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2021年4月4日 (日) 13:35時点における版
声優アワード | |
---|---|
受賞対象 | 最も印象に残る声優 |
国 | 日本 |
主催 | 声優アワード実行委員会 |
初回 | 2007年 |
公式サイト | https://www.seiyuawards.jp/ |
声優アワード(せいゆうアワード)は、日本の声優関連の賞である。年1回、声優アワード実行委員会が選定する優秀な声優に与えられる賞で、毎年3月に授賞式が開催される。
概要
2006年が「外画放送開始50周年」にあたることを記念して、声優業界の発展と人材育成の場として同年度に創設された。創設時に日本音声製作者連盟の理事長と声優アワード実行委員長を務めていた南沢道義は、この賞の目的を「子供達の憧れとして人気職業の上位に位置し、世界中のアニメファンからも評価されだした“声優”。その文化活動をオフィシャルに顕彰する声優アワードの設立は、声優という職の持つ意味をあらためて見つめ直す意味がある。また、その顕彰によって良質な日本語版製作を堅持し、言語の文化を次世代へ繋ぐよい機会になるだろう」と説明している[1]。
主演男優・女優賞、助演男優・女優賞、新人男優・女優賞、歌唱賞、パーソナリティ賞、特別功労賞および功労賞、シナジー賞に加え、第2回より富山敬賞、第3回より海外ファン賞、第4回よりキッズファミリー賞、第5回より高橋和枝賞、第6回より最多得票賞・声優アワード特別賞が追加、第7回で海外ファン賞が廃止となり、第13回よりMVS(Most Valuable Seiyu)、外国映画・ドラマ賞、ゲーム賞、インフルエンサー賞が追加され[2]、計16部門20賞が授与される。
第3回までは全賞とも授賞式の際に受賞者の発表が行われたが、第2群(海外ファン賞は除く。後述)は第4回から第9回まで、第1群は第6回から第9回まで、それぞれ公式サイト上にて先行して発表されるようになった。第10回は授賞式の際に第2群のキッズファミリー賞を含む、第1群の受賞者の発表が行われた。第11回は授賞式の際に第2群の特別賞を含む、第1群の受賞者の発表が行われた。第12回は授賞式の際に第2群のシナジー賞・キッズファミリー賞・特別賞を含む、第1群の受賞者の発表が行われた。第13回は授賞式の際に(旧)第2群のキッズファミリー賞と特別賞を含む(旧)第1群とこの回から新設された4部門の受賞者の発表が行われた。第14回は授賞式の際に事前に発表された(旧)第2群の特別功労賞・功労賞・富山敬賞・高橋和枝賞を除いて、(旧)第2群のシナジー賞・キッズファミリー賞・特別賞と(旧)第1群、それに、第13回から新設された4部門の受賞者の発表が行われた。第15回は事前に発表された(旧)第2群の特別功労賞・富山敬賞・高橋和枝賞・シナジー賞を除いて、(旧)第2群の功労賞・キッズファミリー賞・特別賞と(旧)第1群、それに、第13回から新設された4部門の受賞者の発表が行われることになっている。
授賞式の模様は第2・3回はBS11、第7・8・11回はTOKYO MXで放送。また、第4回からは超!A&G+(生ワイド番組内を含む)でも生中継されている。第8・9回は文化放送(AM1134Khz)、超!A&G+で全受賞者発表特番が配信されていた。第10回は超!A&G+で授賞式を生中継で完全配信する予定だったが主演男優賞と大会総評のみ配信されないトラブルが生じた[注 1]。第11・12回は超!A&G+で授賞式を生中継で配信して、こちらの方は配信時間内(18時 - 19時30分)に収まった。第13回は超!A&G+で18時から20時、&CAST!!!で18時から授賞式終了までそれぞれ配信された[3]。しかし、第14回は超!A&G+で18時から20時、AG-ON Premiumで18時から授賞式終了までそれぞれ配信される[4]予定だったが、AG-ON Premiumのみ配信は取りやめとなり、超!A&G+のみの配信となった。
主演男優・女優賞・パーソナリティ賞の受賞者は授賞式後、文化放送『A&G 超RADIO SHOW〜アニスパ!〜』→『A&G TRIBAL RADIO エジソン』[注 2][5]、歌唱賞の受賞者は『A&Gメディアステーション こむちゃっとカウントダウン』[注 3]に生出演している。
2020年3月7日に行われる予定だった第14回の授賞式の場合、2020年2月18日の発表段階では新型コロナウイルスの流行による感染の防止により、レセプション・パーティーは取りやめとした上で、授賞式に出席する方も受賞者以外は、「最低限の関係者」のみの出席にとどめるようにすることになっていたが[6]、2020年2月26日の夜になって、実行委員会が新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、授賞式に加え、新人発掘オーディションの最終審査の中止を明らかにした[7]。その為、受賞者の発表は3月7日18時から2時間にわたって、超!A&G+で配信される『文化放送 超!A&G+スペシャル 第十四回声優アワード受賞者発表スペシャル』の中で行なわれた[7]。その後、新人発掘オーディションはインターネット上の審査に変更された[8]。その後、日を改めて行うことになっていた「トロフィー授与式」も、この度の新型コロナウイルスの感染状況を受け、慎重に調整と検討をした結果、中止となった[9]。
また、第15回(2020年度)の場合は、最初から授賞式の予定を入れず、2021年3月6日18時から2時間にわたって超!A&G+で配信される『文化放送 超!A&G+スペシャル 第十五回 声優アワード 受賞者発表スペシャル』において、受賞者が発表されることになった[10][11]。また、新人発掘オーディションは、前回に続いて、最終審査はオンラインという形で行われることになった[10]。
授賞概要
声優アワードは、当初、「7つの部門を設け各々の定義に従って選定・評価・贈賞する」ものとされていたが[12]、第2回で富山敬賞、第3回で海外ファン賞、第4回でキッズファミリー賞、第5回で高橋和枝賞、第6回で最多得票賞、声優アワード特別賞の2部門がそれぞれ設けられ、第7回で海外ファン賞が廃止となり12部門となっていた。その後、第13回からMVS (Most Valuable Seiyu) 、外国映画・ドラマ賞、ゲーム賞、インフルエンサー賞の4部門が設けられた[2]。
第13回から設けられた「外国映画・ドラマ賞」と「ゲーム賞」は、それぞれ歴史のある分野ながら、顕彰することが少なかった「吹き替え」と「ゲーム」に焦点を当て、その2つの分野で活躍した声優を顕彰するために設けられたもの[2]。
また、同じく第13回から設けられた「インフルエンサー賞」は、このところ、暮らしに影響を与えているSNS(ソーシャル・ネットワーク・システム)にも焦点を当て、声優界で「最も影響力のある人(インフルエンサー)」を顕彰するために設けられたもの[2]。
選考方式
第1回 - 第12回
第1回から第12回は各部門、一般投票をもとに候補者の一次選出を行う第1群と、選考委員会にて顕彰される特別賞などの第2群の2種類に分けて選考が行われていた。
第1群は主演男優・女優賞、助演男優・女優賞、新人男優・女優賞、歌唱賞、パーソナリティ賞、最多得票賞の6部門9賞である。受賞者数は第1回では当初各賞とも1名ずつと定めたが、結果として複数の受賞者を出し第2回では定めていない。部門における男優・女優の性別は作品中(声を演じるキャラクター)の性別ではなく、声優自身の性別である。第1回では第1群の各賞は一般投票による一次選出が行われた後、選考委員会がさらに候補者を絞る二次選出が行われ最終的に選考委員会の審議により受賞者を決定していた。第2回から第5回までは各投票サイト・施設にて行われた一般投票での得票を各媒体ごとに集計し、その結果をもとに最終選考へのノミネート者を決定。その後、選考委員会による二次選考によって最終的な受賞者を決定していた。第6回から第12回まではそれに加えて、中央選考委員会を設けて、ノミネート者決定、選考委員会によって決定する受賞者、そして、その結果を精査・確認する中央選考委員会の3段階の審査で、最終的な受賞者を決定していた[13]。
第2群は特別功労賞および功労賞、シナジー賞、富山敬賞、キッズファミリー賞、高橋和枝賞、声優アワード特別賞の6部門7賞である。各部門ごとの受賞者数は、第1回から特に定めていない。第2群の賞については実行委員会が長年の功績をもとに受賞者を推薦し、その結果を選考委員会で承認することにより決定していた。
第13回以降
第13回から、第1群と第2群の区分を廃止し、それぞれの部門とも、実行委員会と選考委員会による選考に変更された[14]。選考の手順として、各種メディアの反響とデータを基に実行委員会と選考委員会が受賞者を選出する[2]。その後、中央選考委員会による精査を経て、正式に受賞者を決する[15]。
ただし、MVS (Most Valuable Seiyu) については、一般投票(インターネット・ツイッター)で受賞者を決する[16]。段取りとしては、一般投票の結果を集計したうえで、中央審査委員会による精査を経て、MVSが決定される[15]。なお、これについては、第1回から第12回までの投票の方法について、回数を重ねていくうちに、受賞部門が増えていったことに加え、その一般投票を受け付けていたメディア(媒体)が多岐に渡った結果「わかりづらさ」が生じ、投票をしない人が多くいたため、「より身近に、どなたでも簡単に投票していただける」という目的のもと、投票の内容を「シンプルにわかりやすく」刷新したもの[2]。
各賞
(旧)第1群
- 主演男優・女優賞
- その年に発表された作品の中で、主演として演じた声優に贈られる。
- 助演男優・女優賞
- その年に発表された作品の中で、サブキャラクターあるいは助演として演じた声優に贈られる。
- 第2回までは「サブキャラクター男優・女優賞」という名称だった。第3回から現在の名称となった。
- 新人男優・女優賞
- 原則としてデビューして5年以内であり、対象期間中に新人賞を取るにふさわしい活躍をした声優に贈られる。
- 歌唱賞
- 声優自身の名前、もしくは作品中の役名で歌唱を発表している声優に贈られる。
- パーソナリティ賞
- 声優自身の名前、もしくは作品中の役名でラジオ・インターネットラジオ・テレビ・その他の媒体の番組でパーソナリティや司会として活躍した声優に贈られる。
(旧)第2群
- 特別功労賞
- 故人の中で、長年にわたり多くのジャンル(外画を含む)において活躍した役者および作品に贈られる。第9回以降は年度中に逝去した声優を顕彰する形式に変更されているが、特別功労賞の枠自体は廃止されていない。
- 功労賞
- 長年にわたり多くのジャンル(外画を含む)において活躍した役者および作品に贈られる。
- シナジー賞
- 声優の魅力を十分に発揮した作品に贈られる。ただし、必ずしも年度中に製作された作品に贈られるとは限らず、過去に放送された作品が選出される年もある。
- 富山敬賞
- 第2回から新設された賞で、その1年間の間、最も「声優という職業を各メディアを通じて多く広めた男性」に贈られる。
- 第4回までは男女共通の賞だったが、第5回から高橋和枝賞の新設に伴い男性限定の賞となった。
- キッズ・ファミリー賞
- 第4回から新設された賞で、「子どもたちの目線でもっとも魅力的な声優」に選ばれた人物に贈られる。
- 高橋和枝賞
- 第5回から新設された賞で、その1年間の間、最も「声優という職業を各メディアを通じて多く広めた女性」に贈られる。
- 声優アワード特別賞
- 第6回から新設された賞で、上記のいずれの賞にも該当しないものの、表彰すべき特別な活動をした人物に贈られる。
第13回から設けられた賞
- 外国映画・ドラマ賞[17]
- その年に発表された外国映画・ドラマで活躍した声優に贈られる。
- ゲーム賞[17]
- その年に発表されたゲームコンテンツで活躍した声優に贈られる。
- インフルエンサー賞[17]
- その年にSNS(ソーシャル・ネットワーク・サービス)によって、印象を残した声優に贈られる。
- MVS〈Most Valuable Seiyu〉[17]
- 声優・アニメファンが「最も活躍した声優」だと思った声優に投票する形式でこの賞を決する。
過去の賞
- 海外ファン賞(第2群)
- 第3回から第6回まで実施され、海外の人たちの視点で選ばれた人物に贈られていた賞だった。第7回からは海外からの投票も一般投票に統合されたため、「海外ファン賞」という独自の枠は廃止となった[18]。
- 最多得票賞
- 第6回から新設された賞で、一般投票で賞のカテゴリーを問わず、最も「多くの票数を集めた方」に贈られる。第7回までは第2群の部門賞となっていたが、第8回から第1群の部門賞になった。しかし、第11回以降は実施されなくなった。
開催期間
回次(年度[注 4]) | 一般投票期間 | 授賞式 |
---|---|---|
第1回 (2006年度) |
2006年(平成18年)10月21日 - 2007年(平成19年)1月10日 | 2007年(平成19年)3月3日 |
第2回 (2007年度) |
2007年(平成19年)10月20日 - 2008年(平成20年)1月15日 | 2008年(平成20年)3月8日 |
第3回 (2008年度) |
2008年(平成20年)10月1日 - 2009年(平成21年)1月1日 | 2009年(平成21年)3月7日 |
第4回 (2009年度) |
2009年(平成21年)10月1日 - 2010年(平成22年)1月1日 | 2010年(平成22年)3月6日 |
第5回 (2010年度) |
2010年(平成22年)10月22日 - 2011年(平成23年)1月1日 | 2011年(平成23年)3月5日 |
第6回 (2011年度) |
2011年(平成23年)11月1日 - 11月30日 | 2012年(平成24年)3月3日 |
第7回 (2012年度) |
2012年(平成24年)10月1日 - 11月30日 | 2013年(平成25年)3月2日 |
第8回 (2013年度) |
2013年(平成25年)10月1日 - 11月30日 | 2014年(平成26年)3月1日 |
第9回 (2014年度) |
2014年(平成26年)10月1日 - 11月30日 | 2015年(平成27年)3月7日 |
第10回 (2015年度) |
2015年(平成27年)10月1日 - 11月30日 | 2016年(平成28年)3月12日 |
第11回 (2016年度) |
2016年(平成28年)10月1日 - 11月30日 | 2017年(平成29年)3月18日 |
第12回 (2017年度) |
2017年(平成29年)10月1日 - 11月30日 | 2018年(平成30年)3月3日 |
第13回 (2018年度) |
2018年(平成30年)8月1日 - 9月30日[注 5] | 2019年(平成31年)3月9日 |
第14回 (2019年度) |
2019年(令和元年)8月1日 - 9月30日[注 6] | 2020年(令和2年)3月7日 |
第15回 (2020年度) |
2020年(令和2年)9月15日 - 10月31日[注 7] | 2021年(令和3年)3月6日 |
歴代受賞者
(旧)第1群の歴代受賞者
(旧)第2群の歴代受賞者
シナジー賞・特別賞の括弧内は代表登壇者。
回次 | 特別功労賞 | 功労賞 | シナジー賞 | 富山敬賞 | 海外ファン賞 | キッズ・ ファミリー賞 |
高橋和枝賞 | 特別賞 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
第1回 (2006年度) |
富山敬 | 大平透 池田昌子 小原乃梨子 向井真理子 |
『ポケットモンスター』 (松本梨香) |
- | - | - | - | - |
第2回 (2007年度) |
城達也 | 野沢那智 羽佐間道夫 来宮良子 |
『仮面ライダー電王』 (関俊彦、遊佐浩二、てらそままさき、鈴村健一) |
古谷徹 | ||||
第3回 (2008年度) |
武藤礼子 | 内海賢二 富田耕生 永井一郎 |
『鉄腕アトム』 (清水マリ、水垣洋子、勝田久) |
山寺宏一 | 福山潤 | |||
第4回 (2009年度) |
高橋和枝 | 玄田哲章 杉山佳寿子 田中信夫 |
『機動戦士ガンダム』 (古谷徹、池田秀一) |
水樹奈々[注 10] | 斎賀みつき | 水田わさび | ||
第5回 (2010年度) |
野沢那智 | ささきいさお 鈴木弘子 矢島正明 |
『名探偵コナン』 (高山みなみ) |
小山力也 | 沢城みゆき | 竹内順子 | 田中真弓 | |
第6回 (2011年度) |
小林修 滝口順平 渡部猛 |
麻生美代子 肝付兼太 |
『イナズマイレブン』シリーズ (竹内順子、寺崎裕香) |
堀内賢雄 | 櫻井孝宏 | 大谷育江 | 戸田恵子 | 『絵本読み聞かせキャラバン隊』 (中尾隆聖) 川上とも子 |
第7回 (2012年度) |
青野武 | 近石真介 野沢雅子 |
『タツノコプロ50周年』 (大平透、森功至、岡本茉利、小原乃梨子) |
三ツ矢雄二 | (統合廃止) | 田中真弓 | 緒方恵美 | (該当なし) |
第8回 (2013年度) |
内海賢二 来宮良子 |
キートン山田 納谷六朗 |
『ガールズ&パンツァー』 (渕上舞) |
三木眞一郎 | 比嘉久美子 | 三石琴乃 | 『それいけ!アンパンマン』 (戸田恵子、中尾隆聖) | |
第9回 (2014年度) |
(実施せず) [注 11] |
大竹宏 白石冬美 |
『妖怪ウォッチ』 (戸松遥、関智一) |
大塚明夫 | 小桜エツコ | 高島雅羅 | 『Wake Up, Girls!』 (吉岡茉祐、田中美海、青山吉能) | |
第10回 (2015年度) |
千々松幸子 中村正 野村道子 |
『ちびまる子ちゃん』 (TARAKO) |
森久保祥太郎 | ピエール・コフィン[注 12] | 井上喜久子 | 『A応P』 | ||
第11回 (2016年度) |
小林清志 清水マリ 堀絢子 |
『君の名は。』 | 中尾隆聖 | 『ペット』キャスト一同 | 島本須美 | のん | ||
第12回 (2017年度) |
片岡富枝 増岡弘 |
『怪盗グルーのミニオン大脱走』 (スチュアート) |
チョー | (該当者なし) | 冨永みーな | リカちゃん誕⽣50周年 松谷孝征 | ||
第13回 (2018年度) |
緒方賢一 京田尚子 |
『ポプテピピック』 (ポプ子、ピピ美) |
山口勝平 | TARAKO | かないみか | 『ちびまる子ちゃん』 | ||
第14回 (2019年度) |
矢田稔 高坂真琴 |
『鬼滅の刃』 | 水島裕 | 『ムーミン谷のなかまたち』キャスト一同 | 深見梨加 | ぴえろ40周年 鈴木拡樹 | ||
第15回 (2020年度) |
津嘉山正種 増山江威子 |
プレミア音楽朗読劇『VOICARION IX 帝国声歌舞伎~信長の犬~』 | 関俊彦 | 中川里江 | 榊原良子 | 『鬼滅の刃』[注 13] |
第13回から設けられた賞の歴代受賞者
回次 | 外国映画・ドラマ賞 | ゲーム賞 | インフルエンサー賞 | MVS〈Most Valuable Seiyu〉 |
---|---|---|---|---|
第13回 (2018年度) |
森川智之 甲斐田裕子 |
東山奈央 | 南條愛乃 | 神谷浩史 |
第14回 (2019年度) |
山寺宏一 田中敦子 |
酒井広大 | 宮野真守 | |
第15回 (2020年度) |
山路和弘 小宮和枝 |
(該当者なし) | 小岩井ことり | 下野紘 |
実行団体等
- 第13回時点
- 主催
- 声優アワード実行委員会
- 共催
- KADOKAWA[注 14]、文化放送、小学館、小学館集英社プロダクション[注 15]
- 協賛
- アミューズメントメディア総合学院、学校法人東放学園、東京アナウンス学院、日本工学院専門学校、日本工学院八王子専門学校、日本デザイナー学院九州校、日本芸術専門学校、アニプレックス、エイベックス・ピクチャーズ、エー・ティー・エックス他
- 後援
- 経済産業省、東京都、日本音声製作者連盟、日本動画協会、コンピュータエンターテインメント協会、衛星放送協会
- 協力
- 日本声優事業社協議会、日本俳優連合、ドワンゴ、TSUTAYA、Rocket Base LLC
関連商品
ドラマCD
こゑこひ 〜あなたの声に恋してる〜 第1回声優アワード記念作品 | |
---|---|
ドラマCD | |
発売元 | ドワンゴ・エージー・エンタテインメント |
レーベル | BinaryMixx Records(BMCA-1001) |
発売日 | 2007年10月19日 |
収録時間 | 64分24秒 |
話数 | 全5話+キャストクレジットトーク |
枚数 | 1枚 |
テンプレート - ノート |
- 『こゑこひ 〜あなたの声に恋してる〜』(第1回声優アワード記念作品)
第1回の主演・サブキャラクター・新人賞受賞者10人による、オムニバス形式のドラマCD(2007年10月19日発売)。
- ドラマ「Still live, still love」(福山潤、小清水亜美)
- ドラマ「Fool's Present」(石田彰、朴璐美)
- ドラマ「あの日の海へ」(宮田幸季、平野綾)
- ドラマ「一番近くの恋」(柿原徹也、鹿野優以)
- ドラマ「万華鏡」(森田成一、後藤邑子)
- キャストクレジットトーク
ポストカード
第2回の主演・サブキャラクター・新人・シナジー賞受賞者のうち、釘宮理恵を除く13人(主演賞は1人2枚。シナジー賞は4人集合)が写っているものとサインカード・インデックス(目録)カードが入っているポストカード(2008年(平成20年)3月29日発売)。
DVD
第2回の受賞者の公式インタビュー映像を始め控え室や舞台裏、受賞パーティーでの様々な様子、東京国際アニメフェアの声優アワードステージでのトークの模様を収録したDVD(2008年10月1日発売)。
新人発掘オーディション
新しい人材の育成を目指して、オーディションを行っている。声優アワード第1回(2007年)から毎年行われている。オーディションに合格した者は、声優事務所に養成所特待生として所属することができる。 第13回は最終審査の模様を&CAST!!!で生配信された[3]。また、第14回には、この新人発掘オーディションで、アプリゲーム『オンエア!』とコラボレーションした、coly賞が設けられ、そのcoly賞を受賞した者には、『オンエア!』のオリジナルストーリーの新キャラクターの声優としての登場権が与えられる[20][21]。2020年3月7日に開催予定だった新人発掘オーディションの場合は、インターネット上において、「自己PR」と「テキストリーディング」をあらかじめ収録した動画をインターネット上に非公開という形で、アップロードを行い、31社の声優事務所が動画を見て審査を行った結果、参加した35名のうち、24名が合格を勝ち取った[8]。2020年度は、前回に続いてオンラインという形で行われることになっている[10]。
- 合格者(主な活躍者)
- 第1回 阿久津加菜[注 16]、小笠原早紀、大関英里、鷹野晶
- 第2回 中澤まさとも、中嶋アキ、中嶋ヒロ、三上枝織
- 第3回 青木瑠璃子
- 第4回 島形麻衣奈、土師亜文
- 第6回 岩川拓吾
- 第7回 鴨池彩乃、石井孝英
- 第8回 小松昌平
- 第9回 拝師みほ[22]、織江珠生、すずきももこ
- 第10回 桐日菜華[23]、馬鳥尚悟[23][24]、生形真弓[23]
- 第11回 金田真秀[25]、西本のどか[25]、三川華月[25]、山田香帆[25]
- 第12回 越後友理[26]、佐竹雪乃[27]、田頭美緒[28]
- 第13回 大野海夏太[29]、高橋尚子[30]、成橋円[31]
脚注
注釈
- ^ あらかじめ通常の土曜日17時 - 18時の30分×2番組と18時 - 19時の30分×2番組は別曜日のイレギュラー放送に振り替えられて特番中継の放送枠を配信する枠を確保していた。
- ^ 主演男優賞は第5・7・8・11回(第5回は該当なし)、主演女優賞は第7 - 9回、パーソナリティ賞は第8回(該当なし)・第12回をそれぞれ除いて出演(第1・11回のパーソナリティ賞は当該番組のパーソナリティが自ら受賞)、第12回は新人賞の受賞者も出演。
- ^ 第6 - 12回・15回を除いて出演。
- ^ 各年度は第5回まで1月1日から12月31日、第6回から第12回までは前年12月1日から11月30日。
- ^ この回から設けられたMVS(Most Valuable Seiyu)の投票期間となる。
- ^ MVS(Most Valuable Seiyu)の投票期間となる。
- ^ MVS(Most Valuable Seiyu)の投票期間となる。
- ^ 選考に苦労し、第1回はサブキャラクター賞・新人賞共に複数名受賞になったことが公式ページに記されている。
- ^ 5年連続受賞となったことから、殿堂入り扱いとなった[19]。
- ^ 第5回から男性限定の賞となり女性は高橋和枝賞へ移行となったため、水樹は女性唯一の富山敬賞受賞者ということになった。
- ^ 年度内の物故者を顕彰。なお、第14回は2019年度の物故者の紹介に加え、2019年7月18日に発生した『京都アニメーション放火殺人事件』の死者とその遺族、負傷者を気遣うコメントを行った。
- ^ アメリカの3Dアニメ映画『ミニオンズ』の監督。作中に登場するミニオンたちの声を演じた。
- ^ 第15回(2020年度)は選考対象期間外ではあったが特別栄誉賞扱いでの受賞となった。
- ^ 第7回までは角川書店。
- ^ 第2回までは小学館プロダクション。
- ^ 2015年12月31日をもって声優業引退。
出典
- ^ 「「最も印象に残った声優」を表彰する「声優アワード」が制定 -一般投票も受け付け。歌唱賞やラジオ関連賞も」『AV watch』2006年10月20日。2020年1月9日閲覧。
- ^ a b c d e f “『第十三回 声優アワード』で4部門が新設! 「MVS」「外国映画・ドラマ賞」「ゲーム賞」「インフルエンサー賞」が登場”. アニメイトタイムズ. (2018年7月17日) 2018年7月21日閲覧。
- ^ a b 声優アワード実行委員会. “『第十三回 声優アワード』受賞者 先行発表!”. 声優アワード公式サイト. 2019年2月19日閲覧。
- ^ 「『第十四回 声優アワード』受賞者を先行発表! 功労賞に矢田稔さんと高坂真琴さん、 富山敬賞に水島裕さん、高橋和枝賞に深見梨加さん」『アニメイトタイムズ』2020年2月18日。2020年2月18日閲覧。
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関連項目
- 東京国際アニメフェア - 過去1年間に制作されたアニメ作品や、アニメ関係者を分野別に表彰する東京アニメアワードの授与などを実施。