コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

「度会郡」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
タグ: モバイル編集 モバイルウェブ編集 改良版モバイル編集
Cewbot (会話 | 投稿記録)
1行目: 1行目:
{{半保護}}
{{半保護}}
{{Pathnavbox|
<div class="pathnavbox">
*{{Pathnav|令制国一覧|東海道|伊勢国}}
*{{Pathnav|令制国一覧|東海道|伊勢国}}
*{{Pathnav|日本|近畿地方|三重県}}
*{{Pathnav|日本|近畿地方|三重県}}
}}
</div>
[[ファイル:Mie_Watarai-gun.png|frame|三重県度会郡の範囲(1.玉城町 2.度会町 3.大紀町 4.南伊勢町 薄緑:後に他郡から編入した区域 薄黄:後に他郡に編入された区域)<ref>但し、隣接する多気郡との境界変更は未反映</ref>]]
[[ファイル:Mie_Watarai-gun.png|frame|三重県度会郡の範囲(1.玉城町 2.度会町 3.大紀町 4.南伊勢町 薄緑:後に他郡から編入した区域 薄黄:後に他郡に編入された区域)<ref>但し、隣接する多気郡との境界変更は未反映</ref>]]
'''度会郡'''(わたらいぐん)は、[[三重県]]([[伊勢国]])の[[郡]]。
'''度会郡'''(わたらいぐん)は、[[三重県]]([[伊勢国]])の[[郡]]。

2021年9月6日 (月) 03:30時点における版

三重県度会郡の範囲(1.玉城町 2.度会町 3.大紀町 4.南伊勢町 薄緑:後に他郡から編入した区域 薄黄:後に他郡に編入された区域)[1]

度会郡(わたらいぐん)は、三重県伊勢国)の

人口38,413人、面積651.1km²、人口密度59人/km²。(2024年11月1日、推計人口

以下の4町を含む。

郡域

1879年明治12年)に行政区画として発足した当時の郡域は、上記4町から大紀町の一部(錦)を除き、伊勢市の全域および志摩市の一部(磯部町桧山・磯部町栗木広・磯部町山原)と多気郡明和町の一部(大淀・有爾中の各一部・明星字妻ヶ広)を加えた区域にあたる。

現在の南伊勢町は、かつて志摩国英虞郡の一部であったが、天正10年(1582年)に伊勢国の守護大名北畠氏により本郡に編入された。

歴史

幕末の知行
知行 村数 村名
幕府領 幕府領(信楽代官所) 2村 小林村、上条村
幕府領(山田奉行 2町
9村
横輪村、下村、上村、土路西条村、菖蒲村、床ノ木村、植山新開、有滝村、樫原村、宇治町[2]、山田町[2]
藩領 紀伊和歌山藩 1町
119村
14浦
8竈
大倉村、上野村、津村、佐八村、神薗村、棚橋村、当津村、立岡村、岡出村、中楽村、久保村、野村、宮古村、中角村、岩出村、平生村、大久保村、上田辺村、●田宮寺村[3]、蚊野村、吉祥寺村、別所村、谷村、坂本村、岡村、田間村、中須村、佐田村、大野木村、山岡村、小社村、曽根村、川端村、粟野村、昼田村、矢野村、妙法寺村、新村、長更村、上地村、富岡村、牧戸村、南鮠川村、鮠川村、上久具村、下久具村、野篠村、東原村、積良村、●山神村[3]、勝田村、葛原村、門前村、井倉村、湯田村、長原村、坂井村、麻加江村、田口村、注連指村、黒坂村、野原村、野添村、打見村、金輪村、古里村、藤村、神原村、三瀬川村、船木村、阿曽村、柏野村、注連小路小屋、崎村、笠木木屋新田、錦木屋、駒村、間弓村、川口村(現・大紀町)、中野村、米ヶ谷村、川口村(現・度会町)、柑子垣内村、栗原村、中ノ郷村、日向村、五ヶ町村、奥河内村、木越村、火打石村、駒ヶ野村、小萩村、柳村、市場村、脇出村、川上村、中村(現・度会町)、和井野村、押淵村、始神村、斎田村、伊勢路村、内瀬村、船越村、五ヶ所浦、切原村、飯満村、泉村、神津佐村、栗木広新田、山原村、檜山村、下津浦村、木谷村、中津浜浦、宿浦、田曽浦、相賀浦、相賀竈、礫浦、迫間浦、大江村、道行竈、大方竈、円座村、阿曽浦、道方村、慥柄浦、贄浦、奈屋浦、東宮村、河内村、赤崎竈、村山村、神前浦、方座浦、小方竈、栃木竈、古和浦、棚橋竈、新桑竈、田丸城下[4]
志摩鳥羽藩 2村 東大淀村、村松村
和歌山藩・鳥羽藩 2村 野依村、小俣村
幕府領・藩領 幕府領(山田)・和歌山藩 1村 柏村[5]
幕府領(山田)・鳥羽藩 1村 中郡村
その他 伊勢神宮 28村 西村、荘村、三津村、溝口村、江村、山田原村、今一色村、神社村[6]、竹ヶ鼻村、小木村、下野村、馬瀬村、大湊村、中村(現・伊勢市)、楠部村、一宇田村、朝熊村、鹿海村、松下村、黒瀬村、神田村、久志本村、田尻村、通村、高向村、長屋村、新開村、王中島村
伊勢神宮領・和歌山藩 3村 下田辺村、世古村、野後村
伊勢神宮領・幕府領(山田) 1村 一色村[7]
久志本式部領[8] 1村 ●磯村
  • 慶応4年
  • 明治元年(1868年) - 神社村が改称して神社港となる。(4町168村14浦8竈)[10]
  • 明治2年
  • 明治4年
  • 明治初年(4町170村14浦8竈)
    • 小社村・曽根村が合併して小社曽根村となる。
    • 神田村・久志本村が合併して神田久志本村となる。
    • 中村(現・伊勢市)が改称して北中村となる。
  • 明治6年(1873年) - 奥河内村・木越村が合併して小川村となる。(3町169村14浦8竈)
  • 明治7年(1874年)(3町168村14浦8竈)
    • 吉祥寺村・別所村が合併して玉川村となる。
    • 寒川村が改称して田丸村となる。
  • 明治8年(1875年) - 南鮠川村が鮠川村に、注連小路小屋が柏野村に、柑子垣内村が川口村(現・度会町)に、相賀竈が相賀浦に、赤崎竈が赤崎浦にそれぞれ合併。(3町165村14浦6竈)
  • 明治9年(1876年)(3町160村14浦6竈)
    • 4月18日 - 第2次府県統合により三重県の管轄となる。
    • 伊勢外宮領前山郷の一部(通称・六合村)より勢田村が起立。
    • 古里村・藤村が合併して永会村となる。
    • 駒村・間弓村・川口村(現・大紀町)・中野村・米ヶ谷村が合併して大内山村となる。
    • 黒坂村が野原村に合併。
  • 明治11年(1878年) - 笠木木屋新田・錦木屋が崎村に合併。(3町158村14浦6竈)
  • 明治12年(1879年
    • 2月5日 - 郡区町村編制法の三重県での施行により、行政区画としての度会郡が発足。郡役所が宇治山田町[11]に設置。
    • 中村(現・度会町)が改称して南中村となる。
  • 明治15年(1882年)(4町156村14浦6竈)
    • 田丸村が改称して田丸町となる。
    • 中郡村が多気郡中大淀村に合併。
  • 明治22年(1889年) - 世古村の一部が多気郡有爾中村に合併。

町村制以降の沿革

1.宇治山田町 2.神社町 3.大湊町 4.田丸町 5.東二見村 6.西二見村 7.宮本村 8.沼木村 9.四郷村 10.浜郷村 11.御薗村 12.豊浜村 13.北浜村 14.小俣村 15.有田村 16.東外城田村 17.城田村 18.下外城田村 19.内城田村 20.中川村 21.七保村 22.滝原村 23.柏崎村 24.大内山村 25.島津村 26.吉津村 27.鵜倉村 28.中島村 29.一之瀬村 30.小川郷村 31.穂原村 32.南海村 33.五ヶ所村 34.宿田曽村 35.神原村(紫:伊勢市 桃:志摩市 赤:玉城町 橙:度会町 黄:大紀町 緑:南伊勢町)
  • 明治22年(1889年4月1日 - 町村制の施行により、以下の町村が発足。(4町31村)
    • 宇治山田町 ← 宇治町[12]、山田町[13](現・伊勢市)
    • 神社町 ← 神社港、竹ヶ鼻村、小木村、下野村、馬瀬村(現・伊勢市)
    • 大湊町(大湊村が単独町制。現・伊勢市)
    • 田丸町 ← 田丸町、佐田村、下田辺村、上田辺村(現・玉城町)
    • 東二見村 ← 松下村、江村、三津村(現・伊勢市)
    • 西二見村 ← 山田原村、溝口村、荘村、西村、今一色村(現・伊勢市)
    • 宮本村 ← 勢田村、旭村、藤里村、前山村、大倉村、佐八村、津村(現・伊勢市)
    • 沼木村 ← 円座村、神薗村、上野村、横輪村、上村、下村、菖蒲村、床ノ木村(現・伊勢市)
    • 四郷村 ← 北中村、楠部村、一宇田村、朝熊村、鹿海村(現・伊勢市)
    • 浜郷村 ← 黒瀬村、神田久志本村、田尻村、通村、一色村(現・伊勢市)
    • 御薗村 ← 高向村、長屋村、新開村、王中島村、上条村、小林村(現・伊勢市)
    • 豊浜村 ← 磯村、野依村、樫原村、土路西条村、植山新開(現・伊勢市)
    • 北浜村 ← 有滝村、村松村、東大淀村、柏村、野村(現・伊勢市)
    • 小俣村(単独村制。現・伊勢市)
    • 有田村 ← 湯田村、新村(現・伊勢市)、井倉村(現・玉城町、多気郡明和町)、長更村、中楽村、久保村、妙法寺村、岡村、谷村、門前村、坂本村、玉川村、世古村(現・玉城町)
    • 東外城田村 ← 東原村、蚊野村、野篠村、矢野村、積良村、山神村、田宮寺村、勝田村(現・玉城町)
    • 城田村 ← 上地村、中須村、川端村(現・伊勢市)
    • 下外城田村 ← 宮古村、岡出村、富岡村、小社曽根村、山岡村、中角村、岩出村、昼田村(現・玉城町)、粟野村(現・伊勢市)
    • 内城田村 ← 葛原村、大野木村、棚橋村、牧戸村、平生村、大久保村、立岡村、鮠川村、当津村、田間村、上久具村、下久具村(現・度会町)
    • 中川村 ← 長原村、坂井村、麻加江村、田口村、注連指村(現・度会町)
    • 七保村 ← 野原村、野添村、金輪村、永会村、打見村、神原村(現・大紀町)
    • 滝原村 ← 三瀬川村、船木村、野後村、阿曽村(現・大紀町)
    • 柏崎村 ← 柏野村、崎村(現・大紀町)
    • 大内山村(単独村制。現・大紀町)
    • 島津村 ← 新桑竈、棚橋竈、古和浦、栃木竈、小方竈、方座浦(現・南伊勢町)
    • 吉津村 ← 村山村、神前浦、河内村(現・南伊勢町)
    • 鵜倉村 ← 東宮村、奈屋浦、贄浦、慥柄浦(現・南伊勢町)
    • 中島村 ← 道方村、大江村、道行竈、阿曽浦、大方竈(現・南伊勢町)
    • 一之瀬村 ← 南中村、川上村、脇出村、市場村、和井野村、小萩村、柳村(現・度会町)
    • 小川郷村 ← 駒ヶ野村、小川村、火打石村、日向村、栗原村、五ヶ町村、中ノ郷村、川口村(現・度会町)
    • 穂原村 ← 押淵村、始神村、斎田村、伊勢路村、内瀬村(現・南伊勢町)
    • 南海村 ← 迫間浦、相賀浦、礫浦(現・南伊勢町)
    • 五ヶ所村 ← 船越村、中津浜浦、五ヶ所浦、切原村、飯満村(現・南伊勢町)
    • 宿田曽村 ← 宿浦、田曽浦(現・南伊勢町)
    • 神原村 ← 泉村、神津佐村、下津浦村、木谷村(現・南伊勢町)、栗木広新田、檜山村、山原村(現・志摩市)
  • 明治30年(1897年9月1日 - 郡制を施行。
  • 明治39年(1906年)9月1日 - 宇治山田町が市制施行して宇治山田市となり、郡より離脱。(3町31村)
  • 明治41年(1908年5月1日 - 東二見村・西二見村が合併して二見町が発足。(4町29村)
  • 大正12年(1923年)4月1日 - 郡会が廃止。郡役所は存続。
  • 大正15年(1926年7月1日 - 郡役所が廃止。以降は地域区分名称となる。
  • 昭和3年(1928年11月3日 - 小俣村が町制施行して小俣町となる。(5町28村)
  • 昭和15年(1940年2月11日(7町26村)
    • 滝原村が町制施行して滝原町となる。
    • 五ヶ所村が町制施行して五ヶ所町となる。
  • 昭和16年(1941年5月5日 - 神社町が宇治山田市に編入。(6町26村)
  • 昭和18年(1943年12月1日 - 大湊町・宮本村・浜郷村が宇治山田市に編入。(5町24村)
  • 昭和29年(1954年9月10日 - 吉津村が町制施行して吉津町となる。(6町23村)
  • 昭和30年(1955年
    • 1月1日 - 豊浜村・北浜村・城田村・四郷村が宇治山田市に編入。宇治山田市は即日改称して伊勢市となる。(6町19村)
    • 2月11日 - 神原村が分割。五ヶ所町・穂原村・南海村・宿田曽村および神原村の一部(泉・神津佐・下津浦・木谷)が合併して南勢町が発足。神原村の残部(檜山・栗木広・山原)が志摩郡磯部村に編入。磯部村は即日的矢村と合併して磯部町が発足。(6町15村)
    • 4月1日(6町8村)
      • 吉津町・島津村・鵜倉村・中島村が合併して南島町が発足。
      • 沼木村が伊勢市に編入。
      • 小川郷村・内城田村・一之瀬村・中川村が合併して度会村が発足。
    • 4月10日 - 有田村が分割。田丸町・東外城田村および有田村の一部(長更・世古・門前・坂本・谷村・玉川・岡村・妙法寺・中楽・久保および字妻ヶ広を除く井倉)が合併して玉城町が発足。有田村の残部(湯田・新村および井倉字妻ヶ広)が小俣町に編入。(6町6村)
  • 昭和31年(1956年9月30日(6町4村)
    • 滝原町・七保村が合併して大宮町が発足。
    • 下外城田村が玉城町に編入。
  • 昭和32年(1957年
    • 2月1日 - 柏崎村が北牟婁郡錦町と合併して度会郡紀勢町が発足。(7町3村)
    • 4月1日 - 玉城町の一部(粟野)が伊勢市に編入。(8町2村)
  • 昭和43年(1968年)1月1日 - 度会村が町制施行して度会町となる。(8町2村)
  • 平成17年(2005年
    • 2月14日 - 大宮町・紀勢町・大内山村が合併して大紀町が発足。(7町1村)
    • 10月1日 - 南勢町・南島町が合併して南伊勢町が発足。(6町1村)
    • 11月1日 - 伊勢市・二見町・小俣町・御薗村が合併し、改めて伊勢市が発足。(4町)

変遷表

自治体の変遷
明治22年以前 明治22年4月1日 明治22年 - 大正15年 昭和1年 - 昭和19年 昭和20年 - 昭和64年 平成1年 - 現在 現在
宇治山田町 明治39年9月1日
市制
宇治山田市 宇治山田市 昭和30年1月1日
改称
伊勢市
平成17年11月1日
伊勢市
伊勢市
神社町 神社町 昭和16年5月5日
宇治山田市に編入
大湊町 大湊町 昭和18年12月1日
宇治山田市に編入
宮本村 宮本村
浜郷村 浜郷村
四郷村 四郷村 四郷村 昭和30年1月1日
宇治山田市に編入
豊浜村 豊浜村 豊浜村
北浜村 北浜村 北浜村
城田村 城田村 城田村
沼木村 沼木村 沼木村 沼木村 昭和30年4月1日
伊勢市に編入
東二見村 明治41年5月1日
二見町
二見町 二見町
西二見村
御薗村 御薗村 御薗村 御薗村
小俣村 小俣村 昭和3年11月3日
町制
小俣町 小俣町

有田村 有田村 有田村 昭和30年4月10日
小俣町に編入

昭和30年4月10日
玉城町
玉城町 玉城町 玉城町
田丸町 田丸町 田丸町
東外城田村 東外城田村 東外城田村
下外城田村 下外城田村 下外城田村 昭和31年9月30日
玉城町に編入
内城田村 内城田村 内城田村 昭和30年4月1日
度会村
昭和43年1月1日
町制
度会町 度会町
中川村 中川村 中川村
一之瀬村 一之瀬村 一之瀬村
小川郷村 小川郷村 小川郷村

神原村 神原村 神原村 昭和30年2月11日
志摩郡
磯部町の一部
平成16年10月1日
志摩市の一部
志摩市

昭和30年2月11日
南勢町
南勢町 平成17年10月1日
南伊勢町
南伊勢町
五ヶ所村 五ヶ所村 昭和15年2月11日
町制
宿田曽村 宿田曽村 宿田曽村
穂原村 穂原村 穂原村
南海村 南海村 南海村
吉津村 吉津村 吉津村 昭和29年9月10日
町制
昭和30年4月1日
南島町
島津村 島津村 島津村 島津村
鵜倉村 鵜倉村 鵜倉村 鵜倉村
中島村 中島村 中島村 中島村
滝原村 滝原村 昭和15年2月11日
町制
昭和31年9月30日
大宮町
平成17年2月14日
大紀町
大紀町
七保村 七保村 七保村
大内山村 大内山村 大内山村 大内山村
柏崎村 柏崎村 柏崎村 昭和32年2月1日
紀勢町
北牟婁郡
錦村
北牟婁郡
錦村
昭和15年11月10日
町制

行政

歴代郡長
氏名 就任年月日 退任年月日 備考
1 明治12年(1879年2月5日
大正15年(1926年)6月30日 郡役所廃止により、廃官

脚注

  1. ^ 但し、隣接する多気郡との境界変更は未反映
  2. ^ a b 宇治町は伊勢神宮内宮、山田町は伊勢神宮外宮の門前町。無高のため「旧高旧領取調帳」には記載なし。それぞれ宇治会合・山田三方が自治を行っていたが、公事裁判・警備は山田奉行が行った。本項では便宜的に山田奉行の管轄とした。
  3. ^ a b 寺社領は後に度会県が管轄。
  4. ^ 無高のため「旧高旧領取調帳」には記載なし。本項では便宜的に1町に数える。
  5. ^ 幕府領も後に和歌山県が管轄。
  6. ^ 本村以下21村は石高不明のため「旧高旧領取調帳」には記載なし。
  7. ^ 幕府領の鶴松新田のみ記載。伊勢神宮領は石高不明のため「旧高旧領取調帳」には記載なし。
  8. ^ 伊勢神宮首位祠宮度会氏分系。
  9. ^ 4月25日(1868年6月15日)とする資料もあるが、ここでは「角川日本地名大辞典」の記述によった。
  10. ^ 本項では便宜的に1町に数える。
  11. ^ 宇治山田町は明治22年(1889年)の発足のため、前身の町に設置されたと見られるが、「角川日本地名大辞典」の度会郡の項の記述のままとした。
  12. ^ この時点では宇治館町、宇治今在家町、宇治中ノ切町、宇治浦田町、宇治桜木町、宇治中ノ町、宇治古市町、宇治久世戸町が存在。
  13. ^ この時点では山田倭町、山田尾上町、山田岡本町、山田岩淵町、山田吹上町、山田河崎町、山田船江町、山田一ノ木町、山田豊川町、山田田中中世古町、山田宮後町、山田一志久保町、山田大世古町、山田曽祢町、山田八日市場町、山田下中ノ郷町、山田常磐町、山田浦口町、山田二俣町、山田辻久留町、山田中島町、山田宮川町が存在。

参考文献

  • 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 編『角川日本地名大辞典』 24 三重県、角川書店、1983年6月1日。ISBN 4040012402 
  • 旧高旧領取調帳データベース

関連項目