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* [[2008年]] タイトル初挑戦、第11期[[女流棋聖戦]]挑戦者(当時最年少挑戦者)となり[[吉原由香里|梅沢由香里]]に挑むも2連敗で初挑戦は失敗<ref>[http://www.nihonkiin.or.jp/match/fkisei/011.html 第11期女流棋聖戦]</ref>。 |
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* [[2010年]] 第22期[[女流名人戦]]リーグで5勝1敗で挑戦者となり、謝依旻に挑むも2連敗で2回目の挑戦も失敗<ref>[http://www.nihonkiin.or.jp/match/fmeijin/022.htm 第22期女流名人戦]</ref>。6月1日に第16回アジア競技大会の日本代表に選出された<ref>[http://www.nihonkiin.or.jp/news/2010/06/1661.html 「第16回アジア競技大会」日本代表候補選手内定]</ref>。梅沢を下し第29期[[女流本因坊戦]]挑戦者となる。これにより、女流3大タイトル全ての挑戦者となるも、謝に3連敗で3回目の挑戦も失敗<ref>[http://www.nihonkiin.or.jp/match/fhoninbo/029.html 第29期女流本因坊戦]</ref>。第8回[[正官庄杯世界女子囲碁最強戦]]に初出場、[[金恵敏]]五段に黒番中押し勝ち、[[宋容慧]]五段に黒番中押し負け。 |
* [[2010年]] 第22期[[女流名人戦]]リーグで5勝1敗で挑戦者となり、謝依旻に挑むも2連敗で2回目の挑戦も失敗<ref>[http://www.nihonkiin.or.jp/match/fmeijin/022.htm 第22期女流名人戦]</ref>。6月1日に第16回アジア競技大会の日本代表に選出された<ref>[http://www.nihonkiin.or.jp/news/2010/06/1661.html 「第16回アジア競技大会」日本代表候補選手内定]</ref>。梅沢を下し第29期[[女流本因坊戦]]挑戦者となる。これにより、女流3大タイトル全ての挑戦者となるも、謝に3連敗で3回目の挑戦も失敗<ref>[http://www.nihonkiin.or.jp/match/fhoninbo/029.html 第29期女流本因坊戦]</ref>。第8回[[正官庄杯世界女子囲碁最強戦]]に初出場、[[金恵敏]]五段に黒番中押し勝ち、[[宋容慧]]五段に黒番中押し負け。 |
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* [[2011年]] 初戦に勝利し、リーチを掛けた2局目は[[3月11日]]に行われたが、地震により女流名人戦初の打ちかけとなり、再開局で敗れる。結局3局目も敗れ4回目の挑戦も失敗<ref>[http://www.nihonkiin.or.jp/match/fmeijin/023.htm 第23期女流名人戦]</ref>。第59回[[NHK杯テレビ囲碁トーナメント]]に初出場、[[9月28日]]から因縁の謝を相手に4回目の番勝負となる第30期女流本因坊戦に挑戦。初戦こそ勝ったがその後3連敗を喫し、5回目のタイトル挑戦も失敗。[[11月17日]]、第24期女流名人戦・挑戦者決定リーグ戦において[[吉田美香]]を破り、1敗がいなくなったため、3年連続の女流名人挑戦が確定。これにより謝への挑戦は5回目、通算では6回目のタイトル挑戦。第2回[[穹窿山兵聖杯世界女子囲碁選手権]]で[[王晨星]]二段に白番中押し勝ち、[[ |
* [[2011年]] 初戦に勝利し、リーチを掛けた2局目は[[3月11日]]に行われたが、地震により女流名人戦初の打ちかけとなり、再開局で敗れる。結局3局目も敗れ4回目の挑戦も失敗<ref>[http://www.nihonkiin.or.jp/match/fmeijin/023.htm 第23期女流名人戦]</ref>。第59回[[NHK杯テレビ囲碁トーナメント]]に初出場、[[9月28日]]から因縁の謝を相手に4回目の番勝負となる第30期女流本因坊戦に挑戦。初戦こそ勝ったがその後3連敗を喫し、5回目のタイトル挑戦も失敗。[[11月17日]]、第24期女流名人戦・挑戦者決定リーグ戦において[[吉田美香]]を破り、1敗がいなくなったため、3年連続の女流名人挑戦が確定。これにより謝への挑戦は5回目、通算では6回目のタイトル挑戦。第2回[[穹窿山兵聖杯世界女子囲碁選手権]]で[[王晨星]]二段に白番中押し勝ち、[[芮廼偉]]九段に黒番中押し負け<ref>[http://www.pandanet.co.jp/soudan/htm/1410-1s.htm 向井千瑛の思い出の一局]</ref>。 |
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* [[2012年]][[2月29日]]、[[東大阪市]]の[[大阪商業大学]]にて行われた第24期女流名人戦第1局で黒番15目半負けの大敗。続く[[3月14日]]、[[京都市]]の[[学校法人平安女学院|平安女学院・有栖館]]にて行われた第2局も白番1目半負けに終わり2連敗、通算6回目のタイトル挑戦も失敗に終わった。 |
* [[2012年]][[2月29日]]、[[東大阪市]]の[[大阪商業大学]]にて行われた第24期女流名人戦第1局で黒番15目半負けの大敗。続く[[3月14日]]、[[京都市]]の[[学校法人平安女学院|平安女学院・有栖館]]にて行われた第2局も白番1目半負けに終わり2連敗、通算6回目のタイトル挑戦も失敗に終わった。 |
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* [[2013年]]9月、[[杉本明]]八段と結婚<ref>[http://www.pandanet.co.jp/soudan/htm/1310top.htm 向井千瑛五段の近況報告(2013年10月]</ref>。 |
* [[2013年]]9月、[[杉本明]]八段と結婚<ref>[http://www.pandanet.co.jp/soudan/htm/1310top.htm 向井千瑛五段の近況報告(2013年10月]</ref>。 |
2020年8月8日 (土) 08:06時点における版
向井 千瑛(むかい ちあき、1987年12月24日 - )は、日本棋院東京本院所属の囲碁女流棋士。東京都板橋区出身。本田幸子七段門下。夫は杉本明八段で、息子が1人いる。
略歴
- 向井三姉妹の三女で姉に同じくプロ棋士の三村芳織、長島梢恵。姉妹で一番若く入段を果たし、期待されタイトル挑戦者になるなどの活躍を見せている。小林4姉弟(小林千寿、孝之準棋士、健二、覚)は、母の従兄弟にあたる(小林の父と向井の母方祖父が兄弟)[1]。義理の兄に、三村智保。(芳織の夫)
- 姉とともに囲碁を覚え、本田幸子の開催する本田会で研鑽を続ける。
- 1997年 板橋区立高島第七小学校4年で、少年少女囲碁大会小学生の部に出場し、最年少記録タイで優勝する井山裕太に敗れ、5位入賞。
- 1998年 同小5年の、少年少女囲碁大会小学生の部で連覇を達成する井山に破れ6位[2]。
- 1999年 同小6年の、少年少女囲碁大会小学生の部で女子では3人目となる優勝(他に石井茜、万波佳奈が達成)[3]。全日本こども囲碁大会で準優勝。
- 2000年 板橋区立高島第二中学校1年で、少年少女囲碁大会中学生の部で5位[4]。全日本こども囲碁大会では前年に引き続き、準優勝。その後院生となる。
- 2001年 棋士採用試験で黄翊祖・三谷哲也・大橋拓文の18位に終わり、入段できず[5]。
- 2002年 棋士採用試験で安斎伸彰・大場惇也・古家正大の13位に終わり、入段できず[6]。
- 2003年 冬季棋士採用試験で村上晶英・謝依旻の7位に終わり、入段できず[7]。女流棋士採用試験で、1位となり2位の奥田あやと共に入段を果たす[8]。
- 2007年 第20期女流名人戦敗者復活戦で姉梢恵と初の姉妹対決。千瑛が勝つ。その後勝ち進み、姉芳織との初公式戦対局。こちらは姉芳織が勝利した[9]。
- 2008年 タイトル初挑戦、第11期女流棋聖戦挑戦者(当時最年少挑戦者)となり梅沢由香里に挑むも2連敗で初挑戦は失敗[10]。
- 2010年 第22期女流名人戦リーグで5勝1敗で挑戦者となり、謝依旻に挑むも2連敗で2回目の挑戦も失敗[11]。6月1日に第16回アジア競技大会の日本代表に選出された[12]。梅沢を下し第29期女流本因坊戦挑戦者となる。これにより、女流3大タイトル全ての挑戦者となるも、謝に3連敗で3回目の挑戦も失敗[13]。第8回正官庄杯世界女子囲碁最強戦に初出場、金恵敏五段に黒番中押し勝ち、宋容慧五段に黒番中押し負け。
- 2011年 初戦に勝利し、リーチを掛けた2局目は3月11日に行われたが、地震により女流名人戦初の打ちかけとなり、再開局で敗れる。結局3局目も敗れ4回目の挑戦も失敗[14]。第59回NHK杯テレビ囲碁トーナメントに初出場、9月28日から因縁の謝を相手に4回目の番勝負となる第30期女流本因坊戦に挑戦。初戦こそ勝ったがその後3連敗を喫し、5回目のタイトル挑戦も失敗。11月17日、第24期女流名人戦・挑戦者決定リーグ戦において吉田美香を破り、1敗がいなくなったため、3年連続の女流名人挑戦が確定。これにより謝への挑戦は5回目、通算では6回目のタイトル挑戦。第2回穹窿山兵聖杯世界女子囲碁選手権で王晨星二段に白番中押し勝ち、芮廼偉九段に黒番中押し負け[15]。
- 2012年2月29日、東大阪市の大阪商業大学にて行われた第24期女流名人戦第1局で黒番15目半負けの大敗。続く3月14日、京都市の平安女学院・有栖館にて行われた第2局も白番1目半負けに終わり2連敗、通算6回目のタイトル挑戦も失敗に終わった。
- 2013年9月、杉本明八段と結婚[16]。
- 2013年11月27日、第32期女流本因坊戦で6連覇中の謝依旻を3勝2敗で破り、タイトル挑戦7回目、女流本因坊戦3度目の挑戦で念願のタイトル奪取に成功[17][18][19]。
- 2014年5月、長男誕生[20]。
- 2014年11月7日、第33期女流本因坊戦で防衛失敗、無冠となった。
- 2016年7月17日、第3回扇興杯女流囲碁最強戦準優勝(謝依旻に負け)。
昇段・成績
- 2004年 初段
- 2007年7月13日 二段(勝星規定)
- 2009年4月1日 三段(賞金ランキング)
- 2010年2月1日 四段(賞金ランキング)
- 2011年 賞金ランキング第18位、女流第2位(女流1位は謝、第6位)
- 2012年2月1日 五段(賞金ランキング)
タイトル履歴
- 女流本因坊 1期(2013年・第32期)
登場回数 9回 獲得合計 1期
受賞履歴
棋道賞
- 女流賞 1回(2013年・第47回)
脚注
- ^ 囲碁講座 2004年10月号
- ^ 第19回少年少女囲碁大会全国大会
- ^ 第20回少年少女囲碁大会全国大会
- ^ 第21回少年少女囲碁大会全国大会
- ^ 平成14年度棋士採用試験本戦
- ^ 平成15年度棋士採用試験本戦
- ^ 平成16年度冬季棋士採用試験本戦
- ^ 平成16年度女流特別採用
- ^ 第20期女流名人戦
- ^ 第11期女流棋聖戦
- ^ 第22期女流名人戦
- ^ 「第16回アジア競技大会」日本代表候補選手内定
- ^ 第29期女流本因坊戦
- ^ 第23期女流名人戦
- ^ 向井千瑛の思い出の一局
- ^ 向井千瑛五段の近況報告(2013年10月
- ^ 第32期女流本因坊戦
- ^ 第32期女流本因坊戦挑戦手合五番勝負
- ^ 「NHK囲碁講座」2014年5月号
- ^ 2014年5月にご子息をご出産されたの向井千瑛五段の近況写真