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2021年11月10日 (水) 00:35時点における版

スズカコーズウェイ
2009年2月14日 京都競馬場
欧字表記 Suzuka Causeway
品種 サラブレッド
性別
毛色 栗毛
生誕 2004年3月22日(20歳)
登録日 2006年4月13日
抹消日 2013年1月6日
Giant's Causeway
フレンチリヴィエラ
母の父 フレンチデピュティ
生国 日本の旗 日本北海道静内町
生産者 グランド牧場
馬主 永井啓弍
調教師 橋田満栗東
伊藤圭三美浦北
競走成績
生涯成績 44戦6勝
獲得賞金 1億8261万4000円
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スズカコーズウェイ日本競走馬2009年京王杯スプリングカップを制している。馬名は冠名「スズカ」に父馬名の一部を足したもの。

戦績

2006年11月京都デビュー。2戦目に勝ち名乗りを上げると、3歳時にはNHKマイルカップダービー出走権を賭けトライアル競走への出走も行われたが成果は無くシーズンを終え、4歳となった翌2008年は5戦し未勝利に終わる。また2008年初頭には除外が相次ぎ思うようなローテーションを組めない1年となった。

2009年2月に久々の勝利を上げると5月には朱雀ステークスを勝ち条件馬から脱却しオープンへと昇級、中1週で臨んだ京王杯スプリングカップでは8番人気と評価を落とすも優勝、初の重賞タイトルを獲得しジャイアンツコーズウェイ産駒の国内重賞勝ち馬第1号となった。そして、本番の安田記念へ出走したが、見せ場がなく12着と大敗を喫した。その後、休養を挟んで9月セントウルステークスに出走したが、6着に敗れた。続く10月31日スワンステークスでは1番人気に推されたが、直線で伸び切れず5着に敗れた。本番のマイルチャンピオンシップでは終始後方のまま16着に終わった。続く12月20日阪神カップでは中団追走も伸び切れず7着に終わった。

2010年、緒戦の高松宮記念では当初騎乗予定だった武豊が落馬負傷のため古川吉洋に乗り替わり出走。後方から直線で外から追い込んでくるも6着に敗れた。続くマイラーズカップでは見せ場なく14着と大敗した。連覇がかかった京王杯スプリングカップでは好位追走も伸び切れず5着に敗れた。6月13日CBC賞では人気通りの8着に終わった。夏場の休養を挟み、初のダート戦となったペルセウスステークスでは最後方追走も伸びあぐねて7着、続く武蔵野ステークスでは後方追走も伸び切れず8着、阪神カップでは見せ場がなく人気通りの14着と大敗を喫した。

2011年、緒戦の京都金杯では後方追走も直線では全く伸びず13着と大敗した。休養を挟み8月14日北九州記念では終始後方のまま11着、続く京成杯オータムハンデキャップでは7着、富士ステークスでは10着に終わった。連闘で臨んだスワンステークスは終始後方のまま12着に敗れた。

2012年6月2日の障害未勝利から始動したが6着、続く7月1日の障害未勝利も6着に終わった。次走からは再び平地競走に戻ったが、その後4走してすべて2桁着順と振るわなかった。2013年1月6日付けで競走馬登録を抹消し、現役を引退。引退後は生まれ故郷のグランド牧場種牡馬となる[1]

種牡馬時代

2013年より種牡馬生活を開始。晩年の成績も大敗続きということで種牡馬としての人気は低く、初年度から種付け数は13・11・10と少なく、実際に競走馬として登録された馬も7・5・7と少なかった[2]。しかし初年度産駒の出来の良さが評判になり、4年目(2016年)の種付け数は61と劇的に増加。その評判に違わず初年度産駒の7頭中6頭が勝ち上がり、そのうちの一頭バンドオンザランが栄冠賞イノセントカップ優駿スプリントと地方重賞を3勝する活躍を見せた。

代表産駒

2014年産

  • バンドオンザラン(2016年栄冠賞、イノセントカップ、2017年優駿スプリント[3]

2016年産

2017年産

競走成績

年月日 競馬場 競走名 頭数 オッズ
(人気)
着順 騎手 斤量 距離(馬場) タイム
(上り3F)
タイム
勝ち馬/(2着馬)
2006 11. 12 京都 新馬 11 2.5 (1人) 3着 武豊 55 芝1400m(良) 1:25.4 (34.8) 0.2 キープユアアイズ
12. 2 阪神 未勝利 14 5.4 (2人) 1着 武豊 55 芝1600m(良) 1:37.0 (33.9) -0.1 (コンティネント)
2007 1. 7 中山 ジュニアC OP 8 3.8 (2人) 2着 柴田善臣 56 芝1600m(稍) 1:36.4 (34.9) 0.0 マイネルシーガル
1. 20 京都 若駒S OP 9 3.6 (2人) 7着 安藤勝己 56 芝2000m(良) 2:05.5 (34.3) 0.3 モチ
3. 18 阪神 さわらび賞 12 2.2 (1人) 1着 武豊 56 芝1600m(良) 1:34.2 (34.7) -0.2 (コンティネント)
4. 7 中山 ニュージーランドT JpnII 16 2.4 (1人) 4着 武豊 56 芝1600m(良) 1:34.2 (35.1) 0.3 トーホウレーサー
5. 5 京都 京都新聞杯 JpnII 15 6.8 (4人) 8着 安藤勝己 56 芝2200m(良) 2:14.4 (34.9) 0.9 タスカータソルテ
11. 10 東京 1000万下 13 3.3 (1人) 1着 武豊 56 芝1600m(稍) 1:35.9 (35.1) 0.0 (キングルーキー)
12. 1 阪神 GホイップT 15 2.8 (1人) 4着 S.パスキエ 57 芝1600m(良) 1:33.2 (35.6) 0.1 カネトシツヨシオー
12. 23 阪神 逆瀬川S 18 3.5 (2人) 8着 岩田康誠 56 芝1800m(稍) 1:48.6 (36.4) 0.6 パーフェクトジョイ
2008 1. 26 京都 伏見S 16 10.1 (6人) 6着 生野賢一 56 芝1400m(良) 1:23.4 (34.5) 0.1 テイエムノブシオー
3. 30 阪神 心斎橋S 18 13.2 (6人) 7着 芹沢純一 56 芝1400m(良) 1:22.0 (35.8) 0.5 エイジアンウインズ
4. 20 中山 卯月S 12 12.8 (4人) 3着 柴田善臣 57 芝1600m(良) 1:34.8 (34.9) 0.3 ドリーミーオペラ
5. 10 東京 晩春S 18 4.9 (2人) 3着 柴田善臣 57 芝1600m(稍) 1:35.5 (35.2) 0.2 マイネルポライト
6. 8 東京 湘南S 16 4.2 (2人) 3着 武豊 57 芝1600m(良) 1:34.4 (33.8) 0.1 トップオブツヨシ
2009 1. 24 京都 乙訓特別 15 3.0 (1人) 2着 武豊 57 芝1400m(良) 1:22.7 (35.4) 0.1 アマノチェリーラン
2. 14 京都 宇治川特別 12 1.5 (1人) 1着 武豊 57 芝1400m(重) 1:23.3 (35.3) -0.1 (ウィズディクタット)
3. 7 阪神 武庫川S 16 9.7 (3人) 2着 川田将雅 56 芝1600m(良) 1:35.3 (34.7) 0.4 ヒカルオオゾラ
3. 29 阪神 心斎橋S 18 1.8 (1人) 4着 芹沢純一 57 芝1400m(良) 1:21.6 (35.3) 0.2 ボストンオー
5. 2 京都 朱雀S 18 2.7 (1人) 1着 武豊 57 芝1600m(良) 1:33.3 (33.6) -0.2 (ダンツホウテイ)
5. 16 東京 京王杯SC GII 18 14.3 (8人) 1着 後藤浩輝 57 芝1400m(良) 1:20.6 (33.7) 0.0 (トウショウカレッジ)
6. 7 東京 安田記念 GI 18 43.7 (7人) 12着 後藤浩輝 58 芝1600m(良) 1:34.9 (36.5) 1.4 ウオッカ
9. 13 阪神 セントウルS GII 15 16.0 (7人) 6着 後藤浩輝 58 芝1200m(良) 1:08.5 (34.4) 0.7 アルティマトゥーレ
10. 31 京都 スワンS GII 18 5.7 (1人) 5着 後藤浩輝 58 芝1400m(良) 1:20.7 (34.1) 0.4 キンシャサノキセキ
11. 22 京都 マイルCS GI 18 24.3 (9人) 16着 後藤浩輝 57 芝1600m(良) 1:34.2 (33.9) 1.0 カンパニー
12. 20 阪神 阪神C GII 18 23.6 (13人) 7着 藤岡康太 57 芝1400m(良) 1:20.9 (35.2) 0.5 キンシャサノキセキ
2010 3. 28 中京 高松宮記念 GI 18 97.6 (15人) 6着 古川吉洋 57 芝1200m(良) 1:08.8 (34.3) 0.2 キンシャサノキセキ
4. 17 阪神 マイラーズC GII 18 18.2 (8人) 14着 浜中俊 58 芝1600m(良) 1:34.0 (34.7) 1.1 リーチザクラウン
5. 15 東京 京王杯SC GII 17 19.6 (7人) 5着 浜中俊 58 芝1400m(良) 1:20.3 (33.2) 0.5 サンクスノート
6. 13 京都 CBC賞 GIII 18 14.0 (8人) 8着 浜中俊 57 芝1200m(稍) 1:09.6 (34.1) 0.7 ヘッドライナー
10. 9 東京 ペルセウスS OP 16 8.3 (5人) 7着 武豊 58 ダ1400m(稍) 1:24.2 (36.1) 0.8 ダノンカモン
11. 14 東京 武蔵野S GIII 16 27.8 (10人) 8着 吉田豊 57 ダ1600m(良) 1:37.3 (35.6) 0.7 グロリアスノア
12. 18 阪神 阪神C GII 17 110.0 (14人) 14着 藤岡佑介 57 芝1400m(良) 1:21.4 (34.1) 1.1 キンシャサノキセキ
2011 1. 5 京都 京都金杯 GIII 16 75.9 (12人) 13着 古川吉洋 56 芝1600m(良) 1:35.4 (35.2) 2.0 シルポート
8. 14 小倉 北九州記念 GIII 16 35.9 (10人) 11着 武豊 56 芝1200m(良) 1:07.8 (34.0) 0.6 トウカイミステリー
9. 11 中山 京成杯AH GIII 14 63.5 (11人) 7着 北村宏司 56 芝1600m(良) 1:32.4 (35.5) 0.5 フィフスペトル
10. 22 東京 富士S GIII 17 103.5 (15人) 10着 三浦皇成 57 芝1600m(不) 1:35.8 (35.7) 0.8 エイシンアポロン
10. 29 京都 スワンS GII 18 118.0 (14人) 12着 池添謙一 57 芝1400m(良) 1:20.9 (34.0) 1.5 リディル
2012 6. 2 阪神 障害未勝利 9 4.7 (2人) 6着 北沢伸也 60 障2970m(良) 3:22.4 2.7 シゲルタック
7. 1 中京 障害未勝利 8 4.4 (3人) 6着 北沢伸也 60 障3000m(良) 3:23.0 2.4 モズハリケーン
10. 8 東京 ペルセウスS OP 16 147.5 (14人) 16着 横山典弘 58 ダ1400m(良) 1:26.3 (38.4) 2.8 ガンジス
11. 18 東京 霜月S OP 16 192.9 (15人) 16着 武士沢友治 55 ダ1400m(重) 1:24.8 (36.2) 2.2 エーシンウェズン
12. 23 阪神 ギャラクシーS OP 16 307.9 (16人) 10着 北村友一 58 ダ1400m(重) 1:23.7 (35.4) 1.2 ガンジス
2013 1. 5 京都 京都金杯 GIII 16 241.3 (16人) 14着 北村友一 54 芝1600m(良) 1:35.0 (34.8) 1.5 ダノンシャーク

血統表

スズカコーズウェイ血統 (血統表の出典)[§ 1]
父系 ストームキャット系

Giant's Causeway
1997 栗毛
父の父
Storm Cat
1983 黒鹿毛
Storm Bird Northern Dancer
South Ocean
Terlingua Secretariat
Crimson Saint
父の母
Mariah's Storm
1991 鹿毛
Rahy Blushing Groom
Glorious Song
Immense Roberto
Imsodear

*フレンチリヴィエラ
French Riviera
1999 栗毛
*フレンチデピュティ
French Deputy
1992 栗毛
Deputy Minister Vice Regent
Mint Copy
Mitterand Hold Your Peace
Laredo Lass
母の母
Actinella
1990 鹿毛
Seattle Slew Bold Reasoning
My Charmer
Aeturas *マナード
Amiel
母系(F-No.) (FN:16-h) [§ 2]
5代内の近親交配 Northern Dancer 4×5=9.38%、Bold Ruler 5×5=6.25% [§ 3]
出典
  1. ^ [7]
  2. ^ [7]
  3. ^ [7]

脚注

  1. ^ スズカコーズウェイ号が競走馬登録抹消”. 日本中央競馬会 (2013年1月6日). 2013年1月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年1月8日閲覧。
  2. ^ スズカコーズウェイ”. JBIS. 2017年11月1日閲覧。
  3. ^ バンドオンザランの競走成績”. netkeiba. 2017年11月1日閲覧。
  4. ^ スズカユース”. JBIS. 2020年6月14日閲覧。
  5. ^ ニュータウンガール”. JBIS. 2020年6月14日閲覧。
  6. ^ プリモジョーカー”. JBIS. 2020年6月14日閲覧。
  7. ^ a b c 血統情報:5代血統表|スズカコーズウェイ”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2019年10月22日閲覧。

外部リンク