静内町
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しずないちょう 静内町 | |||||
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廃止日 | 2006年3月31日 | ||||
廃止理由 |
新設合併 三石町・静内町→新ひだか町 | ||||
現在の自治体 | 新ひだか町 | ||||
廃止時点のデータ | |||||
国 | 日本 | ||||
地方 | 北海道地方 | ||||
都道府県 | 北海道 日高支庁 | ||||
郡 | 静内郡 | ||||
市町村コード | 01605-5 | ||||
面積 | 801.51 km2 | ||||
総人口 |
22,592人 (住民基本台帳人口、2005年12月末日) | ||||
隣接自治体 |
浦河町、三石町、新冠町、 中札内村、大樹町 | ||||
町の木 | エゾヤマザクラ | ||||
町の花 | エゾヤマツツジ | ||||
静内町役場 | |||||
所在地 |
〒056-8650 北海道静内郡静内町御幸町3丁目2番50号 | ||||
座標 | 北緯42度20分29秒 東経142度22分07秒 / 北緯42.34128度 東経142.36858度座標: 北緯42度20分29秒 東経142度22分07秒 / 北緯42.34128度 東経142.36858度 | ||||
ウィキプロジェクト |
静内町(しずないちょう)は、北海道の日高支庁管内に設置されていた町。 町名の由来は、アイヌ語の「スッナイ」(祖母の沢)もしくは「ストゥナイ」(ぶどうづるの沢)といわれる。
町内には牧場が多数所在しており、トウショウボーイ、サクラチヨノオー、ウイニングチケット、ウオッカなど多くの競走馬を輩出している。
地理
[編集]日高支庁沿岸中部に位置する。南西部は太平洋に面し、北東部には日高山脈を抱える。静内川の河口に市街地が広がる。
- 山:笹山 (806 m)、イドンナップ岳 (1752 m)、ナメワッカ岳 (1799 m)、カムイエクウチカウシ (1979 m)、1839峰 (1842 m)、ハンベツ山 (1337 m)、シビチャリ山 (1627 m)、ペテカリ岳 (1736 m)、中ノ岳 (1519 m)、ピセナイ山 (1028 m)、ペラリ山 (719 m)
- 河川:静内川、古川、新沼津川(しんぬつがわ)
- 湖沼:静内湖、高見湖、東の沢湖(すべてダム湖)
隣接していた自治体
[編集]沿革
[編集]- 1871年(明治3年)徳島藩筆頭家老稲田家の旧家臣546人が元静内に上陸
- 1881年 静内戸長役場が設置される
- 1909年 静内郡下下方村(しもげぼう)、上下方村(かみげほう)、中下方村(なかげほう)、遠仏村(とおぶつ)、碧蘂村(るべしべ)、市父村(いちぶ)、幕別村(まくんべつ)、捫別村(もんべつ)、目名村(めな)、農家村(のや)、有良村(うら)、春立村(はるたち)、婦蟹村(ふかに)、佐妻村(さめ)、音江村(おとえ)、遠別村(とおべつ)が合併、二級町村制施行、静内郡静内村
- 1924年(大正13年)一級町村制が施行される
- 1931年 町制施行、静内町
- 1950年(昭和25年)静内町開基80周年記念式典が挙行される。町章が制定される。
- 1970年 静内町100年記念式典が挙行される
- 1990年(平成2年)静内町120年記念式典が挙行される
2003年1月から、新冠町、三石町と合併を協議し、当初は市に昇格予定で、新市名称は「ひだか市」に決定していたが、その後新冠町から合併の時期の延期申し入れがあり、2004年12月7日をもって3町による合併協議は休止される事になった。
その後、三石町と新たに協議会を設置し、新町名を新ひだか町、合併期日を2006年3月31日とすることで合意、2005年3月22日に合併協定書に調印した。3月25日には両町議会で、7月1日には北海道議会で合併関連議案が可決され、8月19日には総務大臣が官報に告示、これにより静内町の歴史に終止符が打たれた。
合併に合わせて、新たに日高郡が設置されることになった。
地名の変遷
[編集]- 1924年 下下方、中下方、上下方(統合) → (大字)静内村
- 1934年 以下のように再編。
- 静内村 → 神森、本町、吉野町、御幸町、古川町、中野、駒場
- 有良 → 入船町、真歌、浦和
- 遠仏 → 田原
- 碧蘂 → 豊畑
- 市父、幕別(統合) → 御園
- 農家(分割) → 高見、農屋
- 捫別 → 東静内
- 婦蟹 → 川合
- 佐妻 → 西川
- 音江、遠別(統合) → 東別
- 1955年 古川町から青柳町が分立。
- 1976年 本町、吉野町、御幸町、古川町、青柳町、中野、駒場、入船町の各町を再編。
- → 本町、吉野町、ときわ町、御幸町、こうせい町、古川町、緑町、青柳町、中野町、旭町、清水丘、入船町、海岸町、木場町、末広町、山手町、高砂町、花園、柏台、駒場の各町が成立。
姉妹都市・提携都市
[編集]海外
[編集]国内
[編集]経済
[編集]基幹産業は酪農。その他に競走馬の育成・生産、漁業、林業なども行われる。
教育
[編集]- 高等学校
- 特殊教育学校
- 北海道平取養護学校静内ペテカリの園分校
- 中学校
- 静内、静内第二、静内第三
- 小学校
- 高静、静内、東静内、川合、春立、山手、桜丘
交通
[編集]鉄道
[編集]バス
[編集]- 道南バス
- ジェイ・アール北海道バス 高速えりも号のみ
道路
[編集]名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
[編集]- 御殿山遺跡
観光
[編集]- ウインズ静内 (日本中央競馬会静内場外勝馬投票券発売所)
- 競走馬のふるさと日高案内所
- 二十間道路の桜並木(日本の道100選、北海道遺産)
- 静内温泉
- お登背の碑
- 静内町アイヌ民俗資料館
祭事
[編集]- しずない桜まつり
作品
[編集]TVドラマ
[編集]映画
[編集]小説
[編集]漫画
[編集]- じゃじゃ馬グルーミン★UP! (小学館「週刊少年サンデー」1994-2000年) 作者:ゆうきまさみ
- 蒼太の包丁 (実業之日本社「週刊漫画サンデー」→「漫画サンデー」2003-2013年) 原作:末田雄一郎、作画:本庄敬
舞台は東京だが主人公の北丘蒼太が静内町出身である。そのため、北海道の回想場面がよく出てくる。
出身の有名人
[編集]- 石川セン - 宗教家
- 大野克之 - 新ひだか町長
- 岡田史子 - 漫画家
- 河原亜依 - シンガーソングライター
- 下川みくに - 歌手
- 大道寺小三郎 - みちのく銀行・元会長
- 東原玉造 - 元国営競馬騎手、調教師
- 橋本輝雄 - 元中山競馬倶楽部・日本競馬会・国営競馬・日本中央競馬会騎手、元調教師
- 矢野幸夫 - 元日本競馬会・国営競馬騎手、元調教師、馬の整体師
関連項目
[編集]- 庚午事変 - 稲田家家臣が静内町に移住するきっかけになったと言われる。徳島藩蜂須賀家家臣と筆頭家老・稲田家家臣との争い。刑法上最後の切腹者を出した。
- シャクシャインの戦い - シベチャリ(静内)のアイヌ首長シャクシャインを中心に、和人に対してアイヌが武装蜂起した戦い。
- 日本の道100選
- 北海道の廃止市町村一覧
外部リンク
[編集]- 静内町公式ホームページ - 閉鎖。(2008年4月16日時点のアーカイブ)
- 静内町・三石町合併協議会