ヒピラくん
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『ヒピラくん』は、大友克洋・木村真二による日本の絵本作品。2001年1月から2002年3月まで絵本雑誌『別冊すてきな奥さん ね〜ね〜』(主婦と生活社)で連載された。
2009年12月21日から25日までNHK-BS2のBS冬休みアニメ特選2009枠にてテレビアニメが放送された。
ストーリー
[編集]吸血鬼の町サルタに住むヒピラくんは、友達の妖精ソウルくんと一緒に今日も冒険を繰り広げる。
登場人物
[編集]- ヒピラ
- 声 - 小林由美子
- 本作品の主人公。吸血鬼。
- ソウルくん
- 声 - 大原さやか
- 人間のタマシイからしぼり出されたヒトダマ妖精。
- チョーロウ
- 声 - 島田敏
- サルタの長老。
- ゲオルゲ
- 声 - 鈴木千尋
- デルチャ
- 声 - 芝原チヤコ
- エレナ
- 声 - 藤村歩
- ヒピラの学校の友達。
- マレーナ先生
- 声 - 横尾まり
- ロゼ
- 声 - 折笠富美子
- カエル王子
- 声 - 高木渉
- ゾンビ
- 声 - 吉本元喜
- ゴブリン
- 声 - 藤村歩
- バキューム
- 声 - 上田燿司
- サンド
- 声 - 伊藤健太郎
- ダート
- ロック
- 声 - 吉本元喜
- サラ
- 声 - 小島幸子
- サラのママ
- 声 - 芝原チヤコ
- ヤニス
- 声 - 大原さやか
書籍情報
[編集]原作(絵本)
- ヒピラくん(2002年、ISBN 4-391-12690-7) - 2002年9月27日に主婦と生活社から発行。単行本化に当り加筆修正がされた。2009年12月現在絶版。
- ヒピラくん(2010年、ISBN 978-4-06-364824-9) - 2010年4月8日に講談社より新規書き下ろし1話分を含む完全版が発行。
テレビアニメ
[編集]2009年12月21日より2009年12月25日までNHK-BS2のBS冬休みアニメ特選2009枠にて放送された。2010年10月28日からはCS放送「アニマックス」でも放送開始。
スタッフ
[編集]- 監督 - 木村真二
- 原作 - 「ヒピラくん」(おはなし・大友克洋/え・木村真二)
- CGI監督 - 佐藤広大
- 音響監督 - 百瀬慶一
- サウンドエディター - 佐藤秀国、坂口由洋
- 音楽 - コーニッシュ
- エグゼクティブプロデューサー - 江口政道
- プロデューサー - 向井地基起、土屋康昌
- アニメーション制作 - サンライズ
- 製作 - バンダイビジュアル、サンライズ
サブタイトル
[編集]- ヒピラくん登場の巻
- ソウルくん誕生の巻
- コケコッコーの巻
- 野バラの精の巻
- カエル王子の巻
- 学校はたのしいの巻
- サルタ最後の日?の巻
- あたらしい友だちの巻
- 地底世界の巻
- ウィッチ・スケッチの巻
- 恐怖!ムンカー館の巻
- 赤い部屋の秘密の巻
とびだすアニメ!! ヒピラくん(3D版アニメ)
[編集]パナソニック3Dビエラのデモ映像として、ダイジェスト映像が3D(ステレオ3D)化された。これをきっかけとして、2011年6月14日には、バンダイビジュアル初のBlu-ray Disc 3D商品として、1話・2話・3話・10話の3D版が収録されたものが発売された。製品内には3D化を行ったスタッフは表記されていないが、後にキュー・テックにより2D-3D変換された事が明らかにされた。
この同作品は2011年10月、「国際3Dアワード2011 Lumiere Japan」において、テレビ部門:アニメーションとして受賞[1]を果たしている。更に、I3DS(International 3D Society)2012 3D CREATIVE ARTS AWARDSにて、「Special Jury Awards (特別審査委員賞)」を受賞した。
脚注
[編集]- ^ “「国際3Dアワード2011 Lumiere Japan」として12作品を表彰”. 「第1回 国際3Dアワード2011 Lumiere Japan」 表彰作品. 国際3D協会 日本部会 (2011年10月20日). 2011年12月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年10月22日閲覧。