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** [[4月30日]] - radiko配信開始後1ヶ月間の総ストリーム数(1749万)・平均聴取時間(22分2秒)・radikoガジェットのダウンロード数(24万)と[[iOS (アップル)|iOS]]版([[iPhone]]向け)radiko公式アプリを[[アップル (企業)|アップル]]に申請した事を発表<ref>{{Cite press release |title= IPサイマルラジオ」(radiko.jp)開始1ヶ月の配信状況とiPhone対応について |publisher= IPサイマルラジオ協議会 |date= 2010-04-30 |url= http://radiko.jp/newsrelease/pdf/20100430_001_pressrelease.pdf |accessdate= 2020-03-29}}</ref><ref>{{Cite news|url= https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1004/30/news061.html |title= radiko公式iPhoneアプリ、近く公開へ |newspaper= ITmedia NEWS |publisher= アイティメディア |date= 2010-04-30 |accessdate= 2020-03-29 }}</ref>。
** [[4月30日]] - radiko配信開始後1ヶ月間の総ストリーム数(1749万)・平均聴取時間(22分2秒)・radikoガジェットのダウンロード数(24万)と[[iOS (アップル)|iOS]]版([[iPhone]]向け)radiko公式アプリを[[アップル (企業)|アップル]]に申請した事を発表<ref>{{Cite press release |title= IPサイマルラジオ」(radiko.jp)開始1ヶ月の配信状況とiPhone対応について |publisher= IPサイマルラジオ協議会 |date= 2010-04-30 |url= http://radiko.jp/newsrelease/pdf/20100430_001_pressrelease.pdf |accessdate= 2020-03-29}}</ref><ref>{{Cite news|url= https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1004/30/news061.html |title= radiko公式iPhoneアプリ、近く公開へ |newspaper= ITmedia NEWS |publisher= アイティメディア |date= 2010-04-30 |accessdate= 2020-03-29 }}</ref>。
** [[5月10日]] - iPhone版公式アプリの提供を開始<ref name="iphone">{{Cite news|url= https://av.watch.impress.co.jp/docs/news/366055.html |title= radiko.jpのiPhoneアプリが公開。番組表やメモ対応 -バックグラウンド再生対応。touchは非対応 |newspaper= AV Watch |publisher= インプレス |date= 2010-05-10 |accessdate= 2020-03-29 }}</ref><ref>{{Cite press release |title= iPhone版「radiko.jp」(radiko公式アプリ)について |publisher= IPサイマルラジオ協議会 |date= 2010-05-10 |url= http://radiko.jp/newsrelease/pdf/20100510_001_pressrelease.pdf |accessdate= 2020-03-29}}</ref>。
** [[5月10日]] - iPhone版公式アプリの提供を開始<ref name="iphone">{{Cite news|url= https://av.watch.impress.co.jp/docs/news/366055.html |title= radiko.jpのiPhoneアプリが公開。番組表やメモ対応 -バックグラウンド再生対応。touchは非対応 |newspaper= AV Watch |publisher= インプレス |date= 2010-05-10 |accessdate= 2020-03-29 }}</ref><ref>{{Cite press release |title= iPhone版「radiko.jp」(radiko公式アプリ)について |publisher= IPサイマルラジオ協議会 |date= 2010-05-10 |url= http://radiko.jp/newsrelease/pdf/20100510_001_pressrelease.pdf |accessdate= 2020-03-29}}</ref>。
** [[7月27日]] - [[Android]]版公式アプリの提供を開始<ref name="android">{{Cite news|url= https://k-tai.watch.impress.co.jp/docs/news/383625.html |title= ラジオアプリ「radiko.jp」のAndroid版登場 |newspaper= ケータイ Watch |publisher= インプレス |date= 2010-07-27 |accessdate= 2020-03-29 }}</ref>。
** [[7月27日]] - [[Android (オペレーティングシステム)|Android]]版公式アプリの提供を開始<ref name="android">{{Cite news|url= https://k-tai.watch.impress.co.jp/docs/news/383625.html |title= ラジオアプリ「radiko.jp」のAndroid版登場 |newspaper= ケータイ Watch |publisher= インプレス |date= 2010-07-27 |accessdate= 2020-03-29 }}</ref>。
** [[12月1日]] - '''株式会社radiko'''を設立、radikoの本格サービスをIPサイマルラジオ協議会から委譲を受けて開始。同時に聴取可能エリアを関東は群馬県・栃木県・茨城県を含めた1都6県に、関西は滋賀県・和歌山県を含めた2府4県に拡大<ref name="rel101125">{{Cite press release |title= IPサイマルラジオの本格実用化に向け12月1日、株式会社radikoを設立 |publisher= IPサイマルラジオ協議会 株式会社radiko設立準備室 |date= 2010-11-25 |url= http://radiko.jp/newsrelease/pdf/20101125_001_pressrelease.pdf |accessdate= 2020-03-29}}</ref>。
** [[12月1日]] - '''株式会社radiko'''を設立、radikoの本格サービスをIPサイマルラジオ協議会から委譲を受けて開始。同時に聴取可能エリアを関東は群馬県・栃木県・茨城県を含めた1都6県に、関西は滋賀県・和歌山県を含めた2府4県に拡大<ref name="rel101125">{{Cite press release |title= IPサイマルラジオの本格実用化に向け12月1日、株式会社radikoを設立 |publisher= IPサイマルラジオ協議会 株式会社radiko設立準備室 |date= 2010-11-25 |url= http://radiko.jp/newsrelease/pdf/20101125_001_pressrelease.pdf |accessdate= 2020-03-29}}</ref>。
** [[12月27日]] - [[東日本電信電話|NTT東日本]]の生活情報端末「[[光iフレーム]]」向けにradikoの配信提供を開始<ref name="itpro20101227">[https://xtech.nikkei.com/it/article/NEWS/20101227/355699/ radikoがNTT東日本の「光iフレーム」にIPサイマルラジオの提供開始] - ITpro 2010年[[12月27日]]</ref>。
** [[12月27日]] - [[東日本電信電話|NTT東日本]]の生活情報端末「[[光iフレーム]]」向けにradikoの配信提供を開始<ref name="itpro20101227">[https://xtech.nikkei.com/it/article/NEWS/20101227/355699/ radikoがNTT東日本の「光iフレーム」にIPサイマルラジオの提供開始] - ITpro 2010年[[12月27日]]</ref>。
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: ウェブブラウザを起動しなくてもradikoを聴けるradiko公式アプリケーション・ソフト([[Microsoft Windows|Windows]]・[[Macintosh|Mac]]に対応しているが、同時に[[Adobe AIR]]のインストールが必要)<ref name="radikogadget-IT" /><ref>[http://radiko.jp/download/ 『radikoガジェットをダウンロードしよう!』] - radiko</ref><ref group="注">ガジェットを立ち上げると、自社<!--radiko社-->の宣伝以外に<!--[[ACジャパン|ACJAPAN]]、-->[[日本音楽事業者協会|音事協]]<!--「音事協Webマガジン」&「Hit It!エンタメプラス」-->・[[日本音楽制作者連盟|音制連]]<!--「NEXUS official music information」-->関連のロゴなどが出る。</ref>。基本サービスの放送局をリアルタイムで聴取出来る。radikoプレミアム・radikoタイムフリーには非対応。2020年11月末にサポートを終了する予定<ref>[http://radiko.jp/#!/info/2425 Windows / Macガジェットサポート終了について] 株式会社 radiko(2020年1月15日)</ref>。
: ウェブブラウザを起動しなくてもradikoを聴けるradiko公式アプリケーション・ソフト([[Microsoft Windows|Windows]]・[[Macintosh|Mac]]に対応しているが、同時に[[Adobe AIR]]のインストールが必要)<ref name="radikogadget-IT" /><ref>[http://radiko.jp/download/ 『radikoガジェットをダウンロードしよう!』] - radiko</ref><ref group="注">ガジェットを立ち上げると、自社<!--radiko社-->の宣伝以外に<!--[[ACジャパン|ACJAPAN]]、-->[[日本音楽事業者協会|音事協]]<!--「音事協Webマガジン」&「Hit It!エンタメプラス」-->・[[日本音楽制作者連盟|音制連]]<!--「NEXUS official music information」-->関連のロゴなどが出る。</ref>。基本サービスの放送局をリアルタイムで聴取出来る。radikoプレミアム・radikoタイムフリーには非対応。2020年11月末にサポートを終了する予定<ref>[http://radiko.jp/#!/info/2425 Windows / Macガジェットサポート終了について] 株式会社 radiko(2020年1月15日)</ref>。
; radikoアプリ
; radikoアプリ
: スマートフォンで聴取するための公式アプリケーション。[[iPhone]]用公式アプリ<ref group="注">当初は内蔵GPSによる位置情報が必要なため、iPhoneと同じiOSを搭載している[[iPod touch]]及び[[iPad]]のWi-Fiモデルでは使用不可だったが、バージョン1.10よりこれらのモデルでも使用可能となった。</ref><ref name="iphone" />は、ダウンロード数は約10万回を記録している<ref>[http://mainichi.jp/photo/news/20100515k0000e040050000c.html 『ラジオ:ネットで聴取「ラジコ」 予想以上の好調』] - 毎日新聞 2010年[[5月15日]]</ref>。[[Android]]用公式アプリの提供も行っている<ref name="android" />。[[東日本大震災]]直後には、期間限定で[[#radiko.jp復興支援プロジェクト|radiko.jp復興支援プロジェクト]]アプリもリリースされていた。
: スマートフォンで聴取するための公式アプリケーション。[[iPhone]]用公式アプリ<ref group="注">当初は内蔵GPSによる位置情報が必要なため、iPhoneと同じiOSを搭載している[[iPod touch]]及び[[iPad]]のWi-Fiモデルでは使用不可だったが、バージョン1.10よりこれらのモデルでも使用可能となった。</ref><ref name="iphone" />は、ダウンロード数は約10万回を記録している<ref>[http://mainichi.jp/photo/news/20100515k0000e040050000c.html 『ラジオ:ネットで聴取「ラジコ」 予想以上の好調』] - 毎日新聞 2010年[[5月15日]]</ref>。[[Android (オペレーティングシステム)|Android]]用公式アプリの提供も行っている<ref name="android" />。[[東日本大震災]]直後には、期間限定で[[#radiko.jp復興支援プロジェクト|radiko.jp復興支援プロジェクト]]アプリもリリースされていた。
; radiko auto
; radiko auto
: {{仮リンク|スマートデバイスリンク|en|SmartDeviceLink}}に対応した自動車のインフォテイメントシステムや[[カーナビゲーション]]などと連携できるAndroid用公式アプリ。アプリ単体でも操作・聴取可能。ライブ聴取・エリアフリーに対応するが、タイムフリー機能は非対応<ref name="radiko_auto" />。
: {{仮リンク|スマートデバイスリンク|en|SmartDeviceLink}}に対応した自動車のインフォテイメントシステムや[[カーナビゲーション]]などと連携できるAndroid用公式アプリ。アプリ単体でも操作・聴取可能。ライブ聴取・エリアフリーに対応するが、タイムフリー機能は非対応<ref name="radiko_auto" />。

2020年9月6日 (日) 06:44時点における版

radiko
URL http://radiko.jp
言語 日本語
タイプ インターネットラジオ
インターネットサイマル配信
運営者 株式会社radiko
設立者 IPサイマルラジオ協議会[注 1]
収益 有料会員サービス(radikoプレミアム)
スローガン 世界を広げる、音がある。
営利性 営利
開始 2010年3月15日[注 2]
現在の状態 運営継続中
株式会社radiko
radiko Co., Ltd.
本社が入居するPMO銀座八丁目ビル
本社が入居するPMO銀座八丁目ビル
種類 株式会社
市場情報 非上場
本社所在地 日本の旗 日本
104-0061
東京都中央区銀座8-12-8
PMO銀座八丁目 2F[注 3]
設立 2010年平成22年)12月1日
業種 情報・通信業
法人番号 9010401091174 ウィキデータを編集
事業内容 ラジオ放送のIPサイマル配信サービスの運営
代表者 青木貴博(代表取締役社長[注 4]
資本金 1億6840万円
純利益 8915万4000円(2020年03月31日時点)[2]
総資産 19億9890万6000円(2020年03月31日時点)[2]
主要株主 電通 12.40%
TBSラジオ文化放送ニッポン放送など 各5.84%
MBSメディアホールディングス朝日放送グループホールディングス大阪放送など 各3.27%
アール・エフ・ラジオ日本ベイエフエムエフエムナックファイブ横浜エフエム放送 各3.25%
アサツー ディ・ケイ博報堂DYメディアパートナーズ 各2.79% など
外部リンク radiko.jp
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radiko(ラジコ)は、2010年4月に配信開始したIPサイマルラジオサービスを行っているradiko.jp(ラジコ ドット ジェイピー)の愛称かつ同運営会社・株式会社radikoradiko Co., Ltd.)。キャッチコピーは「世界を広げる、音がある。」。

概要

radiko.jp」は、日本ラジオ放送をインターネットで同時にサイマル配信ライブストリーミング)するインターネットラジオの一種、IPサイマルラジオ(Internet Protocol simulcast radio)サービスである。

  • 放送局の放送エリア内で以前は良好な受信が可能であった地域が、都市化により高層建築物やモーターなどの雑音源増加で受信環境が悪化している。
  • 聴取率が特に若年層で年々低下している。
  • 地形離島などに起因する難聴地域がある。
  • ラジオ受信機の販売数量がが逓減傾向である。
  • 聴取者の減少に伴い広告費も低下し、放送局の経営環境が悪化している。

などラジオ業界の諸問題に対応する打開策として、インターネットのIP通信を利用して地上波ラジオ放送と原則同じ内容をサイマル配信するサービスが考案され、「IPサイマルラジオ協議会」として2010年3月15日から実用化試験配信を行い、同年12月1日に在京・在阪民間放送局と電通の計14社で「株式会社radiko」を設立し本格運用を開始した。

開始当初は在京・在阪の一部局のみが参加していたが徐々に増加、2012年4月にラジオNIKKEI放送大学が全国配信を開始し、聴取エリアが全都道府県に拡大。都道府県域のローカル配信は、2020年4月15日時点で47の都道府県を対象に99局[注 5]が行っている(以下「基本サービス」と記す)。2017年10月2日からNHK民放連との共同ラジオキャンペーンの一環として、関東広域圏など一部地域を対象に、radikoによるNHKラジオの配信を実験的に開始[3]。後に配信地域を全国に拡大し、2019年4月よりNHKラジオの配信もradikoの正式サービスに格上げされた[4]

基本サービスは、ユーザーのIP情報やGPS情報を基に地域判定を行い、地域ごとの放送局を無料配信している[注 6]。基本サービスの地域制限は、ラジオ放送の広告形態の問題からかけられているが、2014年4月からは加盟局を全国で聴取可能とする有料サービス「radiko.jp プレミアム(エリアフリー聴取)」も開始され[5](以下「radikoプレミアム」と記す)、フリーミアムサービスに移行している。電波によってリアルタイムで受信出来る地域でも放送対象地域外の場合はプレミアム会員となってエリアフリーを申し込む必要がある[注 7]
当初はradikoサービス自体に否定的な局や、経費上の都合から配信不参加の放送局も存在したが、徐々に参加局が増え、radiko本体が目指した全民放ラジオ局の参加は開始10年を経過して遂に達成した[6]

AM放送はラジオチューナーの問題点としてあったノイズの問題が解消されており、HE-AAC v2 48kbpsのステレオを採用して着うたフルと同等レベルの音質で聴取できる[7]

非会員・プレミアム会員を問わず、録音機能サービスは現在まで提供されていない。radikoで放送される番組音源の録音はライン出力により別機器で録音を行うか録音のためのソフトを別途用意する必要がある。radiko公式では2016年10月11日から放送番組を最大7日前の番組から再生出来る「タイムフリー聴取」機能を実証実験として追加している[8]。日本国内限定サービスとしている事から、海外ではプレミアム会員でも聴取出来ず、公式サイトの会員設定ページにもアクセス出来ない仕組みとなっている[9]

都道府県境付近では双方のエリアの表示がされる場合があるが聴取できるのはGPSの判定エリアしか出来ない。屋内でGPSが受信できない場合は受信できる基地局で判定する。

沿革

  • 2007年平成19年)4月23日 - 在阪ラジオ局と 電通関西支社による「IPラジオ研究協議会」が発足。
  • 2008年(平成20年)3月5日 - 大阪府域限定で、IPv6マルチキャスト方式による在阪ラジオ局6局の試験配信「RADIKO(ラジコ)」を開始[10]
    • この時期の試験配信では「大阪府域限定」「NTT西日本フレッツ光プレミアムのユーザのモニター会員」「Windows Vista端末」「1000人限定」の細かな聴取条件が存在した[10]
  • 2009年(平成21年)12月15日 - IPラジオ研究協議会に在京ラジオ局が加わる形で「IPサイマルラジオ協議会」が発足。
  • 2010年(平成22年)
    • 2月12日13日 - 3月15日(実際は3月14日夜)より、IPサイマルラジオ「radiko」による試験サイマル配信が開始されると報道された。
    • 3月15日 - 0:00(14日 24:00)[注 8]、「radiko」実用化試験配信開始。サービス開始初日はアクセスが殺到してしまい(同日の聴取人数[11]ユニークユーザー30万人、延べ105万人[注 9])、サイトにつながらなくなるなどの事態が生じた[13][14]。試験放送終了後の同年9月より新しいラジオの聴取形態になると考えられた。
    • 3月18日 - 開始初日からサイトにつながりにくい状況が続いたため、急遽アクセス環境改善の対応策を行った[15]
      • 総ストリーム数(聴取回数)は第1週で約523万回を達成、第2・3週は落ちたが第4週は約487万回に回復[16][17]
    • 4月7日 - システムメンテナンスを行い、セキュリティの強化を実施[18][19]
    • 4月12日 - 公式アプリケーション・ソフト「radikoガジェット」を公開[20]
    • 4月30日 - radiko配信開始後1ヶ月間の総ストリーム数(1749万)・平均聴取時間(22分2秒)・radikoガジェットのダウンロード数(24万)とiOS版(iPhone向け)radiko公式アプリをアップルに申請した事を発表[21][22]
    • 5月10日 - iPhone版公式アプリの提供を開始[23][24]
    • 7月27日 - Android版公式アプリの提供を開始[25]
    • 12月1日 - 株式会社radikoを設立、radikoの本格サービスをIPサイマルラジオ協議会から委譲を受けて開始。同時に聴取可能エリアを関東は群馬県・栃木県・茨城県を含めた1都6県に、関西は滋賀県・和歌山県を含めた2府4県に拡大[26]
    • 12月27日 - NTT東日本の生活情報端末「光iフレーム」向けにradikoの配信提供を開始[27]
  • 2011年(平成23年)
    • 2月3日 - 春以降のサービス拡大と共に、パナソニック製テレビVIERAの3月以降に発売される新機種でも「テレビdeネット」機能を使うことでradikoのサービスを受けられることを発表[28]
    • 3月13日 - 東北地方太平洋沖地震東日本大震災)への対応で、エリア制限を一時的に解除
    • 3月25日 - 中京地区の実用化試験配信開始[29]。政令指定都市外の放送局の配信、配信対象エリアを県単位とする放送局の配信はこれが初。
    • 4月12日 - 関東・関西周辺局の実用化試験配信開始[30]
    • 4月20日 - 北海道地区(この時点ではFM NORTH WAVEを除く3局)の実用化試験配信開始。
    • 4月22日 - 福岡地区(この時点ではcross fmを除く4局)の実用化試験配信開始。
    • 4月28日 - 東日本大震災の復興支援などを目的として「radiko.jp復興支援プロジェクト[31]を開設し、被災地のラジオ局の全国配信を順次開始[32][33](2012年3月31日まで)。
    • 7月1日 - 関西地区で新たに2局の実用化試験配信を開始。
    • 7月20日 - 広島地区の実用化試験配信を開始。
    • 9月26日 - 中京地区、本配信へ移行[34]
    • 10月3日 - 石川、長野、静岡、鹿児島の各地区の実用化試験配信開始[34]。PCサイトを刷新する。
    • 10月12日 - 関東・関西周辺局、本配信へ移行[34]
    • 10月20日 - 北海道地区、本配信へ移行[34]
    • 10月24日 - 福岡地区、本配信へ移行[34]
    • 12月6日 - 株式会社radiko、ラジオ局、広告会社、地域電気通信事業者など21社を引受先とする総額1億1,810万円の第三者割当増資を実施[35]
  • 2012年(平成24年)
    • 1月30日 - 福井、山陰、長崎、熊本の各地区の実用化試験配信開始。これによりradiko参加局は54局となり、全地上波民放ラジオ100局(当時)の過半数に達した[36]
    • 2月14日 - 音声と連動してradikoを聴取中のパソコン画面などに広告を表示するサービス「SYNCRO AD(シンクロアド)」を4月以降に開始すると表明[37]
    • 4月2日 - 岩手、宮城、福島、新潟、富山、大分、宮崎の各地区の試験配信を開始。同時にラジオNIKKEIの配信エリアを全47都道府県に拡大、放送大学とともにradiko初の全国配信を開始[38]
    • 7月2日 - radikoの配信プラットフォームの安定運用や品質向上、新規ビジネスの開発などを担う新会社として、株式会社メディアプラットフォームラボをradiko、朝日放送、NTTスマートコネクトの3社共同出資で設立[39]
    • 7月27日 - ラジオNIKKEI第2の全国配信を開始[40]
    • 11月1日 - 愛媛地区の試験配信を開始[41]
  • 2013年(平成25年)
  • 2014年(平成26年)
  • 2015年(平成27年)
  • 2016年(平成28年)
    • 4月1日 - FM GIFUが岐阜県内とradiko.jpプレミアムで配信開始[63]
    • 5月9日 - FM-FUJIが山梨県内とradiko.jpプレミアムで[64]山口放送が山口県内とradiko.jpプレミアムでそれぞれ配信開始[65]
    • 9月29日 - Date fmが宮城県内とradiko.jpプレミアムで配信開始[66]
    • 10月11日 - 正午頃より「タイムフリー聴取」と「シェアラジオ」の実証実験を開始[67]
  • 2017年(平成29年)
  • 2018年(平成30年)
    • 2月1日 - FM香川が香川県内とradiko.jpプレミアムで配信開始[80][81]
    • 4月1日 - 5:00以降よりジャニーズ事務所所属タレントのエリアフリー(radikoプレミアム)及びタイムフリーでの配信を解禁[82]
    • 4月2日 - FM山口が山口県内とradiko.jpプレミアムで配信開始[83]
    • 4月12日 - NHKラジオ第1・第2・FMの3局の実験配信をこの日の正午から2019年3月31日まで実施するとともに、配信エリアを全国に拡大[84][85]
    • 7月2日 - FM福井が福井県内とradiko.jpプレミアムで配信開始[86]
    • 7月24日 - 音声によるターゲティング広告モデル「ラジコオーディオアド」の実証実験を在京7局で開始[87]
    • 10月1日 - 放送大学学園が地上波放送を終了。配信ソースがBSデジタルラジオ放送に切り替えられた。
  • 2019年(平成31年 / 令和元年)
    • 3月18日
      • ロゴを「radiko.jp」から「radiko」に変更[88]
      • iOS/Android公式アプリをリニューアル。新たに『「あなたへ」おすすめ表示機能』『「人気番組」表示機能』『「関連番組」表示機能』といったレコメンド機能が追加された[89]
    • 3月29日 - スマートデバイスリンク対応車載器と連携可能なAndroid用公式アプリ「radiko auto」をリリース[90]
    • 4月1日 - NHKラジオ第1とFMの配信をradikoの正式サービスとして開始[91]
    • 9月5日 - auスマートパス / 同プレミアム向けの「radiko for au」サービス開始。同サービスの独自機能として、全国のFM局がエリアフリーで自由に聞ける(ライブ放送のみ・タイムフリーは対象外)[92]
  • 2020年(令和2年)
    • 3月2日 - Hi-Sixが高知県内とradiko.jpプレミアムで配信開始[93]
    • 4月1日
      • エフエム秋田が秋田県内とradiko.jpプレミアムで、Rhythm Stationが山形県内とradiko.jpプレミアムで、V-airが島根・鳥取両県内とradiko.jpプレミアムで、FM岡山が岡山県内とradiko.jpプレミアムで、JOY FMが宮崎県内とradiko.jpプレミアムでそれぞれ配信開始[94]
      • 本サービスのデータを利用して、毎日のラジオ聴取状況を推計する「ラジオ365データ」をビデオリサーチが提供開始。開始当初は首都圏エリア[注 10]を対象とする[95][96]
    • 4月15日 - FM佐賀が佐賀県内とradiko.jpプレミアムで配信開始[97]
    • 6月30日 - FM PORTとRadio NEOが閉局に伴い、配信を終了[98][99](タイムフリーを含む[注 11]・Radio NEOは同日12:00、FM PORTは同日24:00に終了[100][101])。
    • 7月1日 - グノシー(iOS版のみ)にてradikoの試験配信(NHKと放送大学を除く)を開始[102]
    • 8月 - radikoプレミアム会員数が79万人を突破。
    • 9月1日 - FM徳島が徳島県内とradiko.jpプレミアムで配信開始[103]。これにより現在放送中の民放ラジオ99局全てが参加することになる[104]

配信実施放送局と対象地域

民放ラジオ・放送大学の配信

2020年9月1日現在、99社の放送事業者により101のラジオ局が参加している[注 12]。地域・放送局名の表記はradikoで表記されるものに可能な限り合わせている。

地上波放送
対象地域
放送局名 放送局記号 通常配信地域 実用化試験
配信開始日[注 13]
本配信
開始日[105]
プレミアム
配信開始日
備考
北海道 HBCラジオ HBC 北海道 2011年4月20日 2011年10月20日 2014年4月1日 [注 14]
STVラジオ STV
AIR-G'(FM北海道) AIR-G
FM NORTH WAVE NORTHWAVE - 2015年7月30日 [注 15][58]
青森県 RAB青森放送 RAB 青森県 2014年10月1日 [注 16][注 17][49][50]
エフエム青森 AFB 2017年4月3日 [106][注 18]
岩手県 IBCラジオ IBC 岩手県 2012年4月2日 2012年10月 2014年4月1日 [注 19]
エフエム岩手 FMI - 2015年9月30日 [107]
秋田県 ABS秋田放送 ABS 秋田県 2017年6月1日 [73]
エフエム秋田 AFM 2020年4月1日  
宮城県 TBCラジオ TBC 宮城県 2012年4月2日 2012年10月 2014年4月1日
Date fm エフエム仙台 DATEFM - 2016年9月29日
山形県 YBC山形放送 YBC 山形県 2015年9月18日 [60]
Rhythm Station エフエム山形 RFM 2020年4月1日
福島県 RFCラジオ福島 RFC 福島県 2012年4月2日 2012年10月 2014年8月1日 [注 20][注 21]
ふくしまFM FMF - 2014年5月9日 [46]
関東広域圏 TBSラジオ TBS[注 22] 東京都
神奈川県
千葉県
埼玉県
茨城県
栃木県
群馬県
[注 23]
2010年3月15日 2010年12月1日 2014年4月1日  
文化放送 QRR
ニッポン放送 LFR
InterFM897 INT [注 24]
東京都 TOKYO FM FMT[注 25]  
J-WAVE FMJ[注 26]
神奈川県 ラジオ日本 JORF 2011年4月12日 2011年10月12日[注 27] [注 28]
FMヨコハマ YFM  
千葉県 bayfm78 BAYFM78
埼玉県 NACK5 NACK5
茨城県 IBS茨城放送 IBS 茨城県 2011年10月12日
栃木県 RadioBerry RADIOBERRY 栃木県
CRT栃木放送 CRT - 2014年12月1日 [注 29]
群馬県 FM GUNMA FMGUNMA 群馬県 2011年4月12日 2011年10月12日 2014年4月1日
長野県 SBCラジオ SBC 長野県 2011年10月3日 2012年4月2日 2015年3月30日 [注 30]
FM長野 FMN 2014年4月1日  
山梨県 YBSラジオ YBS 山梨県 - 2017年10月10日
FM FUJI FM-FUJI 2016年5月9日
新潟県 BSNラジオ BSN 新潟県 2012年4月2日 2012年10月 2014年11月4日
FM NIIGATA FMNIIGATA 2014年4月1日
富山県 KNBラジオ KNB 富山県 2017年3月31日
FMとやま FMTOYAMA 2014年4月1日
石川県 MROラジオ MRO 石川県 2011年10月3日 2012年4月2日 [注 31]
エフエム石川 HELLOFIVE -  
福井県 FBCラジオ FBC 福井県 2012年1月30日 2012年7月 2015年7月1日
FM福井 FMFUKUI - 2018年7月2日
静岡県 SBSラジオ SBS 静岡県 2011年10月3日 2012年4月2日 2015年3月30日
K-MIX SHIZUOKA K-MIX 2014年4月1日
中京広域圏 CBCラジオ CBC 愛知県
岐阜県
三重県
2011年3月25日 2011年9月26日
東海ラジオ TOKAIRADIO
愛知県 ZIP-FM ZIP-FM
FM AICHI FMAICHI
岐阜県 ぎふチャン GBS 2011年3月25日 2011年9月26日 2014年4月1日  
FM GIFU FMGIFU 岐阜県 - 2016年4月1日
三重県 レディオキューブ FM三重 FMMIE 三重県 2011年3月25日 2011年9月26日 2014年4月1日
近畿広域圏 MBSラジオ MBS 大阪府
兵庫県
京都府
滋賀県
奈良県
和歌山県[注 32]
2010年3月15日 2010年12月1日 2014年9月1日
ABCラジオ ABC 2014年4月1日
OBCラジオ大阪 OBC
FM COCOLO CCL [注 33]
大阪府 FM大阪 FMO  
FM802 802
兵庫県 Kiss FM KOBE KISSFMKOBE 2011年4月12日 2011年10月12日
ラジオ関西 CRK 兵庫県
大阪府
京都府
2011年10月12日[注 34] [108]
京都府
滋賀県
KBS京都ラジオ KBS 京都府
滋賀県
2011年10月12日[注 35] [注 36][注 37][109]
京都府 α-STATION FM京都 ALPHA-STATION 京都府 2011年7月1日 2012年1月1日  
滋賀県 e-radio FM滋賀 E-RADIO 滋賀県
和歌山県 wbs和歌山放送 WBS 和歌山県 2011年4月12日 2011年10月12日 [注 38]
鳥取県
島根県
BSSラジオ BSS 鳥取県
島根県
2012年1月30日 2012年7月 [注 39]
エフエム山陰 FM-SANIN - 2020年4月1日
岡山県 RSKラジオ RSK 岡山県 2014年12月1日 [110]
FM岡山 FM-OKAYAMA 2020年4月1日  
広島県 RCCラジオ RCC 広島県 2011年7月20日 2012年1月23日[注 40] 2014年4月1日
広島FM HFM
山口県 KRY山口放送 KRY 山口県 - 2016年5月9日 [注 41]
エフエム山口 FMY 2018年4月2日
愛媛県 RNB南海放送 RNB 愛媛県 2012年11月1日 2013年5月1日 2014年4月1日 [41]
FM愛媛 JOEU-FM - 2017年4月3日 [112][注 42]
高知県 RKC高知放送 RKC 高知県 2015年4月1日 [注 43]
エフエム高知 HI-SIX 2020年3月2日
徳島県 JRT四国放送 JRT 徳島県 2015年4月1日 2017年3月31日  
FM徳島 FM807 2020年9月1日
香川県 RNC西日本放送 RNC 香川県 2017年11月1日
エフエム香川 FMKAGAWA 2018年2月1日
福岡県 RKBラジオ RKB 福岡県 2011年4月22日 2011年10月24日 2014年4月1日
KBCラジオ KBC
FM FUKUOKA FMFUKUOKA
CROSS FM CROSSFM - 2014年4月30日 [113]
福岡県
佐賀県
LOVE FM LOVEFM 2011年4月22日 2011年10月24日 2014年4月1日 [注 44]
佐賀県 エフエム佐賀 FMS 佐賀県 - 2020年4月15日
長崎県
佐賀県
NBC長崎放送 NBC 長崎県 2012年1月30日 2012年7月 2014年4月1日 佐賀県の事情は後述
長崎県 FM長崎 FMNAGASAKI  
熊本県 RKKラジオ RKK 熊本県
FMKエフエム熊本 FMK
大分県 OBSラジオ OBS 大分県 2012年4月2日 2012年10月
エフエム大分 FM_OITA
宮崎県 宮崎放送 MRT 宮崎県
エフエム宮崎 JOYFM - 2020年4月1日
鹿児島県 MBCラジオ MBC 鹿児島県 2011年10月3日 2012年4月2日 2014年12月1日
μFM MYUFM[注 45] - 2017年4月3日 [114][注 18]
沖縄県 RBCiラジオ RBC 沖縄県 2013年1月11日 2014年4月1日  
ラジオ沖縄 ROK 2017年10月2日
FM沖縄 FM_OKINAWA
日本全国 ラジオNIKKEI第1 RN1 日本全国 2010年3月15日[注 46] 2010年12月1日[注 46] 2014年4月1日
(配信システム上)
ラジオNIKKEI第2 RN2 - 2012年7月27日
関東広域圏

衛星ラジオ放送
放送大学 HOUSOU-DAIGAKU 2012年4月2日 [注 47][115][116]

都道府県別の配信局一覧は公式サイトの配信エリアのページを参照。

佐賀県におけるラジオのネット配信事情

佐賀県はこれまで全国で唯一、地元局のradiko配信が一切行われておらず、基本サービスではNHK・ラジオNIKKEI・放送大学の3局5波の配信しか受けられない、いわば「民放radiko空白地帯」であったが、2020年4月15日よりFMS(エフエム佐賀)が参加したことで、基本サービスにおいてこの状況が解消した。

地上波放送で佐賀県を放送対象地域に含んでいる県域・広域ラジオ局には、既に参加しているFMSの他には以下の2局がある。

LOVE FM(本社・福岡県)
radikoの基本サービスによる対象地域は福岡県のみであり、佐賀県域の基本サービスによる無料配信(地上波の放送対象地域は佐賀市も含まれる)は行っていない。2020年6月30日まではWIZ RADIOとJFN PARKによる佐賀県域を含む全国無料配信を(JFN外で唯一)行っていたため佐賀県内でも無料聴取は可能だった。7月1日以降、プレミアム会員の加入や、「radiko for au」(後述)のアプリが必要となっている。
NBCラジオ佐賀
NBC長崎放送(本社・長崎県)の佐賀県にある支局。(一部時間を除き)長崎親局とは別の佐賀県向けのローカル放送を行っている。
しかし当局の立ち位置はあくまで他のAM参加局同様に支局[注 48]であり、支局独自の番組を聴取可能な媒体は完全に地上波のラジオ放送のみで、radikoはおろか他の音声配信サービスでもNBCの佐賀県向けのローカル番組を聞くことはできない。
更にNBCのradiko基本サービスの対象配信エリアには佐賀県が含まれていない(長崎県のみ)ために、NBC長崎親局の配信を佐賀県内で聴取するにもradikoプレミアムへの加入を要する。配信地域が放送対象地域より広い参加局が多くある中で、配信地域が放送対象地域より狭い参加局はNBCだけである。

NHKラジオの配信

2017年10月2日正午頃から「NHK・民放連共同ラジオキャンペーン」の一環としてNHKラジオの実験配信を開始[3][117]。当初は2018年3月30日までの予定だったが、その後一旦終了後同年4月12日正午に再開して2019年3月31日まで行い[84][85]、2019年4月1日よりradikoの正式サービスとして配信されている[118][119]

配信内容は以下の通りとなる。放送局記号はコールサインそのまま。

2017年10月2日から2018年3月30日まで
関東広域圏(1都6県)及び福岡・宮城・広島・愛媛の各県域、全5エリア。配信内容は全国放送であるラジオ第2は5エリア同一コンテンツで、ラジオ第1FMは各放送エリア別の地域放送を含んだコンテンツとして行われた。
配信対象地域 R1
(ラジオ第1)
R2
(ラジオ第2)
FM
(NHK-FM)
備考
関東広域圏
東京都
神奈川県
千葉県
埼玉県
茨城県
栃木県
群馬県
JOAK
関東広域放送

JOAB
(終日全国放送
JOAK-FM
東京都域放送
宮城県 JOHK
宮城県域放送
JOHK-FM
宮城県域放送
広島県 JOFK
広島県域放送
JOFK-FM
広島県域放送
愛媛県 JOZK
愛媛県域放送
JOZK-FM
愛媛県域放送
福岡県 JOLK
福岡県域放送※
JOLK-FM
福岡県域放送※1
実施期間中の10月22日に第48回衆議院議員総選挙が実施された際、NHKラジオ第1放送にて政見放送が放送されたが、インターネット配信は公職選挙法第150条の規定により対象外であるため、NHK側の「らじる★らじる」と同様、独自のフィラー音楽に差し替えられた。
2018年4月12日から2019年3月31日まで(ラジオ第2は2019年3月29日まで)
全国配信。ラジオ第1は関東甲信越・近畿・東海北陸・北海道・東北・中国・四国・九州沖縄の全8エリアに分け、各地域の拠点局による放送が配信される。ラジオ第2は全国同一コンテンツで配信。FMは東京局の放送を全国同一コンテンツとして配信[84]
配信対象地域 R1
(ラジオ第1)
R2
(ラジオ第2)
FM
(NHK-FM)
備考
(関東甲信越)
東京都
神奈川県
千葉県
埼玉県
茨城県
栃木県
群馬県
新潟県
長野県
山梨県
JOAK
関東広域放送
JOAB
(終日全国放送)
JOAK-FM
東京都域放送
R1に一部曜日・時間帯で関東・甲信越(新潟長野山梨を含む地域)向けローカル番組あり。
近畿
大阪府
兵庫県
京都府
奈良県
滋賀県
和歌山県
JOBK
近畿広域放送
東海北陸
愛知県
岐阜県
三重県
静岡県
富山県
石川県
福井県
JOCK
中京広域放送
R1に一部曜日・時間帯で東海・北陸(富山石川福井静岡を含む地域)向けローカル番組あり。
北海道 JOIK
北海道域放送※2
R1に一部曜日・時間帯で札幌地域向けローカル番組あり。
(東北)
青森県
岩手県
秋田県
宮城県
山形県
福島県
JOHK
宮城県域放送
R1に一部曜日・時間帯で東北地方(青森岩手秋田山形福島を含む地域)向けローカル番組あり[注 49]
(中国)
鳥取県
島根県
広島県
岡山県
山口県
JOFK
広島県域放送
R1に一部曜日・時間帯で中国地方(岡山鳥取島根山口を含む地域)向けローカル番組あり。
(四国)
香川県
徳島県
愛媛県
高知県
JOZK
愛媛県域放送
FMともに一部曜日・時間帯で四国地方(徳島香川高知を含む地域)向けローカル番組あり[注 50]
(九州沖縄)
福岡県
長崎県
佐賀県
大分県
熊本県
宮崎県
鹿児島県
沖縄県
JOLK
福岡県域放送※1
R1に一部曜日・時間帯で九州地方(佐賀長崎熊本大分宮崎鹿児島を含む地域)・沖縄向けローカル番組あり。
2019年4月1日以降
全国配信。実験配信から引き続き、ラジオ第1は拠点8局の放送を8エリアに分けて配信。FMは東京局の放送が全国配信される。ラジオ第2はradikoでの配信は行われない。
配信対象地域 R1
(ラジオ第1)
FM
(NHK-FM)
備考
(関東甲信越)
東京都
神奈川県
千葉県
埼玉県
茨城県
栃木県
群馬県
新潟県
長野県
山梨県
JOAK
関東広域放送
JOAK-FM
東京都域放送
R1に一部曜日・時間帯で関東・甲信越(新潟、長野、山梨を含む地域)向けローカル番組あり。
(近畿)
大阪府
兵庫県
京都府
奈良県
滋賀県
和歌山県
JOBK
近畿広域放送
(東海北陸)
愛知県
岐阜県
三重県
静岡県
富山県
石川県
福井県
JOCK
中京広域放送
R1に一部曜日・時間帯で東海・北陸(富山、石川、福井、静岡を含む地域)向けローカル番組あり。
北海道 JOIK
北海道域放送※2
R1に一部曜日・時間帯で札幌地域向けローカル番組あり。
(東北)
青森県
岩手県
秋田県
宮城県
山形県
福島県
JOHK
宮城県域放送
R1に一部曜日・時間帯で東北地方(青森、岩手、秋田、山形、福島を含む地域)向けローカル番組あり[注 49]
(中国)
鳥取県
島根県
広島県
岡山県
山口県
JOFK
広島県域放送
R1に一部曜日・時間帯で中国地方(岡山、鳥取、島根、山口を含む地域)向けローカル番組あり。
(四国)
香川県
徳島県
愛媛県
高知県
JOZK
愛媛県域放送
FMともに一部曜日・時間帯で四国地方(徳島、香川、高知を含む地域)向けローカル番組あり[注 50]
(九州沖縄)
福岡県
長崎県
佐賀県
大分県
熊本県
宮崎県
鹿児島県
沖縄県
JOLK
福岡県域放送※1
R1に一部曜日・時間帯で九州地方(佐賀、長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島を含む地域)・沖縄向けローカル番組あり。
全期共通
※1:福岡県域放送は福岡県向けだが、平日の夕方に北九州放送局(R1:JOSK、FM:JOSK-FM)が差し替えて独自の定時ニュースを放送する時間帯があるほか、臨時ニュースを挿入することがあり、こちらは配信対象外。
※2:北海道域放送は北海道向けだが、不定期に道内各局が独自の差し替え番組を放送することがあり、こちらも配信対象外。
radikoでは通常の配信エリア内での無料配信のみで提供され、エリアフリーによる地域外配信やタイムフリーによる聞き逃し配信はサービス対象外。NHKラジオの独自配信サービス「らじる★らじる」も、radikoによる配信と並行して引き続き提供されており、こちらは拠点8局17波の放送が日本国内エリア制限なしで配信されている他、一部番組の聴き逃し配信も行われている。

配信終了

地上波放送
対象地域
放送局名 放送局記号 通常配信地域 実用化試験
配信開始日[注 51]
本配信
開始日[120]
プレミアム
配信開始日
配信終了日 終了理由 備考
宮城県 NHK-FM(仙台) JOHK-FM 宮城県 2017年10月2日 - (対象外) 2018年3月30日 配信元をNHK-FM(東京)に変更 ネット配信は「らじる★らじる」で継続中
詳細は前述
広島県 NHK-FM(広島) JOFK-FM 広島県
愛媛県 NHK-FM(松山) JOZK-FM 愛媛県
福岡県 NHK-FM(福岡) JOLK-FM 福岡県
全国 NHKラジオ第2 JOAB 全国[注 52] 2018年4月12日[注 53] 2019年3月29日 NHKラジオ実験配信の終了[119]
中京広域圏 RADIO NEO RADIONEO 愛知県
岐阜県
三重県
- 2015年7月30日 2020年6月30日 放送終了による停波[101] [注 54][59]
新潟県 FM PORT FMPORT 新潟県 2012年4月2日 2012年10月 2014年4月1日

聴取方法・傾向・特徴

対象地域でパソコンスマートフォンタブレットが使用可能であれば、登録なしにradiko.jpの公式ウェブサイト・公式アプリ・radikoに参加している各放送局の公式ウェブサイトより即座に利用できる。

配信の対象は、主なものとしてパソコンやスマートフォンがある[121][122]。聴取は、公式ウェブサイトにウェブブラウザからアクセスするか「radikoガジェット」「radikoアプリ」など公式の対応アプリケーションソフトウェアを利用する。専用サイトに各局の番組表が当日・翌日の2日分あり、確認することができる。実用化試験配信期からユーザー登録は不要(プレミアム利用時は除く)、さらにOSブラウザソフトによる制約も少ない[123]。これ以外にも各種対応機器が順次発売されている(後述)。

専用サイトはインターネットへの接続地域によって表示される内容が異なる。対象地域外[注 55]や対象機器以外からアクセスすると、「サービス地域外のためラジオを聴くことができません」[124]と表示され、聴取できない。地域の判断はIPアドレス(スマートフォン・タブレットはGPSと併用[注 56])で行うが、環境によって実際の住所と異なる地域が表示されることがある。そのため、対象地域内でも利用できない場合もある[注 57]一方、対象外でも対象地域と判別され利用できる場合や、別の対象地域と判別されることから本来の対象地域のラジオ局が聴取できない場合[注 58][126]もある。後者の例として企業内LAN携帯電話などのモバイルブロードバンド、広域でインターネット事業を行っているプロバイダ(接続元情報に地域名を含まないプロバイダ)などでこの現象が発生している。このようなエリア制限は「実質的な放送エリアに沿った対象地域内での配信を前提として、権利者広告主から合意を得ている」という事情がある[15][18][19]。試験配信中から「エリア外聴取環境の提供」や「収益を得るもの」などradikoの存続を危うくする行為が一般化すると実用化が困難になる可能性もあるため、それらに対し、かつて運営側だったIPサイマルラジオ協議会はしかるべき措置や適切な対応を行う方針としていた[18][19]。その一方で、ユーザーに対するアンケート調査では「エリアの枠を越えて聴取を行いたい」という要望があった。これを受ける形で2014年4月1日より、エリアフリー聴取が可能となる有料サービス「radiko.jpプレミアム」を開始[5]。radikoプレミアムでも地域判定は行われており、基本サービスを提供する地域の判定に使用されている。

radikoのサイマル配信による遅れ時間(タイムラグ)は地上波放送と比べた際、パソコン・スマートフォンではHTTP Live Streaming(HLS)を使用しており20秒程度の遅れだが、「ラジコオーディオアド」の実証実験を行っている局は2分程の遅れとなる。パソコンの場合FlashPlayerを使用していた頃は、当初の試験配信中は20秒程遅れていたが本配信開始と同時に改善され、AM局でおおよそ5秒程度、FM局ではおおよそ2秒程度の遅れとなっていた[注 59]時報緊急地震速報は地上波よりも遅れる事象が発生する。対策については、マスター設備にそれらを含まない音声系統がない局も多いため、各局で時報前後の処理対応が異なる。緊急地震速報も前述の理由により、地上波と比較して必ず遅れを生じることから、ほとんどの局で速報音をカットして対応しているが、J-WAVEなど一部の局[127]ではそのまま配信している。

radikoで掲載される番組表や番組紹介は、配信を行う放送局が個別に作成している。特に、各局へのネット番組は局によって作成具合が大きく異なり、番組名と放送時間のみの場合もあれば、番組説明まで詳細に記載したり、パーソナリティの写真を掲載している場合もある。

システムメンテナンスなどの事情により、試験サイマル配信を一部停止することがある[15]

radikoの聴取傾向は、試験配信初期において「夕方から深夜帯」「週末」に聴取者が多いデータが出ており、地上波ラジオの聴取傾向と一部異なる部分がある[16][17]。北海道の傾向として難聴取地域が多かったAIR-G'を聴くため、中継局整備が追いついていない道北や道東沿岸部で使われることが多い[128]

radikoの普及は番組編成にも影響を与えており、TBSラジオは2018年12月から従来行っていた聴取率調査週間における「スペシャルウィーク」の呼称、および期間内における特別編成を廃止している(特別編成自体は改編期を中心に継続)。この背景に、radikoを通してリアルタイムの聴取者数が把握できるようになったことを理由に挙げている[129]

radiko.jpプレミアム(エリアフリー聴取)

2014年4月1日開始の定額有料会員制サービス。radikoの基本サービスは無料で利用できるが、月額350円(税別)を支払う[注 60]ことで、放送対象地域以外の放送を聴取できるサービスである。株式会社radikoではこのサービスの開始を、「radiko.jpにおける『第1フェーズ』(新規参加局の増加・サービスエリアの拡大・配信システムの充実)から『第2フェーズ』(新しいラジオの楽しみ方の提供・ユーザーサービスの向上)への移行」と位置付けている[5]。ラジオNIKKEIと放送大学はそもそも基本サービスで日本全国へと無料配信しているためこの2局3波をradikoで聴取するためにプレミアム加入を必要とする地域は存在しないものの、配信システム上はこの2局3波もプレミアム配信が行われている。

月額利用料の支払い方法は、クレジットカード決済のほか、携帯電話会社による合算決済[注 61]、「フレッツ・まとめて支払い」[注 62]がある。

運用開始の時点では、ユーザーの所在地域を対象にしていないCMや情報も放送と同時に配信されるが、配信局によっては一部クライアントのCMをフィラーに差し替えるケースがある。地上波放送や基本サービスで配信している番組の一部はプレミアムでは配信されない(#サイマル配信できないコンテンツ参照)。公式サイトやアプリからの聴取では、エリア内での聴取と比べて約20秒程遅れての配信となる。他の同様のラジオアプリケーションとは異なり、CMも番組と同様にほとんどそのまま流れるのが特徴。

一方で、プレミアムに対応しない配信局(非対応局)のサービスエリア内で大規模な災害が発生した場合は、「時限措置」として非対応局からプレミアム会員に向けて情報を配信することがある[5]。以下にRCCラジオでの例を挙げる。

RCCラジオは、radikoプレミアムにサービス開始当初から参加していたが、プロ野球広島東洋カープ戦中継(関連番組含む)と『RadiPrism』の番組のみを配信していた。しかし、2014年(平成26年)8月豪雨による広島市の土砂災害が発生した際、通常はプレミアムで配信しない番組も同日早朝から「時限措置」扱いで全国に配信を行った[130]。その後「時限措置」扱いを外した形の運用に移行し、自社制作のワイド番組を中心に配信対応番組を拡大。2015年4月改編時点では「月・金 7:00 - 23:55、火・水・木 7:00 - 21:50、土 7:00 - 16:00、日 9:00 - 15:00」というルールの下、運用を行った。ただし、配信終了時間を過ぎてもカープ戦野球中継が続いている場合、中継終了まで配信された[注 63]。2015年7月頃からは、毎日7:00 - 24:00まで配信が行われるようになり[注 64]、2015年度ナイターオフ編成がスタートした2015年9月28日より、権利処理の難しい一部の番組を除き、正式に他局同様の終日配信体制となった。

タイムフリー聴取

2016年(平成28年)10月11日正午に開始したサービスで、実証実験と位置付けられていて過去1週間の番組を無料聴取可能にした[67][131]

聴取する番組に再生開始後3時間の「聴取可能時間」が設けられており、その時間内であれば早送り・早戻し・一時停止なども可能となる[132]。聴取可能局は基本サービスと同様で、無料会員は自分のいる地域で利用可能な放送局、プレミアム会員はエリアフリー聴取同様に全国の放送局となる。

1つの番組につき聴取可能時間は最初の再生開始から3時間以内(分割聴取可能・最大24時間以内)[133]であるため、番組表上で放送時間が3時間超の番組はタイムフリーで全編を聴取する事ができない。このため、放送局によっては番組を1〜2時間毎に分けたりして、タイムフリー聴取で番組全編を聴取できるように配慮していることもある。聴取時間はエリアごとに管理されているため、エリアフリーに入っていて別エリアの局で同じ番組を配信している場合その局で聞き直すことも可能である。

番組の「放送後1週間」の期限は「翌週の同じ曜日の29時00分(次の曜日の5時00分)」までであり、上記の「聴取可能時間」が残っていても、この最終期限をもって聴取不可となる。朝5時をまたぐ番組の場合、前半(5時以前)と後半(5時以降)で最終期限が異なり、後半のみ1日長く聴取できることとなる。

気に入った番組をソーシャルメディアを通じて知らせて共有し、タイムフリーで聴取可能にする「シェアラジオ」機能も同時に開始しており、Webやアプリ上にある「シェアボタン」を押すことで、ソーシャルメディアにその番組の聴かせたいところ(指定開始時点)が定められたURLと共に通知でき、URLをクリックすることでその時点からの再生が可能となっている[134]

特定のタレントが出演する番組やスポーツ中継など、権利上の問題で一部聴取出来ない番組があるほか、放送局ごとの編成判断で当該番組の配信が停止される場合もある。このため、エリアフリーで聴取可能でもタイムフリーでは聴取出来ない番組が発生することもある。

2017年10月2日に聴取可能時間が再生開始時刻から24時間に増えたが聴取可能な番組の長さは合計3時間までと従来と変更はない[76]

配信に制限のある番組

現在

以下のコンテンツが放送される場合、BGMにのせて「大変申し訳ありませんが、現在お聴き頂いているこの時間は、番組の配信を停止しております。ご了承ください」というコメントが放送枠いっぱい流れる(ナレーション:一丸志帆)。

  • スポーツ中継
  • 古い楽曲・音源で、現在の権利者が不明なもの 等
    • 特に音源購入時の契約で、インターネット配信や衛星放送では使用できない取り決めになっている場合がある。
    • ワイド番組などに使用されるBGMがこのような事例の場合、配信開始と同時(試験配信も含む)に即座に変更される[注 67]。権利者不明の楽曲を多く扱う番組に至っては、例え長寿番組であっても配信開始直前に番組自体を終了させるという最終手段を取ることもある[注 68]
    • TBSラジオ伊集院光とらじおと』の「伊集院光とらじおとあれと」のコーナーでは権利者不明のレコード(CD、カセットの場合もある)であっても配信停止はされない(コーナーゲストの個人が持ち込むレコードの為)。
  • 法令による事情
    • 政見放送[136][137] - 公職選挙法第百五十条に規定されている政見放送はテレビジョン放送とラジオ放送に限定され、インターネット配信を認める規定が条文に存在しないため[注 69]。この場合、共通の配信停止フィラーではなく、各局別に音楽やアナウンスを流すなどで対応。
  • 出演者の都合
  • 番組制作会社が制作する放送枠買い取り番組
  • 放送局の事情
    • FM大阪が制作もしくは幹事を務める一部の番組(『野沢雅子 IN MY WORLD』、『Keep On Smiling』など)- radikoプレミアムで配信休止。ネット局も同様の対応だが、大半の放送局はエリアフリー配信に対応している。radikoの配信を行っていない都道府県のFM局の場合は、当番組を聴取するためにradikoプレミアムに加入する必要がある。
    • 参加局によってradikoプレミアムの配信可否が異なる番組がある。
    • 室井滋のしげちゃん☆おはなしラジオ』 - 制作局のFMとやまでは本放送・再放送とも基本サービスによる富山県内の無料配信のみ。radikoプレミアムによるエリアフリー・タイムフリー配信は対象外。一方、ネット先のエフエム山形(2020年4月よりradiko参加)ではradikoプレミアムによるエリアフリー・タイムフリー聴取が可能。
  • 各中継局や道内各放送局で独自の放送、もしくは地域によるCM差し替えを行っているラジオ局については、親局の編成のみで番組およびCMの配信を実施。
  • CM(広告主の都合など)
    • 在阪ラジオ局でのNTTドコモのCM(radikoプレミアムではフィラー音楽に差し替え)。
    • FMぐんまの時報CM(時報音だけでなく、CMごとフィラー音楽に差し替えるが、共通の配信停止フィラーではないもの)。
  • 放送局の判断によってタイムフリーのみ聴取不可能な番組(出演者の意向を含む)
    • テレフォン人生相談』は、制作局のニッポン放送及びネット局もタイムフリーの対象外となっている。ニッポン放送などは、機能上で対象外としているため、フィラー音楽を挿入していないが、ワイド番組の内包番組としているネット局を中心に、エリアフリーも対象外としていることもある。
    • ラジオ沖縄制作の『ROK技術倶楽部』もタイムフリーの対象外[138][注 71]となっている。番組に出演しているラジオ沖縄の技術管理部の意向によるものである。沖縄県外のBCL向け番組のため、なるべく地上波で聴くようにと推奨している。
    • 放送大学は、タイムフリー聴取が可能な番組をホームページ上[139]で公表しており、それ以外の番組はタイムフリー聴取不可となっている。
    • リアルタイムの放送中や放送後に番組や出演者に関連した不祥事が起きた場合や、放送コード等に抵触する発言が行われた場合、タイムフリー配信が打ち切られたり、行われない場合もある[注 72][注 73][140][141]

過去

採用技術

IPv4ユニキャストを採用[156]。試験配信開始時の採用コーデックビットレートは全局統一でHE-AAC v2 48kbps[注 86]のステレオで、着うたフルと同等レベルとしていた[156]

パソコン向け配信システムにAdobe Flash Media Serverを採用し、HE-AAC v2 48kbpsでエンコードされ、Flash形式で配信されている[157]。音声レベルは規定レベル-20dBfsでは音が小さくなりすぎるため、平均-6dBfs、ピーク時-3dBfsに調整されている[127][158]。スマートフォン・タブレット向けの配信システムはこれとは異なる内容で構築されている[23]

音声については、ほとんどの局でステレオ音声を採用。AMステレオ放送の運用を終了した局や、AMステレオ放送を実施しなかった局も地上波のモノラル放送とは異なり、radikoではステレオ音声で配信している[注 87]。局舎の移転やマスター設備の更新などを機にモノラルからステレオに切り替えた局もある(CRT栃木放送、MRO北陸放送ラジオ、宮崎放送、ラジオNIKKEI[注 88]、IBCラジオ[注 89]、高知放送など)。ただし、AM局を中心にキー局発のラインネット番組や一部中継放送番組(プロ野球中継など)はモノラル音声となる場合があった[注 90]。2019年12月から、ラインネット回線がステレオ化されたため、ラインネット設備のステレオ対応を完了した局から順次移行している。

聴取方法はAdobe Flashを利用したサイト上のプレーヤー、もしくは対応アプリケーション・ソフト(後述)で再生を行う。パソコンからの音声出力はアナログ出力、USBオーディオ、Bluetooth光デジタル出力などで聴くことが可能であり、そこから私的録音することも可能である[122]

配信システム

出典:[127][157]

RADIKO

IPラジオ研究協議会が運営する有線ラジオ放送として運営。送信所に設置されているモニター用受信機で受信した音声を、各社が自社内で音声をエンコードして再配信した。NTT西日本フレッツ光地域IP網(大阪府内限定)を通じて、IPv6マルチキャストで配信[10]。利用はモニター登録が必要で、1000人限定・大阪府内在住・フレッツ光プレミアムに加入・Windows Vistaが動作するパソコンを使用していることが条件であった。

radiko.jp実用化試験配信

朝日放送(ABC)にメディアセンターを設置し[159]、在阪6社は光回線(ダークファイバー)を使い非圧縮ベースバンド伝送 、在京7社は各局任意のインターネット回線でVPNを構築し各局所有のIPコーデックを使ってAES/EBU信号(PCM 1.6Mbps)を伝送。メディアセンターが音声をエンコードし、コンテンツデリバリネットワークを通じてユニキャストで配信した。

本配信

メディアセンターまでの伝送は3系統あり、在阪6社の光回線・在京7社のA系(本線)のインターネット回線は従来通り。新規参加局と在京7社のB系(バックアップ)はradiko独自開発のIP音声伝送専用機器を使って、NTT東日本・西日本のフレッツVPNワイドでAES/EBU信号をメディアセンターに伝送。2011年4月から、東日本地域の放送局は東京都内のradiko本社への伝送に順次変更され、本社からメディアセンターまではradikoが所有する局間伝送装置によって伝送されている。そしてメディアセンターでAES/EBU信号をエンコードし、NTTスマートコネクトのデータセンタの配信システムを経由し、アカマイ・テクノロジーズコンテンツデリバリネットワークを通じて配信[要出典]

対応アプリケーション・機器・関連サービス

公式

実用化試験配信開始当初の公式周辺サービスは「番組表」「choose your favorite(サイトの色変更)」程度だったが、のちに以下のようなサービスがリリースされた。

radikoガジェット
ウェブブラウザを起動しなくてもradikoを聴けるradiko公式アプリケーション・ソフト(WindowsMacに対応しているが、同時にAdobe AIRのインストールが必要)[20][160][注 91]。基本サービスの放送局をリアルタイムで聴取出来る。radikoプレミアム・radikoタイムフリーには非対応。2020年11月末にサポートを終了する予定[161]
radikoアプリ
スマートフォンで聴取するための公式アプリケーション。iPhone用公式アプリ[注 92][23]は、ダウンロード数は約10万回を記録している[162]Android用公式アプリの提供も行っている[25]東日本大震災直後には、期間限定でradiko.jp復興支援プロジェクトアプリもリリースされていた。
radiko auto
スマートデバイスリンク英語版に対応した自動車のインフォテイメントシステムやカーナビゲーションなどと連携できるAndroid用公式アプリ。アプリ単体でも操作・聴取可能。ライブ聴取・エリアフリーに対応するが、タイムフリー機能は非対応[90]
radiko for au
2019年9月サービス開始。2019年9月30日をもって終了したLISMO WAVEの代替サービス。auユーザーのうち、auスマートパス及び同プレミアム加入者向けサービス用アプリ[92]。基本サービスに加え、radikoに参加しているFM放送局の50局が聴取可能。タイムフリーはアプリを使用している地域で無料聴取可能な放送局のみ利用可能。サービス開始当初、NHKラジオ第1(使用している地域に応じた近隣の放送局)とNHK-FM(地域に関わらず東京のものを配信)は本アプリで聴取出来なかったが、2019年12月より聴取可能となった。

以後、順次各種モバイル端末向け公式アプリケーションをリリースすることやネット利用の放送連動サービスを検討している[18][19][163]。本格運用では、公式ソフト・アプリケーションによるradiko独自の広告収入を想定している。

対応機器はパソコン・スマートフォン以外にも、下記のような各種機器やアプリが順次リリースされている。

光iフレーム
NTT東日本がフレッツ光・Bフレッツ契約者向けに提供するタブレット型端末「光iフレーム」でradikoを聴取可能[27]
デジタルテレビ・ワンセグテレビ・テレビ周辺機器
パナソニック製のデジタルテレビ「VIERA」で、2010年以降発売の一部機種では、「テレビでネット」「ビエラ・コネクト」機能を利用しradikoを聴取可能[28]。同社ブルーレイレコーダー「DIGA」で、2011年以降発売の一部機種でも同様の機能を利用してradikoを聴取可能[164][165]。同社ポータブルワンセグテレビの一部機種でも無線LANによるインターネット接続でradikoを聴取可能[166]
AVアンプ
オンキヨー製の2011年3月以降発売のradiko対応AVアンプはネットワークに接続することでradikoを聴取可能[167]
PlayStation Vita
ソニー・コンピュータエンタテインメントの携帯ゲーム機、PlayStation Vita用に専用アプリが提供されている。独自の機能として、当該エリア内全ての放送局の番組表を表示できる全局番組表、事前に予約して自動再生ができる自動再生予約機能などがある[42]。配布当初はWi-Fi環境のみの対応であったが、バージョンアップにより3G回線を使用しても聴取可能となった。
スマートスピーカー(AIスピーカー)・スマートディスプレイ
2020年1月現在、Amazon Echo/Echo Show[168]Google Home/Nest Hub[169]Clova WAVE[170]に対応。うちAmazon Echo/Echo Showは2018年8月20日より、Amazon Alexaの音声スキルとradikoアカウントをリンクさせることによりradikoプレミアムにも対応[168]
Amazon Fire TVシリーズ
Amazon Alexaの音声スキルを使用してAmazon Fire TVで再生が可能。
Amazon Alexa
iOS版/Android版Amazon Alexaの音声スキルを使用してAmazon Alexa内で再生が可能。
ラジスマ
radikoアプリの機能を拡張、スマートフォン内蔵のFMラジオチューナーと連係し、radikoアプリのユーザーインターフェイスのままFM波(AM局はFM補完放送(ワイドFM)対応局のみ)に切り換えて受信できるもので、radiko参加局はそのままプリセット状態で、それ以外の局も周波数を直接指定して受信可能。2019年11月時点で「らくらくスマートフォンme F-01L」(NTTドコモ/富士通コネクテッドテクノロジーズ)と「URBANO V04」(au/京セラ)、「ZenFone 6[注 93]」「ROG Phone II」(SIMフリー/ASUS 、いずれも国内正規品のみ)、「Galaxy A20 SC-02M・SCV46」(NTTドコモ・au・UQ mobile/サムスン電子)が対応している。民放連は放送波とradikoで相互補完することを狙いとしており、今後対応機種を増やしていくとしている[171][172]
Google アシスタント
2019年12月より、radikoアプリとAndroid端末に標準搭載されているGoogle アシスタントにおいて「Ok, Google ラジオ/(放送局名)つけて」と呼びかければ、radikoアプリが起動しradiko加盟局のストリーミング再生が可能となった。ただし、iOS版Google アシスタントに関しては2020年1月以降に対応予定[173]

非公式

非公式アプリケーション・ソフト・サービスについて、かつてradikoの運営側だったIPサイマルラジオ協議会では「黙認するつもりはない」としているが「ラジオの楽しみを広げるためのさまざまなアプリを排除することが目的ではない」と見解を示し「権利者に不利益が、当協議会と権利者との向き合いに支障を来たすものに関しては、対応策を検討中」「リスナーの皆様が聴取不能になるような配信障害を引き起こす恐れのあるサービスに関して、アクセスの制限かけさせていただきます」としており、当時の協議会では公式アプリケーション・ソフトの公開や各種サービスの実施など公式サービスの充実、セキュリティ強化のようなシステム面などの対応策を随時実施する方針としていた[15][18][19][163]

非公式な周辺サービスはAPI未公開にも関わらず、個人開発者などによって開始から数日後にradikoを便利に使うための各種ソフト「Webブラウザ起動不要でradiko聴取可能なソフト」「radiko予約録音対応ソフト」「radikoと匿名掲示板Twitterを連携・連動させて利用可能なソフト」などが続々とリリースされ盛り上がっている[174]

2010年4月6日にiPhone用アプリケーションとして非公式(個人ユーザー開発)の無料アプリ 「iRadiko」と「iラジ朗」が同時に公開[175]され使用可能となっていたが同年4月7日16時に実施されたセキュリティ強化によりエリア外聴取機能が制限されたため、その影響を受ける無料アプリは使用制限・困難・不可状態となった[19]

2010年4月20日未明(19日深夜)の『伊集院光 深夜の馬鹿力』(TBSラジオ)サイマル配信時にアクセスが集中してサービスに接続不可となる不具合が発生、当時radikoの運営側だったIPサイマルラジオ協議会で調査した結果「配信システムの増強を行ったにも関わらず、このような事象が起きた原因を調査した結果、特定の録音アプリケーションからの過大なアクセス集中(ループ状態)が原因」と判明したことで不具合発生の恐れがあるサービスに対してアクセス制限が行われた[15][176]

スマートフォン(Android)向けの非公式アプリも存在しており、「raziko」「Radiko Player」「録音ラジオサーバー」などのようにradikoとNHKネットラジオ らじる★らじるがシームレスで選局可能なアプリ[177]もある。

2016年8月4日に非公式アプリの「raziko」に対し、同アプリの配信中止を求める文書を送付しており[178]、2019年9月4日にはradikoから非公式アプリについて改めて声明を出している[179]

迂回的・潜脱的な方法で当社番組の録音やエリア外聴取等を可能にする無許諾のアプリ(その中には、広告収入を得ているものさえあります)が放置されれば、現行の「radiko」正規サービスの存続自体が困難となりかねず、ひいてはユーザーの皆様の聴取機会が奪われてしまいかねません。このような事情に鑑み、当社としては、このような無許諾アプリを容認することはできないものと考えております。

他のシステムを利用したサイマル配信・放送

radikoの試験配信開始時点においても、他のシステムを利用したサイマル配信やサイマル放送が既に行われている。

  • ラジオNIKKEIでは携帯電話・PHS向けに市況情報や競馬中継も含めた全番組を配信する有料サービスも実施している。
  • 南海放送ラジオでは、2010年12月18日から、全国のローカル局としては初めてインターネットラジオ(映像付きIPラジオ同時配信(ウィットチャンネル))の実験放送を行っていたが[180]、2015年3月末にネット配信を終了[181]。愛媛県内の一部のCATV局は引き続き配信している(同局の番組表より)2019年10月22日は同局のワンセグ2サービスでラジオの同時放送を行っている[182]
  • TOKYO FMはミュージックバードのSPACE DiVAで、J-WAVE等のJFL加盟局、FMヨコハマ、FM COCOLOはUSENSOUND PLANETで、ラジオNIKKEIはSPACE DiVA(第1放送第2放送共に)とSOUND PLANET(第1放送のみ)の両方で、いずれも受信契約が必要となるが、サイマル放送を行っている。
  • TOKYO FMと関連会社のジグノシステムジャパンは2011年12月5日からNTTドコモのスマートフォン及び、iPhone(ソフトバンクモバイル・KDDIとも)向けにJFN系列38局及びLOVE FMのラジオ番組をエリア制限無しで日本全国で聴ける有料サービス「ドコデモFM」を開始している。後にGoogle Play支払いで、au・ソフトバンクの機種でも使えるアプリがリリース、ドコモ向けにスゴ得コンテンツ会員専用のアプリも提供されている[183]。2018年4月3日からは同様にJFN系と中心とした全国39局のエリア制限なく無料で聴取できる「WIZ RADIO」のサービスを開始[184]。「JFN PARK」アプリでも、2018年7月にラジオ機能が追加され、JFN系を中心とした39局が月額課金なしで聴取可能となっている。
  • ケーブルテレビ最大手のジュピターテレコム(J:COM)は、2011年秋から大阪市内の一部エリアを対象に、データ放送の音声送信機能を利用したコミュニティチャンネルによるMBSラジオの再送信の実証実験を実施。2012年4月23日からは、大阪府・兵庫県・京都府・和歌山県のJ:COMエリア全域で、コミュニティチャンネル(12チャンネル)のデータ放送を利用した全日無料再送信を本格的に開始した。2014年11月時点では関東地区(TBSラジオ・文化放送・ニッポン放送)、福岡県(RKB・KBC)でも実施している。
  • インターネットテレビ局のAbemaTVはラジオ専門チャンネル「AbemaRADIO」を2017年12月1日に開設、オリジナル番組の他にJ-WAVEや文化放送、コミュニティFM局の渋谷のラジオなどで放送されている番組を全国向けにサイマル配信または時差ネット配信を行っている。
  • 番組個別で地域制限なくサイマル配信を行っている事例もあり、過去に『オールナイトニッポン』(ニッポン放送)や『BATTLE TALK RADIO アクセス』(TBSラジオ)の一部時期[注 94]などで実施され、現在でも『荻上チキ・Session-22』(TBSラジオ)で実施されている。これらの特徴として、権利上の問題から音楽やCMをカットした状態で配信されることがある。この点を逆手にとって、『Monday Bookmark』(BSSラジオ、Ustream使用)ではカットした部分をトークでつないでおり、本放送では聞けないトークを聞く事が出来た。
  • 災害時の対応として、必要な情報を提供する手段の一環として、既存の動画サイトを利用したサイマル配信を行ったり、独自のサイマル配信を行う事例がある(具体的事例は「東日本大震災における放送関連の動き」を参照)。

過去の事例

  • 2008年9月29日から2011年3月31日まで、地上デジタルラジオの実用化試験放送の一環として、在京地上波AMラジオのサイマル放送(TBSラジオデジタル文化放送プラスニッポン放送DIGITAL)が実施されていた。地上デジタルラジオは最終的に実用化が見送られる格好となった。
  • J-WAVEではradikoとは別にBrandnew J(2011年3月終了)において平日のワイド番組を行っていたほか、CSスカパー!DIGITAL J-WAVE 505)などでサイマル放送を実施していた。
  • ラジオNIKKEIでは、BS(ビー・エス・コミュニケーションズ)およびCSスカパー!(デジタルたんぱ)の衛星を利用したサイマル放送を実施していたこともある。2012年6月末までは「ラジオNIKKEIライブストリーミング」として平日の第1放送の番組のほとんどをサイマル放送、iPhone用アプリによる配信(有料、市況放送・中央競馬実況中継を含めた全番組を配信)も実施していた。これらは全国で聴取可能だった。
  • スカパー!においては、J-WAVE・ラジオNIKKEIに加え一時はラジオ沖縄やInterFM(スターデジオ経由)などのサイマル放送を実施してきたが、放送大学を最後に2012年3月31日をもってすべて終了した。
  • 放送大学では、2018年9月末まで関東地区に限り地上波と同時にBSデジタル放送の531チャンネル(2011年10月以降)[注 95]にてサイマル放送が行われていた。2018年9月末をもって地上波での放送を終了し、以降BSデジタル放送及びradikoを含むネット配信に集中している。
  • iPhone向けの公式サイマル配信では、TOKYO FMで試験運用されているアプリによる配信(1都4県限定配信[注 96])が行われていた。
  • iPhone向けの公式サイマル配信のうち、過去に「kikeruアプリ」(2010年12月10日サービス終了)による文化放送(超!A&G+での一部地上波とのサイマル配信・時差ネット番組)、J-WAVE(Brandnew Jで実施されているサイマル配信番組のみ)、ラジオNIKKEIの配信などが行われていた。
  • コミュニティ放送の東京コミュニケーション放送でも独自の方法で配信していた。
  • 青森放送では、NTT東日本と共同で1986年から青森市までの通話料のみで青森本局のラジオ音声を電話で聴くことが出来るテレホンサービスを行っていたが、2015年3月31日で終了している(以前は弘前中継局のテレホンサービスも行っていた)。
  • 南海放送では、1986年から松山市までの通話料のみでラジオ音声を電話で聴くことが出来るテレホンサービスを行っていたが、2013年3月31日で終了している。
  • KDDIは2011年1月26日からLISMOに対応したauの携帯電話・スマートフォン向けに音楽ストリーミングサービス「LISMO WAVE」を開始、全国の民放FM52社のラジオ番組をエリア制限無しで日本全国で聴ける有料サービスを実施していた[185]。2019年9月30日でサービスを終了した。
  • VHF-Low周波数による放送波とインターネット配信によるマルチメディア放送を行っていたi-dioでは、2018年5月1日より北海道・東北地区で同地区のJFN系FM7局を、2018年6月26日より中国・四国地区で同地区のJFN系FM8局を地区内エリア制限なしで放送・配信していた。i-dio対応ラジオとandroid・iOSアプリによるスマートフォン端末等で聴取が可能であったが、2020年3月31日にサービスを終了した。

テレビCM

  • 「アメフトしながら」篇(2015年)
  • 「チーム移籍」篇(2015年)
  • 「アイツとラジオとワタシ」篇(2016年)

※ラジオCMは、各局ごとに独自のCMを制作・放送している。

radiko.jp復興支援プロジェクト

東北地方太平洋沖地震東日本大震災)の被災者への情報を提供するため、2011年3月13日 17:00からエリア制限を解除。当時radikoに参加していた全13局が全国で聴取可能となった[186]。2011年3月25日から当初の予定通り中京地区各局でも本配信が開始されたが、これについても全国に配信された。この制限解除は近畿・中京地区各局は同年3月31日まで、関東地区各局については同年4月11日まで続けられた。

同年4月28日12:00より順次、被災地の全7局のラジオ放送をエリア制限なしで全国に配信した[32]。この7局については通常のradiko.jpとは異なり、「radiko.jp復興支援プロジェクト」[31][注 97]で、番組情報・楽曲情報表示がない状態で配信していた。開始当初は被災局からメディアセンターまでのIP回線が引けなかったため、既設の中継回線を使用してデータセンターに音声を送っていた[注 98]。対応機種はPCとスマートフォン以外にも、復興支援プロジェクトの配信に対応した機種やアプリでも聴取可能であった[187]。対象局のうち茨城放送は、4月12日から通常のradikoでも茨城県域にて配信を開始したことにより、両サービスで配信された。

地上波で放送される番組のうち、『天使のモーニングコール』など一部番組は配信されなかった。FM3局ではCMを流さずフィラーに差し替え、ラジオ福島ではいわき局のCMが配信されていた。プロ野球中継については、IBC岩手放送・ラジオ福島はすべて配信休止、東北放送はKスタ宮城などで行われる東北楽天ゴールデンイーグルスの主催試合に限り配信、茨城放送は地上波と同内容を配信した。配信は同年10月末までの6ヶ月程度を予定していたが、2012年3月31日まで延長して配信された[33]

radiko.jp復興支援プロジェクト(fukkou.radiko.jp)で配信を実施していた放送局
地上波放送対象地域 放送局名 配信期間 備考
岩手県 IBC岩手放送 2011年5月16日 - 2012年3月31日 モノラル
FM岩手 2011年4月28日 - 2012年3月31日  
宮城県 東北放送 2011年5月16日 - 2012年3月31日
Date fm 2011年4月28日 - 2012年3月31日
福島県 ラジオ福島
ふくしまFM
茨城県 茨城放送 2011年5月16日 - 2012年3月31日

民放ラジオ局以外の取り組み

参考文献

脚注

注釈

  1. ^ 前身の「RADIKO」としてはIPラジオ研究協議会。
  2. ^ 前身の「RADIKO」としては2008年3月5日。
  3. ^ 港区新橋二丁目19番4号 SNTビル11階から、2018年2月5日に移転。
  4. ^ 2017年6月に就任[1]
  5. ^ 全国配信のラジオNIKKEI・放送大学・NHKを除いた局数。同一法人のFM802とFM COCOLOは別に数える。
  6. ^ 稀に地域がうまく判定されずエリア外のPCから聴取が可能であったり、エリア内であっても聴取できないことがあるが、radikoのサイトにある専用フォームから問い合わせをすれば、個別に対応をする場合がある。
  7. ^ 例としてエフエム富士は東京・埼玉・神奈川・千葉でも受信可能だがこの1都3県は対象地域外なので基本サービスでも聴取出来ない。他方、ぎふチャンのように対象地域は県域でも、基本サービスで東海3県全域(電波でぎふチャンの直接受信が困難な地域を含む)に配信している放送局もある。また、広域圏に含まれる県は広域圏の各局に加えて広域圏対象外の地元県域局も聴取出来る。
  8. ^ 実際は14日夜から一部サービスが開始。
  9. ^ 「radiko」で聴取したリスナーのうち、約40%は前述の雑音源や地形などの事由により、難聴取でラジオが聴きづらかった・ラジオを元々聴いていなかった人だったというデータもある[12]
  10. ^ 埼玉県・千葉県・東京都・神奈川県の1都3県全域。
  11. ^ タイムフリーの聴取制限を過ぎていなくても、最終放送終了時刻時点で強制的に聴取が不可能となった。
  12. ^ ラジオNIKKEI第1・第2は日経ラジオ社、FM802・FM COCOLOはFM802が1局2波体制で運営している。
  13. ^ 実用化試験配信の終了日は本放送開始日の前日。
  14. ^ 道内各エリア(札幌・函館・旭川・北見・帯広・釧路の各地区)毎に別内容の番組やCMを放送する「ローカルタイム&ローカルステブレ」時間帯は札幌親局の内容を放送。
  15. ^ 道内各エリア(札幌・函館・旭川・帯広・釧路の各地区)毎に別内容の番組やCMを放送する「ローカルタイム&ローカルステブレ」時間帯は札幌親局の内容を放送。
  16. ^ 2017年7月10日より、ステレオ配信。
  17. ^ a b 2017年3月31日まで、青森・八戸・弘前の各エリア毎に別内容の番組やCMを放送する「ローカルタイム&ローカルステブレ」時間帯は青森親局の内容を放送していた。2017年4月改編以降は地域別の番組は親局を含めた県内全域で全て放送している。
  18. ^ a b radikoに参加する前の1週間分もタイムフリー対応。
  19. ^ 2016年12月5日より生放送の自社制作番組を中心にステレオ配信。その後ステレオ配信対象番組を「TBSラジオ制作の同時ネット番組」へも拡げ、のちのラジオマスター更新により、2020年7月6日からはIBCラジオで放送される全ての番組がステレオ配信されている(「CM・事前収録番組・文化放送&ニッポン放送制作の同時ネット番組、以上3系統をステレオ配信に切り替え」を以て全番組のステレオ化を完了し、同時にFM補完放送も完全ステレオ化)。
  20. ^ a b 福島・郡山・会津若松・いわき・原町(南相馬)の各エリア毎に別内容の番組やCMを放送する「ローカルタイム&ローカルステブレ」時間帯は2012年 - 2016年はいわき中継局の内容を放送していたが、2017年 - は福島親局の内容を放送している。
  21. ^ タイムフリー配信は2017年1月1日 9:00に開始した。
  22. ^ 本来は兄弟会社TBSテレビの略称であるが、共に旧東京放送から分社化した経緯からTBSラジオやTBSHDもTBSテレビとまとめてこの通りに略されるのが一般的。
  23. ^ 「実用化試験配信期間」中は東京、神奈川、千葉、埼玉の4都県のみで実施した。
  24. ^ InterFMの地上波放送対象地域は外国語放送実施地域(東京都区部さいたま市横浜市川崎市千葉市成田国際空港)。
  25. ^ 略称は「TFM」であるが、社名のエフエム東京(FM Tokyo)をそのままローマ字読みした格好。更に遡れば「FMT」はTOKYO FMの前身、学校法人東海大学が設置していた実験局実用化試験局であるFM東海FM Tokai)の略称でもあった。
  26. ^ 旧社名のエフエムジャパン(FM Japan)から取った格好。
  27. ^ 茨城県・栃木県・群馬県は2013年7月1日。
  28. ^ a b 横浜親局と小田原中継局とで別内容の番組やCMを放送する「ローカルタイム&ローカルステブレ」時間帯は横浜親局の内容を放送していた。なお、2018年4月改編で支局独自放送は廃止された。
  29. ^ 2016年3月28日からステレオ配信。
  30. ^ 長野・松本・上田・諏訪・飯田の各エリア毎に別内容の番組やCMを放送する「ローカルタイム&ローカルステブレ」時間帯は長野親局の内容を放送。
  31. ^ 2015年2月23日よりステレオ配信。
  32. ^ 「実用化試験配信期間」は大阪、京都、兵庫、奈良の4府県のみで実施。
  33. ^ FM COCOLOの地上波放送対象地域は外国語放送実施地域(大阪市堺市東大阪市関西国際空港神戸市尼崎市京都市奈良市)。
  34. ^ 大阪府は2011年11月1日、京都府は2017年10月2日。
  35. ^ 滋賀県は2014年10月1日。
  36. ^ 滋賀県内ではKBS滋賀として放送を実施しているが、radikoでは京都親局と同一の内容で配信。
  37. ^ 今後、大阪へのエリア拡大を検討している。
  38. ^ 和歌山・田辺・新宮の各エリア毎に別内容の番組やCMを放送する「ローカルタイム&ローカルステブレ」時間帯は和歌山親局の内容を放送。
  39. ^ 各県別の地域放送や「ローカルタイム&ローカルステブレ」は両局ともradiko参加前から実施していない(BSSラジオの親局が米子市、BSSラジオのFM補完局とエフエム山陰の親局が松江市と、共に鳥取県西部と島根県東部を2県またいでカバーする地区に所在するため実施には無理がある)。
  40. ^ RCC公式サイトでは「2012年1月20日」との表記あり[111]
  41. ^ 2016年9月26日よりステレオ配信。
  42. ^ radikoに参加する前の1週間分に関しては、土日の番組のみタイムフリー対応。
  43. ^ 2018年6月11日よりステレオ配信。
  44. ^ LOVE FMの地上波放送対象地域は外国語放送実施地域(福岡市北九州市大牟田市久留米市佐賀市)。
  45. ^ 放送局記号はラテン文字大文字しか使用できないため、当社が保有するドメイン名myufm.jp)から採ったもの。
  46. ^ a b 日付は関東地区の試験配信日・本配信日。近畿地区は近畿周辺局、中京地区と北海道・静岡県・広島県・福岡県はその地域の試験配信日・本配信日に準じる。それ以外の27県は2012年4月2日に試験配信開始。
  47. ^ 2018年9月限りで関東広域圏を対象とするFM放送は終了したが、radikoの配信は衛星ラジオにソースを変更して継続中。
  48. ^ AM参加局以外では、1事業者2波運営のFM802とラジオNIKKEIが2波とも配信している。
  49. ^ a b 2016年度から祝日のローカルニュース・気象情報などは、終日東北地方向けに放送している。
  50. ^ a b 土日・祝日のローカルニュース・気象情報などは、終日四国地方向けに放送している。
  51. ^ 実用化試験配信の終了日は本放送開始日の前日。
  52. ^ 配信当初は関東広域圏(1都6県)、宮城県、広島県、愛媛県、福岡県が対象だった。
  53. ^ 実験配信期間中ではあるが、ここでは47都道府県にて配信が始まった日を本配信開始日とする。
  54. ^ RADIO NEOの地上波放送対象地域は外国語放送実施地域(名古屋市瀬戸市豊田市岡崎市常滑市豊橋市)。
  55. ^ 日本国外における国・地域。
  56. ^ 当初はNTTドコモのみ基地局情報も併用していたが、タイムフリー聴取対応となった公式アプリVer.6.0.0以降廃止となった。
  57. ^ radikoの対象地域内でもネットワーク環境の影響によって聴取できない場合には、個別に調査を行いその結果によっては聴取制限の解除を検討する場合がある[125]
  58. ^ 例えば、関東地方在住にも関わらず関西地方在住と判定され関西のラジオ局が聴取できる一方で、本来の対象地域である関東のラジオ局が聴取できない場合がある。また、その逆の事例もある。
  59. ^ 遅れ時間は本配信開始後も、機器や回線状態などの環境・状況によって大きく異なる場合もある。実際にスマートフォン・タブレット向けアプリにはバッファ時間を15秒・30秒・1分・3分の4段階から選ぶ機能が実装されており、設定や回線状態の兼ね合いで遅れ時間は異なる。
  60. ^ 配信システムサーバーへの初期費用と運用費に充てるとされる。なお、関西電力送配電のサービスエリア地域に限定されるが、大阪ガスで電気を申し込んだ場合に限り、radikoプレミアム会員の会費を大阪ガスが負担する優待コースの「ウィズradikoプラン」が存在する。
  61. ^ 2016年9月時点ではNTTドコモauユーザーのみ対応。ソフトバンクのウオレット(ソフトバンクまとめて払い・ワイモバイル・Enjoyパック・Yahoo!ウォレット。過去にはスマホとくするパック、Yahoo!プレミアム for Soft Bank(フィーチャーフォンヴァージョンは2015年12月で新規募集終了))については、現状支払いシステムが構築されていないため直接申込・支払いをすることができない。
  62. ^ NTT東日本NTT西日本フレッツ光ユーザーに対応。2019年3月19日のメンテナンス明けから新規受付停止。
  63. ^ 2015年8月21日、広島対巨人戦の試合が24:20まで行われ、中継終了の24:35まで配信された。
  64. ^ RCCからの公式なアナウンスはされなかった。時間外の他、本局が放送されていない日曜深夜から月曜早朝の時間帯も配信停止フィラー音楽が流れていた。
  65. ^ TBSラジオはクラシック音楽、TOKYO FMはSSを流していた。それ以外は無音。なお、地上デジタルラジオでも同様の処置が取られた。
  66. ^ 同じくジャパンコンソーシアム制作番組であるオリンピック中継については、2012年・2014年・2016年・2018年大会はテレビ・ラジオのほかインターネットや携帯電話など全てのメディアで日本国内の放送権に含まれており、実際に2012年ロンドン大会はradikoでもそのまま同時配信され、radikoプレミアム開始後最初の2016年リオデジャネイロ大会は基本サービス・radikoプレミアム両方で配信されている。2014年ソチ大会は民放での中継自体がなく、2018年平昌大会はNHKの実験配信対象地域ではradikoでも聴取することができた。
  67. ^ MBCラジオえっちゃんのたんぽぽ倶楽部』のテーマBGMがそれに該当する。
  68. ^ RNC西日本放送タンゴアルバム』など。
  69. ^ ただし、放送局側の都合でそのまま配信される場合がある。
  70. ^ 福岡のAMラジオ2局では従前から福岡・筑後向け(AM・ワイドFM福岡本局、AM大牟田局、ワイドFM糸島局が該当)と北九州・筑豊向け(AM・ワイドFM北九州局及び行橋局が該当)に別々のCMを流す枠が存在しているが、radikoでは福岡・筑後向けのもののみ配信。
  71. ^ radikoプレミアムによるエリアフリーは対応するが、基本サービスと同様にタイムフリー聴取は不可。
  72. ^ a b TOKIO山口達也が2018年4月25日に不祥事を起こしたことが発覚し、当人が無期限謹慎を発表したため、3日前の4月22日にNACK5で放送した『山口達也TOKIO WALKER』はタイムフリーではフィラー差し替えとなった。
  73. ^ 2018年5月4日(3日深夜)NRN系で放送の『四千頭身のオールナイトニッポン0(ZERO)』で放送中に不適切な発言があったため該当部分など一部時間帯がフィラー差し替えとなった。
  74. ^ 楽天球団とradiko.jpにて契約が合意されていないため[142]。ただし、試験配信期間中の局は配信された。また、楽天の本拠地・日本製紙クリネックススタジアム宮城(当時)プロ野球オールスターゲームが開催された時は、日本野球機構管轄試合であるためradikoでも配信されていた。
  75. ^ 2013年からRKBラジオでは日本ハム主催試合の配信を行っている(ロッテ戦も同年シーズン途中から配信)。KBCラジオの日本ハム主催試合は2012年5月2日まで配信されていた。ロッテ戦は2013年4月27日から配信されるようになった。また2012年のクライマックスシリーズファイナルステージは日本ハム主催試合であったが両局とも配信された。
  76. ^ ニッポン放送MBSラジオラジオ大阪で放送される日曜日の中央競馬実況中継とラジオNIKKEI制作の競馬情報番組に関してはradikoではそのまま配信される。
  77. ^ ただし、ドコデモFMは各局とも配信地域の制限なく聴取可能である。かつては、LISMO WAVEでも配信地域制限がなかった。
  78. ^ なお、『魂のラジオ』終了後の2015年12月14日〜18日に福山が出演する特別番組『福山雅治「福の音」セレクション』がニッポン放送のみで放送され、エリアフリーでの配信対象番組ではあるが、14日の放送回が設定ミスで配信地域外の聴取が出来ず、その日の放送終了後にエリアフリーで聴取できなかった旨の苦情が相次ぎ、翌日放送分から急遽エリアフリー配信が出来るように変更されたことがある。
  79. ^ 文化放送・ニッポン放送などではプロ野球などスポーツ中継の延長が生じた場合であっても、その当該番組の定時開始時刻が来た時点で音声を遮断していた。TBSラジオの番組『たまむすび』の場合、毎月第1水曜の15:00 - 15:20頃にジャニーズ事務所のタレントが出演するが、この日は関係ない部分も含め15:00 - 15:30に配信が停止された。
  80. ^ 所属タレントがゲスト出演やコメント出演として登場する場合はそのまま配信されることもあるが、これらは配信する各局の判断に委ねられている。また、V6が2015年にメインパーソナリティを務めたニッポン放送ラジオ・チャリティー・ミュージックソン」は、チャリティー番組・長時間番組という性質から特例で配信された事例もある。
  81. ^ なお、2017年9月に事務所から離れた元SMAPメンバーの稲垣吾郎草彅剛香取慎吾が出演する番組は、事務所離脱後の同年9月9日以降もジャニーズに所属していた頃に録音されたものの音源のため、配信エリア外のプレミアム・タイムフリーでの配信見合わせがされていたものの、翌10月に3人がそれぞれ出演する『ShinTsuyo POWER SPLASH』(bayfm制作)と『編集長 稲垣吾郎』(文化放送制作)については、離脱後に録音されたものの音源からエリアフリー、タイムフリーでの配信が開始された[152]
  82. ^ 3月27日〜4月1日 4:59。
  83. ^ 権利処理の難しい一部番組を除く。
  84. ^ 例外として、2017年10月1日放送分については冒頭約30分間のエリアフリー設定ミスで関東外で放送が聴けなかった為に、特例としてタイムフリーでの配信が行われた。
  85. ^ MBSラジオ製作番組や、MBCラジオの「みちこ先生のニコニコ通信」など。
  86. ^ 東北地方太平洋沖地震翌日の2011年3月12日から4月6日頃までエリア制限解除にともない、関東エリアのみビットレートが32kbpsに引き下げられた。
  87. ^ ラジオ福島風とロック CARAVAN福島』の番組宣伝ではradikoではステレオ音声で聞けることをアピールしている。
  88. ^ 当初は地上波と同様のモノラル音声をステレオ配信。『中央競馬実況中継』の差し替え番組である『ブレイクタイム』のみステレオ配信。
  89. ^ 2016年12月のFM補完放送盛岡FM二戸FM)開始に先駆け更新。
  90. ^ ジャパン・ラジオ・ネットワーク(JRN)、全国ラジオネットワーク(NRN)加盟局で中継用のJRN・NRN回線を使う場合はモノラルになっていたため、制作局以外でradiko・FM補完放送を聞いてもモノラル音声となっていた。ただし、中部地方のCBCラジオ・大阪のFM COCOLO・愛媛の南海放送など、一部の局は独自の中継回線を使用しているためステレオ音声となる。また広島の中国放送の様に番組を限定して(RCCカープナイターなど)独自の中継回線を使う例もあった。
  91. ^ ガジェットを立ち上げると、自社の宣伝以外に音事協音制連関連のロゴなどが出る。
  92. ^ 当初は内蔵GPSによる位置情報が必要なため、iPhoneと同じiOSを搭載しているiPod touch及びiPadのWi-Fiモデルでは使用不可だったが、バージョン1.10よりこれらのモデルでも使用可能となった。
  93. ^ ソフトウェアアップデートを行う必要あり。
  94. ^ 主にビデオリサーチによる、聴取率調査期間中(各民放ラジオ局では「スペシャルウィーク」などと呼称している)にサイマル配信を実施する事が多かった。
  95. ^ 放送大学ラジオは半年間の並行配信を経て2012年3月末をもってスカパー!500チャンネルから移行した。
  96. ^ 試験配信時のradikoとは異なり、TOKYO FM(JFN)系列局がない茨城県の一部地域でも受信可能。なお群馬県や栃木県では元々免許条件や同局の受信が困難な地域が多い理由も踏まえて、関東地区ながら系列局(FMぐんまRADIO BERRY)が設立された経緯がある。こうした事情から配信対象外である。詳しくは3局それぞれの項目も参照。
  97. ^ このプロジェクトの実現にはradiko以外に、アドビシステムズ(エンコーダ)・NTTスマートコネクト(データセンタ)・シスコシステムズ(VPNルータ)が協力していた。
  98. ^ IBC岩手放送はスーパーネット回線でニッポン放送に、東北放送はNRN上り回線で文化放送に、ラジオ福島は既設の中継専用線上りでラジオNIKKEIに、Date FM・FM岩手はJFNネット回線上りでTOKYO FMに送出し、受局に伝送設備を設置してメディアセンターに伝送[157]

出典

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関連項目

外部リンク