | 1・2、SP1-SP3を放送 1993年3月まではテレビ朝日系列とのクロスネット局 | |
山形テレビ | フジテレビ系列 | 3・'91を放送 1993年4月からはテレビ朝日系列 | |
福島県 | 福島中央テレビ | 日本テレビ系列 | |
山梨県 | 山梨放送 | ||
新潟県 | テレビ新潟 | ||
長野県 | テレビ信州 | 1987年9月まで1を同時ネット 10月以降2終了まで遅れネット[注釈 22] 3、'91[注釈 23]は再び同時ネット 1991年3月まではテレビ朝日系列とのクロスネット局(NNS非加盟) | |
静岡県 | 静岡第一テレビ | ||
富山県 | 北日本放送 | 1987年10月5日から月曜 17:00 - 17:30にて放送[16] 2までは遅れて放送し、3より同時ネットとなったため、一時2と3が並行して放送されていた。 | |
石川県 | 石川テレビ | フジテレビ系列 | 1・2を放送 |
テレビ金沢 | 日本テレビ系列 | 3は開局後に帯放送[17] '91からSP3まで同時ネットで放送 | |
福井県 | 福井放送 | 日本テレビ系列 テレビ朝日系列 |
金曜 17:00 - 17:30にて放送[18] 1989年3月までは日本テレビ系列単独加盟局 |
中京広域圏 | 中京テレビ | 日本テレビ系列 | |
鳥取県・島根県 | 日本海テレビ | 1・2は未放送 1989年9月までは事実上テレビ朝日系列とのクロスネット局 | |
広島県 | 広島テレビ | ||
山口県 | 山口放送 | 1993年9月まではテレビ朝日系列とのクロスネット局 | |
徳島県 | 四国放送 | 1・2は未放送 | |
香川県・岡山県 | 西日本放送 | ||
愛媛県 | 南海放送 | ||
高知県 | 高知放送 | ||
福岡県 | 福岡放送 | 2のみ、土曜7:00-7:30枠の遅れネット | |
長崎県 | テレビ長崎 | フジテレビ系列 日本テレビ系列[注釈 24] |
1から3まで放送 |
長崎国際テレビ | 日本テレビ系列 | '91からSP3まで放送 | |
熊本県 | くまもと県民テレビ | 1および3、'91、SP3は同時ネット、2は1988年4月13日から1989年8月2日に水曜17:00から放送。 熊本日日新聞テレビ欄より[いつ?] | |
大分県 | 大分放送 | TBS系列 | 1・2を放送 |
テレビ大分 | 日本テレビ系列 フジテレビ系列 |
3からSP3まで放送 1993年9月まではテレビ朝日系列とのトリプルネット局 | |
宮崎県 | 宮崎放送 | TBS系列 | 1・2を放送 |
テレビ宮崎 | フジテレビ系列[注釈 25] 日本テレビ系列 テレビ朝日系列 |
3からSP3まで放送 | |
鹿児島県 | 鹿児島テレビ | 日本テレビ系列 フジテレビ系列 |
1から'91まで放送 |
鹿児島読売テレビ | 日本テレビ系列 | SP1からSP3まで放送 | |
沖縄県 | 琉球放送 | TBS系列 |
スペシャル
本放送後、2017年にはアニメ化30周年を記念してHDリマスター版が制作された。これは同年12月にアニマックスでのBS初放送[19][20]を経て、2018年4月にはサンテレビでの地上波初放送にも用いられている[21]。
映画版
1989年-1990年の映画
『2』の本放送中である1989年6月17日に単発として公開された『シティーハンター 愛と宿命のマグナム』 (L&D) 、アニメ休止期間中の1990年8月25日に2本立てとして併映された『シティーハンター 百万ドルの陰謀』 (M$P) と『シティーハンター ベイシティウォーズ』 (BCW) の計3作品が製作されている。配給は松竹富士。2本立ての後者はアニメ作品ではまだ珍しかったステレオ音響で公開された。
1作目の映像ソフトが劇場公開から1ヵ月以内での発売が行われたことや、3作品すべての表紙に「オリジナル・スペシャル」と表記されていることからアニメージュといった一部アニメ書籍ではOVAとしても扱われているが、本項目では映画作品として記載する。
ゲストキャラクター
『シティーハンター 愛と宿命のマグナム』
- ニーナ・シュテンベルグ
- 声 - 岡本茉莉
- チャリティーコンサートのため来日していた西ガリエラ国の天才ピアニストで、ショパンコンクールでの優勝経験を持つ。氷室真希[注釈 26]の友人で、後述の東ガリエラ国情報部大佐・ヘルゼンの娘。空港に到着後、ヘルゼンによる情報屋殺しと爆発騒ぎの混乱に乗じて、祖父でマネージャーを務めるクラウスから逃げるように単身でバスに乗り、喫茶キャッツアイへと向かう。到着してすぐ獠に対面し、名前も顔も分からない父親探しを依頼する[注釈 27]。
- ホテルでのレセプション当日、エレベーターの前で父親と知らずにヘルゼンと顔を合わせる。その直後、東ガリエラ国駐日大使・ボンダルの部下であるギュンターにより、クラウスと共に拉致されるが、これを知ったヘルゼンと獠によって救出される[注釈 28]。その後、獠の自宅マンションへと連れられ、ここで自分の父親がヘルゼンだと知る。
- その後、ボンダルが招集したライプニッツ大尉の特殊部隊にクラウスと香が拉致されたことを知り、獠に同行を願い出るも断られ、改めてチャリティーコンサートの舞台に立つ。
- エンディングでは、ヘルゼンが死んだと伝えられて落胆していたが、帰国の途に就く船の中でヘルゼンと父娘としての再会を果たした。
- 香によって獠に対抗する術を教わっており、中盤ではキスを迫った獠に「100トンハンマー」ならぬ「10トンハンマー」をお見舞いし、獠を悔しがらせる。
- クラウス・シュテンベルグ
- 声 - 永井一郎
- ニーナの祖父であり、ニーナのマネージャーでもある。キルヒマンからマイクロチップを預かる。20年前、娘のソフィアがヘルゼンとの間にニーナを妊娠したことを知るが、硝煙の渦巻く危険な世界に巻き込まれることを懸念し、ヘルゼンにソフィアから身を引くよう強く迫った。その後もヘルゼンに対しては、娘を利用した男と思っていたため憎しみの感情を抱いていたが、獠と香の姿を見るうちに、自分がソフィアの為と思ってしたことは間違っていたのかと葛藤する。そして終盤、ヘルゼンが心の底からソフィアを愛していたと知ったことで、彼に対するわだかまりを消し、自分の行いは間違いだったと詫びる。
- ヘルゼンが獠との一騎打ちで倒れたのを目の当たりにして肩を落とすが、帰国の途に就く船の中でヘルゼンとニーナの再会を見届ける。
- ヨハン・フリードリッヒ・フォン・ヘルゼン
- 声 - 木原正二郎
- 東ガリエラ国の情報部大佐。「赤い死神」の異名を持つ凄腕であり、冴子曰く「東側では、彼に並ぶ者はいない」と言われるほどの実力者。東ガリエラ大使館から、情報屋が持ってきた極東破壊工作資料が警視庁に渡るのを阻止すべく送り込まれた。超一流の射撃の腕を持つだけでなく、ピアノの素養があり、劇中でピアノを演奏するシーンがある。「赤い死神」という異名から冷酷な印象を受けるが、実際は漢気と優しさを兼ね備えた紳士であり、任務の際は一般人を決して巻き込まないようにするなどの気配りにも長けている。
- 中盤、獠が麗香に調査をしてもらった結果、彼がニーナの実父であることが獠や香の知るところとなり、ニーナも偶然そのことを知る。
- 20年前、東ガリエラ大使館員として西ガリエラに駐在していた時にニーナの母であるソフィアと出会い、お互いに深く愛し合うようになり、この時にソフィアはニーナを妊娠した。東ガリエラに連れて行きたいと思い、ソフィアもそれを望んていたが、硝煙の渦巻く危険な世界に巻き込みたくないという思いから[注釈 29]、ソフィアの元を去る。しかし、それから20年が経ち、結果としてクラウスやニーナを危険な目に遭わせてしまったことで、あの時の自分の決断は正しかったのかと悩む。
- 終盤、「答えを見つけたい」という思いから獠と一騎打ちの勝負を行い、彼の撃った弾は獠に命中したものの、獠がニーナから預かったペンダントに当たったことで難を逃れたが、彼自身は弾が心臓に命中し、「どうやら、私は頭でいろいろ考えすぎたらしい…。羨ましい、君達が…」と獠達に告げて倒れる。
- この一騎打ちで死亡したと思われたが実は生存しており、療養中に本国からは死亡として扱われた[注釈 30]。その後、改めてニーナと再会を果たし、共に放浪の旅に出た[注釈 31]。
- ソフィア・シュテンベルグ
- クラウスの娘でニーナの母。ピアニストであった。5年前に病に侵され、ニーナに父親が生きていることを告げて息を引き取った。
- ボンダル
- 声 - 加藤正之
- 東ガリエラ国の駐日大使。出世欲の塊とも言える人物であり、全編を通して身勝手な行動が目立つ。
- 本国の指示で、極東における破壊工作の資料を奪回しようとするが、拠点の地下に隠していた大量の爆弾を獠たちを道連れにしようとするギュンターにより起爆され、拠点を丸ごと失う。その後、獠によってヘルゼンが倒されたのを目の当たりにして逃げるように立ち去り、急いで屋敷に戻るも、待機していたシュタイナーから「今回のミスで、あなたの強制収容所行きは免れないだろう」と宣告され、力なく崩れ落ちた。
- オイゲン
- 声 - 仲木隆司
- 東ガリエラ情報部員で、ヘルゼンの部下。終盤でヘルゼンが獠との対決により倒れたのを目撃し、「ヘルゼン大佐…」と呟いて立ち去り、屋敷へと戻る。
- ギュンター
- 声 - 矢尾一樹
- ボンダルの部下。レセプション当日に、ホテルからニーナとクラウスを車で連れ去る。だが、これを知ったヘルゼンによって、車の冷却装置を撃たれてオーバーヒートによる走行不能状態に追い込まれた上[注釈 32]、ミニクーパーで追って来た獠との撃ち合いで右手を負傷し、一度は逃げ帰る。その後、拠点へやって来た獠と再び対峙。香を人質にとるも逆に反撃された上、クラウスのタックルで倒される。2人を撃とうとするも獠に左手を撃たれ、格の違いを見せつけられたことで自暴自棄になり、地下の爆薬庫で自爆を遂げ、極東の拠点は完全に破壊された。
- ライプニッツ大尉
- 声 - 池田勝
- 東ガリエラの特殊部隊の隊長。中盤、クラウスを連れ去り、ヘリコプターにしがみついた香も人質として地下牢に閉じ込める。だが、香が身に着けていた発信機で居場所を突き止められ、駆け付けた獠と海坊主によって部隊を全滅させられる。その後、海坊主と一騎打ちの勝負をするも敗れる。
- キルヒマン
- 声 - 加賀谷純一
- 世界中に情報網を持つ情報屋。東ガリエラの極東破壊工作の資料を警視庁に高く売ろうとした。今回の仕事で引退を考えており、情報の売値を吊り上げるために自分で空港に爆弾を仕掛ける。しかし、空港でそれを察知したヘルゼンによって射殺された。
- シュタイナー
- 声 - 家弓家正
- 東ガリエラ国の国家保安委員会の特別調査局長。ヘルゼンの同期で、20年前にヘルゼンと共に東ガリエラ大使館員として西ガリエラに駐在していた。ヘルゼンと同様、彼もピアノの素養がある。ヘルゼンの死を知った際には、「惜しい男を亡くした」「今頃は、天国でソフィアと一緒だな。幸せな奴だ…」と寂しそうに呟いていた。
『シティーハンター ベイシティウォーズ』
- ルナ・ギリアム
- 声 - 小林優子
- コステロ共和国のコンピュータースペシャリスト。ギリアム将軍の娘で、父の計画に加担していた。計画を実行しようとするも獠たちに阻止され、最終的には警察に逮捕された。
- ギリアム将軍
- 声 - 阪脩
- コステロ共和国の元独裁者で麻薬王として君臨していた人物。ルナの父親でもある。アメリカの軍事介入により祖国を追われた後、日本に潜伏する。ペンタゴンの戦略防衛システムに侵入するためのスーパーコンピューターを娘ルナの協力で完成させ、アメリカを壊滅させようと企むが、直前で獠と海坊主に阻止される。最期はホテルを爆破するための起爆スイッチを起動させ、獠を撃とうとするが、逆に撃たれた挙句、海坊主にバズーカで破壊されたスーパーコンピューターに接触したことにより感電死する。
- クロード少佐
- 声 - 岸野一彦
- ギリアムの副官。ギリアム将軍の補佐をしつつ、表立って特殊部隊の指揮を執る。香を拘束した上、テロの最終計画実行直前に全ての証拠を消すため彼女を射殺しようとしたが、その前に彼自らがギリアムに用済みとして射殺された。
- ゴメス
- 声 - 渡部猛
- クロードの副官。多連装ランチャー「マンビルXM18」を使う。
『シティーハンター 百万ドルの陰謀』
- エミリー・オハラ
- 声 - 佐々木優子
- アメリカ・ロサンゼルスから来日した100万ドルの依頼料で獠にガードを頼んだ金髪美女。実はCIAのエージェント。
- ダニエル・オハラ
- 声 - 竹村拓
- エミリーの兄で、CIA職員。釣りをしていたところを、ダグラスに殺された。
- ダグラス
- 声 - 石丸博也
- テロリストまがいの殺し屋。爆弾をしかけたラジコンを使う。
- 実はCIAのエージェントであり、エミリー・オハラの上司・ディックの指示でダニエルを殺すよう仕向けられていた。しかし、自身もディックに捨て駒として利用されており、獠との闘いは自身の死を前提として仕組まれたものだった。その事実を獠に知らされたことから、ディックをエミリー諸共爆殺しようとするが失敗し、最後はダニエル殺害および要人暗殺、爆発物所持等取締法違反、二重スパイ容疑で、ディックと共に逮捕される。
- ディック
- 声 - 屋良有作
- エミリーの直属の上司で、CIAのロサンゼルス支部長。だが、今回のすべての陰謀の黒幕であり、二重スパイ。最後の舞台となる競馬場でエミリーと香の前で「ダニエルを殺したのはダグラスだが、それを指示したのは自分である」と発言。すべてを獠に暴露された後に逃亡を図るもののエミリーによって阻止されたうえ、ダグラス同様ダニエル殺害および要人暗殺、爆発物所持等取締法違反、二重スパイ容疑で逮捕された。
スタッフ(映画版)
- 原作 - 北条司
- 監督 - こだま兼嗣
- 企画 - 諏訪道彦(よみうりテレビ)
- キャラクターデザイン - 神村幸子
- 美術監督 - 東潤一 (L&D,BCW) / 本田修 (M$P)
- 撮影監督 - 古林一太 (L&D) / 長谷川洋一 (M$P,BCW)
- メカニカルデザイン - 明貴美加 (L&D) / 小林渉平 (M$P,BCW)
- 設定製作 - 秋山浩之 (L&D) / 稲荷昭彦 (M$P,BCW)
- 編集 - 鶴渕友彰[13]
- 音楽 - 矢野立美
- 音響監督 - 浦上靖夫 / 小林克良 (M$P,BCW)
- シナリオ - 遠藤明範 (L&D) / 外池省二 (M$P) / 平野靖士 (BCW)
- 絵コンテ - こだま兼嗣 (M$P) / 大熊朝秀 (BCW)
- 演出 - 山口美浩 (L&D) / 江上潔 (M$P) / 今西隆志 (BCW)
- 作画監督 - 北原健雄 (L&D,BCW) / 神志那弘志 (L&D) / 神村幸子 (M$P)
- プロデューサー - 植田益朗(サンライズ)・諏訪道彦(よみうりテレビ)・小松茂明(日本ビクター)
- 制作 - よみうりテレビ、日本ビクター、サンライズ
主題歌(映画版)
- 愛と宿命のマグナム
- ベイシティウォーズ
- 百万ドルの陰謀
-
- エンディングテーマ「MORE MORE しあわせ」
- 作詞 - 川村真澄 / 作曲 - Mark Davis / 編曲 - 井上Brothers / 歌 - 荻野目洋子
- 挿入歌「ONLY IN MY DREAMS」、「LOVE GAMES」
- 作詞 - 北代桃子 / 作曲・編曲 - 矢野立美 / 歌 - 国分友里恵
劇場版シティーハンター 新宿プライベート・アイズ
『劇場版シティーハンター 新宿プライベート・アイズ』は、2019年2月8日に約250スクリーン規模で公開された[注釈 33]映画作品。配給はアニプレックス。上記劇場映画アニメ版から通算第4作目で初のデジタル制作となる。最終興行収入は15.3億円[22]。
監督は『シティーハンター ザ・シークレット・サービス』以来23年ぶりにこだま兼嗣が再登板。主要声優については前述したとおりテレビシリーズの面々[注釈 34]が起用されており、制作スタッフについては新たな人物が大半を占める[23][注釈 35]。製作には読売テレビが続投となったほか、SP3で製作局となった日本テレビも参加している。劇伴は新たに制作されたが、挿入歌として歴代テレビシリーズの主題歌[注釈 36]および一部楽曲が使用されている。
作品設定は現代(2019年)の新宿となっており、仕事の依頼もスマートフォン内のアプリケーションで受けるなど時代に応じた変更が行われている。また、獠と香の住むマンションはテレビシリーズに登場したレンガ造りのものではなく、制作時点の日本で一般的なデザインのものとなった。登場人物では、原作の主要登場人物であった教授[注釈 37]がアニメ作品で初登場している。
ゲスト声優として飯豊まりえとチュートリアルの徳井義実が出演することが決定し、飯豊が本作の応援団長、徳井が応援副団長として就任した。
本作では「『キャッツ♥アイ』の来生三姉妹が喫茶キャッツアイのオーナーだった」という北条の提案による設定が採用されており、レオタード姿の彼女たち3人も登場する。なお、来生泪役の藤田淑子は出演を予定していたものの、アフレコ日の11月中に病状が悪化してスタジオ入りができなかったために代役として来生瞳役の戸田恵子が一人二役で演じた[24]。なお、その後藤田は亡くなりエンドロールで追悼コメントが載せられた。この暫定的な措置を経て、『ルパン三世VSキャッツ・アイ』以降の作品では来生泪役として深見梨加が改めて起用された。
劇場公開に先駆け、2019年1月7日には新宿駅南口のNewDays中央店に作中の伝言板を描いた広告が掲出された[25]。
あらすじ
ある夜のこと、冴羽獠と槇村香は重武装のテロリスト一団を新宿歌舞伎町のTOHO新宿前で片付ける。その翌日、2人のもとにモデルを兼業する医大生・進藤亜衣がボディーガードの依頼にやってきた。彼女は、両親の離婚後一度も会っていなかった父親が交通事故で亡くなって以降、何者かに狙われていると訴える。亜衣は獠と香の住むマンションで共同生活を始めるが、その初日に銃を持った男たちの襲撃を受ける。だが、獠により襲撃犯たちは全員蹴散らされ、亜衣は難を逃れる。次の日、モデルの仕事のため都内のスタジオへ向かう亜衣に獠と香は同行するが、香はそこで一人の男と再会する。ドミナテックのCEO・御国真司であった。御国は香の幼なじみで、思わぬ再会に2人は思い出話に花を咲かせる一方、獠はそんな香の姿を見て複雑な思いになる。
その頃、「喫茶キャッツアイ」の店主・海坊主は、腕利きの傭兵たちが新宿に招集されていることを情報屋から知らさせる。海坊主は、獠に「海小坊主」と名付けられた接客用ロボットの仕様が気になり、製作元のドミナテックを調査してもらった中で、この情報を聞かされたのであった。一方、亜衣を狙う人物は後を絶たず、ついには海坊主が情報屋から聞かされたプロの傭兵集団に狙われることになる。ゴールデン街で傭兵集団を蹴散らした獠は、亜衣が狙われていることの背後にドミナテックが関わっていることを知る。
ゴールデン街での一件の翌日、亜衣は獠と香に連れられ、獠のゲリラ時代の軍医・教授のもとを訪れる。教授は、騒動の原因は亜衣の亡くなった父・酒井純一であると語る。酒井は脳科学を専門とした科学者で、軍事兵器の開発を目論む御国によりドミナテックに引き抜かれていたのだった。酒井は兵器開発の要求を拒否しようとしたが、妻や亜衣に危険が及ぶと脅され、御国に命じられる形で「メビウス」と呼ばれる頭で考えるだけで操作が可能になるコンピュータシステムを完成させた。だが、酒井は「メビウス」を悪用されないよう特殊なロックをかけていたのだ。このロックを解除するための「鍵」こそが亜衣であった。亜衣をつけ狙っていた男たちや傭兵集団は、皆御国に雇われた人物であり、御国は「メビウス」の封印を解く「鍵」を手に入れるために亜衣を狙っていたのだった。
御国の狙いは、「メビウス」を「新時代の殺戮兵器」として世界中の武器商人に売り込む事だった。御国は大学時代「いつ戦争が起きてもおかしくない」という不安をあおることで武器を売り込む「ウォーフェア理論」を提唱、これに目を付けた武器商人のヴィンス・イングラードと手を組んで強力な殺戮兵器を売り込むことを計画、その協力者として酒井を引き抜いたのだった。かつての幼馴染だった御国の本性を知った香はショックを受ける。
亜衣を連れ去る計画を悉く獠に阻止された御国は、酒井が持っていたスマートフォンのデータを復元したことで「鍵」の正体を突き止め、亜衣が自発的に自分のもとへ来るための策を練る。これが功を奏し、ついに御国は「メビウス」を起動させることに成功する。各国の武器商人がドミナテックに集まる中、御国は「メビウス」の力を世界に示し、これを以て獠を抹殺するデモンストレーションを新宿で行うことを決める。獠は御国の野望を阻止し、依頼人である亜衣の命を守るため、香は幼なじみとして御国を止めるために立ち上がる。そして、御国の計画に巻き込まれて「喫茶キャッツアイ」を破壊された海坊主と美樹、「喫茶キャッツアイ」のオーナーである来生三姉妹の協力を得て、巨大な陰謀に立ち向かう。
獠と亜衣はドローンの一団に銃撃され新宿は大混乱となる。獠はドローンを撃ち落としながらバスで逃走、新宿御苑に逃げ込むが、ドローンに囲まれる。海坊主が加勢し、ドローンを撃ち落とすと御国は大型機を操作して獠を追い詰める。香は来生三姉妹とパラシュートで降下し、ドミナテックに侵入、御国を止めようとする。だが御国は聞く耳を持たず獠を倒すことに執着する。獠は巧みに逃げ回り大型機を落とすと海坊主たちとドミナテックに乗り込む。ヴィンスと争い射殺した御国は「メビウス」のトランクを持って逃走するが、香に説得され、獠がメビウスを破壊する。その様子を来生三姉妹が見守っていた。
海坊主は「喫茶キャッツアイ」の復旧工事を進める。亜衣は医大に復学することになり、獠と香に別れを告げ、香がモデルを務めたウェディングドレス姿の写真を渡す。獠は「いつもと変わんねえな」と軽口を叩く。冴子は獠に「借りを返す」として新宿駅に伝言板を復活させる。
ゲストキャラクター
進藤亜衣 ()- 声 - 飯豊まりえ
- 本作のゲストヒロインで、モデルを兼業する医大生(2年)。5年前に両親が離婚、母に引き取られるがその母も先年死去、さらに父である酒井純一も再会することのないまま死亡したため天涯孤独の身である。何者かに襲われたことから警視庁を頼るが相手にされず(この時すれ違った冴子の情報により)、新宿駅に隠されたVRの掲示板を通じ獠にボディーガードを依頼する。美しい緑の瞳を持つ。
- 獠に対しては初めはすぐちょっかいを出そうとする振舞いもあって警戒心を抱いていたが、彼に何度も危機を救われるうちに心を開くようになる。
御国真司 ()- 声 - 山寺宏一
- 本作のメインヴィラン。IT企業「ドミナテック」の若社長で、年齢は26歳。香の幼なじみで新宿出身。幼少期は眼鏡を掛けていた。17歳の時に全米屈指の有名大学に合格。大学に留学中であった20歳の時、「ドミナテック」社を創設。大学では戦争経済を研究し、論文として書いていた。彼が裏世界と関係を持ち、生まれ故郷の新宿を憎んで今回の事件を起こした背景は小説版で書かれており、町医者を営んでいた実家がヤクザから逆恨みを受けて執拗な嫌がらせにあうようになったにもかかわらず、巻き添えを恐れて周囲の誰も手を差し伸べず辛酸をなめた、という不遇な幼少期を過ごしたためとされる。
- ヴィンス・イングラード
- 声 - 大塚芳忠
- ドミナテックと深い関係にある武器商人で、「乾いた土地に戦火の雨を降らせる男」「ウォーフェアメーカー」などの異名を持つ死の商人。「Warfare」の研究者でもある。
来生瞳 ()、来生泪 ()、来生愛 ()- 声 - 戸田恵子(瞳、泪)、坂本千夏(愛)
- 北条の過去作品『キャッツ♥アイ』のヒロインを務める怪盗三姉妹。海坊主が経営する喫茶店「キャッツアイ」のオーナーでもある。詳細はキャッツ・アイ#来生三姉妹を参照。
- コニータ
- 声 - 徳井義実(チュートリアル)
- ファッションデザイナーのオカマ。亜衣のボディーガードでスタジオを訪れていた香にウェディングドレスモデルの代役を依頼する。
海小坊主 ()- 声 - 北川里奈
- 宣伝を兼ねて喫茶キャッツアイに預けられていたドミナテック製の接客ロボット。頭部が海坊主に似ているため獠にそう命名された。キャッツアイが襲撃された際に故障するが、エピローグで教授により修理され再稼働、海坊主を感涙させた。
氷枝計 ()- 声 - 山崎たくみ
- 御国真司の秘書。痩せぎすで顔色が悪く、眼鏡を掛けている。右手に銃ダコを持つ。
教授 ()- 声 - 茶風林
- 獠のゲリラ時代の軍医。これまで原作にしか登場しておらず、アニメでは今回が初のお目見えとなる。獠曰く「世界のあらゆる情報をのぞける男」で、獠のことを「ベビーフェイス」と呼ぶ。工学や情報学をも修めた碩学者であると同時に、獠のスケベの師匠でもある。
名取かずえ ()- 声 - 山本百合子
- 獠の協力者である教授のアシスタントで、元々はT大研究室で免疫学の研究をしていた学者。黒髪ロングの才色兼備の女性。劇中で亜衣に手を出そうとした教授を鉄球付の棒で制裁し、同時に「(教授は)冴羽さんのスケベの先生でもあるのよね」と亜衣に教える。
酒井純一 ()- 声 - 興津和幸
- 亜衣の父親で脳科学を専門とした研究者。亜衣が15歳の時に妻と離婚し、その後は一度も会うことなく劇中序盤で「事故死」する。死後、教授の調査により御国真司の会社であるドミナテックに引き抜かれ、ある極秘技術の開発を行っていたことが明らかになる。
下山田誠 ()- 声 - 桐本拓哉
- 警視庁公安部外事三課に所属する中年男性。冴子と共に傭兵部隊と武器商人の動向を追っている。獠と初めて会った際「下山田なんて男は存在しない」と言っていたため、偽名である事を自ら匂わせる。一連の事件が解決後、冴子に乗せられてうっかり事態の後始末を担当する羽目になる。
- PMC隊長
- 声 - 乃村健次
- 軍事用ドローンを新宿に持ち込んだ傭兵部隊を指揮する人物。海坊主とCQCで互角に戦えるほどの肉体派。
- 亜衣の母
- 声 - 百々麻子
- 1年前に亡くなった亜衣の母親で本名は不明。夫である酒井純一とは本編の5年前に離婚。亜衣によると、亡くなるまで一度も父を悪く言うことはなかったという。
源さん ()- 声 - 矢尾一樹
- 新宿ゴールデン街で飲食店を営む初老の男性で獠とは顔馴染み。TVスペシャル2作品[注釈 38]に登場した獠の情報屋である源さん[注釈 39]と名前も外見も瓜二つ。
製作(新宿プライベート・アイズ)
プロデューサーの諏訪道彦によれば、企画が立ち上がったのは2015年春であり、テレビシリーズ30周年に当たる2017年に向けてのものだったという[26]。30周年に合わせての再映像化を望んだ北条はリスクを考え単発のテレビスペシャルを、諏訪は連続のテレビシリーズを検討していたが最終的に今後の展開を視野に劇場版1本で勝負することになった[27]。
北条が当初提出したプロットは原作完結後の世界観が舞台だったが、テレビアニメが原作の最後までを描いておらず、海原神などアニメ未登場の人物についてアニメファンを困惑させるという判断からテレビアニメ終了時点の世界観に変更となった[28]。
また、来生三姉妹の登場は早くから企画されており、泪役の藤田淑子については収録時期の2018年11月が来たら相談する予定にしていたが、すでに病気療養中だった彼女の収録は叶わず、瞳役の戸田恵子と愛役の坂本千夏が代役を申し出たという。そのことは藤田のもとにも伝えられ、諏訪は療養後に観てもらえればと思っていたが、同年12月28日には彼女の死去を戸田や坂本を経て冴羽獠役の神谷明から知らされ、藤田たちのつながりを強く感じたことから、エンディングクレジットではその想いの丈を込め藤田の名前の前に「In Memory of」と表記されている[注釈 40][29]。エピローグでは「ルパン三世のマーク」が登場する[注釈 41]。
最新作公開記念として、日本テレビで2023年9月4日の未明(9月3日の深夜)2:25〜4:15に、本編ノーカット放送が行われた。本編終了後に『AD』の冒頭3分27秒間の場面が先行で放送され、番組ナレーションは獠役の神谷と香役の伊倉が行った。
スタッフ(新宿プライベート・アイズ)
- 原作:北条司(『CITY HUNTER』)[23]
- 総監督:こだま兼嗣[23]
- 脚本:加藤陽一[23]
- チーフ演出:佐藤照雄、京極尚彦[23]
- 演出:鎌倉由実、馬引圭、山内愛弥、大島克也
- コンテ:こだま兼嗣、佐藤照雄、京極尚彦、佐藤真人
- 音楽:岩崎琢[23]
- キャラクターデザイン:高橋久美子[23]、菱沼義仁
- サブキャラクターデザイン[注釈 42]:ことぶきつかさ、西村博之
- デザインワークス:田頭真理恵、黒川あゆみ、岩佐有祐
- メカデザイン:石垣純哉、植田大貴
- 車輛設定:山根公利
- 車輛資料協力:田中むねよし
- 銃器設定:青木悠
- 軍事ディレクション:金子賢一
- モニターデザイン:青木隆
- 3DCGディレクター:後藤雄一 (studio A-CAT)
- 総作画監督:菱沼義仁[23]
- 作画監督:可児里未、田頭真理恵、松川哲也、寺尾洋之、仲盛文、竹内進二、伊藤裕次、鈴木卓也、赤井尚方、佐藤正樹
- 美術監督・美術設定:加藤浩(ととにゃん)[23]
- 色彩設計:久保木裕一[23]
- 撮影監督:長田雄一郎
- 編集:今井大介 (JAYFILM)[23]
- 音響監督:長崎行男[23]
- 音響効果:西村睦弘
- 音響制作:AUDIO PLANNING U[23]
- 協力:東宝株式会社、TOHOシネマズ新宿、東日本旅客鉄道東京支社、新宿ゴールデン街商業組合、トムス・エンタテインメントほか
- タイアップ協力:XFLAG、ザ・プレミアムモルツ、読売巨人軍
- チーフプロデューサー:三宅将典、佐々木新、諏訪道彦
- プロデューサー:若林豪、小形尚弘
- 配給:アニプレックス[23]
- アニメーション制作:サンライズ[23]
- 製作:「2019 劇場版シティーハンター」製作委員会(アニプレックス、サンライズ、日本テレビ放送網、ノース・スターズ・ピクチャーズ、読売テレビ放送、ADKマーケティング・ソリューションズ、読売新聞社)
主題歌(新宿プライベート・アイズ)
- オープニングテーマ「Mr.Cool」
- 作詞 - Chang Jung,Lotus Juice / 歌 - AMAZONS,Lotus Juice
本作のために新規作成された劇伴曲。厳密には挿入歌扱い。
- エンディングテーマ1「Get Wild」
- 作詞 - 小室みつ子 / 作曲・編曲 - 小室哲哉 / 歌 - TM NETWORK
- エンディングテーマ2「STILL LOVE HER (失われた風景)」
- 作詞・編曲 - 小室哲哉 / 作曲 - 小室哲哉・木根尚登 / 歌 - TM NETWORK
エンディングではテーマ1が流れた後、エンディングテーマ2を流すメドレー形式が採られた。
- (いずれも本作用に曲の尺を若干編集した「MOVIE SIZE EDITION」。『STILL LOVE HER』は本編中にも流れており、厳密には挿入曲扱い)
- 挿入歌
歴代アニメで用いられた楽曲については作・編曲は割愛。
- 「Angel Night〜天使のいる場所〜」歌 - PSY・S
- 「MR.PRIVATE EYE」歌 - 大滝裕子
- 「RUNNING TO HORIZON」歌 - 小室哲哉
- 「SUPER GIRL」歌 - 岡村靖幸
- 「PARTY DOWN」歌 - 北代桃子
- 「ゴーゴーヘブン」歌 - 大沢誉志幸
- 「FOREVER IN MY HEART」歌 -Kirsten Steinhauer
- 「SARA」歌 - FENCE OF DEFENSE
- 「FOOT STEPS」歌 - 北代桃子
- 「CITY HUNTER〜愛よ消えないで〜」歌 - 小比類巻かほる
- 「CAT'S EYE」
- 原作詞: 三浦徳子 / 原作曲: 小田裕一郎 / 訳詞・Chang Jung/ 歌 - AMAZONS
- ※ テレビアニメ『キャッツ♥アイ』の主題歌を本作独自に英語でカバーしたバージョン。
劇場版シティーハンター 天使の涙(エンジェルダスト)
通算5作目の劇場版アニメとして、2023年9月8日に公開された[8]。メインキャスト・総監督ともに、前作『SPE』をおおむね継承している。
本作アニメ版を当初から長年手掛けていたアニメ制作会社・サンライズが2022年にバンダイナムコフィルムワークスの映像制作ブランドとなってから初めて制作されるアニメ『シティーハンター』であり、アニメ制作会社であるアンサー・スタジオとの共同制作となっている。
本作は、原作で登場する重要なキーアイテム「天使の涙(エンジェルダスト)」を副題としている。公式サイト「INTRODUCTION」でも「『シティーハンター』は遂に
「エンジェルダスト」は、原作では麻薬であるが、本作では「ナノマシンテクノロジーを用いて、人体の能力を極限まで引き上げる薬」に設定変更されている[注釈 43]。
後述の通り、原作では「エンジェルダスト」が麻薬という設定であったことから、テレビアニメで取り扱うのが難しいと判断したアニメ制作陣がエンジェルダスト、それを開発した犯罪組織「ユニオン・テオーペ」、そしてその首領(メイヨール)である海原神を全てアニメ版の設定から外していた経緯がある。
本作では従来型のエンジェルダストと、「ゾルティック社」というバイオ企業が改良した新型の「ADM(アダム、Angel Dust Mod/エンジェルダスト改良型)」の2種類が登場する。ADMは、本作のキーアイテムとなっている。
従来型のエンジェルダストも登場しているが[注釈 44]、その存在はあえて視聴者にわかりにくくしてあり、本作の公式パンフレットでもP.31に「従来型エンジェルダスト」としてひっそりと注射器の設定画が掲載されるのみとなっている。
アニメ版『1』の第5話において非業の死を遂げた獠の元相棒にして親友、そして香の義兄である槇村秀幸が、本作で初めて劇場映画版に登場することが決定し、担当声優も田中秀幸が続投する。なお、原作では槇村が死に至った背景にも「エンジェルダスト」が関与しているが、本作において、直接の死に至った経緯はテレビアニメ版の設定に準拠している[注釈 45]。
フランス制作の実写映画『シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション』の日本語吹き替え版で香(演 - エロディ・フォンタン)[注釈 46][注釈 47]の吹き替えを担当した沢城みゆきが、本作のヒロイン・アンジー役で出演している。
また、本作で獠たちと敵対する犯罪組織「ユニオン・テオーペ」の暗殺者チーム「ウェットワークス」の暗殺者役に関智一と木村昴が起用され[注釈 48]、本作で初めてアニメ版シティーハンターに登場する海原神役には、過去にテレビシリーズに端役で出演していたベテラン声優の堀内賢雄が起用された。
これまでアニメ作品に一度も登場しなかった海原を本作で登場させた経緯について、総監督のこだまは、原作者の北条との会話の中で、北条が度々海原の名前を出していたため、もし次回作があるなら海原を登場させることや、獠の過去にも触れざるを得ない作品を作らなければならないと考えたと述べている。
テレビアニメ版で麻薬の話題を出すことは制作側が自主規制していたため、「エンジェルダスト」の絡む話と、「ユニオン・テオーペ」ならびに海原はアニメ版には一切登場しなかったが、本作は映画ということで作品を前に進めるため、思い切ってストーリーに入れ込むことを決めたという[30]。
「エンジェルダスト」のエピソードをアニメ版の本作に盛り込むことを決めたのはアニメ制作側であり、原作者の北条は「原作で海原が登場することで物語が終盤へと向け動き出すし、TVシリーズでは海原やエンジェルダストの設定を省く形で制作されていたので、今このタイミングで原作の物語に寄せるのもありじゃないかなと思いました。」と述べている[31]。
2023年8月3日には、お笑いタレントの山里亮太(南海キャンディーズ)が[32]、翌8月4日にはパフォーマーの世界 (FANTASTICS from EXILE TRIBE、EXILE) がそれぞれゲスト声優として参加することが発表された[33]。
2023年8月30日には、『ルパン三世』から同作の登場人物であるルパン三世と次元大介[注釈 49]、『タマ&フレンズ 〜うちのタマ知りませんか?〜』から同作の登場キャラクターであるタマが登場することが発表された[34]。
サンライズは『機動戦士ガンダム』シリーズの製作も当初から手掛けており、本作には、かつてお台場に設置されていた実物大ガンダムがカメオ出演している[注釈 50]。
本作のためにTM NETWORKがオープニング曲「Whatever Comes」、挿入曲「DEVOTION」など複数の曲を新規に書き下ろしている。
あらすじ
冒頭、キャッツ・アイ三姉妹と獠、海坊主の5人はある絵画を盗み出そうとする。その絵画には「ADM(アダム)」と呼ばれる、人間を攻撃兵器に変えるナノマシンテクノロジーを使用した危険な薬の試作品1セットが貼り付けられていた。ADMを開発したのは「ゾルティック社」というバイオ企業で、犯罪組織「ユニオン・テオーペ」の依頼を受けて、「エンジェルダスト」の改良型として開発したものであった。しかし突然、仮面を付けた謎の人物が現れ、ADMを奪い去る。
場面は変わって、いつもの新宿。獠にはこのところずっと仕事の依頼がなく、生活資金も尽きかけて香は困り果てていた。そんなときに舞い込んできた突然の依頼。それは、アンジーという海外の動画投稿者[注釈 51]で、自分が撮影していた三毛猫を見つけてくれれば巨額の報酬を払うという、破格の依頼だった。喜んだ香は早速仕事を受けるが、マッチングアプリにハマっていた獠は目の前に現れた美人のアンジーに興奮。例によって「もっこり」攻撃を仕掛けまくるも、香のハンマー反撃などを受ける。
アンジーと一緒に、新宿中の三毛猫を探しまわる獠と香。しかし、彼らを付け狙う男たちが突然出現。彼らは犯罪組織「ユニオン・テオーペ」の暗殺者チーム「ウェットワークス」が送り込んだピラルクーとエスパーダの2名であった。そして、「ユニオン・テオーペ」の首領(メイヨール)海原 神(かいばら・しん)こそ、獠の傭兵としての育ての親だったのである。
アンジーが獠に三毛猫探しのニセ依頼をしたのは、獠に接近することが目的であった。アンジーは「ウェットワークス」の一員だったが、あまりにも危険なADMを葬り去ろうとする一方で、海原が「最高傑作」と評価する獠と直接対決することを望んでいた。つまり、冒頭でADMを奪った仮面の人物はアンジーであり、ピラルクーとエスパーダがADMを奪還に来たのであった。
組織の裏切り者となったアンジーを執拗に追いかけるピラルクーとエスパーダ。神奈川県川崎市臨海部の工業地帯で、ピラルクー・エスパーダとアンジー・獠・香の壮絶な戦いが始まる。海坊主と美樹は獠たちをバックアップ。その頃、東京湾の港は「ユニオン・テオーペ」が送り込んだ多数の工作員に占拠されており、首領の海原が乗るクルーズ船が密入港していた。
アンジーはエスパーダと一騎討ちを繰り広げるも、従来型の「エンジェルダスト」を既に体内に注入していたエスパーダの猛攻に押されるが、香の援護射撃で彼が身動き出来なくなった隙にアンジーが止めを刺す。その後、ピラルクーと対峙したアンジーは、「"ADMを使わなくても獠に勝てる"ことを証明する」としてADMを破壊しようとするが、そこにADMの奪還に現れた「ユニオン・テオーペ」のヘリが乱入し、ヘリの銃撃からアンジーを庇ったピラルクーは絶命する。
アンジーたちは東京湾アクアラインを経由し、川崎から千葉県木更津市の海ほたるに移動。未だに「ユニオン・テオーペ」と首領の海原に強い忠誠心を持つアンジーは、獠にバトルを挑む。しかし、バトルの途中でADMを奪い返した海原は、無慈悲にも実験台としてボルトアクションライフルで遠距離からアンジーの体内にADMを撃ち込む。
海原にADMを投与されたアンジーは身体能力が驚異的に向上し、獠の反撃を全て見切り、獠はアンジーに重傷を負わされる。しかし、ADMの副作用によりアンジーは心身ともに異常をきたし、瀕死の状態になってしまう。獠は、苦しむアンジーにコルト・パイソンのマグナム弾を打ち込み、アンジーは死ぬ。それを冷笑しながら見ていた海原。そして、ユニオン・テオーペのクルーズ船は東京湾を出港する。
アンジーの墓前に佇む獠と香の前に、花束を抱えた海原が現れる。アンジーにADMを撃ち込み暴走させたのが海原だと察した獠は、懐の銃を構えながら「その花束を置いたらお前を殺す」と威嚇する。海原は「彼女(アンジー)を殺したのはお前だろ?」と皮肉を口にしながら踵を返す。ふとあしを止めた海原は「"冴羽獠"という名前を気に入っているみたいだな?」と意味深な発言をし、再会を仄めかす言葉を残して立ち去る。
エンドロール終了後、最後のシーンで獠は香に「俺は死なない」と決意を述べる[注釈 52]。
ゲストキャラクター
- アンジー
- 声 - 沢城みゆき
- 本作のゲストヒロインで、フルネームはアンジェリーナ=ドロティーア・オーシアノス。海外で活躍する動画投稿者[注釈 51]であり、愛猫の三毛猫と共に来日するが、愛猫が逃げてしまったためにその捜索を獠たちに依頼する。
- 彼女の正体は「ユニオン・テオーペ」の暗殺者チーム「ウェットワークス」の一員であり、組織の首領(メイヨール)である海原が自らの「最高傑作」と呼ぶ獠に接近して対決を挑むため、架空の依頼をデッチ上げたのであった。「愛猫」の三毛猫は、実は都内のビルに設置されている巨大オブジェであった。
- 海原によって子供の頃から傭兵として育てられたため、基本的な日常生活の知識や常識が欠落している部分がある。
- 原作者の北条はアンジーのデザイン原案について、「アンジーは髪が長いイメージはなかったので、短めに。獠とやり合うくらいなので、鍛え上げられた体型をしています」と述べている[31]。
- ピラルクー
- 声 - 関智一
- 「ウェットワークス」の一員で、接近戦を得意とする。思慮深く落ち着いた性格であり、仲間を大切にする。名前は世界最大の淡水魚であるピラルクーから。
- ピラルクーの声を演じる関は、神谷と大地丙太郎作品での共演[注釈 53]が縁で親交があり、新作への出演を熱望していた。
- 原作者の北条はピラルクーのデザイン原案について、「難しかったのはピラルクー。エスパーダとは違う方向で、彼はしっかりした顔つきに。僕のイメージではもっとブサイクなんですけど…ちょっといい男にしすぎちゃったかな(笑)」と述べている[31]。
- エスパーダ
- 声 - 木村昴
- ピラルクー同様「ウェットワークス」の一員で、長い手足を駆使した体術や、刃物の扱いを得意とする。三日月型ナイフ、折りたたみナイフ、ナイフ型爆弾などを使用する。好戦的で暴走しやすく、話が通じにくい。「エンジェルダスト」の常用者で、注射器で頻繁にエンジェルダストを使用する。名前はメカジキ(英語名「ソードフィッシュ」)のスペイン語から。
- 原作者の北条はエスパーダのデザイン原案について、「エスパーダは脚本を一読しただけでサラサラと出来上がったキャラで、「たぶん死ぬときはこんな顔だろうな」と思いながら死に際の絵も描きました」と述べている[31]。
来生瞳 ()、来生泪 ()、来生愛 ()- 声 - 戸田恵子(瞳)、深見梨加(泪)、坂本千夏(愛)
- 北条の過去作品『キャッツ♥アイ』のヒロインを務める怪盗三姉妹で、『SPE』に引き続き登場。今回はある情報を知ったことから、一時的に日本に帰国しているという設定で登場する。
- ナンパ好きな男
- 声 - 山里亮太(南海キャンディーズ)
- 言葉の通りナンパ好きな男で、東京モノレールの車内でアンジーに声を掛ける。
- モヒカンの容疑者
- 声 - 世界(FANTASTICS from EXILE TRIBE、EXILE)
- 冴子の回想シーンに登場する、取り調べを受ける男。
- 声を担当した世界は、「この作品に出演したい」と直談判したことを明かしている。
下山田誠 ()- 声 - 桐本拓哉
- 前作『SPE』に引き続き登場する警視庁公安部外事三課所属の公安捜査官。ゾルティック社が開発したエンジェルダストの最新型を押収する手筈でいたが、獠達が必要以上に事を荒立てたため、ぶち壊しにされたと獠に怒りをぶつける。
海小坊主 ()- 声 - 北川里奈
- ドミナテックにより開発された喫茶キャッツアイの接客用ロボットで、前作『SPE』に引き続き登場。本作では新たな機能が追加されている。
海原神 ()- 声 - 堀内賢雄
- 本作のメインヴィラン。別名「首領(メイヨール)」。孤児となっていた獠を戦士として育て上げた男。これまで原作にしか登場しておらず、アニメ作品では本作が初登場となる。
- ルパン三世、次元大介
- 声 - 栗田貫一(ルパン)、大塚明夫(次元)
- いずれも『ルパン三世』から登場[34]。愛車のフィアット・NUOVA 500[注釈 54]で走行中、ルパンはピラルクーやエスパーダとのカーチェイス中の獠や香を目撃し、彼らとすれ違う際には香のことをよく知っている様子を見せる[34]。
- 本作に先駆けて発表された『ルパン三世』と『キャッツ・アイ』のクロスオーバー作品『ルパン三世VSキャッツ・アイ』に獠が隠れキャラクターとしてカメオ出演した件(詳細は作品記事を参照)を受け、本作にもルパンと次元が登場することとなったという[34]。『ルパンVSキャッツアイ』では『ルパンTV第3シリーズ』のピンク色のジャケットを着ていたが、本作では赤ジャケットと青のワイシャツ、ピンクのネクタイという『ルパンTV第2シリーズ』に準じた服装デザインとなっている。先述の通り、直接の絡みはない為、神谷は完成試写を見るまで知らなかった。
- タマ
- 『タマ&フレンズ 〜うちのタマ知りませんか?〜』から登場[34]。飼い猫の捜索の最中に香がチェックしていた猫たちの1匹として、スマホの画面に登場している[34]。
スタッフ(天使の涙)
※ 各スタッフ出典 → [35]
- 原作:北条司
- 総監督:こだま兼嗣
- 監督:竹内一義
- 脚本:むとうやすゆき
- キャラクターデザイン:高橋久美子、北澤精吾
- 美術:谷口淳一
- 色彩設計:久力志保
- CG監督:五島卓二
- 撮影監督:齋藤真次
- 編集:今井大介
- 音楽:岩﨑琢
- 音響監督:長崎行男
- 音響制作:AUDIO PLANNING U
- 制作:サンライズ、アンサー・スタジオ
- 配給:アニプレックス
主題歌(天使の涙)
- オープニングテーマ「Whatever Comes」
- 歌 - TM NETWORK
- エンディングテーマ「Get Wild」
- 歌 - TM NETWORK
- ※これまではアニメ用にカットされたバージョンがエンディングに使用されてきたが、本作のエンディングではフルコーラスで流れる。また、他の曲はエンディングで一切流れない。
- 挿入歌
- 「DEVOTION」歌 - TM NETWORK
- 「君の空を見ている」歌 - TM NETWORK
- 「RUNNING TO HORIZON」歌 - 小室哲哉 ※「シティーハンター3」のオープニング曲
- 他多数
主要な登場車両
公式パンフレットでは商標などの関係で車名が一切記載されていないが、車種が明確に判別できるレベルで描画されているため、本項にて説明する。
- モーリス・ミニクーパー1275S Mk.I
- 冴羽獠の愛車である赤いミニクーパー。原作以来、この設定は常に踏襲されている。獠の愛車がミニのMk.Iである証拠として車外に露出したドアヒンジ、スライド式のフロントサイドウィンドウ、グリル形状、テールランプ形状などが挙げられる[注釈 55][注釈 56]。ちなみにMT車である。
- 作者の北条は原作の作画資料として、タミヤのプラモデル「モーリス・ミニクーパー1275S Mk.I」(1/24スポーツカーシリーズ No.39、2023年現在は絶版)を参考にしたと見られる。タミヤのミニクーパーは内外装が多数カスタマイズされており、原作初期はタミヤのミニのカスタマイズ箇所(アルミホイール、ステアリングホイール、マフラー、バンパーのオーバーライダー、ツインタンク搭載など)がそのまま絵に反映されていた。その後、アニメなどで複数の設定変更が行われており、本作ではタミヤのモーリス・ミニクーパーと以下の相違点がある(過去作品で設定変更された箇所も含む)。
- 屋根がキャンバストップになっている。(タミヤのミニクーパーはノーマルルーフ)
- フォグランプが2個、フロントバンパーに付いている。(タミヤのミニクーパーは、市販車仕様はフォグランプなし)
- フェンダーミラーが砲弾型になっている。(タミヤのミニクーパーは、丸型のフェンダーミラー)
- ホイールがメッシュになっている。(タミヤのミニクーパーとは異なる形状)
- マフラーが2本出しになっている。(タミヤのミニクーパーはセンター1本出し)
- 本作のミニクーパーのナンバーは「新宿300 あ 19-19」[注釈 57][注釈 58][注釈 59]。ミニは本来、車体サイズ・排気量のいずれも日本の5ナンバー登録であり、改造などを行わない限り3ナンバー登録にはならない[注釈 60]。
- トヨタ・ランドクルーザー(200系)
- 海坊主と美樹が乗る車。ナンバーは「新宿330 う 07-24」[注釈 57][注釈 61][注釈 62]。車体色は黒。前後は大きく改造されており、一見しただけではランドクルーザーとはわからない。フロントグリルはレクサスが近年採用しているスピンドルグリルのような形状になっており、ヘッドライトは多数のプロジェクターランプに変更されている。さらに偵察用ドローン、各種通信用アンテナなど、様々な戦闘用装備を有する。サンルーフを装備しており、車内から身を乗り出して重火器で外部を攻撃することが可能となっている。
- ポルシェ911ターボ(930型)
- 冴子の愛車の赤いポルシェ。ナンバープレートは「新宿33 の 60-03」[注釈 57][注釈 63]。本作ではフロントにオリジナルのスポイラーが追加され、ポルシェのチューナーとして有名なシュトロゼックの5穴ホイールと類似した形状のホイールを履いている。
- トヨタ・パッソ(2世代目)
- ピラルクーとエスパーダがアンジーを尾行するため、隠密行動用に使用していた薄黄色の車。大柄な2名にはかなり窮屈なようだが、(彼らにとって)狭い車内の中でエースコック[注釈 64]のインスタントラーメンをすすっていた[注釈 65]。
- クーガー装甲車
- ピラルクーとエスパーダが攻撃用に隠し持っていた大型の6輪装甲車。車体色は黒。
- フィアット・NUOVA 500
- カメオ出演するルパン三世と次元大介が乗っている車。車体色は薄黄色。宮崎駿が『ルパン三世 (TV第1シリーズ)』の後期、『ルパン三世 カリオストロの城』(1979年)でルパン三世の愛車として設定したもので、今ではフィアット本社ならびに日本法人[36]も認める、ルパン三世のアイコンとなっている。
タイアップ
本作では、映画内のスポンサーとは別途に、映画外のタイアップも多数実施されている。
その他のタイアップの詳細は、公式サイトのリンク[38]に記載されている。
セルメディア
2005年12月21日、原作開始20年、『エンジェルハート』アニメ放送開始を記念して初のDVD化となるコンプリートDVD-BOX『CITY HUNTER COMPLETE』が完全予約限定商品として発売された。テレビシリーズ全140話に加え、劇場版・テレビスペシャル各計6本を収録。
2007年12月からアニメ放送開始20年を記念し単巻のリリースが開始。劇場版・テレビスペシャルは単巻未発売。
2019年10月30日に、劇場版〈新宿プライベート・アイズ〉のDVDとBlu-rayが発売された。
CD
- 連続テレビシリーズ
-
- シティーハンター オリジナル・アニメーション・サウンドトラック
- シティーハンター オリジナル・アニメーション・サウンドトラックVOL.2
- シティーハンター2 オリジナル・アニメーション・サウンドトラックVOL.1
- シティーハンター2 オリジナル・アニメーション・サウンドトラックVOL.2
- シティーハンター3 オリジナル・アニメーション・サウンドトラック
- シティーハンター'91 オリジナル・アニメーション・サウンドトラック
- テレビスペシャル
-
- シティーハンタースペシャル 〜グッド・バイ・マイ・スイート・ハート〜 オリジナル・サウンドトラック
- シティーハンタースペシャル 〜ザ・シークレット・サービス〜 オリジナル・サウンドトラック
- 映画
-
- シティーハンター劇場版 〜愛と宿命のマグナム〜 オリジナル・サウンドトラック
- シティーハンター オリジナルスペシャル・サウンドトラック #2 - ベイシティ・ウォーズ #3 - 百万ドルの陰謀
- ベスト盤
-
- シティーハンター ドラマティックマスター
- シティーハンター ドラマティックマスターII
- シティーハンター サウンドコレクションX -Theme Songs-
- シティーハンター サウンドコレクションY -Insertion Tracks-
- シティーハンター サウンドコレクションZ -Dramatic Album-
ムック
集英社からテレビシリーズ『1』、『2』、『3』、『'91』および『愛と宿命のマグナム』、『百万ドルの陰謀』、『ベイシティウォーズ』をまとめたムック『シティーハンターアニメスペシャル』が出版されている。北条司描き下ろしのピンナップ、神村幸子による多数の描き下ろし(表紙、ピンナップ、名場面、各話女性ゲストキャラクター〈『'91』に登場するキャラクターも神村幸子が描いている〉)、遠藤明範によるショートストーリー、各スタッフのコメントなどが収録されている。
ゲーム
- コンシューマーゲーム
- 1989年にPCエンジン用ソフトとして発売。ソフトは後期のCDではなくHuカードで、縦横スクロールのアクションゲームである。
- モバイルゲーム
- 2010年にソーシャルゲームとしてGREEで配信開始された。基本プレイ無料のアイテム課金制。正式タイトルは「シティーハンター 100万人のスイーパー」。
小説
CITYHUNTER SPECIAL | |
---|---|
小説:CITY HUNTER SPECIAL | |
著者 | 天羽沙夜 |
イラスト | 北条司 |
出版社 | 集英社 |
レーベル | ジャンプ ジェイ ブックス |
発売日 | 1995年12月15日 |
巻数 | 1巻 |
小説:CITY HUNTER SPECIAL 2 | |
著者 | 岸間信明 |
イラスト | 北条司 |
出版社 | 集英社 |
レーベル | ジャンプ ジェイ ブックス |
発売日 | 1999年4月2日 |
巻数 | 1巻 |
テンプレート - ノート |
ジャンプ ジェイ ブックスより発売された4冊のノベライズ作品の内以下の2冊はテレビスペシャルのノベライズとなっている。
- CITY HUNTER SPECIAL
- 天羽沙夜著、1995年12月15日発売。 ISBN 4087030423。
- 1996年のスペシャル『ザ・シークレット・サービス』のノベライズ版。セリフの中にスペイン語が頻繁に登場する。
- CITY HUNTER SPECIAL 2
- 岸間信明著、1999年4月2日発売。 ISBN 4087030822。
- 1999年のスペシャル『緊急生中継!?凶悪犯冴羽獠の最期』のノベライズ版。アニメではオミットされていた過去のサユリやジャックなどとの関係が描かれている。
脚注
注釈
- ^ アニメ化に際してのアレンジ時に性的な要素を払拭すると、その話自体がまったく成立しなくなる分など。
- ^ この設定は飛行機に乗るだけではなく、飛行機を見ること、飛行機という単語を聞くことすらも恐怖を感じるものである。
- ^ 『'91』では「
伊倉一寿 」名義で出演。 - ^ 『SPE』・『AD』では「
一龍斎春水 」名義で出演。 - ^ 劇場版『ベイシティーウォーズ』と『百万ドルの陰謀』で担当。当時、小山が声優活動を休止していたことに伴う代役としての出演。
- ^ 『火曜サスペンス劇場』初代エンディングテーマ。ラストシーン中にエンディングテーマが流れ始める手法の由来となった[9][10]。
- ^ 本編がモノラルでテーマ曲をステレオに切り替える方式は同局で放送された『YAWARA!』でも行われているが、こちらは当時一般的であった本編後にCM・次回予告を入れてからエンディングテーマという流れであった。ただし、本放送のみで再放送、ソフトはモノラルに統一。
- ^ マルキドはアンジェラが撃たれた後、すぐさま獠を殺そうとするが、彼はゲリラの銃撃により谷底に落ちて死亡する。
- ^ アンジェラは防弾チョッキを着ていたため、左腕を負傷したものの大事には至っていなかった。その後はゲリラの首脳との会談を成功させ、帰国の途に就いた。
- ^ アンジェラも、やむを得なかったとはいえロバートを殺してしまった獠のことを案じていた。
- ^ ソフィーが身に着けているペンダントには、ロバートが探り出したギネスの要人暗殺計画のマイクロフィルムが入っており、滞在中に狙われたのはこれが理由だった。
- ^ ケガの治療は海坊主が行っている。
- ^ ソフィーは、「冴羽を恨み続けることでロバートと一緒にいるような気がした」と打ち明け、獠を殺すことは初めからできなかったという。
- ^ ジャックは海坊主とヘイワードに組織を壊滅させられたことの恨みから、復讐のためにキャサリンを拉致し、助けようとしたヘイワードを殺害したことが明かされる。
- ^ ジャックはこの後、自分を許そうとしていた海坊主とキャサリンに発砲したため、これに怒った海坊主により射殺された。
- ^ 1度目は都庁舎前でのダンケルクによる襲撃、2度目は視察のために訪れた病院で拉致されそうになった。
- ^ ゴンザレスたちが去った後、目を覚ましてその場にやって来た安奈は父が母を殺したと誤解したため、心に深い傷を負う。
- ^ 海坊主がヘリを撃ち落とそうとした際、獠は「手を出すな!奴らは俺の獲物だ!」と強い口調で制している。
- ^ 武藤の撃った銃弾は、獠の右腕に命中している。
- ^ 『ザ・シークレットサービス』では声優として出演している。
- ^ プロデューサー・諏訪道彦のペンネーム[14]。
- ^ 『ニュースシャトル』開始による編成変更のため。なお『シティーハンター』は月曜17:30からの放送になった(信濃毎日新聞1987年10月12日朝刊のテレビ欄より)。
- ^ 11 - 13話を除く。
- ^ NNS非加盟
- ^ NNS非加盟
- ^ 海坊主の元上官・氷室剛司の娘。本作では名前のみの登場で、彼女の近況がニーナにより語られる。
- ^ 真希に相談したところ、獠と海坊主のことを教えられ、彼らを頼るよう言われたことを明かしている。
- ^ ヘルゼンは、ニーナが拉致されたことをホテルの地下駐車場で獠と冴子に対峙した際に知る(正確には、獠がニーナを連れ去ったと勘違いしてハンマー攻撃を繰り出した香の口からそれが明らかとなった)。
- ^ 先述の通り20年前にヘルゼンは、ソフィアから身を引くようクラウスに強く迫られたが、ヘルゼンは既に身を引く決心を固めており、終盤で自分の行いを謝罪したクラウスにその思いを打ち明けている。
- ^ 獠は、ヘルゼンのアバラ骨にショックを吸収させることで心臓に銃弾が到達しないよう、銃弾の火薬を少なく調整していた。獠曰く「一か八かの賭けだった」とのこと。
- ^ ヘルゼンは、東ガリエラ国では死者と見做されたため、本人曰く「東ガリエラには、もう私の帰る場所はない」とのこと。
- ^ 獠はヘルゼンのこの行為を「安全な止め方だ」と評した。
- ^ 公開直後から上映されていない地方を中心に問い合わせが寄せられ、2019年3月にセカンド上映として約30 - 40スクリーン程度追加として決定している。
- ^ 冴子役の麻上洋子にとっては、芸名を一龍斎春水に改名して以降、初の冴子役である。また、レギュラー陣以外にもテレビシリーズで名取かずえ役で出演した山本百合子が同役で再登板している。他にも神谷の希望でテレビシリーズで番組レギュラーを務めていた声優も多く出演している。
- ^ 音響監督の長崎行男はテレビシリーズ当時はEPICソニー所属の音楽プロデューサーとして挿入歌を手掛けていた。また長崎と音楽担当の岩崎琢は『エンジェル・ハート』アニメ版にも参加していた。
- ^ 『3』のエンディングおよび『'91』の主題歌は未登場。
- ^ 担当声優は茶風林。テレビシリーズでは山寺宏一と共に常連声優の一人であった。
- ^ 『ザ・シークレット・サービス』と『グッド・バイ・マイ・スイート・ハート』の2つ。
- ^ この2作品では、表向きの顔はレンタルビデオ店主で、田口昻が声を担当した。
- ^ 藤田は、『キャッツアイ』の来生泪役でもあるが、『シティーハンター』においては「美女の依頼人」の第一号となる女性を演じた人物でもある(『1』第1話より)。また、『2』の第41話・42話にもゲスト出演している。なお、前者のエピソードには、来生愛役の坂本も家出娘役で出演した(獠が自分の手を貫通させて相手を撃つという射撃術で仕留めた強盗犯の男(声 - 島香裕)から救い出した少女)。
- ^ 本作は、ルパン三世やキャッツアイを制作していたトムス・エンタテインメントが参加している。後にこの2作品はコラボレーション(『ルパン三世VSキャッツ・アイ』)を行っている。
- ^ サブキャラクターの原案は原作者の北条が描き下ろした。
- ^ 作中、冴子が「ナノマシンによって超人兵士へと変える“エンジェルダスト”…」と発言している。
- ^ 本作でエスパーダが頻繁に打っている注射が従来型エンジェルダストである。
- ^ 原作では槇村を死に至らしめたのはエンジェルダストの開発元である「ユニオン・テオーペ」であるが、アニメ版での槇村は、犯罪組織「赤いペガサス」からの依頼を断ったため、組織が雇った殺し屋・ジェネラルに撃たれて致命傷を負い、獠の腕の中で息絶えるという設定に変更されている。
- ^ フランスでの香の名前はローラ・マルコーニである。
- ^ エロディ・フォンタンは、フランス版実写映画の監督で冴羽獠役を務めたフィリップ・ラショーの妻である。
- ^ 既にお気づきの方も多いと思うが、関智一はスネ夫役、木村昴はジャイアン役の声優であり、期せずしてドラえもんの声優が本作で共演したことになる。
- ^ 神奈川県川崎市の臨海工業地帯で獠・香がモーリス・ミニクーパーでピラルクー・エスパーダを追跡する途中、ルパンと次元が乗るフィアット500がすれ違うという形でのカメオ出演。
- ^ 商標などの関係から、本作の公式パンフレットでは単に「立像」とのみ記載され、「ガンダム」であることは明記されていない。
- ^ a b 商標などの関係で「動画投稿者」という設定になっているが、要するにYouTuberのことである。
- ^ なお、このセリフは、原作者の北条司の要望によって追加されたものであり、前半の香の「獠は死なないわ」というセリフとバランスを取ることが目的であった[31]。
- ^ 『花のずんだ丸』(2013年)と『DD北斗の拳』(2013年、2015年)の2作品。
- ^ テレビアニメ第1シリーズの後期より、ルパンの愛車として登場した車。
- ^ これらの部分は後年のモデルをベース車に、Mk.I仕様にカスタマイズすることも不可能ではない。
- ^ フランスで制作された実写版映画『シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション』では、後年の形式であるMk.IIIのミニクーパーが使用されていた。
- ^ a b c 「新宿」ナンバーは実在しない。
- ^ 自家用車登録の場合、普通乗用車で「あ」は使用されない。
- ^ 以前の作品では「歌舞伎町69 あっ 19-19」というナンバーを付けていたこともあった。
- ^ エンジン換装を行ったという設定が続編で新たに出てくる可能性も考えられる。
- ^ 自家用車登録の場合、普通乗用車で「う」は使用されない。
- ^ 日本のナンバープレートでは、1962年の様式変更以後は「0」が最初に来ることはなく、「・」となる。また、3桁以下の数字にはハイフンが入らないため、現実の世界では、このナンバーは「07-24」ではなく「・7 24」と表示される。
- ^ 日本のナンバープレートの分類番号は1998年に3桁化されたため、冴子のポルシェは1998年以前の登録ということになる。
- ^ エースコックは本作のスポンサー企業の一つである。
- ^ 制作側から公式には公表されていないが、映画『ルパン三世 カリオストロの城』(1979年)でルパンと次元がフィアット500の狭い車内でインスタントラーメンを食べていたシーンをオマージュした可能性が考えられる。
- ^ 新曲ではなく過去のサウンドトラックからの流用。
出典
- ^ 川合久恵編「CITY HUNTER THE ANIMATION INTERVIEW 初代アニメ監督・こだま兼嗣」『シティーハンター完全読本』徳間書店〈ロマンアルバム〉、ISBN 978-4-19-720429-8、113頁。
- ^ 『まんだらけZENBU』No.5 p.49
- ^ 文庫版第1巻あとがき p.375
- ^ シティーハンター アニメ全史ぴあ(2023年8月21日発売・ぴあMOOK)、15頁より。
- ^ 『アニメぴあ Shin-Q vol.2』 W表紙発表!! ヴァイオレット・エヴァーガーデン & シティーハンター|ぴあ株式会社のプレスリリース(2017年12月8日付)
- ^ “「シティーハンター」劇場版の制作決定、現代を舞台にした完全新作ストーリー(コメントあり / 動画あり)”. 映画ナタリー (2018年3月19日). 2023年6月13日閲覧。
- ^ “『シティーハンター』新作劇場版、制作決定”. ORICON NEWS (2022年4月8日). 2023年6月13日閲覧。
- ^ a b “『劇場版シティーハンター』公開日は9・8に決定 沢城みゆき・堀内賢雄ら新キャストも発表【コメントあり】”. ORICON NEWS (2023年6月13日). 2023年6月13日閲覧。
- ^ 小黒祐一郎 (2010年4月27日). “アニメ様365日 第356回 『CITY HUNTER』主題歌とキャスト”. WEBアニメスタイル. スタジオ雄. 2020年10月14日閲覧。
- ^ NEWS ONLINE 編集部 (2018年6月7日). “岩崎宏美「聖母たちのララバイ」がレコード大賞を獲れなかった意外な理由”. ニッポン放送 NEWS ONLINE. ニッポン放送. 2020年10月14日閲覧。
- ^ 小黒祐一郎「第5回 諏訪道彦」『この人に話を聞きたい アニメプロフェッショナルの仕事 1998-2001』飛鳥新社、2006年11月2日、ISBN 4-87031-758-3、79頁。
- ^ 鈴木秀美・山田健太・砂川浩慶 編『放送法を読みとく』p.83 2009年 商事法務
- ^ a b テレビシリーズ1 - 3、『愛と宿命のマグナム』でのクレジット表記は「鶴渕映画」。
- ^ 諏訪道彦 (2020年7月19日). “企画のスタート56|すわっち日記”. 2023年7月8日閲覧。
- ^ “コナン放送開始記念日|すわっち日記”. note(ノート) (2023年1月8日). 2023年9月12日閲覧。
- ^ 『北國新聞』1987年10月5日付朝刊、テレビ欄。
- ^ 『北國新聞』1993年5月17日 - 5月21日付朝刊、テレビ欄。
- ^ 『北國新聞』1987年8月21日付朝刊、テレビ欄。
- ^ 「シティーハンター」が美しく蘇る! - ヨムミル!ONLINE
- ^ “『シティーハンター』HDリマスター版が初放送!アニマックスにて12月20日よりスタート!”. サンライズ (2017年12月19日). 2023年6月13日閲覧。
- ^ @suntv3の2018年3月19日のツイート、2018年3月20日閲覧。
- ^ “2020年記者発表資料(2019年度統計)”. 日本映画製作者連盟. 2020年1月28日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o “「劇場版シティーハンター」特報解禁!冴子らもTV版と同キャスト”. コミックナタリー (2018年8月2日). 2023年6月13日閲覧。
- ^ “怪盗キャッツアイ『シティーハンター』に登場!三姉妹が映画で復活”. シネマトゥデイ (2019年1月11日). 2023年6月13日閲覧。
- ^ “新宿の伝言板に「全国の劇場で待つ! XYZ」 原作の依頼方法を表現した映画「シティーハンター」の広告が粋”. ねとらぼ (2019年1月11日). 2023年6月13日閲覧。
- ^ 『2月8日シティーハンター劇場公開‼』 2019.01.31 - スワッチのアニメ日記
- ^ Inc, Natasha. “「劇場版シティーハンター 」特集 北条司(原作者)×神谷明(冴羽獠役)インタビュー - コミックナタリー 特集・インタビュー”. コミックナタリー. 2023年9月9日閲覧。
- ^ Inc, Natasha. “「劇場版シティーハンター 」特集 北条司(原作者)×神谷明(冴羽獠役)インタビュー (2/3) - コミックナタリー 特集・インタビュー”. コミックナタリー. 2023年9月9日閲覧。
- ^ 『アニ民340人目』声優の故 藤田淑子さん 2019.01.31 - スワッチのアニメ日記
- ^ ぴあ (2023-08-21), シティーハンターアニメ全史ぴあ, ぴあ, pp. 14-15, ISBN 978-4835644486
- ^ a b c d e アニプレックス (2023年9月8日), 劇場版シティーハンター 天使の涙(エンジェルダスト)公式パンフレット, アニプレックス, pp. 17
- ^ “山里が「劇場版シティーハンター」出演、何百回と「Get Wild」聞いて気持ち作る”. お笑いナタリー (ナターシャ). (2023年8月3日) 2023年8月4日閲覧。
- ^ “FANTASTICS世界が直談判、「劇場版シティーハンター」に出演決定”. 音楽ナタリー (ナターシャ). (2023年8月4日) 2023年8月4日閲覧。
- ^ a b c d e f “『劇場版シティーハンター 天使の涙(エンジェルダスト)』と『ルパン三世』『タマ&フレンズ ~うちのタマ知りませんか?~』がコラボ! 本編にルパン三世、次元大介、タマが登場”. アニメイトタイムズ (アニメイト). (2023年8月30日) 2023年9月1日閲覧。
- ^ “「劇場版シティーハンター」新作は"エンジェルダスト"、香が2023tハンマー振り回す特報も”. コミックナタリー (ナターシャ). (2023年2月22日) 2023年6月13日閲覧。
- ^ フィアット クライスラー ジャパン(現:ステランティス ジャパン) (2018年8月3日). “ルパンがフィアットを愛する理由。『ルパン三世 PART5』浄園祐プロデューサーインタビュー”. fiat magazine CIAO!. ステランティス ジャパン. 2023年9月12日閲覧。
- ^ “「劇場版シティーハンター」×「天下一品」コラボ特製どんぶりが抽選で100名に当たるキャンペーンが8月8日より開催”. GAME Watch (インプレス). (2023年8月7日) 2023年8月7日閲覧。
- ^ TIEUP |「劇場版シティーハンター 天使の涙(エンジェルダスト)」公式サイト
関連項目
- エンジェル・ハート - 『月刊コミックゼノン』(ノース・スターズ・ピクチャーズ)に連載されている事実上の続編。本作のパラレルワールドとなっており、本作の声優陣も起用されている。
- 神谷明 - アニメの冴羽獠の声優。自身の演じた中で最も好きなキャラクターが獠であることを公言。作中に登場する獠の事務所名「冴羽商事」を自らの事務所の名称に採用している。
- 新宿 - 本作品のみならず北条司作品の代名詞的とまでいえる重要な場所となっている。
外部リンク
- サンライズ公式Web
- CITY HUNTER COMPLETE DVD BOX
- 北条司公式ホームページ
- 冴羽商事
- アニメ「劇場版シティーハンター <新宿プライベート・アイズ>」公式サイト
- アニメ「劇場版シティーハンター 天使の涙(エンジェルダスト)」公式サイト
- アニメ「劇場版シティーハンター」公式 (@cityhuntermovie) - X(旧Twitter)(2017年8月19日 - )※ UTC表記。
- 「劇場版シティーハンター」 (cityhuntermovie) - Facebook(2018年1月31日 - 2019年3月13日 19:38)
- 「劇場版シティーハンター」公式 (@cityhuntermovie) - Instagram(2018年3月19日 - 2019年3月12日)
読売テレビをはじめとする日本テレビ系列 月曜 19:00 - 19:30 | ||
---|---|---|
前番組 | 番組名 | 次番組 |
読売テレビ 土曜 18:00 - 18:30 | ||
不明
|
シティーハンター2
(1988年4月2日 - 1989年7月1日) |
|
読売テレビをはじめとする日本テレビ系列 日曜 19:00 - 19:30 | ||
丹波・山瀬のパニックTV
|
日本テレビ 金曜 16:30 - 16:55 | ||
---|---|---|
前番組 | 番組名 | 次番組 |
シティーハンター2
(1988年4月8日 - 9月30日) |
||
日本テレビ 金曜 16:55 - 17:00 | ||
シティーハンター2
(1988年4月8日 - 9月30日) |
ビギニング!!チャチャ
|
|
日本テレビ 金曜 17:30 - 18:00 | ||
欽きらリン530!!
※平日帯 |