「ええにょぼ」の版間の差分

ええにょぼ
ジャンル	テレビドラマ
脚本	東多江子
演出	橋高幸三ほか
監修	今泉昌利（医事）
出演者	戸田菜穂; 榊原利彦; 板東英二; 的場浩司; 濱田万葉; 升毅; 和田アキ子; 丹阿弥谷津子; 香山美子; 柴田恭兵
ナレーター	室井滋
音楽	日向敏文
オープニング	中山美穂「幸せになるために」
時代設定	平成元年 - 現代
製作
制作	NHK大阪
放送
放送国・地域	日本
放送期間	1993年4月5日 - 10月2日
放送時間	月曜日 - 土曜日 8:15 - 8:30
放送枠	連続テレビ小説
放送分	15分
回数	全156
番組年表
前作	ひらり
次作	かりん
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2023年7月29日 (土) 07:07時点における版

連続テレビ小説 > ええにょぼ

『ええにょぼ』は、1993年（平成5年）4月5日から10月2日まで放送された、NHK 連続テレビ小説の49作目^[2]。

概要

京都市舞台が多い京都府舞台の連続テレビ小説では異色の丹後地方メインの作品。

伊根町独特の、住居の一部に小舟を格納できる「舟屋」が撮影された貴重な映像ともなっている。

脚本を担当した東多江子が自ら書き下ろしたノベライズ本も角川書店から出版された（後に絶版）。

なお、タイトルの「ええにょぼ」は丹後弁で「美人」を意味する言葉を指す。

平均視聴率は35.2%、最高視聴率は44.5%（関東地区、ビデオリサーチ調べ）^[3]。

2003年 6月22日には、NHKアーカイブスにて、第144回のみ再放送された後、NHK BS2にて2004年 9月27日から2005年 3月26日まで、朝ドラ再放送枠である毎週月曜から土曜の7時46分から8時1分にアンコール放送された。

完全版・総集編共にDVDは未発売。

放送ライブラリーでは第1回が公開^[4]。

あらすじ

神戸の医大を卒業し研修医となった、宇佐美悠希（戸田菜穂）が主人公。

悠希は大学病院に残ろうとして提出した配属願が仇になり、愼（榊原利彦）と結婚したばかりにもかかわらず、実家のある京都府伊根町に程近い舞鶴市の舞鶴中央病院の内科に配属され、単身赴任状態になる。そして、上司となった内科部長の高柳から医療の何たるかを学ぶ。その後、遠距離夫婦故のすれ違いや嫁姑問題から離婚の危機などを向かえながらも、医師として成長していく姿を描いていく。

キャスト

朝倉家・宇佐美家

朝倉（宇佐美）悠希: 演 - 戸田菜穂^[5]; 主人公。
朝倉春江: 演 - 香山美子; 悠希の母。
朝倉源太郎: 演 - 板東英二; 悠希の父。
朝倉トキ: 演 - 丹阿弥谷津子; 悠希の祖母。
朝倉靖男: 演 - 今井雅之; 悠希の兄。源太郎との血のつながりはない。一時そのことに悩み、遠洋漁業に出る。
朝倉佐和子: 演 - 綾瀬るり
朝倉健次郎: 演 - 三品守; 悠希の弟。
宇佐美愼: 演 - 榊原利彦; 悠希の夫。結婚早々悠希と別居を余儀なくされる。新婚当初は神戸に住み、一時、仕事の関係で伊根に住んだりしたのだが…。
宇佐美千鶴代: 演 - 朝丘雪路; 愼の母。
宇佐美潤: 演 - 春田純一; 愼の兄。

舞鶴中央病院

医師

高柳方人: 演 - 柴田恭兵; 悠希の指導を担当する医師（内科部長）。
梶山房之介: 演 - 阿藤海
高橋恵吾: 演 - ぜんじろう
市川伸行: 演 - 藤原孝一

看護婦・看護士

岩井初子: 演 - 和田アキ子; 婦長。
影山悦子: 演 - 麻生えりか
井上美保: 演 - 神谷けいこ
塚原ゆり: 演 - 村崎ゆか
園竜也: 演 - 大久保了

その他

西部奏子: 演 - 濱田万葉; 元は悠希の患者で自暴自棄になっていたが、悠希と触れ合ううちに落ち着きを取り戻し、看護婦を目指すようになる。
山中小鉄: 演 - 的場浩司; 悠希の幼なじみで、伊根の漁師。
山中みね子: 演 - 末成由美; 小鉄の母。
西澤教授: 演 - 林与一; 悠希の医大の教授。
松宮: 演 - 西岡秀記; 悠希の医大の同級生。
真理子: 演 - 成田恵; 悠希の親友。
皆川翔太: 演 - 乾圭吾
今井薫子: 演 - 吉沢梨絵
水野: 演 - 桂小米朝
上野葉子: 演 - 上村香子^[6]
その他: 演 - 翁華栄、多賀勝一、南条好輝、升毅、彦摩呂、戸田麻衣子、志乃原良子、織本順吉

ほか

スタッフ

作 - 東多江子^[2]^[4]
音楽 - 日向敏文^[2]^[4]
主題歌 - 「幸せになるために」
- 作詞 - 岩里祐穂・中山美穂、作曲・編曲 - 日向敏文、歌 - 中山美穂
語り - 室井滋^[4]
副音声解説 - 関根信昭
制作統括 - 布施実
演出 - 橋高幸三^[4]、宮崎純、内藤愼介、菅康弘、木村隆文、太田光俊、安里恭幸、加藤拓
制作 - 永山あつし
美術 - 藤井俊樹^[4]
技術 - 鈴木文夫^[4]
音響効果 - 山倉正美^[4]
撮影 - 森本祐二^[4]
照明 - 深谷和生^[4]
音声 - 三沢英治^[4]
映像技術 - 高木克典^[4]
編集 - 市川筆子^[4]
医事監修 - 今泉昌利
方言指導 - 松寺千恵美、中村康子

再放送について

朝倉源太郎役の板東英二は2020年4月を最後に表舞台から姿を消し^[7]、同年10月には高齢ということもあり医師の指導に従い仕事をセーブするとしていた^[8]が、それから音沙汰なしのため2023年現在は事実上、活動休止状態になっている。そのため、本作の再放送の見通しは板東の芸能界復帰次第ということになる。

出典

^ NHKクロニクル
^ ^a ^b ^c 日本放送協会放送文化研究所放送情報調査部編『NHK年鑑'94』日本放送出版協会、1994年10月11日、156頁。
^ ビデオリサーチ NHK朝の連続テレビ小説【関東地区】より。
^ ^a ^b ^c ^d ^e ^f ^g ^h ⁱ ^j ^k ^l ^m 放送ライブラリー program番号:177862
^ 戸田菜穂 - NHK人物録
^ 上村香子 - NHK人物録
^ “【2023年】板東英二は今何してる?自宅で転倒し頭部を強打し芸能界を休止中の噂も!”. NEWS HUNTER. アイモバイル (2023年1月29日). 2023年7月26日閲覧。
^ “【元文春エース記者竜太郎が見た!】消えた? 板東英二、ラジオの冠番組を相次ぎ降板の真相”. zakzak (産経デジタル). (2020年10月27日) 2023年7月29日閲覧。

外部リンク

連続テレビ小説ええにょぼ - NHK放送史
連続テレビ小説「ええにょぼ」 - NHKドラマ


NHK 連続テレビ小説
前番組	番組名	次番組
ひらり（1992年度下半期）	ええにょぼ（1993年度上半期）	かりん（1993年度下半期）
NHK BS2 連続テレビ小説・アンコール
澪つくし（2004年度上半期）	ええにょぼ（2004年度下半期）	あすか（2005年度上半期）

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[1] NHKクロニクル

[nhk_nenkan_1994-2] 日本放送協会放送文化研究所放送情報調査部編『NHK年鑑'94』日本放送出版協会、1994年10月11日、156頁。

[3] ビデオリサーチ NHK朝の連続テレビ小説【関東地区】より。

[bpcj-4] ^ ^a ^b ^c ^d ^e ^f ^g ^h ⁱ ^j ^k ^l ^m 放送ライブラリー program番号:177862

[5] 戸田菜穂 - NHK人物録

[6] 上村香子 - NHK人物録

[7] “【2023年】板東英二は今何してる?自宅で転倒し頭部を強打し芸能界を休止中の噂も!”. NEWS HUNTER. アイモバイル (2023年1月29日). 2023年7月26日閲覧。

[8] “【元文春エース記者竜太郎が見た!】消えた? 板東英二、ラジオの冠番組を相次ぎ降板の真相”. zakzak (産経デジタル). (2020年10月27日) 2023年7月29日閲覧。

[1]

[2]

[3]

[4]

[5]

[6]

[7]

[8]

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 * 方言指導 - 松寺千恵美、中村康子
-== 視聴について ==
+== 再放送について ==
-朝倉源太郎役の[[板東英二]]は[[2020年]]4月を最後に表舞台から姿を消しており<ref>{{Cite web|title=【2023年】板東英二は今何してる?自宅で転倒し頭部を強打し芸能界を休止中の噂も!|url=https://cityhunter-themovie.com/banndoueizi-now/ |website=NEWS HUNTER|date=2023-01-29|accessdate=2023-07-26|publisher=アイモバイル}}</ref>、公開ライブラリーでの彼の登場シーンは貴重映像になっている（また、[[NHKアーカイブスポータル|NHKアーカイブス]]での公開動画では約20秒ほどだが、台詞付きで登場している<ref>[https://www2.nhk.or.jp/archives/movies/?id=D0009010400_00000 連続テレビ小説 ええにょぼ] - NHK放送史（動画の3:18より）</ref>）。
+朝倉源太郎役の[[板東英二]]は[[2020年]]4月を最後に表舞台から姿を消し<ref>{{Cite web|title=【2023年】板東英二は今何してる?自宅で転倒し頭部を強打し芸能界を休止中の噂も!|url=https://cityhunter-themovie.com/banndoueizi-now/ |website=NEWS HUNTER|date=2023-01-29|accessdate=2023-07-26|publisher=アイモバイル}}</ref>、同年10月には高齢ということもあり医師の指導に従い仕事をセーブするとしていた<ref>{{Cite news|title=【元文春エース記者 竜太郎が見た!】消えた? 板東英二、ラジオの冠番組を相次ぎ降板の真相|url=https://www-zakzak-co-jp.cdn.ampproject.org/v/s/www.zakzak.co.jp/article/20201027-PH74S5WMNNMZFL5WRKBJK4BJ6Q/?amp_gsa=1&amp_js_v=a9&outputType=amp&usqp=m |newspaper=zakzak|date=2020-10-27|accessdate=2023-07-29|publisher=産経デジタル}}</ref>が、それから音沙汰なしのため[[2023年]]現在は事実上、活動休止状態になっている。そのため、本作の[[再放送]]の見通しは板東の芸能界復帰次第ということになる。
 == 出典 ==

NHK 連続テレビ小説
前番組	番組名	次番組
ひらり（1992年度下半期）	ええにょぼ（1993年度上半期）	かりん（1993年度下半期）
NHK BS2 連続テレビ小説・アンコール
澪つくし（2004年度上半期）	ええにょぼ（2004年度下半期）	あすか（2005年度上半期）

表話編歴連続テレビ小説
1960年代（#01 - 09）	娘と私☆ あしたの風☆ あかつき☆ うず潮☆* たまゆら☆ おはなはん☆ 旅路☆ あしたこそ☆ 信子とおばあちゃん☆
1970年代（#10 - 24）	虹☆ 繭子ひとり☆ 藍より青く☆ 北の家族☆ 鳩子の海☆ 水色の時 - おはようさん* 雲のじゅうたん - 火の国に* いちばん星 - 風見鶏* おていちゃん - わたしは海* マー姉ちゃん - 鮎のうた*
1980年代（#25 - 43）	なっちゃんの写真館 - 虹を織る* まんさくの花 - 本日も晴天なりハイカラさん - よーいドン* おしん☆ ロマンス - 心はいつもラムネ色* 澪つくし - いちばん太鼓* はね駒 - 都の風* チョッちゃん - はっさい先生* ノンちゃんの夢 - 純ちゃんの応援歌* 青春家族 - 和っこの金メダル*
1990年代（#44 - 61）	凛凛と - 京、ふたり* 君の名は☆ おんなは度胸* - ひらりええにょぼ* - かりんぴあの* - 春よ、来い☆ - 走らんか!* ひまわり - ふたりっ子* あぐり - 甘辛しゃん* 天うらら - やんちゃくれ* すずらん - あすか*
2000年代（#62 - 81）	私の青空 - オードリー* ちゅらさん（カテゴリ） - ほんまもん* さくら - まんてん* こころ - てるてる家族* 天花 - わかば* ファイト - 風のハルカ* 純情きらり - 芋たこなんきん* どんど晴れ - ちりとてちん* 瞳 - だんだん* つばさ - ウェルかめ*
2010年代（#82 - 101）	ゲゲゲの女房 - てっぱん* おひさま - カーネーション* 梅ちゃん先生 - 純と愛* あまちゃん（カテゴリ \| 人物） - ごちそうさん* 花子とアン（カテゴリ） - マッサン* まれ - あさが来た* とと姉ちゃん - べっぴんさん* ひよっこ - わろてんか* 半分、青い。 - まんぷく* なつぞら - スカーレット*
2020年代（#102 - 121）	エール - おちょやん* おかえりモネ - カムカムエヴリバディ* ちむどんどん - 舞いあがれ!* らんまん - ブギウギ* 虎に翼 - おむすび* あんぱん - ばけばけ*
「*」…NHK大阪放送局制作。「☆」…放送期間1年間（他は半年）。作品一覧・カテゴリ