コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

「第57回全国高等学校野球選手権大会」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
代表校: 学校名の改称にともなう編集
Cewbot (会話 | 投稿記録)
51行目: 51行目:
|[[全国高等学校野球選手権茨城大会|茨城]]||[[茨城県立竜ヶ崎第一高等学校|竜ヶ崎一]]||9年ぶり7回目
|[[全国高等学校野球選手権茨城大会|茨城]]||[[茨城県立竜ヶ崎第一高等学校|竜ヶ崎一]]||9年ぶり7回目
|-
|-
|[[全国高等学校野球選手権栃木大会|栃木]]||[[白大学足利中学校・高等学校|足利学園]]||初出場
|[[全国高等学校野球選手権栃木大会|栃木]]||[[白大学足利中学校・高等学校|足利学園]]||初出場
|-
|-
|[[全国高等学校野球選手権埼玉大会|埼玉]]||[[埼玉県立上尾高等学校|上尾]]||2年連続2回目
|[[全国高等学校野球選手権埼玉大会|埼玉]]||[[埼玉県立上尾高等学校|上尾]]||2年連続2回目

2020年7月24日 (金) 08:11時点における版

第57回全国高等学校野球選手権大会
試合日程 1975年8月8日 - 8月24日
出場校 38校
参加校数 2,798校
優勝校 習志野千葉、8年ぶり2回目)
試合数 37試合
選手宣誓 橋場滋(北陸金沢桜丘
始球式 永井道雄文部大臣
大会本塁打 15本
 < 19741976 > 
全国高等学校野球選手権大会
テンプレートを表示

第57回全国高等学校野球選手権大会(だい57かいぜんこくこうとうがっこうやきゅうせんしゅけんたいかい)は、1975年8月8日から8月24日まで阪神甲子園球場で行われた全国高等学校野球選手権大会である。本大会決勝戦は市立高校同士の対戦となった。

概要

この年も2年連続で地区割再編を実施し、西関東・三岐・東中国・西中国・南九州の各地区大会が廃止され、それに伴い埼玉・栃木・岐阜・三重・岡山・山口・宮崎・沖縄が1県1校の代表となった。そして北関東大会は群馬と山梨に再編され、新たに鳥取と島根が山陰大会を組むことになった。なおこの大会以降、出場校が偶数となるのは第100回(2018年)までなかった。

この年は記録的な長雨が影響し、後述のとおり大会期間中5日間雨天順延(3日連続と2日連続の中止)が発生し、甲子園を主本拠地とする阪神タイガースの日程にまで影響を及ぼした。

日程

  • 8月6日 - 組み合わせ抽選会。
  • 8月8日 - 開会式。
  • 8月16日・17日・18日・22日・23日は雨天中止。
  • 8月24日 - 決勝戦が行われ習志野が8年ぶり2回目の優勝。閉会式。

代表校

地方大会 代表校 出場回数
北北海道 旭川竜谷 3年連続3回目
南北海道 北海道日大 初出場
岩手 盛岡商 23年ぶり3回目
奥羽 秋田商 5年ぶり7回目
東北 仙台育英 2年ぶり4回目
福島 磐城 4年ぶり5回目
茨城 竜ヶ崎一 9年ぶり7回目
栃木 足利学園 初出場
埼玉 上尾 2年連続2回目
千葉 習志野 3年ぶり4回目
東東京 早稲田実 15年ぶり20回目
西東京 堀越 8年ぶり2回目
神奈川 東海大相模 2年連続5回目
北関東 巨摩 初出場
静岡 浜松商 8年ぶり4回目
愛知 国府 初出場
岐阜 中京商 3年連続3回目
三重 三重 2年ぶり5回目
新潟 新潟商 7年ぶり7回目
地方大会 代表校 出場回数
長野 松商学園 6年ぶり20回目
北陸 金沢桜丘 5年ぶり4回目
福滋 三国 2年連続3回目
京都 初出場
大阪 興国 7年ぶり2回目
兵庫 洲本 初出場
紀和 天理 2年ぶり6回目
岡山 岡山東商 2年ぶり8回目
広島 広島商 2年ぶり13回目
山陰 江の川 初出場
山口 柳井商 23年ぶり2回目
北四国 新居浜商 初出場
南四国 土佐 8年ぶり3回目
福岡 小倉南 初出場
西九州 諫早 初出場
中九州 九州学院 12年ぶり2回目
宮崎 日南 初出場
鹿児島 鹿児島商 3年ぶり10回目
沖縄 石川 初出場

試合結果

1回戦

試合日 試合順 勝利 スコア 敗戦
8月8日 第1試合 日南 5 - 4 岡山東商
第2試合 興国 4 - 3 仙台育英
第3試合 石川 4 - 3 新潟商
8月9日 第1試合 柳井商 1 - 0 国府
第2試合 中京商 5 - 0 早稲田実
第3試合 浜松商 8 - 4 竜ヶ崎一

2回戦

試合日 試合順 勝利 スコア 敗戦 備考
8月9日 第4試合 新居浜商 3 - 1 九州学院
8月10日 第1試合 三国 6 - 0 江の川
第2試合 三重 3 - 1 巨摩
第3試合 土佐 8 - 1
第4試合 金沢桜丘 6x - 5 北海道日大 延長10回
8月11日 第1試合 上尾 5x - 4 小倉南 延長10回
第2試合 足利学園 1 - 0 鹿児島商
第3試合 広島商 11 - 0 盛岡商
第4試合 東海大相模 5 - 3 松商学園
8月12日 第1試合 磐城 4 - 1 諫早
第2試合 秋田商 9 - 0 洲本
第3試合 天理 9 - 0 堀越
8月13日 第1試合 習志野 8 - 5 旭川竜谷
第2試合 浜松商 6x - 5 石川
第3試合 日南 5 - 4 興国
8月14日 第1試合 中京商 7 - 2 柳井商

3回戦

試合日 試合順 勝利 スコア 敗戦
8月14日 第2試合 東海大相模 7 - 3 三重
第3試合 広島商 5 - 1 日南
8月15日 第1試合 新居浜商 1 - 0 三国
第2試合 習志野 2 - 0 足利学園
第3試合 上尾 4 - 3 土佐
8月19日 第1試合 中京商 7 - 1 金沢桜丘
第2試合 磐城 3 - 2 秋田商
第3試合 天理 9 - 2 浜松商

準々決勝

試合日 試合順 勝利 スコア 敗戦
8月20日 第1試合 新居浜商 5 - 1 天理
第2試合 上尾 5 - 4 東海大相模
第3試合 広島商 3 - 0 中京商
第4試合 習志野 16 - 0 磐城

準決勝

試合日 試合順 勝利 スコア 敗戦
8月21日 第1試合 習志野 4 - 0 広島商
第2試合 新居浜商 6 - 5 上尾

決勝

8月24日

  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E
新居浜商 0 1 0 2 0 0 1 0 0 4 10 2
習志野 0 0 0 0 4 0 0 0 1x 5 13 2
  1. (新):村上 - 続木
  2. (習):小川 - 神子
  3. 審判
    [球審]郷司
    [塁審]山川・三宅・元橋
  4. 試合時間:2時間46分

大会本塁打

1回戦
  • 第1号:清水信英(興国)
2回戦
  • 第2号:玉川寿(土佐)[1]
  • 第3号:原利行(北海道日大)
  • 第4号:中村昭(上尾)
  • 第5号:塚原修(上尾)
  • 第6号:津末英明(東海大相模)
  • 第7号:中尾保(天理)
  • 第8号:籠谷啓史(天理)
  • 第9号:神子文之(習志野)
  • 第10号:高林基久(浜松商)[2]
  • 第11号:豊平晋一(中京商)
3回戦
  • 第12号:佐藤功(東海大相模)
  • 第13号:福島正治(広島商)
準決勝
  • 第14号:中村昭(上尾)
  • 第15号:竹場和範(新居浜商)


備考

1975年8月23日、24日には甲子園球場でプロ野球阪神ヤクルト戦が予定されていたが、記録的な長雨の影響で日程消化が遅れたため、高校野球優先を理由に取り消された(雨天中止に準じた扱いとして、予備日に振替開催)。

脚注

  1. ^ この本塁打を打った試合でサイクル安打も記録
  2. ^ 大会初の逆転サヨナラ本塁打

関連項目

外部リンク