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2021年1月17日 (日) 01:36時点における版
ヨコハマポートサイド地区(ヨコハマポートサイドちく、YOKOHAMA PORTSIDE)は、神奈川県横浜市神奈川区における再開発地区の愛称で、同区栄町(さかえちょう)の一部・金港町(きんこうちょう)の一部・大野町からなる。
概要
ヨコハマポートサイド地区は、その名の通り横浜港に面し、横浜駅「きた東口」A出口からペデストリアンデッキ「ベイクォーターウォーク」経由で徒歩2〜12分の位置にある。また、1階部分が横浜駅バスターミナル[注 1]であるそごう横浜店(横浜新都市ビル)と、1階部分が横浜シティ・エア・ターミナル(YCAT)で、マルイシティ横浜などが入居する横浜スカイビルのある出島地区とは、動く歩道が設置された「かもめ橋」で直結している。新田間川(あらたまがわ) [注 2]、帷子川(かたびらがわ)下流・港湾部(東京湾に接する)と、首都高速道路神奈川1号横羽線、国道1号(第二京浜)、国道15号(第一京浜)に囲まれ、横浜市中央卸売市場本場にも比較的近い。港湾部の水際線を挟んで対岸にはみなとみらい地区が望めるほか、地区内の一部からは横浜マリンタワーや横浜ベイブリッジを望むこともできる。
かつてこの一帯は、横浜駅に近い立地でありながら、ニチレイやトーヨーカネツなどの工場・倉庫が立ち並ぶ地区であった。しかし、1985年に都市計画道路「栄本町線」の整備計画が決定すると、これを契機として翌1986年には「ヨコハマポートサイド地区第二種市街地再開発事業」の都市計画が決定された[1]。1990年頃より「アート&デザインの街」をコンセプトとする再開発が始まり、幅員の広い歩道が確保された道路やペデストリアンデッキが整備されたほか、地区内の無電柱化が実施され、現在は、電柱・電線の無い広い空間にタワーマンションや高層オフィスビルなどが大空に向かってそびえ立つ光景が広がっている。
帷子川下流・港湾部沿いには、当地区へのゲートウェイ的存在である横浜ベイクォーターをはじめ、シーバス(水上バス)乗降場、ポートサイド公園、横浜ディスプレイミュージアムなどが立ち並び、主軸動線であるギャラリーロード(詳細は後述)の両側には、主としてタワーマンションが立ち並んでいる。横羽線沿いには、主にオフィスビルが立ち並んでいるほか、隣接して神奈川公園がある(「#地区内の施設」も参照)。これら各方面に向けて、横浜ベイクォーターの3階から栄本町線(みなとみらい大通り)を横断するペデストリアンデッキ「スカイウェイ」が整備されているほか、みなとみらい大通りを含む2つの道路を跨いで当地区内及び地区外を結ぶ「栄町グリーンウォーク」も設置された。いずれもエレベーターを備えたバリアフリー対応である。さらにポートサイド中央交差点付近からみなとみらい大通りのみなとみらい大橋が、当地区とみなとみらい地区とを結んでいる。タワーマンション群を中心として、生活に必要な様々な施設・機能が徒歩圏内にまとめられており、コンパクトシティ化されていることがこの地区の魅力のひとつである。
前述の開発コンセプトにもある通り、当地区内には現代アート作品や意匠を凝らした建造物などが数多く存在し、地区全体が芸術作品であると言っても過言ではない。横浜ベイエリアで行われる花火大会は、当地区内のあちこちから観賞することができ、当地区内にある結婚式場からは、結婚式のたびに教会の鐘の音(録音)が地区内に鳴り響くほか、色とりどりの風船が地区内を舞うこともあり、祝福感に満ちた非日常を味わうことが出来る。また、マンホールの蓋にはポートサイド地区のロゴマークの入ったものが用いられるなど、他の地区との差別化が図られている。さらに、当地区のタワーマンション群のうち、東京寄りから順にザ・ヨコハマタワーズ タワーイースト、ザ・ヨコハマタワーズ タワーウエスト、ヨコハマポートサイド・ロア壱番館、ナビューレ横浜 タワーレジデンスの4棟は夜間に屋上がライトアップされ、横浜ベイエリアの夜景に彩を添える存在となっている。
歴史
詳細は「横浜市都市整備局のページ」も参照。
- 1981年7月 - 「都心臨海部総合整備基本計画」を発表。
- 1985年12月 - 都市内幹線道路「栄本町線」の都市計画が決定する。
- 1986年
- 3月 - 「特定住宅市街地総合整備促進事業」が建設大臣(当時)に承認される。
- 12月 - 「ヨコハマポートサイド地区第二種市街地再開発事業」の都市計画が決定する。
- 1988年7月 - 「第二種市街地再開発事業の事業計画」が決定する(E-1〜3街区/約4.0ha/用途:業務・住宅・商業等)。
- 1989年
- 5月 - C-2街区:IDC横浜国際通信センター(現・ソフトバンクテレコム横浜国際通信センター)竣工。
- 12月 - ヨコハマポートサイド街づくり協定を締結する。「ヨコハマポートサイド街づくり協議会」設立。
- 1990年
- 1991年2月 - 帷子川水際公園(現・ポートサイド公園)の都市計画が決定する。
- 1992年12月 - D-2街区:アルテ横浜竣工。
- 1993年 - E-1街区:横浜クリエーションスクエア竣工。
- 1994年4月 - E-2街区:ヨコハマポートサイド・ロア壱・弐・参番館竣工。
- 1996年
- 1997年7月 - 栄本町線(みなとみらい大通り)が暫定開通する。
- 1998年
- 「ヨコハマポートサイドF-1街区第一種市街地再開発事業」開始(約2.0ha/用途:業務・住宅・商業等)。
- 3月 - ペデストリアンデッキ「スカイウェイA・Cルート」、横浜市営ポートサイド地下駐車場が竣工。宝川埋め立て事業が完了。
- 9月 - F-1街区第一種市街地再開発事業の都市計画が決定する。
- 1999年
- 3月 - D-3街区:ポートサイドサクラビル竣工。
- 11月 - ペデストリアンデッキ「スカイウェイA・Cルート」の暫定供用を開始。
- 2000年
- 4月 - ペデストリアンデッキ「スカイウェイBルート」竣工、供用開始。
- 12月 - ペデストリアンデッキ「栄町グリーンウォーク」竣工、供用開始。
- 2001年11月 - F-1街区:ザ・ヨコハマタワーズ タワー・ウエスト竣工。C-1街区:結婚式場「アート・グレイス・ポートサイド・ヴィラ」(暫定施設)開業。
- 2003年
- 3月 - 栄11街区:ポートサイドパーク竣工。
- 11月 - F-1街区:ザ・ヨコハマタワーズ タワー・イースト竣工。
- 2002年5月 - 栄本町線(みなとみらい大通り)が全面開通する。
- 2004年春 - F-2街区:アミティ横浜竣工。
- 2005年
- A-3、B-2街街区工事開始。
- 11月 - A-1街区:そごうパーキング館竣工。
- 2006年8月 - A-3街区:横浜ベイクォーター開業。
- 2007年2月 - A-3街区:ナビューレ横浜 タワーレジデンス竣工。
- 2008年
- 3月 - B-1街区:コンカード横浜竣工。
- 4月 - A-2街区:横浜イーストスクエア竣工。
- 5月 - B-2街区:パークタワー横濱ポートサイド竣工。
- 2009年
- 11月 - C-3街区:横浜ポートサイドプレイス タワーレジデンス竣工。
- 12月 - A-3街区:横浜ダイヤビルディング竣工。横浜駅とベイクォーターを結ぶペデストリアンデッキ「ベイクォーターウォーク」(横浜駅ポートサイド人道橋)供用開始。
- 2010年3月 - A-3街区:横浜ベイクォーターANNEX開業。B-2街区:横浜プラザビル竣工。
- 2011年4月 - B-1街区:大塚商会横浜ビル竣工。
- 2013年8月 - F-2街区:プレミスト横浜ポートサイド竣工。
- 2019年4月 - C-4街区:旧YCAT跡地にインターナショナル・スクールのホライゾン学園(鶴見区東寺尾)が移転・開校[3][4][5](詳細は後節)。
街区ごとの建物と用途
本節では地区内の建物と用途等を街区ごとに記述する。街区位置や開発状況等の詳細は「横浜市都市整備局のページ」を参照。
A街区
- A-1 そごうパーキング館
- A-2 横浜イーストスクエア(オフィスビル/低層部:店舗)
- A-3 三菱倉庫が商業・住居・業務の複合開発を行っている。
- ナビューレ横浜 タワーレジデンス(集合住宅)
- 横浜ベイクォーター(商業施設)
- シーバス横浜駅東口乗降場
- 横浜ダイヤビルディング(オフィスビル)
- 横浜ベイクォーターANNEX(商業施設)
B街区
- B-1
- コンカード横浜(オフィスビル/低層部:店舗・飲食店)
- 大塚商会横浜ビル(オフィスビル/低層部:店舗)
- B-2
- パークタワー横濱ポートサイド(集合住宅/低層部:店舗)
- 横浜プラザビル(オフィスビル/低層部:ショールーム)
- パナソニックリビングショウルーム横浜 (1F)
- 金港公園[6]
C街区
- C-1 アート・グレイス・ポートサイド・ヴィラ(結婚式場、※10年定借の暫定施設 )[注 3]
- C-2 ソフトバンクテレコム横浜国際通信センター(旧:IDC横浜国際通信センター)[7][8]
- C-3 横浜ポートサイドプレイス タワーレジデンス(集合住宅・オフィス/低層部:店舗・医院)
- C-4 ホライゾン学園(インターナショナル・スクール)(旧YCAT跡地、詳細は後節)
なお、C-1およびC-2街区は「ヨコハマポートサイド地区地区計画」の対象外となっている[2][11]。
D街区
- D-1 三菱重工ポートサイドビル(社宅)
- D-2 アルテ横浜(集合住宅/低層部:ショールーム店舗)
- 横浜ディスプレイミュージアム (1-2F)
- (アルテ横浜の建物デザインはマイケル・グレイブスによる[12])
- D-3 ポートサイドサクラビル(集合住宅・オフィス/低層部:店舗)
C街区からD-2街区の港湾部にはポートサイド公園がある[6]。
E街区
- E-1
- 横浜クリエーションスクエア (YCS)(オフィスビル/低層部:店舗・カフェ・三井住友銀行ATM)
- ヨコハマポートサイドレイナ(集合住宅/低層部:店舗・レストラン)
- E-2 ヨコハマポートサイド・ロア(以下の建物が2階レベルの人工地盤で接続[10])
- E-3
- ヨコハマポートサイドビル(オフィスビル)
- ファンテ(集合住宅)
- E-4 神奈川トヨタ Myxビル(オフィスビル/低層部:店舗)
- 神奈川トヨタ自動車株式会社本社
F街区
- F-1 ザ・ヨコハマタワーズ(集合住宅を中心に以下の建物がある)[13]
- タワーウエスト(集合住宅)
- タワーイースト(集合住宅)
- サウスコート(集合住宅/低層部:店舗)
- ポートサイドダイヤビル(業務棟)
- 横浜銀行中央市場支店 (1F)
- 店舗棟
- プラザ栄光生鮮館(店舗)
- タワーウエストとタワーイーストは、マンションの頂上部に各棟デザインの異なる、青と緑の王冠状のオブジェが設置されている。
- F-2
- アミティ横浜(集合住宅)
- プレミスト横浜ポートサイド(集合住宅)
栄街区
- 栄11 ポートサイドパーク(集合住宅)
当街区のみ、無電柱化が実施されていない。
各種施設・アート作品・イベント・観光
公共施設
- 神奈川警察署ポートサイド交番
- ポートサイド内郵便局(ヨコハマポートサイドロア弐番館1F)
- 横浜銀行中央市場支店(ポートサイドダイヤビル1F)
- 公園 当地区内及び隣接地には以下の3つの公園がある[6]。
- 横浜市営ポートサイド地下駐車場
商業施設(ショッピングモール)
- 横浜ベイクォーター - レストラン・ファーストフード店・ドラッグストア(薬局併設)・コンビニエンスストア・各種物販店など、約75店舗が出店。屋上にはベイエリアを一望できる「ベイガーデン」を設置。
- 横浜ベイクォーターANNEX(横浜ダイヤビルディング3F-6F) - コーヒーチェーン店・子供用室内プレイランド・各種物販店など、約25店舗が出店。3Fには、みずほ銀行と横浜銀行のATMを設置。
アート作品
当地区には、以下のような様々なアート作品が設置されている。なお、以下の他にもF-1街区のザ・ヨコハマタワーズに6人の作家による10個のパブリック・アートが設置されている。アート作品の詳細については当地区の街づくり協議会公式サイト内にある「Public Artのページ」を参照。
- 長谷川浩己作『横浜ポートサイド公園』(帷子川沿い) - 2001年グッドデザイン賞受賞作品[14]。
- エットーレ・ソットサス作『THE FAMILY』(E-2街区 広場)
- マイケル・グレイブス作『THE WINDOW』(C-2街区 ソフトバンクテレコム横浜国際通信センター壁面)
- エドガー・ホーネットシュレイガー作『シューベルク・プロジェクト』(E-2街区 ロア壱番館1階ロビー)
- 岡本敦生作『地殻から』(ギャラリーロード)、『dockyard -記憶体積』(ザ・ヨコハマタワーズ)の他、金港公園の石材作品[6]
ミュージアム・ショールーム
- 宮川香山 眞葛ミュージアム(ヨコハマポートサイドロア参番館1F)
- 横浜ディスプレイミュージアム(アルテ横浜1-2F)
- パナソニックリビングショウルーム横浜(横浜プラザビル1F)
イベント
- ヨコハマポートサイド アート縁日(毎年開催)[15]
- 横浜マラソン(毎年開催) - みなとみらい大橋の当地区側の橋上がスタート地点となっており、ランナー達が当地区内を走り抜ける。
- 箱根駅伝(毎年1月2日と翌3日開催) - 国道1号と国道15号がコースとなっているため、当地区から観戦可能である。なお、ペデストリアンデッキや歩道橋からの観戦は禁止されている。
撮影
- 『たったひとつの恋』(2006年)
- 『オー!マイ・ガール!!』(2008年)
など
ギャラリーロード
帷子川下流・港湾部沿いの市道高島台第306号線他は「ギャラリーロード」の愛称が付けられ、薄桃色の天然石敷きの歩道が整備され、モニュメントやアート作品などが設置されている。また車道と歩道との間に不規則に設置してある様々な形の石(岡本敦生による作品)は、解体された旧・横浜船渠ドック[注 4]から掘り起こされたものである[12]。道路の両側には、街路樹としてヤマモモが植樹されている [注 5]。
ギャラリーロードの途中から中央卸売場方面へ接続していた市場大橋(市場関係者専用)は、2011年の東日本大震災の際に損傷したため通行禁止となり、2013年から撤去工事が行われた[16]。元々、臨港大橋(臨港幹線道路のみなとみらい橋やコットン大橋)の完成後には市場大橋を撤去する計画となっていたものが、ようやく実施されるに至ったものである。橋の完全撤去後は、ギャラリーロードのスペースを十分確保できることから、当地区の開発当初からの計画(地区計画における整備方針[2])通り、今後、歩行者優先のコミュニティ道路としてギャラリーロードの再整備を行う方針となっている[17]。
道路の再整備および延伸計画
2015年には東高島駅北地区の再開発事業に関連して、この道路の整備方針と東高島駅北地区およびコットンハーバー地区方面への延伸計画が公表されている(既存の道路と延伸部分を合わせた延長約1.2kmを都市計画道路栄千若線として整備[18][19])。計画(2015年8月時点)では、当地区内は現状の片側2車線から片側1車線に変更して自転車も通れるように歩道を拡張するとしており、さらにその先は中央市場通りの上を立体交差して直進(貨物線である高島線沿いを通る)し、東高島駅北地区およびコットンハーバー地区方面と接続、都市計画道路東神奈川線[20]まで延伸し2014年度に策定された横浜市都心臨海部再生マスタープラン[21]における「横浜駅周辺地区」と「東神奈川臨海部周辺地区」を結ぶ地区幹線道路(全線片側1車線道路)とすることを想定している。この道路の整備により、現状では周辺地区とのアクセスに難があるコットンハーバー地区の状況の改善が期待されている。
-
ギャラリーロードにかつてあった市場大橋の入り口(2014年5月)、現在は同橋と共に撤去済み
-
市場大橋の撤去が完了し舗装されたギャラリーロード(2017年5月)
-
ギャラリーロード東端付近、現在は途切れているが将来的に北東のコットンハーバー地区方面に延伸予定(2017年5月)
横浜シティ・エア・ターミナル(YCAT)跡地の開発
1996年9月の移転(建物の完全閉鎖は2006年度[22])以来、旧YCAT(C-4街区)の建物がそのまま取り壊されずに残され、跡地(公園としての利用が計画されている一部エリアを除く)の利用については公共施設とする整備方針はあるものの具体的な土地活用方法は未定のままであった[17][23]。2014年12月に実施された民間事業者や学校法人などへのニーズ調査では、カフェやシェアオフィス、住宅展示場などの意見も出されており、横浜市では市民団体の交流の場や防災機能拠点の確保などを前提とした上で、2016年6月より事業者の公募を実施していたが[22]、同年12月になって市内のインターナショナル・スクール(鶴見区東寺尾にあるホライゾン学園[注 6]の横浜キャンパス)が当地に移転することが明らかとなった[3](同年12月1日より22年間の定期借地権設定契約[24])。
上記の移転計画(新規開発)が決定したことに伴い、翌2017年にこれまで残されていた旧YCATの建物を解体[3][4]。跡地には地盤を掘り下げた上で3階建ての校舎(屋上にグラウンドを整備)[注 7]を建設し[3][4]、2019年4月に開校している[5]。
交通
鉄道
- 横浜駅(当地区最寄り駅。東海道線で品川駅まで16分、東京駅まで26分。湘南新宿ライン特別快速で新宿まで30分。最も横浜駅に近い街区から徒歩約2分 [注 8]。ベイクォーターウォーク及び横浜ベイクォーター館内通路、スカイウェイで駅からポートサイド中央交差点まで直結。各ペデストリアンデッキには屋根が設置されている。)
- 神奈川駅(一部の街区の最寄り駅)
バス
- 横浜駅バスターミナル(そごう横浜店(横浜新都市ビル)1階。当地区から、かもめ橋経由で徒歩圏内。)
- 市内各方面、国内各方面
- 横浜シティ・エア・ターミナル(YCAT)(横浜スカイビル1階。当地区から、かもめ橋経由で徒歩圏内。)
- 羽田空港行(第1ターミナルまで所要約24分)
- 成田空港行(所要約85分)
- 神奈川公園前バス停(一部の街区の最寄りバス停。)
かつて存在したバス停
- ポートサイドバス停
- かつては、ポートサイド中央交差点からギャラリーロードを北東に30mほど進んだ地点にポートサイドバス停が存在し、ここを起終点に京浜急行バス141系統 パシフィコ横浜行が運行されていたが、2020年8月31日をもって路線廃止となり、みなとみらい地区との往来の利便性が損なわれた。このバスは土休祝日は100円バスであった。この廃止にともない、京急グループ本社前を走る京浜急行バスの自社路線は、高速バス以外は消滅した。なお、2002年1月31日までは横浜市営バスもポートサイドと横浜駅間で141系統を共同運行していた。旧ポートサイドバス停近くでギャラリーロードと交差するみなとみらい大通りには、横浜駅を起終点とする横浜市営バス48系統コットンハーバー循環線が運行されており、横浜駅方面からの一部区間は、141系統と同様にみなとみらい地区内と旧ポートサイドバス停付近を通過をするものの、いずれにもバス停が設置されておらず、廃止された141系統の代替とはなっていない。
- 横浜シティ・エア・ターミナル(YCAT)
- 1996年に横浜スカイビルに移転。詳細は前節。
航路
- シーバス横浜駅東口乗降場
- シーバス(横浜駅東口-山下公園)
道路
- 国道1号(第二京浜)
- 国道15号(第一京浜)
- 都市計画道路3・1・7号栄本町線(みなとみらい大通り)
- 都市計画道路3・3・52号栄千若線(ギャラリーロードの再整備・延伸/計画中)[18][19]
- 中央市場通り
- 市場大通り
- 首都高速神奈川1号横羽線 - 横浜駅東口出入口まで、最も近い街区から車で約1分。東神奈川出入口まで、最も近い街区から車で約2分。
周辺地域からの景観
-
みなとみらい地区・高島水際線公園より(2020年10月)
-
みなとみらい地区・高島水際線公園より。中央が結婚式場。(2020年10月)
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みなとみらい地区・高島水際線公園より。奥に見える3つのタワーマンションはコットンハーバー地区に位置する。(2011年12月)
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横浜市中央卸売市場本場方面より(2011年12月)
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コットンハーバー地区(山内埠頭・星野町)方面より(2011年12月)
脚注
注釈
- ^ 市内各方面への路線バスと全国各地への高速路線バスが発着する。
- ^ 帷子川分水路も兼ねている。
- ^ 2001年11月の開業だが、2020年11月時点でも営業が継続されており、契約期限が延長されている。
- ^ みなとみらい地区の辺りにはかつて旧横浜船渠のドックが複数あり、ランドマークタワーのドックヤードガーデン(第2号ドック)など復元保存されているものもあるが、中には解体されたドックもあった。ギャラリーロードを含む当地区の岡本敦生による石材作品群は、ランドマークタワー(みなとみらい中央地区)の建設時に解体されたドックの廃材を使用している。
- ^ 枯死したものが少なからずあるが、管理者である市による再植樹は行われておらず、切り株が放置されていたり、市民によって独自に花壇が作られている箇所もある。
- ^ 宮城県仙台市にはホライゾン学園仙台小学校を開校している。
- ^ 横浜市の方針通り、コミュニティースペースや防災機能拠点として防災備蓄庫なども備える。
- ^ 街区は、おおよそ横浜駅から近い順にA~F、栄となっている。
出典
- ^ ヨコハマポートサイド地区(横浜市都市整備局)
- ^ a b c ヨコハマポートサイド地区地区計画(横浜市都市整備局)
- ^ a b c d 国際学校が移転へ 旧YCAT跡地に 横浜市(神奈川新聞:カナロコ 2016年12月2日)
- ^ a b c 旧YCAT解体へ…(Path to the Journey:今日のポートサイド 2017年5月20日)
- ^ a b Horizon Japan International School(公式サイト)
- ^ a b c d ヨコハマポートサイド地区内の公園(街づくり協議会公式サイト)
- ^ “電話局写真館 ソフトバンクテレコム横浜国際通信センター”. 2013年7月13日閲覧。
- ^ “専用回線サービス契約約款” (PDF). ソフトバンクテレコム. p. 30. 2013年7月13日閲覧。
- ^ “神奈川横浜データセンター”. IDCフロンティア. 2013年7月13日閲覧。
- ^ a b c YOKOHAMA PORTSIDE:STRUCTURE(建造物)(街づくり協議会公式サイト)
- ^ C街区(その1)(Road to Nabeaure 2005年10月13日)
- ^ a b YOKOHAMA PORTSIDE:Public Art(街づくり協議会公式サイト)
- ^ ヨコハマポートサイドF-1街区第一種市街地再開発事業〈アーカイブ〉(新日鉄興和不動産)
- ^ Good Design Award 受賞対象一覧
- ^ ヨコハマポートサイド アート縁日 (pages/ヨコハマポートサイド-アート縁日/683038545057440) - Facebook
- ^ 横浜市 中央卸売市場本場の市場大橋撤去へ(建通新聞 2012年9月24日)
- ^ a b 公聴会における公述意見の要旨と市の考え方〈アーカイブ〉 (PDF) (ヨコハマポートサイド地区地区計画等に関する都市計画公聴会 平成23年(2011年) 8月21日)
- ^ a b 東高島駅北地区土地区画整理事業と関連する都市計画の決定及び変更を行いました! !〈アーカイブ〉 (PDF) (横浜市都市整備局都心再生課 平成29年(2017年)3月3日)
- ^ a b 東高島駅北地区関連の都市計画市素案説明会 (PDF) (横浜市建築局 平成28年 (2016年) 5月11日・15日開催)
- ^ 神奈川区の都市計画道路の優先整備路線 (PDF) (横浜市道路局 平成28年(2016年)3月版)
- ^ 横浜市都心臨海部再生マスタープラン(横浜市都市整備局 平成27年(2015年)2月)
- ^ a b 旧YCAT跡地活用へ 横浜市が民間事業者公募へ(神奈川新聞:カナロコ 2015年10月3日)
- ^ 旧YCAT建物は取り壊さないのですか〈アーカイブ〉(横浜市市民局:「市民の声」 2011年10月)
- ^ ヨコハマポートサイド地区C4街区事業者公募:二段階一般競争入札による事業用定期借地事業者公募について(横浜市都市整備局)
関連項目
- エキサイトよこはま22(横浜駅周辺大改造計画)
- 横浜駅
- ウォーターフロント
- 都市計画
- ポートサイド公園
- 横浜みなとみらい21
- コットンハーバー
- 神奈川新聞花火大会
- 横浜ベイブリッジ
外部リンク
- ヨコハマポートサイド(街づくり協議会公式サイト)
- ヨコハマポートサイド地区(横浜市都市整備局)
- 当地区の地区計画(横浜市都市整備局)
- 横浜ディスプレイミュージアム
- 宮川香山 眞葛ミュージアム
- シーバス