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安田明夏

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
 安田 明夏[1] 初段
名前 安田 明夏[1]
生年月日 (2002-08-24) 2002年8月24日(22歳)
プロ入り年 2021年[1]
出身地 兵庫県神戸市[1]
所属 日本棋院関西総本部[1]
師匠 堀田陽三[1]
段位 初段
概要
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安田 明夏(やすだ あきか[1]2002年8月24日 - )は、日本の女流囲碁棋士日本棋院関西総本部所属[1]

経歴

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兵庫県神戸市出身[1]。5歳の頃、囲碁のアマチュア高段者だった祖父に教えられて囲碁に興味を持ち[1]、小学生でプロを目指したいと考え、中学校2年で日本棋院関西総本部の院生となる[2]。師匠は神戸囲碁倶楽部を主宰する堀田陽三九段[1]。堀田は関西棋院所属であるが、堀田や両親からは、知り合いが多い関西棋院より勉強に集中できるはずと日本棋院を勧められた[1]。実際、楽しかった神戸囲碁俱楽部と違って厳しい対局の連続で、負けたり同世代にプロ合格で追い越されたりしたが、師匠や両親からは、無理をせず気楽にやるよう励まされた[1]

愛徳学園中学校2年生の時に「第37回文部科学大臣杯全国少年少女囲碁大会」に出場し、6位入賞を果たしている[3]

2020年(令和2年)度の関西総本部院生研修リーグにて総合4位(女子1位)の好成績を収めた為、女流特別採用推薦により、2021年(令和3年)4月1日付にて入段(プロ棋士採用)した[4][5]

2022年(令和4年)4月よりNHK Eテレの番組『囲碁フォーカス』の進行役に起用された[1][6]。両手で三角形をつくる「バランスチャート」という独特の決めポーズを披露している[1]

2023年時点では大学生で、詰碁は毎日欠かさないほか、人工知能(AI)囲碁ソフトによる研究にも取り組んでいる[1]。囲碁以外では韓国語を学んでいる[1]

著書

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『安田明夏のとってもやさしい囲碁入門』マイナビ出版、2024年3月14日

出演番組

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脚注

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  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p 【棋士列伝】囲碁安田明夏初段(20)決めポーズで普及も頑張る産経新聞』朝刊2023年1月26日(文化面)2023年2月1日閲覧
  2. ^ (新初段物語:25)安田明夏、辛酸越えて前へ 囲碁 朝日新聞デジタル(2021年4月10日)2023年2月1日閲覧
  3. ^ 第37回文部科学大臣杯全国少年少女囲碁大会結果 日本棋院(2023年2月1日閲覧)
  4. ^ 令和3年度新入段者紹介(関西総本部) 日本棋院関西総本部オフィシャルブログ(2021年2月26日)2023年2月1日閲覧
  5. ^ 「世界で戦える棋士に」 囲碁新入段者に初段免状 iza(2021年3月31日)2023年2月1日閲覧
  6. ^ 囲碁フォーカス NHKオンライン
  7. ^ 安田明夏) [@akika_yasuda] (2022年6月17日). "本日放送の、チコちゃんに叱られる!のVTRに少しだけ出演しています。お時間よろしけば是非ご覧ください。どんな風に出来上がったのか、緊張します". X(旧Twitter)より2022年6月17日閲覧

外部リンク

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