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|リサ・マイケルソン |
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2021年11月21日 (日) 22:00時点における版
となりのトトロ | |
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My Neighbor Totoro | |
監督 | 宮崎駿 |
脚本 | 宮崎駿 |
原作 | 宮崎駿 |
製作 | 原徹 |
製作総指揮 | 徳間康快 |
出演者 |
日髙のり子 坂本千夏 糸井重里 島本須美 北林谷栄 高木均 |
音楽 | 久石譲 |
主題歌 | 井上あずみ「となりのトトロ」 |
撮影 | 白井久男 |
編集 | 瀬山武司 |
制作会社 | スタジオジブリ |
製作会社 | 徳間書店 |
配給 |
東宝 トロマ・エンターテインメント |
公開 |
1988年4月16日 1988年7月15日 1992年[1] 2018年12月14日[7] 1993年5月7日 1999年12月8日 2009年9月18日 |
上映時間 | 86分[8] |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
配給収入 | 5億8800万円 |
『となりのトトロ』(英題:My Neighbor Totoro)は、スタジオジブリ制作の長編アニメーション映画。宮崎駿監督作品。昭和30年代前半の日本を舞台にしたファンタジー。田舎へ引っ越してきた草壁一家のサツキ・メイ姉妹と、子どもの時にしか会えないと言われる不思議な生き物・トトロとの交流を描く。
上映データ
公開日 上映時間 |
1988年(昭和63年) | 4月16日 | 日本 | 86分20秒14コマ |
サイズ | カラー | ワイド | ||
上映スクリーン数 | 東宝洋画系129館 | |||
制作期間 | 1987年4月1日 | 1988年4月1日 | ||
作画枚数 | 4万8743枚 | |||
使用色数 | 308色 | |||
キャッチコピー | 「このへんな生きものは まだ日本にいるのです。たぶん。」、純粋な気持ちいつまでも[9]。 | |||
同時上映 | 「火垂るの墓」(高畑勲監督) |
ストーリー
昭和30年代前半の初夏 (5月[10]) 。小学生のサツキと、幼い妹のメイ、父の三人が、入院療養中の母の病院の近くであり、空気のきれいな所で暮らすため、農村へ引っ越してくる。引越し先の古い家を探検していたサツキとメイは、ピンポン球ほどの真っ黒な塊がたくさん住み着いているのを見つける。驚いた二人に対し、引っ越しの手伝いに来ていた隣のおばあちゃんが、それはススワタリというもので、子供にしか見えず、害もなく、人が住み始めるといつのまにかいなくなるのだと教えてくれる。おばあちゃんの孫のカンタがおばけ屋敷と呼んでからかうこの家で三人は新しい生活を始める。
小学校が田植え休みになった6月[11]のある日、三人は入院している母の見舞いに行き、新しい家がおばけ屋敷だったと伝える。サツキとメイは母がおばけ嫌いであることを心配していたが、母は少しも怖がらず「自分もおばけに会いたい」と言ってくれる。ほっとした二人は、母が早く退院して一緒に暮らせることを願う。
そんなある日、一人で庭で遊んでいたメイは不思議な小さな生き物を二匹見つける。追いかけていったメイが森の奥で深い穴を転がり落ちると、穴の底にぽっかり開いた空間にずっと大きな生き物が寝ていて、メイが名を尋ねると生き物は何かつぶやくがそれがメイには"トトロ"と答えたように聞こえる。やがてトトロの腹の上で眠ってしまったメイは、いつのまにか林の中で一人で寝ているところをサツキに発見される。メイはサツキと父にもトトロを見せようとするが、トトロがいた場所が見つからない。二人が笑いだしたため腹を立てたメイに対し、父は「トトロはきっとこの森の主で、いつでも会えるわけではないのだ」と優しく諭し、三人で大きなクスノキのある塚森へ向かうと「これからもよろしくお願いします」と引っ越しの挨拶をする。その晩、サツキは母あての手紙にこの時の出来事を書き記し、自分もトトロに会ってみたいと添える。
梅雨の季節となった雨の宵、サツキとメイが森のバス停で父の帰りを待ち、あたりが暗くなると、大トトロがやって来て二人の隣にのそりと立つ。ずぶ濡れのトトロを見かねてサツキが父の傘を貸してやると、トトロはお礼に木の実が入った笹の葉の包みを渡し、バスの姿をしたネコ(ネコバス)に乗って行ってしまう。帰宅した二人は木の実を庭にまいたがなかなか芽が出ない。7月の満月の夜中[12]、二人が目を覚ますとトトロたちが庭を歩き回っている。トトロたちが祈ると庭土から芽が出てそれがあっという間に巨木へと育つ。大トトロは不思議なコマを回すとそれに乗り、中と小トトロ、サツキとメイを抱いて空を飛ぶ。やがて、クスノキの高枝でトトロたちとサツキ、メイが吹くオカリナの音色が聞こえてくる。翌朝、二人が目覚めると巨木は消えていたが、庭には小さな芽がたくさん出ていた。二人は「夢だけど夢じゃなかった」と大喜びする。
やがて夏休みとなった8月[13]のある日、二人がおばあちゃんと畑で野菜を収穫していると、カンタが「レンラクコウ」という病院からの電報を持って走ってくる。サツキは父と電話で連絡を取り、母が体調を崩してしまったために退院が延びたことを知る。しかし、そのことをメイに伝えると、メイは「いやだいやだ」と駄々をこね、二人は大喧嘩してしまう。だが、家に戻った直後にサツキは堪えきれずおばあちゃんの前で大泣きしてしまう。しっかり者のサツキも、内心は母を失うかもしれない不安と恐怖でいっぱいだったのだ。その様子を見ていたメイは日が暮れる中、トウモロコシを抱いたまま一人でどこかへ向かい、そのまま行方不明となってしまう。村の人々が総出で探し回るがメイはみつからず、途方にくれたサツキは藁にもすがる思いでトトロに助けを求めに森へ行く。大トトロはサツキを連れてクスノキのてっぺんに登り、ネコバスを呼び寄せる。サツキを乗せたネコバスは風のように走り、道に迷って泣いていたメイを見つける。メイは母にトウモロコシを届けようとしていたのだった。
すっかり日が暮れた頃、ネコバスが二人を病院に連れて行くと、そこには元気そうに父と話す母の姿があった。母が二人の気配を感じて目を向けると、窓辺にメイが持ってきたトウモロコシが置かれており、その葉には「おかあさんへ」と刻まれていた。
その後、サツキとメイはネコバスで家まで送ってもらい、そこでカンタとおばあちゃんと合流すると、四人仲良く家路を歩く。トトロたちは今夜もクスノキの上で仲良くオカリナを吹いているのだった。 エンディングでは、秋と冬の場面が描かれている。
登場するキャラクター
- サツキ(草壁サツキ)
- 声 - 日髙のり子
- 草壁家の長女。
- 序盤から中盤まで黄色い襟付きの半袖シャツにオレンジ色の吊りスカートを着て、それに青い靴を履いているが、終盤からは夏服として薄黄色のノースリーブ (肩ひもは白い) のワンピースに白いサンダルを履いている。エンディングの母親を出迎える場面では、序盤の服と靴だが、その後は、白い襟付きの長袖シャツに、片ひざに小トトロのアップリケが1つついた薄いオレンジ色の胸当て付き長ズボンをはき、前述の靴を履く。こげ茶色の髪で、母親の台詞によると、子供のころの母親と同様にくせ毛。
- 当初は10歳の小学4年生という設定だったが、あまりにしっかりしているので12歳の小学6年生に変更された[14][15]。
- 親思いで聞き分けがよく[16]、妹の面倒を見てやり、寝坊した父親に代わって手早く朝食やお弁当を作るしっかり者[17]。好奇心旺盛で肝が据わっており、新しい家の探検では妹の先に立って二階へと上がっていく。また、初めてトトロに出会った時も怖がることなく傘を貸していた。一方、病院から母の容態の悪化を告げる電報が届いた時には大泣きしてしまう繊細な一面も持っている[18]。最後に病院に届けたトウモロコシに、爪で文字を刻んだ。
- 母はサツキを「聞き分けが良すぎる」と評している。母親似の性格[19]。
- 都会っ子だが持ち前の明るさと元気さで田舎の暮らしにもすぐになじみ、転校先の学校でもすぐに友達ができている[17]。
- 名前の由来は皐月 (さつき)(5月)から。小説では、漢字で書くと五月だと記載されている[20]。
- メイ(草壁メイ)
- 声 - 坂本千夏
- 草壁家の次女。
- 序盤から中盤まで白い襟付きのパフスリーブの半袖シャツに濃いピンク色のノースリーブのワンピースを着て、それに黄色い靴を履いているが、終盤からは夏服として薄いピンク色のノースリーブ (肩ひもはピンク色) のワンピースにピンク色のサンダルを履いている。エンディングの母親を出迎える場面では、序盤の服と靴だが、その後は、白い襟付きの、裾に小トトロのアップリケが1つついたピンク色の長袖のワンピースを着て、前述の靴を履く。一場面だけ、白い襟付きの長袖シャツに、ピンク色のノースリーブのワンピースを着て、前述の靴を履く。その後の一場面だけ、前述の長袖シャツに、片ひざに小トトロのアップリケが1つついたピンク色の長ズボンをはき、前述の靴を履く。4歳[21]。茶色の髪。くせ毛。
- 姉のサツキと同じく親思い。努力家で聞き分けのいい姉とは対照的に、幼い故に言い出したら聞かない頑固な性格[22]。一点集中型の忍耐強い子[22]。明るく元気だが、人見知りをして、サツキが一緒でないと無口になってしまう[23]。父親似の性格[24]。
- 幼稚園には通っておらず、父親が大学へ行く日はカンタのおばあちゃんの家へ預けられているが、寂しさに耐えきれず姉の小学校まで来てしまうなど、姉を慕っていて仲がいい。
- 好奇心が強く[25]、初めて見た中小トトロを追ってトトロの棲家までたどり着いている。また、姉以上に肝が据わっており[22]、夜中に庭でトトロに会い、空を飛ぶシーンでは、姉より早くトトロの胸に飛びついた。
- 小説では、名前の由来は英語で五月を表すMay (メイ) からである[26]。ジアートのイメージボードでは、メイの初期設定がサツキの設定に変更されており、メイの初期設定にはメイ (五月) と記載されている[27]。
- トウモロコシをちゃんと言えずトウモコロシと言ったり、オタマジャクシをオジャマタクシと言ってしまったりする[28][29]。またこの作品では何もない所でよく転んでいて、大雨の中では転んだ拍子に服が泥だらけになったりするなど、幼児らしい所をしばしば見せている。顔のモデルは宮崎自身である[30]。
- お父さん(草壁タツオ[31])
- 声 - 糸井重里
- サツキとメイの父。身長180cm。32歳。
- 東京にある大学で、非常勤講師として考古学を教え、生活費を稼ぐため翻訳の仕事(主に中国語)もこなす。
- 寝坊癖があるなど少しおっちょこちょいで頼りないが、優しく[32]落ち着きがある。お化け屋敷に住むのが小さいときから夢だったと語るなど、いついかなる時も子供心を忘れない純粋さの持ち主[33]。陽気な性格[32]。仕事に熱中すると、家事がおろそかになってしまう[33]。
- 大人であるため、トトロとは会ったことはないが、二人の娘の目撃談を疑っておらず、塚森の主と考えている[34]。映画で引っ越しを手伝うのはオート三輪の運転手だが、小説では彼の高校時代からの考古学仲間で今は農業をしている、サツキから「藤山のおじちゃん[35]」と呼ばれる男性である。ちなみに、小説ではサツキは父親だけではなく藤山さんにもキャラメルをあげている。映画ではサツキは父親にだけキャラメルをあげていて、オート三輪の運転手にあげている様子はない。
- 俳優のイッセー尾形が声優をつとめる予定だったが、イッセー尾形の事務所スタッフが糸井重里の方が適任だと紹介し、糸井がキャスティングされることになった[36]。なお、糸井はこの作品から長らくジブリ作品のキャッチコピーを担当することとなる。
- 久保つぎこ著の小説版では『都ぞ弥生』を歌うシーンがあり、北海道大学出身者であることが示唆されている[37]。
- お母さん(草壁靖子:くさかべやすこ)
- 声 - 島本須美
- サツキとメイの母。優しく穏やかな性格[38]。明るい性格[39]。賢い女性[38]。小説の中のサツキ宛ての手紙に、靖子と記載されている[40]。メイから「お母さん、お化け屋敷好き?」と聞かれた時は、「もちろん」と答えている。
- 体が弱く、「七国山病院」に入院している。演出覚書には「胸を病んで入院中」とあるが[41]、作中では靖子の病名は明言されていない。サツキが夏休みに入って最初の土曜日に一時退院が決まっていたが、風邪をこじらせて延期になってしまう。その事を病院側が電報で知らせたために、メイが迷子になる騒ぎが起き、そのことを申し訳ないと思い、退院したら2人の我が儘をいっぱい聞くつもりだと語った。エンディングでは、無事退院した姿を見せているし、サツキとメイと一緒にお風呂に入ったり、3人で布団に入り彼女が本を読み聞かせたりしている。小説は、九月半ばに退院し、引っ越した家にやって来る場面で終わる。この時、彼女はサツキ達と同様にこの家の事をボロいと言った[42]。ロマンアルバムには、彼女は周囲の反対を押し切ってお父さんと学生結婚した行動力の持ち主という記述がある[39]。ロマンアルバムでは、映画開始時点で、入院生活は1年になっている[43]。
- トトロ(大トトロ)
- 声 - 高木均
- 森の主であり、この国に太古より生き、巨大なクスノキに住んでいる生き物[44]。トトロは精霊などではなく、動物である[45]。毛色は灰色で、胸から腹にかけて白い。胸には灰色の模様がある。たいてい塚森にあるオオクスの木で眠っている。子供にしか見ることができない(普通は人間には見えない)。また、棲家の入り口のオオクスの木の穴は、いつも開いている訳ではない。
- まいたばかりの種をすぐさま大木に成長させたり、回転するコマの上に乗って空を飛んだりすることができ、月夜の晩にはオカリナを吹いている。ロマンアルバムでは、トトロ達とサツキ達が吹いたオカリナの音は、お父さん (大人) の耳にはフクロウの (親子の) 鳴き声として聞こえていたと書かれている[46]。また、雨の日のバス停でサツキから父の傘を借りてからはそれも持ち歩くようになる。ロマンアルバムの宮崎監督のインタビューでは、トトロは傘を、雨が当たると音が鳴る楽器だと思っている上に、サツキからもらったと思っているので、お礼にドングリをくれたし、返そうとは思っていないという[47]。
- 「トトロ」という呼び名は伝承などに由来するものではなく、メイに名前を聞かれた時、うわのそらで眠たげに「ドゥオ、ドゥオ、ヴォロー」[48]、という野太い声を上げ、これを返事と解釈したメイが「トトロって言うのね」と思い込んだことによる。映画パンフレットには、本当の名前は誰も知りませんと記載されている[49]。映画パンフレットには、トトロ達は親子という記載がある[50]。 (つまり大トトロが父親、中トトロが長男、小トトロが次男らしい)
- 初期の設定での名前は「ミミンズク」で、年齢は1302歳[51]。身長は2m[52]。大父さん (おおとうさん[53]) (つまり祖父) 。
- 後年のスタジオジブリ作品『平成狸合戦ぽんぽこ』の妖怪大作戦で、傘を持ちコマに乗って空を飛ぶ大トトロが一瞬映る。(ただし『ぽんぽこ』には中と小トトロやサツキとメイは映らない)
- ピクサーのアニメーション映画『トイ・ストーリー3』にぬいぐるみとして登場する(「トイ・ストーリーシリーズの登場人物一覧#ボニーのおもちゃ」を参照)。
- ガイナックスのTVアニメーション『彼氏彼女の事情』(第11話)にイメージとして、中トトロ、小トトロと共に登場する。
- 中トトロ
- 毛は青く、大トトロと同じで胸から腹にかけて白い。胸には大トトロと同じ形だが、色は青い模様がある。よく木の実が入った袋を持っている。小トトロより一回り大きい。小トトロと同行中にメイに発見され、追いかけられた。
- 初期の設定での名前は「ズク」で、年齢は679歳[51]。父さん[53]。
- 小トトロ
- 毛は白い。半透明になったり姿を消すことができる。中トトロと一緒に行動する。3匹の中では最初にメイに発見され、追いかけられた。普段は手は描かれていないが、オカリナを吹いたりする際に毛の中から伸び出している。大きさは、小狸 (子ダヌキ) くらい[52]。
- 映画コミックなどでは、チビトトロと表記されることもある。
- 初期の設定での名前は「ミン」で、年齢は109歳[51]。息子らしい。
- ネコバス
- 声 - 龍田直樹
- 身体がボンネットバスのような巨大な雄ネコ。黄色の体毛で、茶色の大きなトラ柄。
- ボンネットにあたる部分が頭で、背中が空洞になった胴体は柔らかな毛皮に覆われた座席になっている。昼間は普通の黄色い眼だが、夜は眼全体が光る黄色いヘッドライトになり、額の両サイドのネズミの眼全体が光る赤いマーカーランプになっており、お尻の両サイドのネズミの眼全体が光る赤いテールランプで、12本の足で[54][55]水上、電線など、場所を選ばず風のように高速で走り、森の中を抜けるときは木々が脇に避けて道を空ける。
- トトロ同様、子供にしか見えない(普通は人間には見えない)が、走り去る姿に犬が反応して吠え付いたり、送電線に留まっていた小鳥たちが接近に応じて飛び立つ描写がある。実際のバスのように行先表示窓(方向幕)があり、迷子になったメイの元に向く際は「めい」、サツキとメイがこっそりお母さんを見舞いに訪ねる際には「七国山病院」(本編では「院」の字の「阝」が左右逆に、「完」が上下逆になっている)、巣に戻るときは「す」[56]など、状況に応じて行先が表示される。ロマンアルバムによると、ネコバスの初登場場面[57]は、夜に外で、サツキがお風呂の薪を抱えている時に薪を吹き飛ばす突風であり、その時サツキには姿が見えなかった。
- 宮﨑によれば、昔はカゴ屋に化けていたが、バスを見てからはバスの姿や行動を真似るようになったのだという[58]。これは、日本の神が新しい物好きであるためだという[59]。 ジブリ美術館限定公開の作品「めいとこねこバス」にはメイひとりしか入れないものから、列車のように長いもの、大型客船ほどもあるものまで様々なサイズや形態の個体が登場する。
- まっくろくろすけ(ススワタリ)
- 草壁家に住んでいた、イガ栗のような形に真ん中に二つの目がついた黒い生き物。おばあちゃんはススワタリと呼んでいる[60]。家中をすすとほこりだらけにしてしまう。元がすすで出来ているためか触ったりすると真っ黒になってしまう[61]。「ワリャッ!」という声は、アフリカに住むピグミーの声をサンプリングし、久石が作成したものである[62]。後年のスタジオジブリ作品『千と千尋の神隠し』においても、釜爺の助手として石炭運びをするススワタリが登場するが、こちらには細い手足が生えている[63]。ススワタリはサツキ達が夜お風呂に入っている間に、空を飛んで塚森に引っ越す。
- おばあちゃん
- 声 - 北林谷栄
- カンタの母方の祖母。隣家の大垣家に住み、草壁家が引っ越してくるまで家を管理していた。サツキとメイを本当の孫のようにかわいがり、二人の面倒をよくみてくれる。畑でいろいろな野菜や花を育てている。
- ロマンアルバムによると「おっかない性格」らしく、本編でもサツキたちの家をおばけ屋敷呼ばわりして囃し立てたカンタを一喝し、逃げ帰らせている。
- 小さい頃にはススワタリが見えたという。エンディングでは、メイと二人で、頭上で大根などを干している部屋の中で、冬支度をしている。
- カンタ(大垣勘太)
- 声 - 雨笠利幸
- サツキのクラスメイト。身長はサツキより少し低い。映画では、メイを自転車で探しに行こうとしている彼の事を、サツキはカンちゃんと呼んだ。
- 純情で照れ屋な性格。都会から来たサツキが気になるようで、授業中に彼女をながめていて先生に叱られたり、雨宿りしていたサツキに傘を貸し、自分は雨の中を嬉しそうに走って帰ったりしている。気持ちを言葉で伝えるのは苦手だが、後半ではサツキと喧嘩して泣きじゃくるメイに声を掛けたり、メイが迷子になり途方に暮れていたサツキの元へ駆け付けるなど、頼れる一面も見せるようになった。メイを探す為に、親の自転車で七国山病院まで行こうとしたが、途中でタイヤがパンクしてしまい、戻ってきた所でサツキ達と再会する[64]。よく家の仕事を手伝っているが、飛行機模型を弄るなど年相応に遊ぶ描写もある。エンディングでは、みんな長袖である事から分かるが、秋になりサツキや他の子供達と一緒にいる姿や、サツキやメイと一緒にたき火で焼き芋を作っている姿を見せている。
- カンタの母
- 声 - 丸山裕子
- 典型的な肝っ玉母さんで、ずぶぬれで帰ってきた上に、学校に傘を忘れたというすぐに分かるような嘘をついたカンタに拳骨をお見舞いしている。この時彼女は、カンタが傘を振り回して壊した (その後、壊れた傘をどこかに捨ててきた) と思っていた。
- その後サツキとメイが傘を返しに来た時は律儀に返してくれたことを感謝した。
- カンタの父
- 声 - 広瀬正志
- 作中では、婿養子と思しき描写がある。あまり存在感がない。
- 学校の先生(森山玲子)
- 声 - 鷲尾真知子
- サツキの担任。大柄で恰幅のいい、大学を出たばかりの若い女性教師。草壁家の事情を理解しており、メイが淋しがって勝手に学校に来た時は、放課後まで一緒の教室にいることを許してくれた。
- ミチ子(ミッちゃん)
- 声 - 神代智恵
- サツキのクラスメートで、引っ越してから最初にできた友達。朝、登校するサツキを迎えにやって来た。
- サツキからはミッちゃんと呼ばれている。
- 学校ではサツキの隣の席に座っている。
- エンディングではサツキ達と共に木登りなどで活発に遊んでいる姿を見せている。
- 草刈りをしている男性
- 声 - 千葉繁
- サツキにメイのことを尋ねられたおじさん。
- 本家のおばあちゃん
- 声 - 鈴木れい子
- カンタの家の本家筋にあたる親戚。サツキに電話を貸した(当時は電話は各家庭に普及しておらず、限られた家にしかなかった)。
- 小説版では伯父さんしか登場しない[65]。
- 農作業車を運転していた男[66]
- 声 - 中村大樹
- 若い男性。いきなり飛び出してきたサツキを怒鳴りつけたが、事情を理解すると同情した。彼と良子はアベック[67]。
- 農作業車に乗っていた女(良子〈リョウコ〉ちゃん)
- 声 - 水谷優子
- 農作業車の荷台に乗っていた若い女性。七国山病院に向かって迷子になったメイのことを聞くサツキに、「七国山から来たが幼い女の子は見ていない」という情報を伝えた。
- 郵便配達員
- 声 - 西村智博
- 七国山病院からお母さんの病気に関する電報を届けに来たが、留守だったので隣のカンタの家に預けに行く。同一人物かどうかは不明だが、映画の冒頭で、サツキ達の引っ越しのオート三輪が郵便配達員の自転車を追い越すが、その姿を見たサツキとメイはお巡りさんと間違えていったん隠れるが、後に郵便配達員だと気づく。サツキ達がその時隠れた理由は、小説版[68]にも書いてあるが、オート三輪に荷物を積みすぎていることと、本当は人が乗ってはいけない荷台に子供達が乗っていた為、罰金を取られるか牢屋に入れられると思っていたからである。
- バスの車掌
- 声 - 平松晶子
- 雨の日、サツキとメイが、自宅から最寄りの稲荷前の停留場へお父さんの傘を持って行った際に止まったバス (このバスにはお父さんは乗っていなくて、次のバスに乗っていた) の車掌 (当時のバスは、車掌が乗っていてその車掌に料金を支払うのが普通だった) 。
制作の経緯
初期イメージボード
- 本作の原型となる構想は、宮崎駿が1970年代に日本アニメーション、そしてテレコム・アニメーションフィルムに在籍していたころに書き連ねていたイメージボードに残されている。宮崎によれば、当初は本作品を絵本にするつもりであったという。その後イメージボードと企画書を東京ムービーに提出し、テレビスペシャルなどへの採用を模索していたとされるが、この企画は通っていない[69]。
- なお押井守×鈴木敏夫×川上量生の三者鼎談において押井、鈴木両名の述懐によると、「もともとは人間とトトロ族の戦いの話だった。太古の昔、人間とトトロ族が戦って、トトロ族は負けた。そのなかの生き残り、それが映画では現代の所沢にトトロ族の末裔がひょこっと顔を出した話」という。この物語のプロットは、後に高畑勲原作・監督・脚本の『平成狸合戦ぽんぽこ』に活かされることになる。[要出典]
サツキとメイの誕生
- 前述の初期イメージボードの段階では、主人公の女の子は1人で、メイに似た容姿をした5歳の女の子であり[70]、サツキとメイのデザインと性格が混在していた[71](容姿はメイ、服装はサツキのものとして残された)。この初期構想の少女が描かれた絵は劇場パンフレットの他、小説版の表紙カバーなど、様々な媒体にも採用されている[72]。女の子イメージの一部は、宮崎がAプロダクションに在籍したときに設定や演出に参加した『パンダコパンダ』からも採られている。
- 宮崎によれば、この段階では、自らがイメージボードに描いた、女の子がトトロと出会う2つの場面(雨のバス停の時と昼間の家の庭の時)をどうするか未決定であった。その後、本作品の映画化決定の約1年前に主人公を2人の姉妹にして、それぞれが別の場面でトトロと出会うことを思いつき、サツキとメイの2人が生まれたという[73]。一方、現在のスタジオジブリのプロデューサーである鈴木敏夫は、2008年7月12日放送の特別番組において、「もともと同時上映の『火垂るの墓』ともども60分の尺の予定が、『火垂るの墓』が90分に延びることになったので、じゃあトトロも80分以上にしようって話になった。どうやって20分も延ばすか悩んでいたが、宮崎監督が『主人公を姉妹にすれば、20分くらい延びるだろう』と言い出し2人になった」と語っている[72][74]。
- 実際には鈴木の発言と異なり、宮崎が「中編劇場アニメーション作品(60分)」として書いた本作品の企画書(1986年12月1日)の段階で、すでにサツキ(小学校3年生)とメイ(5歳)の姉妹が主人公として設定されている[75]。
- 劇場公開時のポスター(後にビデオ、DVDのパッケージ、日本テレビ『金曜ロードSHOW!』の番組紹介[76]でも使用)は、本編同様にサツキとメイがトトロと並ぶ図案が検討されていたが、デザイン上の都合で二人ではうまく描けなかったため、この初期イメージの女の子がトトロと雨降りのバス停で立っているイラストが使われている[72][77][78]。
企画の難航
- 宮崎は『天空の城ラピュタ』の公開を終えた後、1986年11月に「トトロ」の企画書を徳間書店に提出する。しかし、舞台が昭和30年代[79]となっていることや題材が地味であることに加え、当初60分程度の中編映画として企画されたために単独での全国公開は難しかったことから、制作企画会議において承認を得るまでには至らなかった[80]。そこに、高畑勲が検討していた『火垂るの墓』を同時上映する案が浮上し再度企画を持ち込んだが、オバケに墓という組み合わせが顰蹙を買って承認されず企画自体が頓挫しそうになった[80]。だが、『火垂るの墓』の原作小説を刊行している新潮社が企画に賛同し『火垂るの墓』の出資、製作にすることとなり、徳間書店と新潮社の共同プロジェクトとして中編2本体制が確立することとなった[80]。
制作体制
- 制作母体は前回同様、スタジオジブリが選ばれた。高畑班が従来のスタジオに入り、宮崎班は新設した第二スタジオに準備室を設営する。高畑、宮崎の信頼に堪える主要スタッフ(アニメーター)は限られており、人員のやりくりに制作側は苦慮を迫られた。高畑側が旧知のベテランを集めた一方で、宮崎側は作画監督の佐藤好春、美術監督の男鹿和雄のように、新しく参入したスタッフを中心に制作することとなった。
- 両作品とも60分の中編になるはずだったが、結局は予定を超えて90分前後の長編映画となった。宮崎によると、冒頭の引っ越しの絵コンテを書き上げた段階で、この作品が予定の時間に収まりきらないことが分かり、高畑の『火垂るの墓』も同様な状況であることを聞いて、時間を延ばすことにしたという[81]。また『火垂るの墓』で登場する蛍やトマトは一切出さないことにしたなど、『火垂るの墓』との重複を意識して避けたと語っている[82]。
- 音楽は『天空の城ラピュタ』に引き続き久石譲が担当している。宮崎は制作準備室が立ち上がった頃、本作も久石に音楽を頼みたいとスタッフに話していたという[83]。トトロとサツキ、メイが雨のバス停で出会うシーンは、宮崎の要望により当初は音楽が付かない予定だったが、鈴木敏夫が高畑に相談したところ、あの場面に音楽は必要でミニマル・ミュージックが良いと助言を行い、久石が曲を書き下ろした。宮崎は「音つけて、音楽つけて、あのシーンは本当によくなりました」と述べている[84][85]。
公開後
- 宮崎は、「登場人物たちは作品完成後も年々自分の頭の中で年を重ねており、現在では主人公も嫁いで元気に暮らしている」と述べている。「(宮崎の中では)そのまま若いままではいないです。いませんよ。そりゃあ。もうあの人たち(さつきとメイ)はすっかりもう成人になってます。すっかりいい娘になって、その後結婚した後は、知らない(笑)」という[86]。
反響
観客動員数は約80万人。配給収入が5.9億円と『風の谷のナウシカ』を大きく下回り公開当時は振るわず、興行的には外れてしまう(この失敗のおかげで資金回収のために『魔女の宅急便』が製作されることになった)。しかしキネマ旬報の「日本映画ベストテン」第1位など、各種日本映画関係の作品賞を獲得。更に1989年4月28日以降、日本テレビ放送網の『金曜ロードショー』でジブリ最新作公開年の夏、最新作公開日前夜の放送日等に放映されており、毎回高視聴率を記録する。2010年7月23日には『金曜ロードショー』枠で1989年4月のテレビ初放送から数えて12回目のテレビ放送が実施され、全12回中10回目の視聴率20%越えを達成した(ビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯・リアルタイム)。1998年以降は2年おきにテレビ放送されており、2014年7月11日に14回目、2016年11月4日に15回目、2018年8月17日に16回目、2020年8月14日に17回目の放送となる。
トトロのキャラクター商品第一号である、映画公開時に宣伝用に販売したぬいぐるみは合計666,920個を販売し[87]、1989年末にサン・アローから発売されたぬいぐるみ(前述の物とは異なる)を1990年に『となりのトトロ』がテレビ放映された際に視聴者プレゼントしたところ、日本テレビに200万通の応募はがきが殺到した[87]。サン・アローから発売された「となりのトトロ」のぬいぐるみは1991年2月時点で、大トトロが計約100万個、中トトロと小トトロが計約60万個、その他が計約50万個(合わせて計約210万個)を販売した[88]。キャラクター人気と販売の好調ぶりを、ジブリのプロデューサーである鈴木敏夫は「一番の稼ぎ頭」と表現している[89]。なお、元々鈴木と宮崎はキャラクターグッズに否定的であったが、上記のサン・アローの関係者が見本を持ってきて、これの出来がよく、宮崎が許可を出した[90]。またキャラクターとして定着したトトロは、『おもひでぽろぽろ』以降、スタジオジブリのシンボルマークとしても使われている。ジブリ映画にはブルーバックにトトロが描かれたものが使用されるようになり、以前の作品がビデオやDVD化される時も本編に追加されるようになった。
1997年6月27日にはブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメントよりビデオが発売され、発売後約1ヶ月で100万本を出荷するヒットになった[91]。そして、2001年9月28日にはブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメントよりDVDが発売された。こちらもオリコンDVDチャートで前人未到の500週ランクインを達成し、国内DVD売上もアニメ作品史上4作目となる100万枚を突破している[92]。
黒澤明は「ネコバスが凄く気に入った」と語っており、「黒澤明が選んだ100本の映画」にてアニメ作品で唯一トトロが選ばれている[93]。トイ・ストーリーやファインディング・ニモの監督・総指揮で知られるジョン・ラセターは「僕の人生で最も好きな映画の1つだよ」と述べている[94]。
2005年開催の「愛・地球博」では、本作に登場した「草壁家」が『サツキとメイの家』として再現され、長久手会場に建設された[95]。好評により博覧会終了後も保存され[96]、現在は愛・地球博記念公園にて予約制で見学できる。
本作のヒットにより、各地で本作をイメージさせる場所や物が話題となり観光名所になるといった現象が発生した。
- 大分県佐伯市宇目の轟(ととろ)地区に、大分バス「ととろ」バス停(佐伯 - 木浦線)があり、付近に居住していた子どもが「ととろのバス停にとなりのトトロがいたら」と話し、母親が1992年にねこバスやトトロの人形や手書きパネルを置いた[97]。いつしかトトロを彷彿させるその名称やパネルが注目され、2000年に新聞報道されてから、この「ととろの里」[98]は、旧宇目町の人気観光地のひとつとなった。近年、人形やパネル等が増えすぎたため、その多くはバス停近隣に整備された小公園「トトロの森」に移され、バス停に残る大型のパネルはトトロとサツキ&メイのもののみとなった。
2013年4月のダイヤ改正で佐伯-木浦線は廃止されたが、ととろバス停は大分バスの配慮によってバス運行当時の姿のまま残されていた。その後、老朽化のため2015年2月下旬に地区住民の土地提供により、80メートル程離れた場所に移設、修復され佐伯市コミュニティーバスのバス停として活用されている[99]。
- 山形県最上郡鮭川村小杉には、トトロにそっくりな形をした「小杉の大杉」がある。藩政時代からの由緒ある木であり、夫婦で見ると子宝が授かると言われている。
- 山形県米沢市李山地区にもトトロにそっくりな形をしたトトロの木がある。
- 東京都杉並区阿佐谷北には通称「トトロの家」と呼ばれる家があり、宮崎駿著書「トトロの住む家」で「トトロが喜んで住みそうな懐かしい家」と紹介されモデルになったとされる。この家屋は、1924年(大正13年)に、東京市震災復興局の近藤謙三郎が設計したものであった[100]。杉並区が所有者から買い取り公園として残される予定であったが、2009年2月14日深夜に発生した外部侵入者による放火が疑われる火災により全焼してしまった。その後再建は見送りになったものの、宮崎駿のデザインスケッチを元にした公園へと生まれ変わることに決まり[101]、2010年7月25日に「Aさんの庭」としてオープンした(所在地: 杉並区阿佐谷北五丁目45番13号)[100]。
- 北海道深川市の戸外炉峠(ととろとうげ)では、付近の畑で農作業する人の休憩所として使われていた廃車バスが、1998年頃地元のまちづくりグループの手でネコバス模様に塗装され、ダミーのバス停等も置かれている[102]。
バンダイが行ったアンケート「バンダイこどもアンケートレポート」によると、0歳から12歳までのこどもがいる保護者を対象に行ったアンケートにおいて、作品の公開から20年以上経過している2011年1月(集計は前年10月に実施)時点で、こどもに見せたい映画の第1位を獲得しており[103]、依然として根強い人気の映画と評価されている。また、集計を行ったバンダイは、親にとってサツキとメイは理想の女の子であると分析している。
また英誌Time Outでは「アニメ長編映画ランキング トップ50」で1位になり[104]、同じく英誌Total Filmの「史上最高のアニメ映画50本」でも6位になり[105]、本作は国外においても非常に高い評価となっている。
フェイス・ワンダワークスが2015年に発表した、GIGAエンタメロディで15年間で最も多くダウンロードされた着信メロディを集計した「着信メロディ15年間ランキング」では、本作からは「となりのトトロ」が3位、「さんぽ」が8位に入り、トップ100圏内にはそれに加えて「風のとおり道」「となりのトトロ(オルゴール)」「ねこバス」の計5曲がランクインした[106]。
2010年7月10日に公開されたピクサー映画『トイ・ストーリー3』では、大トトロのぬいぐるみが出演。声は発しないが、歯をむき出して笑う顔を見せる。
『別冊宝島』には1988年のサブカル・流行の1つとしてとなりのトトロが紹介されている[107]。
2020年11月3日には、作品の舞台とされている埼玉県所沢市の市制施行70周年を記念して、市内にある西武鉄道所沢駅の発車メロディが本作のオープニングテーマである「さんぽ」とエンディングテーマの「となりのトトロ」に変更されている[108]。また、翌4日には同駅の東口ロータリーに本作のキャラクターを模ったモニュメントが設置されている[109]。モニュメントは横130センチ、高さ89センチ、奥行き140センチ、重さ430キロのブロンズ製で、行先表示が「ところざわ」になっているネコバスの前に葉の傘をさした大トトロが立ち、後ろの窓からはサツキとメイが並んで顔をのぞかせている[110][111]。
作品のモチーフ
時代設定は昭和30年代初頭(カレンダーは1952年及び1958年の日付)とされているが、宮崎は「テレビのなかった時代」と述べており[112]、特定の年代を念頭に置いて演出したわけではない[113]。後に宮崎は、1953年を想定して作られたとも述べている[114]。
宮崎は、トトロと主人公たちが住んでいる緑豊かな集落のイメージの由来について、かつて在籍した日本アニメーションのある聖蹟桜ヶ丘、子供のころに見て育った神田川、宮崎の自宅のある所沢、美術監督の男鹿和雄のふるさと秋田など様々な地名を挙げており、作品の風景はこれらが入り混じったものであって、具体的な作品の舞台を定めたのではないとしているが、2018年に発売された「トトロが生まれたところ」という本で、宮崎本人が所沢が舞台となったと記してある[115]。その他にも、宮崎の親族が神奈川県の鶴巻温泉で経営する温泉旅館「元湯・陣屋」の名前が挙げられることもある[116]。その後、宮崎が1990年代から狭山丘陵の「トトロの森」保全運動に携わったり、所沢の地名が形を変えて作品に取り入れられていることもあって、所沢市がその舞台として紹介されることもある。
「トトロ」の名前の由来は「所沢にいるとなりのオバケ」を縮めたものとされ[117][118]、宮崎監督の知人の少女が所沢を「ととろざわ」と発音していたことに由来するとも言われている[51][119]。トトロの原型となっているのは、宮沢賢治の『どんぐりと山猫』である[120][121]。劇中ではトトロについて、サツキが「絵本に出てたトロルのこと?」とメイに聞き、メイが「うん」と答える場面があり、そうみなす描写があるが[119]、エンディングで姉妹にお母さんが「三匹の山羊」と題した絵本を読み聞かせている描写があり、この本をトロルの登場する昔話『三びきのやぎのがらがらどん』とする読み解きも行われている[122]。(ただし福音館書店から『三びきのやぎのがらがらどん』の日本語版が発行されたのは昭和40年であり、昭和30年代初頭を設定とするトトロとは時代が合わない)
狭山丘陵との関連性
作品の固有名詞には埼玉県所沢市から東京都東村山市にかけて広がる狭山丘陵の地名を元にしたものがある[123][124]。また劇中、草壁家の引っ越しの場面で「狭山茶」の張り紙をした箱が登場する。
また、公益財団法人「トトロのふるさと基金」が、狭山丘陵の緑地を取得・保護するナショナル・トラスト活動を行っている。宮崎駿は顧問を引き受けるなど協力している[125]。
声の出演
英語版は2種類存在する。
キャラクター | 日本語版 | 英語版(ディズニー版) | 英語版(ストリームライン版) |
---|---|---|---|
草壁サツキ | 日髙のり子 | ダコタ・ファニング | リサ・マイケルソン |
草壁メイ | 坂本千夏 | エル・ファニング | シェリル・チェイス |
草壁タツオ(お父さん) | 糸井重里 | ティモシー・デイリー | グレゴリー・スニーゴフ |
草壁ヤス子(お母さん) | 島本須美 | レア・サロンガ | アレクサンドラ・ケンウォーシー |
トトロ | 高木均 | フランク・ウェルカー | |
ネコバス | 龍田直樹 | フランク・ウェルカー | カール・メイセック |
カンタのばあちゃん | 北林谷栄 | パット・キャロル | ナタリー・コーレ |
大垣勘太(カンタ) | 雨笠利幸 | ポール・ブッチャー | ケネス・ハートマン |
カンタの母 | 丸山裕子 | メラニー・マックィーン | |
カンタの父 | 広瀬正志 | ||
学校の先生(森山玲子) | 鷲尾真知子 | ||
ミチ子(ミッちゃん) | 神代智恵 | ブライアン・シッダール | |
草刈り男 | 千葉繁 | ||
本家のおばあちゃん | 鈴木れい子 | ||
農作業車に乗っていた男 | 中村大樹 | スティーブ・クレイマー | |
農作業車に乗っていた女(リョウコちゃん) | 水谷優子 | ララ・コーディー | |
郵便配達員 | 西村智博 | ||
バスの車掌 | 平松晶子 | ||
女の子 | 大谷育江 | ||
女の子 | TARAKO | ||
入院患者 | 石田光子 | ||
役不明 | アシュレイ・ローズ・オル カテリン・ペーターゼン エヴァン・サバラ |
スタッフ
製作 | 徳間康快 | |
企画 | 山下辰巳 | |
音楽 | 久石譲 | |
作画監督 | 佐藤好春 | |
原画 | 丹内司、大塚伸治、篠原征子、遠藤正明、河口俊夫、田中誠、金田伊功、近藤勝也、二木真希子、山川浩臣、田川英子 マッドハウス 新川信正、岡村豊、工藤正明 | |
動画チェック | 立木康子、舘野仁美 | |
動画 | 坂野方子、コマサ、諸橋伸司、大谷久美子、槇田喜代子、田中立子、松井理和子、服部圭一郎、水谷貴代、椎名律子、遠藤ゆか、尾崎和孝、手島晶子、岩柳恵美子、宮崎なぎさ、前田由加里、竹縄尚子、岡部和美、新留理恵、岡田正和 山懸亜紀、日暮恭子、渡辺恵子、福冨和子 スタジオファンタジア 吉田肇、長野順一、大田正之、北村直樹、山本剛 アニメトロトロ 山浦由加里、伊藤広治、石井明子、川村忠輝 ドラゴンプロダクション | |
美術 | 男鹿和雄 | |
背景 | 松岡聡、野崎俊郎、太田清美、吉崎正樹、武重洋二、菅原紀代子、山川晃、伊奈淳子、松浦裕子 小林プロダクション 木村真二、白石誠、松室剛、大塚伸弘、田中貞彦 アトリエブーカ 金子英俊、田村恵子 | |
特殊効果 | 谷藤薫児 | |
色彩チーフ | 保田道世 | |
色彩設計 色指定 |
水田信子 | |
仕上検査 | 本橋政江、立山照代、成田賢二、中村美和子 | |
仕上 | スタジオキリー 岩切紀親、西牧道子、高橋直美、渡辺信子、渡部真由美、大出美智子、森沢千代美、吉田久、山村及利子、大川直子、工藤百合子、高木夕紀、原田徳子、梶田とよ子、米井フジノ、高橋愛子、柳登紀、岡美代子、山根文、田中初江 太田美智子、安達順子、藤野洋子、村田佳子 スタジオステップ 京野由紀、朝日朋子、塙洋美、沢内順美、鈴木怜子、渋谷礼子、竹倉博恵 | |
仕上協力 | スタジオルンルン、童夢舎、スタジオビーム、スタジオ雲雀、協栄プロダクション、グループジョイ、トランスアーツ | |
撮影 | 白井久男 | |
撮影 | スタジオコスモス 黒田洋一、池上元秋、前原勝則、鈴木典子、大藤哲生、佐伯清、池谷和美、野口博志、伊藤寛、難波充子、杉山知子、鈴木克次、池上伸治 | |
音響制作 | オムニバスプロモーション | |
音響監督 | 斯波重治 | |
音響補佐 | 浅梨なおこ | |
整音 | 井上秀司 | |
整音助手 | 住谷真、福島弘治、大谷六良 | |
音響効果制作 | E&Mプランニングセンター | |
音響効果 | 佐藤一俊 | |
音響効果助手 | 小野弘典 | |
台詞編集 | 依田章良 | |
音楽制作 | ワンダーシティ | |
音楽プロデューサー | 三浦光紀 | |
音楽ディレクター | 渡辺隆史、三宅明夫 | |
エンジニア | マスタリング レコーディング |
大川正義 |
アシスタント | 浜田純伸、沖津徹 | |
CD制作 | 徳間ジャパンコミュニケーションズ | |
録音スタジオ | 音楽収録 | ワンダーステーション、にっかつスタジオセンター |
台紙収録 | 東京テレビセンター | |
編集 | 瀬山武司 | |
編集助手 | 足立浩 | |
演出助手 | 遠藤徹哉 | |
制作担当 | 田中栄子 | |
制作デスク | 木原浩勝、川端俊之 | |
制作進行 | 伊藤裕之、鈴木高明 | |
仕上技術協力 | 城西デュプロ 村尾守 | |
宣伝顧問 | 堀内實三 | |
「となりのトトロ」 製作委員会 |
小金井道宏、金子彰、粕谷昌宏、朝生茂、佐々木崇夫、鈴木敏夫、田所稔、大塚勤、白石彦五郎、小鷹久義、小林智子、横尾道男、坪地義雄、吉田哲彦 | |
現像 | 東京現像所 | |
DOLBY STEREO技術協力 | 極東コンチネンタル株式会社 森幹生 | |
製作協力 | 博報堂 | |
企画協力 | アニメージュ編集部 | |
制作 | スタジオジブリ | |
プロデューサー | 亀山修 | |
チーフプロデューサー | 尾形英夫 | |
エグゼクティブプロデューサー | 加藤博之、原徹 | |
原作 脚本 監督 |
宮崎駿 | |
配給 | 東宝 |
吹き替え版
- ストリームライン版
翻訳 監督 |
グレゴリー・スネゴフ |
プロデューサー | カール・メイセック |
製作 | ストリームライン・ピクチャーズ |
配給 | 20世紀フォックス |
- ディズニー版
翻訳 | シンディ・デイビス、ドナルド・H・ヒューイット、カール・メイセック |
撮影 | マーク・ヘンリー |
録音 | トム・E・ダール、ランディ・コッピンガー、フランクリン・ジョーンズJr、ドク・ケイン |
整音 | ペトラ・・バッハ、ウィリアム・コマール |
制作担当 | デイヴィッド・カーディフ |
プロデューサー | ネッド・ロット、カール・メイセック |
プエグゼクティブロデューサー | リック・デンプシー |
キャスティング 監督 |
ネッド・ロット |
製作 配給 |
ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント |
音楽
オープニングテーマ
- 「さんぽ」
- 作詞 - 中川李枝子 / 作曲・編曲 - 久石譲 / 歌 - 井上あずみ
- 童謡としても歌われており、カラオケなどでもアニメソングでなく童謡に分類される場合がある。
- CDでは杉並児童合唱団のコーラスが付いているが、映画では井上のソロで2番が省略されている。
エンディングテーマ
イメージソング
※作曲・編曲は全て久石譲が担当
- 「風のとおり道」
- 作詞 - 宮崎駿 / 歌 - 杉並児童合唱団
- サラ・ブライトマンの「Dreamchaser」の日本盤ボーナス・トラックの中に収録されており、日本語で歌っている。
- 「すすわたり」
- 作詞 - 中川李枝子 / 歌 - 杉並児童合唱団
- 「おかあさん」
- 作詞 - 中川李枝子 / 歌 - 井上あずみ
- 「まいご」
- 作詞 - 中川李枝子 / 歌 - 井上あずみ
- 「ねこバス」
- 作詞 - 中川李枝子 / 歌 - 北原拓
- 「ふしぎ しりとりうた」
- 作詞 - 中川李枝子 / 歌 - 森公美子
- 「ドンドコまつり」
- 作詞 - W.シティ制作部 / 歌 - 井上あずみ
- 「小さな写真」
- 作詞 - 宮崎駿 / 歌 - 久石譲
- 上條恒彦がカバー。曲名は「お母さんの写真」で、歌詞が一部異なっている。
カラオケで全曲が歌え、ジブリ関連のCDや井上あずみの独自ベストなどに収録されている。
オーケストラストーリーズ「となりのトトロ」
作曲・編曲・ピアノ演奏 - 久石譲 / 演奏 - 新日本フィルハーモニー交響楽団 / ナレーション - 糸井重里
トトロのストーリーを糸井重里によるナレーションと、オーケストラによる音楽で再現。2003年に久石譲のコンサートにて初演された。物語に入る前に、「さんぽ」のメロディーに合わせてオーケストラの楽器紹介が行われる。CDは徳間ジャパンより、オーケストラスコアは全音楽譜出版社より発売されている。
オーケストラストーリーズ「となりのトトロ」曲目リスト
- さんぽ(楽器紹介)
- 五月の村
- すすわたり〜おかあさん
- トトロがいた!
- 風のとおり道
- まいご
- ねこバス
- となりのトトロ
受賞歴
- 第3回AVA国際映像ソフトフェア ビデオ部門アニメビデオ賞
- 第12回山路ふみ子映画賞 映画賞
- 第13回報知映画賞 監督賞
- 1988年度キネマ旬報ベストテン 日本映画ベストテン第1位、読者選出日本映画ベストテン第1位、読者選出日本映画監督賞
- 1988年度毎日映画コンクール 日本映画大賞、大藤信郎賞
- 第29回優秀映画鑑賞会会員選出ベストテン 日本映画第4位
- 第31回ブルーリボン賞 特別賞
- 日本映画ペンクラブ1988年度ベスト5 邦画部門第2位
- 1988年度第24回映画芸術ベストテン 日本映画第1位
- 第6回日本アニメ大賞・アトム賞 最優秀作品賞、脚本部門最優秀賞、美術部門最優秀賞、主題歌部門最優秀賞
- 昭和63年度(第39回)芸術選奨文部大臣賞
- 第20回星雲賞メディア部門
- 芸術選奨芸術作品賞
- 文化庁優秀映画製作奨励金交付作品
- 昭和63年度厚生省・中央児童福祉審議会特別推薦
- シティロード読者選出ベストテン'88 ベストシネマ邦画第1位、ベスト監督第3位
- 1988年度シネフロント・ベストテン 日本映画ベストテン第1位
- 1988年度全国映連賞 作品賞、監督賞
- 第11回アニメグランプリ(アニメージュ)作品賞第1位
- Time Out London誌 アニメ長編映画オールタイムトップ50 第1位
- 日経リサーチが2004年12月27日に発表した「タレント・キャラクターイメージ調査」において、トトロが好意度ランキングで第2位に選ばれた[126]。
売上記録
(日本国内)
内容 | 記録 | 補足 |
---|---|---|
興行収入 | 約11.7億円[127] | 推測 |
配給収入 | 5.88億円[127] | |
全国動員 | 80万1,680人(35日間)[127] | |
『イメージソング集』 | 0.5万枚出荷(1987年発売のLP)[128] 4万本出荷(1987年発売のCA)[128] 8.5万枚出荷(1987年発売のCD)[128] 4万枚出荷(1996年発売の再発CD)[128] 0.5万枚出荷(2004年発売の再々発CD)[128] |
|
『サウンドトラック』 | 0.5万枚出荷(1988年発売のLP)[128] 8万本出荷(1988年発売のCA)[128] 17万枚出荷(1988年発売のCD)[128] 9万枚出荷(1996年発売の再発CD)[128] 1万枚出荷(2004年発売の再々発CD)[128] |
|
『ドラマ編』 | 0.1万本出荷(1992年発売のCA)[128] 0.2万枚出荷(1989年発売のCD)[128] 0.5万枚出荷(1996年発売の再発CD)[128] |
|
『サウンドブック』 | 0.2万枚出荷(1988年発売のLP)[128] 3万本出荷(1988年発売のCA)[128] 5万枚出荷(1988年発売のCD)[128] 1.1万枚出荷(1996年発売の再発CD)[128] 0.5万枚出荷(2004年発売の再々発CD)[128] |
|
『ハイテックシリーズ』 | 1.8万本出荷(1990年発売のCA)[128] 4.5万枚出荷(1990年発売のCD)[128] 0.5万枚出荷(1996年発売の再発CD)[128] 0.5万枚出荷(2004年発売の再発CD)[128] |
|
『CD-BOX』 | 0.7万枚出荷(1994年発売のCD)[128] | |
『いっしょに歌おう!大きな声で となりのトトロソング&カラオケ』 |
2.5万枚出荷(1999年発売のCD)[128] | |
『オーケストラストーリーズ』 | 1.2万枚出荷(2002年発売のCD)[128] | |
主題歌『さんぽ/となりのトトロ』 | 7.5万枚出荷(1988年発売のCD)[128] 0.5万枚出荷(2004年発売の再発CD)[128] |
|
VHS・ベータ(徳間版) | 24万本出荷[129] | 1996年10月時点 |
VHS(ブエナビスタ版) | 190万本出荷[129] | 2003年6月時点 |
DVD(ブエナビスタ版、2枚組・特典付) | 119.2万枚販売[130] | 2013年6月時点 2013年7月1日付オリコン週間DVDランキングにて史上初の通算600週目のランクイン |
Blu-ray Disc | 0.8万枚販売[131] | 2012年7月(発売初週)時点 |
テレビ放送の視聴率
- 数値はビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯・リアルタイム。
回数 | 放送日 | 視聴率 |
---|---|---|
1 | 1989年 | 4月28日(金)21.4%[132] |
2 | 1990年 | 3月30日(金)23.2%[132] |
3 | 1991年 | 7月12日(金)20.3%[132] |
4 | 1994年 | 7月15日(金)22.2%[132] |
5 | 1995年12月22日(金) | 18.1%[132] |
6 | 1998年 | 6月26日(金)21.7%[132] |
7 | 2000年 | 6月23日(金)21.1%[132] |
8 | 2002年 | 8月 2日(金)20.9%[132] |
9 | 2004年 | 7月23日(金)23.0%[132] |
10 | 2006年 | 7月28日(金)22.5%[132] |
11 | 2008年 | 7月18日(金)17.6%[132] |
12 | 2010年 | 7月23日(金)20.2%[132] |
13 | 2012年 | 7月13日(金)18.3% |
14 | 2014年 | 7月11日(金)19.4% |
15 | 2016年11月 | 4日(金)14.2%[133] |
16 | 2018年 | 8月17日(金)14.0%[134] |
17 | 2020年 | 8月14日(金)16.5%[135] |
関連商品
作品本編に関するもの
- 映像ソフト
-
- となりのトトロ VHS - 徳間書店/徳間ジャパン/徳間コミュニケーションズ 128GH-22(1988年9月5日)
- となりのトトロ Beta - 徳間書店/徳間ジャパン/徳間コミュニケーションズ 128GB-5022(1988年9月5日)
- となりのトトロ LD - 徳間書店/徳間ジャパン/徳間コミュニケーションズ 98LX-13(1988年9月25日)
- となりのトトロ VHD - 徳間書店/徳間ジャパン/徳間コミュニケーションズ 98HD-1003(1988年9月25日)
- となりのトトロ VHS - ブエナ ビスタ ホーム エンターテイメント(1997年6月27日)
- となりのトトロ DVD - ブエナ ビスタ ホーム エンターテイメント(2001年9月28日)
- となりのトトロ DVD デジタルリマスター版 - ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン(2014年7月16日)
- DVD(宮崎駿監督作品集) - ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン(2014年7月2日)
- となりのトトロ Blu-ray Disc - ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン(2012年7月18日)
- Blu-ray Disc(宮崎駿監督作品集) - ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン(2014年7月2日)
- 出版
-
- となりのトトロ(ポエム版)(1988年2月29日)ISBN 978-4-19-703621-9
- 中川李枝子が書いた詩に宮崎駿が描いた水彩画を添えている。映画本編の内容には触れていない。
- となりのトトロ―フィルムコミック(1)(1988年6月30日)ISBN 4-19-778561-5
- となりのトトロ―フィルムコミック(2)(1988年6月30日)ISBN 4-19-778562-3
- となりのトトロ―フィルムコミック(3)(1988年6月30日)ISBN 4-19-778563-1
- となりのトトロ―フィルムコミック(4)(1988年6月30日)ISBN 4-19-778564-X
- となりのトトロ(徳間アニメ絵本)(1988年6月30日)ISBN 4-19-703684-1
- となりのトトロ(ロマンアルバム・エクストラ)(1988年6月30日)ISBN 4-19-720157-5
- ロマンアルバム特別編集 となりのトトロ絵コンテ集(1988年6月30日)雑誌 61577-94
- ジ・アート・オブ となりのトトロ(1988年8月20日)ISBN 4-19-818580-8
- 「となりのトトロ」よりもののけ通信(1988年10月31日)ISBN 4-19-669596-5
- スタジオジブリ作品関連資料集 型録II(1996年8月31日)ISBN 4-19-860560-2
- となりのトトロ(スタジオジブリ絵コンテ全集3)(2001年6月30日)ISBN 4-19-861378-8。※以上は全て徳間書店
- となりのトトロ(小学館<ジス・イズ・アニメーション>、1988年5月、新装版2008年7月ほか)ISBN 4-09-103812-3
- ジブリの教科書3 となりのトトロ(文春ジブリ文庫、2013年6月)ISBN 978-4-16-812002-2
- シネマコミック3 となりのトトロ(文春ジブリ文庫、2013年7月)ISBN 978-4-16-812102-9
- となりのトトロ(ポエム版)(1988年2月29日)ISBN 978-4-19-703621-9
- 音楽
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- となりのトトロ イメージソング集 徳間ジャパンコミュニケーションズ((再発版CD/2004年8月25日)TKCA-72724(オリジナル盤/1987年11月25日))
- となりのトトロ サウンドトラック集 徳間ジャパンコミュニケーションズ((再発版CD/2004年8月25日)TKCA-72725(オリジナル盤/1988年5月1日))
- となりのトトロ サウンドブック 徳間ジャパンコミュニケーションズ((再発版CD/2004年8月25日)TKCA-72726(オリジナル盤/1988年9月25日))
- となりのトトロ ドラマ編 徳間ジャパンコミュニケーションズ((再発版CD/1996年11月21日)TKCA-71028(オリジナル盤/1989年2月25日))
- となりのトトロ ハイテックシリーズ 徳間ジャパンコミュニケーションズ((再発版CD/2004年8月25日)TKCA-72727(オリジナル盤/1990年1月25日))
- となりのトトロ ソング&カラオケ 徳間ジャパンコミュニケーションズ(1999年12月1日)TKCA-71780
- オーケストラストーリーズ となりのトトロ 徳間ジャパンコミュニケーションズ(2002年10月23日)TKCA-72453
- スタジオジブリ 宮崎駿&久石譲 サントラBOX [Box set, Limited Edition] (CD) 徳間ジャパンコミュニケーションズ(2014年7月16日)
派生作品・出版
- 久保つぎこ『小説 となりのトトロ』徳間書店アニメージュ文庫、1988年4月
- 『めいとこねこバス』、2002年に三鷹の森ジブリ美術館で公開[54][55]。
- 『トトロの生まれたところ』(スタジオジブリ編、岩波書店、2018年5月)
- 宮崎駿/和田久士・写真 『トトロの住む家』(朝日新聞社、1991年12月/岩波書店(増訂版)、2011年1月)
- 木原浩勝 『ふたりのトトロ 宮崎駿と『となりのトトロ』の時代』(講談社、2018年9月)。スタッフの回想
脚注
- ^ 新京報 (2018年11月7日). “宫崎骏来了!《龙猫》内地定档12.14” (中国語). 新浪. 2018年12月17日閲覧。
- ^ “本日12/14(金)から中国で『となりのトトロ』の正式上映がはじまりました(ジブリ作品が中国本土で正式上映されるのは初。約6000館、12,000スクリーン…)”. STUDIO GHIBLI 最新情報. スタジオジブリ (2018年12月14日). 2018年12月18日閲覧。
- ^ 上海=宮嶋加菜子 (2018年12月10日). “トトロ、中国で初の正式上映(これまで映画館での上映はされておらず…ジブリ作品が中国本土で正式に上映されるのは初めて)”. 朝日新聞デジタル (朝日新聞社) 2018年12月18日閲覧。
- ^ “「トトロ」中国で初上映へ 公開から30年、正式に輸入(中国では外国映画の本数規制のため公開されていなかった)”. 共同通信. 一般社団法人共同通信社. (2018年12月10日) 2018年12月18日閲覧。
- ^ “トトロ、中国全土で上映=公開から30年、正式配給(中国でジブリ作品が正式配給されるのは初めて…外国映画の本数規制から公開は見送られてきた)”. 時事ドットコム. 株式会社時事通信社. (2018年12月15日) 2018年12月18日閲覧。
- ^ ミン・イヒョウ 謙 (2018年11月29日). “『となりのトトロ』中国アンバサダーが宮崎駿監督と初対面(30年前は大規模な一般公開には至らなかった)(日本語と中国語版の2バージョンで2017年完成のデジタルリマスター版)”. CRI online 日本語. 中国国際放送局. 2018年12月18日閲覧。
- ^ 初めての大規模上映は2018年12月14日[2][3][4][5]。それ以前は中国で大規模な一般公開には至らなかった[6]。
- ^ 86分20秒14コマ
- ^ 『宮崎駿全書』(叶精二、フィルムアート社、2006年)によると、コピーは当初「このへんないきものは、もう日本にはいません。たぶん。」だったが、宮崎駿の意向により現在のものに変更された。他の出典:kinro_ntvのツイート(487571055989379072)、kinro_ntvのツイート(487571204799078400)
- ^ 『となりのトトロ ロマンアルバム・エクストラ』小説の12頁と『スタジオジブリ作品関連資料集型録Ⅱ』、スタジオジブリ刊の22頁と30頁にも同じ記述がある、また、小説の9頁には引っ越したのは土曜日、同書の22頁には引っ越した日は田植え休みという記載がある、徳間書店、1988年、12頁。
- ^ 『となりのトトロ ロマンアルバム』小説の66、75、78頁には、お見舞いに行ったのは5月の日曜日(つまり引っ越しの翌日)という記載がある、徳間書店、20頁。
- ^ 『となりのトトロ ロマンアルバム』小説の192、193頁にも同じ記載がある、徳間書店、40頁。
- ^ 『となりのトトロ ロマンアルバム』小説の236頁でも同じ記載がある、徳間書店、44頁。
- ^ kinro_ntvのツイート(487582212145938432)
- ^ 後の関連書籍では年齢が統一されておらず、『ロマンアルバムエクストラVol.69 となりのトトロ』(徳間書店)では小学4年生、映画パンフレットや公開後に発売されたDVD、雑誌、書籍等には小学6年生と記されている。『となりのトトロ 絵コンテ集』(徳間書店)の巻末資料の中に、小学4年生の設定であったが、途中で小学6年生に変更されたとある。
- ^ kinro_ntvのツイート(487593992012324864)
- ^ a b 『ロマンアルバム となりのトトロ』徳間書店、p.78,91頁。
- ^ 宮崎監督曰く、「サツキもまた年相応の女の子なのだという部分と、子供特有の『弱さ』を強調させたかった」との事。
- ^ 『ジアートオブ となりのトトロ』スタジオジブリ、48頁。
- ^ 久保つぎこ『となりのトトロ』徳間書店、9頁。
- ^ kinro_ntvのツイート(487582226305933313)
- ^ a b c 『ロマンアルバム となりのトトロ』徳間書店、90頁。
- ^ 『ロマンアルバム となりのトトロ』徳間書店、p.76,90頁。
- ^ 『ジアートオブ となりのトトロ』スタジオジブリ、51頁。
- ^ 『ロマンアルバム となりのトトロ』徳間書店、76頁。
- ^ 久保つぎこ『となりのトトロ』徳間書店、12頁。
- ^ 『ジアートオブとなりのトトロ』徳間書店、p.50,51頁。
- ^ kinro_ntvのツイート(487576701006643200)
- ^ 子どもによく見られる「音位転換」である。ただし、トウモコロシと言ったのは最初だけで、二度目はちゃんとトウモロコシと言っている。
- ^ 『エンピツ戦記』(その為、メイの顔が横長だと話していたスタッフを激怒している)
- ^ 一部に「草壁達男」と漢字で表記された資料がある。
- ^ a b 『ロマンアルバム となりのトトロ』徳間書店、80頁。
- ^ a b 『ロマンアルバム となりのトトロ』徳間書店、p.80,92頁。
- ^ kinro_ntvのツイート(487580436663525376)
- ^ 久保つぎこ『小説 となりのトトロ』徳間書店 アニメージュ文庫、1988年、p.8,75,76頁。
- ^ ほぼ日刊イトイ新聞 「茶坊主のひとりごと。二十杯目◎「となりのトトロ」秘話」 東京糸井重里事務所、2004年9月5日
- ^ 久保つぎこ 『となりのトトロ』 徳間書店、1988年4月30日、270頁。ISBN 978-4196695813。 p.88。
- ^ a b 『ロマンアルバム となりのトトロ』徳間書店、p.81,92頁。
- ^ a b 『となりのトトロ ロマンアルバム・エクストラ』徳間書店、1988年、81頁。
- ^ 久保つぎこ『となりのトトロ』徳間書店、96頁。
- ^ 宮﨑駿『出発点 〔1979-1996〕』(徳間書店、1996年)p.406 「「となりのトトロ」演出覚書―登場人物について」
- ^ 久保つぎこ『となりのトトロ』徳間書店、270頁。
- ^ 『ロマンアルバム となりのトトロ』小説の8頁にも1年前から入院しているという記述がある、徳間書店、93頁。
- ^ kinro_ntvのツイート(487580943431921664)
- ^ 「The art of Totoro」(宮崎による説明)
- ^ 『となりのトトロ ロマンアルバム・エクストラ』徳間書店、1988年、43頁。
- ^ 『となりのトトロ ロマンアルバム・エクストラ』徳間書店、p.129,130頁。
- ^ 実際は「まだ眠たいよー」という意味らしいが、日本テレビの金曜ロードショーで放送される際の字幕では「トートーロー」になっている
- ^ 『スタジオジブリ作品関連資料集型録Ⅱ』スタジオジブリ、p.23,28頁。
- ^ 『スタジオジブリ作品関連資料集型録Ⅱ』スタジオジブリ、23頁。
- ^ a b c d メル凛子 (2012年9月28日). “『となりのトトロ』のトトロの名前はトトロじゃなかった! ミミンズク、ズク、ミンとは…”. ポーチ. ソシオコーポレーション. 2020年6月28日閲覧。
- ^ a b 『となりのトトロ ロマンアルバム』、スタジオジブリ作品関連資料集型録Ⅱの15頁にも同じ記載がある、徳間書店、94頁。
- ^ a b 『ジ・アート・オブ となりのトトロ』スタジオジブリ、10頁。
- ^ a b kinro_ntvのツイート(487584434074308609)
- ^ a b kinro_ntvのツイート(487584482690482178)
- ^ kinro_ntvのツイート(487595228501508098)
- ^ 『となりのトトロ ロマンアルバム・エクストラ』徳間書店、133頁。
- ^ 『ロマンアルバム特別編集 となりのトトロ絵コンテ集』徳間書店、1988年、p438。
- ^ 宮﨑駿『折り返し点』p.123、宮﨑の発言
- ^ kinro_ntvのツイート(487571257039151104)
- ^ メイが逃げ遅れたまっくろくろすけを捕まえて手を真っ黒にし「逃げちゃった」という場面があるが、実際は潰れたという方が正しい。
- ^ kinro_ntvのツイート(487572476352671744)
- ^ kinro_ntvのツイート(487572351307874305)
- ^ 『となりのトトロ ロマンアルバム・エクストラ』徳間書店、60頁。
- ^ 久保つぎこ『小説 となりのトトロ』徳間書店 アニメージュ文庫、241頁。
- ^ 絵コンテには「小型のオート三輪」と記されている。
- ^ 『となりのトトロ ロマンアルバム』徳間書店、p.49,88頁。
- ^ 久保つぎこ『小説 となりのトトロ』徳間書店 アニメージュ文庫、p.14,15,16頁。
- ^ 『ロマンアルバム特別編集 となりのトトロ絵コンテ集』徳間書店、1988年、p431-432。
- ^ 『ジアートオブとなりのトトロ』10頁に女の子は5才、13頁に女の子の名前はメイと記載されている、徳間書店、p.10,13頁。
- ^ kinro_ntvのツイート(487583738075693056)
- ^ a b c “『となりのトトロ』ポスターの少女は映画に登場しない。その正体は?”. ハフポスト (2020年8月13日). 2020年8月14日閲覧。
- ^ 『ロマンアルバム特別編集 となりのトトロ絵コンテ集』徳間書店、1988年、p432。
- ^ kinro_ntvのツイート(487583785743966208)
- ^ 宮崎駿『出発点〔1979~1996〕』徳間書店、1996年、「企画書「となりのトトロ」」p397
- ^ “【今夜と来週!2週に亘る「夏はジブリ」特別企画】みんなが選んだ「トトロお気に入りシーン」&「食べてみたいジブリの食べもの」発表!”. 金曜ロードシネマクラブ (2020年8月7日). 2020年8月14日閲覧。
- ^ となりのトトロ(1988)(スタジオジブリ公式サイト 制作作品一覧)
- ^ スタンリー@金曜ロードSHOW!による2016年11月4日22時12分のツイート
- ^ カレンダーは公開年より30年前の1958年のカレンダー。
- ^ a b c DVD「風の谷のナウシカ」特典ディスク『ジブリはこうして生まれた。~再現映像で綴る誕生物語~』、2003年。
- ^ 『ロマンアルバム特別編集 となりのトトロ絵コンテ集』徳間書店、1988年、p436。
- ^ 『ロマンアルバム特別編集 となりのトトロ絵コンテ集』徳間書店、1988年、p440。
- ^ 木原浩勝『ふたりのトトロ』講談社、2018年、p79。
- ^ 宮崎駿『出発点 1979~1996』徳間書店、1996年、p499。
- ^ 『yom yom vol.61』 新潮社、2020年、p359。
- ^ 「プロフェッショナル 仕事の流儀」、2008年8月5日
- ^ a b スタジオジブリ責任編集『トトロがいっぱいTOTORO―1988-1995』1995年、徳間書店、193頁。ISBN 4-19-860269-7
- ^ 『日経流通新聞』1991年2月16日付、8頁。
- ^ 鈴木プロデューサーインタビュー
- ^ https://news.yahoo.co.jp/feature/1293
- ^ 「ブエナビスタホームエンターテイメントのビデオソフト」『日経産業新聞』1997年11月11日、3面。
- ^ 日テレNEWS24 「となりのトトロ」500週ランクイン達成2011年
- ^ 黒沢明「夢は天才である」 文藝春秋 1999年8月刊
- ^ ファインディング・ニモ インタビュー: ジョン・ラセター インタビュー:宮崎駿のアニメの魅力映画.com 2003年12月1日
- ^ 2005年日本国際博覧会協会 「サツキとメイの家」 2005年
- ^ これについて東京都東村山市は、万博終了後の同市への移設・保存を目的に署名活動を行った。
- ^ 『夕刊デイリー』(1997年12月13日3頁) 大分県教育委員会汚職事件(2008年)の当事者であったことから、現在では公にはされていない。
- ^ 佐伯市観光協会オフィシャルサイト「 佐伯市観光大百科[リンク切れ]」
- ^ 「ととろバス停」移設して復活! 佐伯市コミュニティーバス活用 大分合同新聞 2015年4月19日(47NEWS。元記事のURLは[1](削除済み)
- ^ a b ナリナリドットコム2010年8月30日記事「公園になった“トトロの住む家”、宮崎監督デザインの「Aさんの庭」訪問。」
- ^ トトロの公園、再び 宮崎駿監督デザイン、東京・杉並に(2009年9月8日時点のアーカイブ) asahi.com 2009年9月6日
- ^ “北海道ファンマガジン 深川市の高台「戸外炉(トトロ)峠」には、あの「ねこバス」がある!?”. 2014年11月8日閲覧。
- ^ "バンダイこどもアンケートレポートVol.185 「お子様に観せたい映画は?」" (PDF) (Press release). バンダイ. 2011-01. 2011-11-29閲覧。
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:|date=
の日付が不正です。 (説明) - ^ 映画.com映画史上のアニメ映画第1位は「となりのトトロ」 英タイムアウト誌発表」 2009年10月13日
- ^ 映画.com英誌選出「史上最高のアニメ映画50本」 2011年11月7日
- ^ スマホ時代に着信メロディ復活元年 GIGAエンタメロディ「着信メロディ15年間ランキング」発表 歴代No.1アーティストはEXILE、PRTIMES(株式会社フェイス・ワンダワークス)、2015年1月20日。
- ^ 別冊宝島2611『80年代アイドルcollection』p.93.
- ^ "所沢市制施行70周年を記念して2020年11月3日(火・祝)初電車から所沢駅の発車メロディを「となりのトトロ」および「さんぽ」に変更します!" (PDF) (Press release). 西武鉄道/所沢市. 17 September 2020. 2020年9月17日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2020年11月5日閲覧。
- ^ “所沢駅ロータリーに『となりのトトロ』のモニュメントを設置(10月27日発表) ”. 所沢市ホームページ. 所沢市. 2020年11月5日閲覧。
- ^ 当初の市が考案したデザイン案では「クスノキの上でオカリナを吹くイメージ」だったが、宮崎駿から「クスノキをなくし、いきなりネコバスを登場させた方が良い」との助言を受け、変更された。
- ^ “所沢に「トトロ」お目見え 駅前ロータリーで除幕式 市内在住の宮崎監督、ジブリ公認”. 東京新聞. (2020年11月5日). オリジナルの2020年11月4日時点におけるアーカイブ。
- ^ kinro_ntvのツイート(487570110358368256)
- ^ 『ロマンアルバムエクストラVol.69 となりのトトロ』(徳間書店)122頁
- ^ 映画「コクリコ坂から」のパンフレット(企画のための覚書「コクリコ坂から」について「港の見える丘」より)
- ^ 『ロマンアルバムエクストラVol.69 となりのトトロ』(徳間書店)122頁
- ^ 陣屋(3) - マイナビ女子オープン中継ブログ・2016年4月12日
- ^ kinro_ntvのツイート(487569313394462720)
- ^ 『ジブリはこうして生まれた。』
- ^ a b 伊崎純子「イマジナリー・コンパニオンとしての『となりのトトロ』」『白鴎女子短大論集』第30巻第1号、白鷗大学女子短期大学部、2006年、43-53頁、NAID 110006461216。
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- ^ 佐々木隆『「宮崎アニメ」秘められたメッセージ ~『風の谷のナウシカ』から『ハウルの動く城』まで~』ベストセラーズ、2005年。ISBN 9784584120828。
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- ^ よくある質問トトロのふるさと基金(2018年3月18日閲覧)
- ^ 「タレント・キャラクター消費者の好意度 麗しのオードリー不滅 イメージネット調査」『日経流通新聞MJ』2004年12月27日付、2面。
- ^ a b c 叶精二『宮崎駿全書』124頁。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa 叶精二『宮崎駿全書』122頁。
- ^ a b 叶精二『宮崎駿全書』125頁。
- ^ 『トトロ』DVDが前人未到600週ランクイン - オリコン 2013年6月26日
- ^ オリコンブルーレイディスク(BD)週間ランキング(30日付) - 毎日新聞デジタル 2012年7月25日
- ^ a b c d e f g h i j k l 2011年3月21日放送 日本テレビ 『スタジオジブリ物語』
- ^ [となりのトトロ]15回目の放送も14.2%の好視聴率 Archived 2016年11月7日, at the Wayback Machine. マイナビニュース 2016年11月7日発行、同日閲覧。
- ^ となりのトトロ:2年ぶり16回目の視聴率14.0% 根強い人気で高視聴率 MANTANWEB 2018年8月20日閲覧。
- ^ “「となりのトトロ」16・5% 17回目でも根強い人気 2年前の前回から2・5Pアップ”. スポーツニッポン. (2020年8月17日) 2020年8月18日閲覧。
関連項目
- 2005年日本国際博覧会 - サツキとメイの家を出展している。
- 土々呂駅
- 大分バス - 佐伯駅〜木浦鉱山線の沿線に「ととろ」バス停がある。
- 狭山丘陵(トトロの森)
- トイ・ストーリー3 - 大トトロ(ぬいぐるみ)が登場した。
- カーズ2 - サツキとメイという名の空港の受付嬢が登場する。
- トトロ (小惑星) - 本作品に由来して命名された小惑星「トトロ (10160 Totoro)」が存在する。
- 彼氏彼女の事情 - 1998年のTVアニメ(監督・庵野秀明)。11話Aパートにおいてトトロ好きの女子高生をいじるシーンに登場する。
外部リンク
- となりのトトロ - スタジオジブリ公式サイト
- となりのトトロ - 東宝WEB SITE
- となりのトトロ - 日本映画データベース
- となりのトトロ - allcinema
- となりのトトロ - KINENOTE
- となりのトトロ - MOVIE WALKER PRESS
- となりのトトロ - 文化庁日本映画情報システム
- となりのトトロ - 映画.com
- My Neighbor Totoro - オールムービー
- My Neighbor Totoro - IMDb
- SF MOVIE DataBank:となりのトトロ
- となりのトトロ - ウェイバックマシン(2012年7月12日アーカイブ分) - 金曜ロードSHOW!(2012年7月13日放送分)