「相模大野駅」の版間の差分
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2023年1月7日 (土) 10:24時点における版
相模大野駅* | |
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北口(2016年10月) | |
さがみおおの Sagami-Ono (相模女子大学 最寄駅) | |
所在地 | 相模原市南区相模大野三丁目8番1号 |
駅番号 | OH28 |
所属事業者 | 小田急電鉄 |
駅構造 | 地上駅(橋上駅) |
ホーム | 2面4線(他に通過線2線あり) |
乗降人員 -統計年度- |
98,843人/日 -2021年- |
開業年月日 | 1938年(昭和13年)4月1日[1] |
乗入路線 2 路線 | |
所属路線 | ■小田原線 |
キロ程 | 32.3 km(新宿起点) |
◄OH 27 町田 (1.5 km) (2.4 km) 小田急相模原 OH 29► | |
所属路線 | ■江ノ島線 |
キロ程 | 0.0 km(相模大野起点) |
(1.5 km) 東林間 OE 01► | |
備考 | * 1940年(昭和16年)に通信学校駅から改称。 |
相模大野駅(さがみおおのえき)は、神奈川県相模原市南区相模大野にある、小田急電鉄の駅である。駅番号はOH 28。副駅名は「相模女子大学 最寄駅」[2]。
概要
小田原線と江ノ島線が営業上分岐する駅である(施設上の分岐点は当駅より200メートル下り方にある相模大野分岐点)。また、大野電車区と大野車掌区が併設されており(相模大野八丁目18番1号)、当駅で乗務員の交代が行われることがあるほか、大野総合車両所が隣接しており、当駅を始発・終着とする列車が設定されている。
管区長および駅長所在駅であり、相模大野管区として当駅 - 伊勢原駅間と東林間駅の計10駅を、相模大野管内として当駅、小田急相模原駅と東林間駅を管理している。
駅事務室を含めた駅施設やホームなど、当駅の設備のほぼすべては相模大野八丁目にあるが、住居表示実施区域のため、住所表記は主たる出入口とされている北口が所在する相模大野三丁目8番街区内となる。
乗り入れ路線
歴史
- 1929年(昭和4年)4月1日 - 現在地より0.2km小田原寄りに大野信号所開設。
- 1938年(昭和13年)4月1日 - 当地に移転してきた陸軍通信学校の最寄り駅として、大野信号所が駅に昇格する形で通信学校駅として開業[1]。「直通」と急行の停車駅となる。なお、各駅停車は、新宿駅 - 稲田登戸駅(現・向ヶ丘遊園駅)間のみの運行であり、当駅までの運行はなかった。
- 1940年(昭和15年)12月15日 - 陸軍施設の秘匿化に伴い相模大野駅に改称[3]。
- 1944年(昭和19年)11月 - 戦況悪化に伴い、急行の運行が中止される。
- 1945年(昭和20年)6月 - 従来、新宿駅 - 稲田登戸駅間のみの運行の各駅停車が全線で運行されることとなり、各駅停車の停車駅となる。同時に、「直通」は廃止される。
- 1946年(昭和21年)10月1日 - 準急が設定され、停車駅となる。
- 1951年(昭和26年)4月1日 - 急行の停車駅となる。
- 1955年(昭和30年)3月25日 - 通勤急行が設定され、停車駅となる。
- 1957年(昭和32年) - 夏季のみ運行の臨時列車が設定され、停車駅となる。
- 1960年(昭和35年)3月25日 - 通勤準急が設定され、停車駅となる。
- 1962年(昭和37年)10月19日 - 大野工場(現・大野総合車両所)開設。
- 1964年(昭和39年)11月5日 - 「快速準急」が設定され、停車駅となる。
- 1996年(平成8年)
- 1997年(平成9年)12月28日 - 営業キロを新宿寄りに0.2 km(現在地と同じ位置)移転、旧駅地点は相模大野分岐点となる。
- 1998年(平成10年)8月22日 - 相模大野駅改良工事完成[6]。特急ロマンスカーの停車開始[7][6]。
- 2000年(平成12年)10月14日 - 関東の駅百選に選出される[8]。
- 2002年(平成14年)3月22日 - 湘南急行が設定され、停車駅となる。
- 2004年(平成16年)12月11日 - 快速急行、区間準急が設定され、停車駅となる。湘南急行は廃止となる。
- 2009年(平成21年)12月 - 駅構内コンコース、ホームに設置されている発車標案内がフルカラーLED式に更新される。
- 2012年(平成24年)3月17日 - JR御殿場線の御殿場駅まで直通する特急ロマンスカー「あさぎり」号の停車を開始。
- 2014年(平成26年)6月19日 - 車両基地に向かう回送電車が脱線する事故が発生[9]。
- 2016年(平成28年)3月26日 - 区間準急が廃止される。
- 2018年(平成30年)3月17日 - ダイヤ改正により、新設された通勤準急の停車駅となる。
- 2022年(令和4年)6月8日 - 副駅名「相模女子大学 最寄駅」を導入[2]。
駅名の由来
駅開業当時の「通信学校」は陸軍通信学校が駅の近くにあったことから名づけられた。「相模大野」は、駅所在地が「高座郡大野村」であったことによる。福島県にある既存の大野駅との区別を図るため旧国名の相模を附した。相模原町(相模原市)となって以降も大野地域とされていたことから、相模原市近辺の住民および利用者からは「相模」を付けずに大野と呼称されることが多い。
駅構造
島式ホーム2面4線および通過線2線を有する地上駅で、橋上駅舎を備える。
駅舎は相模大野ステーションスクエアという駅ビルで、Odakyu OX、ビックカメラなどの各種専門店、小田急ホテルセンチュリー相模大野がテナントとして入居している。以前は、小田急百貨店がテナントとして入っていた。
のりば
ホーム | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | 江ノ島線 | - | 大和・藤沢・片瀬江ノ島方面 | 一部の特急は2番ホーム |
2 | 小田原線 | 下り | 小田原・箱根湯本方面 | 一部の特急は1番ホーム |
通過線 | □小田原線 | 下り | (下り特急・回送列車の通過) | |
上り | (上り特急・回送列車の通過) | |||
3・4 | 小田原線 | 上り | 新宿・ 千代田線方面 |
- 原則として外側ホーム(1・4番ホーム)を江ノ島線が、内側ホーム(2・3番ホーム)を小田原線が使用する。
- 1番ホームは小田原線(下り/小田原・箱根湯本方面)の待避線であるが、通常待避線として利用されることはなく、江ノ島線ホームとして使用されている。ホームの乗り場案内でも江ノ島線のみが案内されている。ただし特急ロマンスカーや臨時電車などには1番ホーム発の小田原線・2番ホーム発の江ノ島線が存在する。
- 同様に4番ホームの小田原線(上り待避線)も通常待避線として利用されず、江ノ島線からの電車が4番ホームを、小田原線からの電車が3番ホームを主に利用する。ただし当駅で接続する電車はこの限りではない。また特急ロマンスカー「はこね」「さがみ」と併結する4両編成「えのしま」の一部は3番ホームを利用する。
- 江ノ島線の列車は構造上、通過線を経由することができない。
- かつては小田原もしくは箱根湯本行きと片瀬江ノ島行きを当駅まで併結して走っていた急行[10] が存在し、当該の列車が当駅で分割併合の作業を行っている間に後続の特急が追い抜きできるよう現在の配線構造が採用された。なお現在の急行・快速急行は各方面に単独運転することが原則になっている。
- 当駅で種別変更する列車が存在する。新宿発○○行急行で、相模大野から全車両各停○○行の列車(町田 - 相模大野間は連続停車のため、事実上町田から各停)は、町田 - 相模大野間走行中に種別のみを変更し当駅到着後に各停○○行と表示して、一部の電車を除いて後続の列車よりも終点まで先着する。逆に小田原線○○発新宿行各停で、相模大野から急行新宿行の列車(事実上町田まで各停)は、小田急相模原 - 相模大野間走行中に種別のみを変更して当駅到着後に急行新宿行と表示し、江ノ島線○○発新宿行急行で、相模大野から快速急行新宿行の列車(中央林間 - 相模大野間は急行・快速急行は同じ停車駅であるため、事実上中央林間から快速急行)は、東林間 - 相模大野間走行中に種別のみを変更して当駅到着後に快速急行新宿行と表示する。
- 2016年3月26日のダイヤ改正で、新松田駅 - 小田原駅が各駅停車の急行(通称:赤丸急行)は減便の上、当駅または町田駅発着に変更になった。2018年3月改正で江ノ島線の一部本鵠沼・鵠沼海岸駅停車となるパターンの急行とともに設定廃止となったが、新松田駅 - 小田原駅間各駅停車となる急行は新松田駅で種別を変更して運転継続する形で引き継がれる[11]。なお2022年3月改正以降、日中時間帯の新宿 - 新松田駅間の急行は、6両編成の町田・相模大野 - 小田原駅間の急行(前述の通称:赤丸急行)に変更され、新松田駅を境に急行及び各駅停車へ変更する形態となる予定[12]の他、江ノ島線は一部の特急ロマンスカーと一般列車を除いて藤沢駅での系統分断を行ない、本鵠沼駅・鵠沼海岸駅・片瀬江ノ島駅へは藤沢駅での乗り継ぎが必要になる。
- 1番ホームに6両編成、4番ホームに10両編成の夜間滞泊がある。
- 2018年3月改正以降、一部の特急ロマンスカーは、1つ隣の町田駅と当駅に両方停車するのも設定された。
-
南口
-
東口(北出口)
-
コンコース
-
ホーム
-
「小田急相模大野ステーションスクエア」内観
駅構内設備
- 改札口 2か所
- 中央改札口
- 東口改札口
- 改札内コンコース
- セブンイレブン(コンビニ)
- フォレスティコーヒー(カフェ)
- ピザオリーブ(持ち帰りピザ店)
- メガネスーパーコンタクト(コンタクトレンズ専門店)
- ホーム
- トイレは、改札内山側(北側)と改札外のステーションスクエア西側にある。
- エレベーターは、改札階と各ホーム階を連絡する1台ずつ。
- エスカレーターは、各ホームにホーム階→改札階が2本ずつ(改札階→ホーム階はない)。
構内配線・信号設備等
運転番線 | 営業番線 | ホーム | 小田原線新宿方面着発 | 小田原線小田原方面着発 | 江ノ島線藤沢方面着発 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 10両分 | 到着可 | 出発可 | 出発可 | ||
2 | ||||||
3 | ホームなし | 不可 | ||||
4 | 出発可 | 到着可 | ||||
5 | 3 | 10両分 | 到着可 | |||
6 | 4 |
その他の特徴
- 当駅での営業列車の分割併合は、一部の特急を除いて2008年(平成20年)3月改正で消滅した。
- ホームには終日立哨の駅員がいる。
利用状況
年度別1日平均乗降人員
近年の1日平均乗降人員の推移は下表の通りである。
年度 | 小田急電鉄 | |
---|---|---|
1日平均 乗降人員 |
増加率 | |
[備考 1] 1935年(昭和10年) | 806 | |
1940年(昭和15年) | 1,770 | |
1946年(昭和21年) | 2,975 | |
1950年(昭和25年) | 3,807 | |
1955年(昭和30年) | 6,239 | |
1960年(昭和35年) | 15,682 | |
1965年(昭和40年) | 44,689 | |
1970年(昭和45年) | 71,024 | |
1975年(昭和50年) | 83,267 | |
1980年(昭和55年) | 84,879 | |
1985年(昭和60年) | 87,864 | |
1989年(平成元年) | 95,594 | |
1990年(平成 | 2年)100,976 | 5.6% |
1993年(平成 | 5年)106,006 | |
1995年(平成 | 7年)105,312 | |
1998年(平成10年) | 109,717 | |
2000年(平成12年) | 106,000 | |
2002年(平成14年) | 106,671 | |
2003年(平成15年) | 108,602 | 1.8% |
2004年(平成16年) | 111,203 | 2.4% |
2005年(平成17年) | 113,093 | 1.7% |
2006年(平成18年) | 114,979 | 1.7% |
2007年(平成19年) | 120,241 | 4.6% |
2008年(平成20年) | 121,338 | 0.9% |
2009年(平成21年) | 119,240 | −1.7% |
2010年(平成22年) | 119,166 | −0.1% |
2011年(平成23年) | 120,113 | 0.8% |
2012年(平成24年) | 122,453 | 1.9% |
2013年(平成25年) | 128,006 | 4.5% |
2014年(平成26年) | 126,479 | −1.2% |
2015年(平成27年) | 129,015 | 2.0% |
2016年(平成28年) | 129,096 | 0.1% |
2017年(平成29年) | 130,161 | 0.8% |
2018年(平成30年) | 130,078 | −0.1% |
2019年(令和元年) | 127,169 | −2.2% |
2020年(令和 | 2年)87,835 | −30.9% |
2021年(令和 | 3年)98,843 | 12.5% |
年度別1日平均乗車人員
近年の1日平均乗車人員の推移は下表の通りである。
年度 | 小田原線 | 江ノ島線 | 出典 |
---|---|---|---|
1995年(平成 | 7年)42,445 | 11,176 | [乗降データ 3] |
1998年(平成10年) | 43,407 | [神奈川県統計 1] | |
1999年(平成11年) | 42,007 | 12,386 | [神奈川県統計 2] |
2000年(平成12年) | 41,901 | 12,528 | [神奈川県統計 2] |
2001年(平成13年) | 41,642 | 12,690 | [神奈川県統計 3] |
2002年(平成14年) | 41,692 | 12,786 | [神奈川県統計 4] |
2003年(平成15年) | 42,174 | 13,354 | [神奈川県統計 5] |
2004年(平成16年) | 42,024 | 13,581 | [神奈川県統計 6] |
2005年(平成17年) | 42,529 | 14,038 | [神奈川県統計 7] |
2006年(平成18年) | 43,169 | 14,380 | [神奈川県統計 8] |
2007年(平成19年) | 45,034 | 15,206 | [神奈川県統計 9] |
2008年(平成20年) | 45,381 | 15,350 | [神奈川県統計 10] |
2009年(平成21年) | 44,618 | 15,091 | [神奈川県統計 11] |
2010年(平成22年) | 44,394 | 15,345 | [神奈川県統計 12] |
2011年(平成23年) | 44,743 | 15,538 | [神奈川県統計 13] |
2012年(平成24年) | 45,338 | 16,097 | [神奈川県統計 14] |
2013年(平成25年) | 47,083 | 17,128 | [神奈川県統計 15] |
2014年(平成26年) | 46,457 | 16,899 | [神奈川県統計 16] |
2015年(平成27年) | 47,393 | 17,222 | [神奈川県統計 17] |
2016年(平成28年) | 47,480 | 17,180 | [神奈川県統計 18] |
2017年(平成29年) | 47,858 | 17,318 | [神奈川県統計 19] |
2018年(平成30年) | 48,035 | 17,093 | [神奈川県統計 20] |
2019年(令和元年) | 46,882 | 16,773 | [神奈川県統計 21] |
- 備考
- ^ 駅開業年
駅周辺
相模大野は相模原市南部の交通・商業の拠点地域として、市北部の中心地域である橋本(緑区)とともに中心市街地に位置付けられている。しかしながら、商業面においては隣接駅の町田駅周辺の方が既に大規模な商圏が形成されていたことから、規模としては中程度とされる。
駅東側には国道16号(東京環状)が、北側には神奈川県道51号町田厚木線(行幸道路)が通る。
1980年代初頭まで行幸道路北側と相模女子大学の間に相模原米軍医療施設が存在したが、日本へ返還後、跡地利用として住宅施設(ロビーシティ相模大野五番街)、商業施設(伊勢丹相模原店、2019年9月閉店、2021年解体)、文化施設(相模女子大学グリーンホール)、娯楽施設(相模大野中央公園)、教育施設(旧・神奈川県立相模大野高等学校)等のほか駅周辺のアンダーパス、歩道橋の設置を行い、踏切の廃止、再開発等を行った。その後、北口駅前広場および駅ビル(相模大野ステーションスクエア)新築を含めた駅舎の改良工事が行われ、近年の急激なベッドタウン化に伴う人口増加も相まって著しい変化を遂げた。
相模大野ステーションスクエア
北口
相模大野の冠を拝する地域は北口であり、北口に商業施設や商店街が集積されており、非常に活気にあふれている。
-
伊勢丹相模原店(2019年9月30日閉店、2021年解体)
-
相模大野岡田屋モアーズ
-
bono相模大野
- 商業施設
- 金融機関
- 三井住友銀行相模大野支店・相模原支店
- 三井住友信託銀行相模大野支店
- みずほ銀行相模大野支店
- みずほ証券プラネットブース相模大野(みずほ銀行相模大野支店内2F)
- りそな銀行相模大野支店
- きらぼし銀行相模大野支店
- 横浜銀行相模大野支店・東林間支店
- 静岡銀行相模大野支店
- 郵便局
- 相模大野郵便局
- 相模大野五郵便局
- 教育機関
- 相模女子大学
- 神奈川県立相模原中等教育学校(旧・神奈川県立相模大野高等学校)
- 神奈川県立神奈川総合産業高等学校
- 北里大学相模原キャンパス
- 女子美術大学相模原キャンパス
- 公共施設・その他
- 相模大野中央公園
- 相模女子大学グリーンホール
- 相模原市立相模大野図書館
- 外務省研修所
- 相模原市南区合同庁舎
- 相模原市南区役所
- 相模原南市民ホール
- 大野南公民館
- 神奈川県高相合同庁舎
- 相模原県税事務所
- 相模原南水道営業所
- 日本年金機構相模原年金事務所
- 相模原市南保健福祉センター
- 神奈川県相模原南警察署
- 相模原市消防局南消防署
- 北里大学病院
- 神奈川県立相模原公園
- 相模原市立相模原麻溝公園
- 相模原麻溝公園競技場(相模原ギオンスタジアム)
南口
東口(北出口)
- 北里大学スクールバス乗り場
- 相模大野駅北口公園
東口(南出口)
- 相模大野駅前郵便局
- JA相模原市相模大野支店
- 相模原市立谷口中学校
バス路線
北口と南口に乗り場がある。1990年頃まではバスターミナルは北口のみであったが、再開発と駅舎改築の際に、南口にもバス乗り場が設置された。また、北口近くのグリーンホール相模大野にグリーンホール前停留所があり、北口発着の一部の系統が経由するほか、朝方は一部の系統が北口の代わりに始発停留所としている。
2015年3月1日には相模大野駅北口付近に「バス運行情報案内表示機」が設置された[13]。
一般路線は神奈川中央交通東が担当している。発着路線の詳細については、神奈川中央交通東・相模原営業所および神奈川中央交通東・橋本営業所を参照。空港連絡バスは上記の神奈川中央交通東・神奈川中央交通西のほかに、京浜急行バス・京成バスが担当している。
相模大野駅北口
ペデストリアンデッキの下に2つの島からなるのりばがある。のりばでは1 - 4・7・8番、5・6番と分かれ、進行方向前から番号が付与されている。再開発前から駅と行幸道路の間では、駅行と駅発のバスが別の道路を通る。
1番のりば (GH3) - 大沼・北里大学病院・北里大学・JR相模原駅・原当麻駅・上溝方面 | ||
大15 | 北里大学病院・北里大学・原当麻駅・古山三谷 | 上溝 行 |
大53 | 北里大学病院・北里大学 行 | |
大68 | 北里大学病院・北里大学 | 麻溝車庫 行 |
相25 | 相模原駅南口 行 | |
2番のりば (GH3) - 大野台・淵野辺公園・JR相模原駅方面 | ||
相05 | 大野台・淵野辺公園 | 相模原駅南口 行 |
3番のりば (GH4*) - みゆき台団地・女子美術大学・北里大学病院・北里大学・麻溝車庫方面 | ||
大54 | 上原団地 | みゆき台団地 行 |
大55 | 麻溝台 | 麻溝車庫 行 (夜間のみ) |
大58 | さがみ緑風園前 行 (平日・土曜夜間のみ) | |
大59 | 北里大学病院・北里大学 行 | |
大60 | 女子美術大学 行 | |
4番のりば - 小田急相模原駅方面 | ||
小06 | 豊町 | 小田急相模原駅 行 |
5番のりば (GH2) - 淵野辺十字路・JR相模原駅方面 | ||
相02 | 国道16号 | 相模原駅南口 行 |
6番のりば (GH1) - 空港連絡バス・高速バス | ||
空港 | 神奈中東・京急(新子安営業所) | 羽田空港 行 |
神奈中東・神奈中西・京成(千葉営業所) | 成田空港 行 | |
昼行 | 神奈中東・京成(千葉営業所) | 東京ディズニーリゾート 行 |
昼行 | 神奈中東 | 御殿場プレミアム・アウトレット 行 |
昼行 | 神奈中東・小湊鉄道(木更津営業所) | 三井アウトレットパーク木更津・木更津駅 行 |
7番のりば 降車場 | ||
8番のりば 降車場 |
- 再開発中にはのりばが4つの時期があり、大沼方面は1つののりばにまとめられていた。
- のりばの後にある括弧内のGHに続く数字は、駅発の場合のグリーンホール前の乗り場番号である。
- 但し、相模大野駅を10:00より前に発車する便はグリーンホール前を経由しない。
- *の付いた数字は、グリーンホール前始発となる系統(大60系統)の乗り場番号である。駅発は経由しない。
- 大61系統(直行・女子美術大学行き)は通常時はグリーンホール前始発。但し、催事時による臨時便は相模大野駅北口発となる場合がある。
- 空港リムジンバス・昼行高速バスの場合は、グリーンホール前の箇所にあるバス停を相模大野立体駐車場と称して、空港・各地方行きの始発停留所(橋本駅発は橋本駅と相模大野駅の間の停留所)としている。但し、東京ディズニーリゾート線は相模大野駅北口始発のため、立体駐車場には発着しない。
- グリーンホール前の停留所の乗り場番号は、入口寄りから1番・2番となり、出口近くが4番となる。
相模大野駅南口
- 大13 - 中和田循環(相模大野駅南口行)
将来の計画
- 本駅から原当麻駅までの専用レーンを使用した新バス交通システム(BRT)の導入が検討されている[14]が、相模原市は2021年に公表した「行財政構造改革プラン案」で2027年度までに債務超過に陥る可能性を示したことから、歳出削減策の一環として同システムの導入計画の廃止が検討されている[15]。
その他
- 海老名市・厚木市出身の音楽バンド「いきものがかり」が結成当初の水野良樹と山下穂尊の2人組で活動していた時期に当駅前で路上ライブを行っていた[16]。その後、ボーカルの吉岡聖恵の加入を機に本厚木駅前に活動拠点を移した[17]。
- 平成30年度以降、終電後は駅構内に残れない旨のアナウンスとともに音楽が流れる。
隣の駅
- 小田急電鉄
- 小田原線
- 江ノ島線
- □特急ロマンスカー「えのしま」「メトロえのしま」「モーニングウェイ」「ホームウェイ」全列車停車駅
脚注
- ^ a b “私鉄沿線・いま 小田急電鉄相模大野駅”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 2. (1996年12月3日)
- ^ a b 小田急線相模大野駅に、本学が副駅名看板を掲出します相模女子大学
- ^ 鉄道省監督局「地方鉄道・軌道異動並に現況表」『電気協会雑誌』第231号、日本電気協会、1941年3月、附録2頁。(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ 『鉄道ジャーナル』第30巻第12号、鉄道ジャーナル社、1996年12月、87頁。
- ^ a b “中央口駅舎が先行開業”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 3. (1996年9月3日)
- ^ a b “全線で急行10両化 小田急電鉄 設備改良工事で 22日から”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 3. (1998年8月10日)
- ^ 平成10年8月22日(土)に予定しているダイヤ改正時から「相模大野駅」と「秦野駅」に一部のロマンスカーが停車します(小田急電鉄ニュースリリース・インターネットア―カイブ・1998年時点の版)。
- ^ “鉄道の日”記念イベント第4回“関東の駅百選”に「相模大野駅」が選定されました(小田急電鉄ニュースリリース・インターネットア―カイブ・2003年時点の版)。
- ^ 小田急線相模大野駅で脱線 回送電車、けが人なし
- ^ 着工当時は急行自体は各方面単独運転となっていたものの、当駅で切り離して江ノ島線各停となる編成を当駅までつないでの分割併合運転は行われていた。
- ^ 該当する列車には、相模大野方向からの急行小田原行き→新松田から各駅停車小田原行き、小田原発各駅停車相模大野方面行き→新松田から急行相模大野方面行きというパターンになる。
- ^ "2022年3月12日(土) 小田急線のダイヤを変更します ~ご利用動向を踏まえ、平日朝の都心への増発、日中・夜間を中心とした運転本数の見直しを実施~" (PDF) (Press release). 小田急電鉄. 17 December 2021. 2021年12月17日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2021年12月19日閲覧。
- ^ バス運行情報案内表示機の運用を開始(町田バスセンター・町田ターミナル・相模大野駅) 神奈川中央交通
- ^ 新交通計画の整備始まる 区内拠点間の連携強化 - タウンニュース(さがみはら南区版)2017年1月1日版
- ^ 相模原市、銀河アリーナ・BRT計画など「廃止」検討へ 816億円の歳出超過で - 相模原町田経済新聞 2021年1月15日
- ^ いきものがかり インタビュー 音楽の目覚め〜相模大野時代
- ^ いきものがかり インタビュー 地元・本厚木時代
- ^ 「えのしま」との分割・併合列車も有。「スーパーはこね」「メトロモーニングウェイ」「メトロホームウェイ」はすべて当駅を通過する。
出典
- 小田急電鉄の1日平均利用客数
- 小田急電鉄の統計データ
- 神奈川県県勢要覧