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井澤秋乃

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

井澤 秋乃(いざわ あきの、1978年10月31日 - )は、囲碁女流棋士奈良県出身、日本棋院東京本院所属、五段。夫は高梨聖健、義弟に山下敬吾左利き

経歴

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1978年、奈良県に生まれる。 父は早稲田大学囲碁部の出身で、強豪のアマチュア棋士である[1]。 その父が経営する碁会所で幼い頃から囲碁に親しみ、6歳の頃より父が主宰する子供囲碁教室に通い始め、頭角を現した。 1990年、小学6年生の時に第11回全国少年少女囲碁大会で6位入賞を果たす。 奈良県立富雄高等学校に進学後、囲碁部に所属したが、15歳で本格的に囲碁に取り組むことを決意、日本棋院院生となる。 1998年入段。同年二段、2001年三段、2007年四段[2]

2002年、第6期女流棋聖戦挑戦者決定戦に進出するも加藤啓子四段に敗れる。 また2004年には第23期女流本因坊戦挑戦者決定戦に進出するも、知念かおり三段に敗退している。 2005年11月より、囲碁普及プロジェクト囲碁ステーションを設立し、幹事の一人となる。 2007年9月、第6期テレビ大阪杯・関西女流トーナメント戦で優勝した[3]NHK衛星第2テレビの番組、囲碁・将棋ジャーナルでは2008年から同番組終了までアシスタントを務めていた。

2011年12月5日、日本棋院東京本院所属の高梨聖健八段と結婚。同時に大阪総本部から東京本院へ転籍した[4]

主な棋歴

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  • 1990年 全国少年少女囲碁大会(6位入賞)
  • 2002年 第6期女流棋聖戦挑戦者決定戦進出
  • 2004年 第23期女流本因坊戦挑戦者決定戦進出
  • 2007年 第6期テレビ大阪杯・関西女流トーナメント優勝
  • 2023年 第35期女流名人戦博多カマチ杯リーグ入り

脚注

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  1. ^ 毎日新聞 2004年12月10日
  2. ^ 井澤秋乃 四段に昇段 (日本棋院棋士新着情報)
  3. ^ 井澤秋乃四段の思い出の一局
  4. ^ 囲碁ステーション ご報告 2011年12月12日

外部リンク

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