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第74回全国高等学校野球選手権大会(だい74かいぜんこくこうとうがっこうやきゅうせんしゅけんたいかい)は、1992年8月10日から8月25日まで阪神甲子園球場で行われた全国高等学校野球選手権大会である。
- この年はバルセロナオリンピック(野球が公式種目だった)の影響を考慮し、平年より遅らせて8月10日から開催された。また本来は8月23日に決勝を予定していたが、大会期間中に雨天延期が2日間あったため、過去最も遅い8月25日となった。
- この大会より3回戦と準々決勝の抽選会においては、2回戦最後の試合の勝者が3回戦最初の試合に、また3回戦最後の試合の勝者が準々決勝最初の試合に、それぞれ当たらないように抽選の前で振り分けられるシステムへ変更となった[1]。
- 甲子園球場のラッキーゾーンのフェンスが撤去されて初めての選手権大会となった。
- 1992年
- 6月21日 - 沖縄大会で地方大会が開幕。
- 8月1日 - 全49代表校が出そろう。
- 8月8日 - 組み合わせ抽選会。
- 8月10日 - 開会式。
- 8月18日 - 第2、3試合順延。
- 8月19日 - 雨天順延。
- 8月25日 - 決勝戦が行われ福岡代表の西日本短大付が千葉代表の拓大紅陵を1-0で下し初優勝。
試合日 |
試合順 |
勝利 |
スコア |
敗戦 |
備考 |
試合時間
|
8月10日 |
第1試合 |
沖縄尚学 |
5x - 4 |
桐蔭学園 |
延長12回 |
3時間50分[2]
|
第2試合 |
一関商工 |
5 - 1 |
山口鴻城 |
|
1時間58分
|
第3試合 |
三重 |
8 - 1 |
西条 |
|
2時間21分
|
8月11日 |
第1試合 |
神港学園 |
3 - 2 |
北海 |
|
2時間14分
|
第2試合 |
延岡工 |
2x - 1 |
郡山 |
延長11回 |
2時間19分
|
第3試合 |
天理 |
11 - 3 |
秀明 |
|
2時間23分
|
第4試合 |
星稜 |
11 - 0 |
長岡向陵 |
|
2時間12分
|
8月12日 |
第1試合 |
熊本工 |
4 - 3 |
創価 |
|
1時間58分
|
第2試合 |
近大付 |
5 - 0 |
松商学園 |
|
2時間3分
|
第3試合 |
尽誠学園 |
1 - 0 |
帝京 |
|
2時間1分
|
第4試合 |
桐陽 |
3 - 1 |
京都西 |
|
2時間13分
|
8月13日 |
第1試合 |
県岐阜商 |
3x - 2 |
鹿児島商工 |
|
2時間1分
|
第2試合 |
日大山形 |
4 - 1 |
柳ヶ浦 |
|
2時間9分
|
第3試合 |
北陸 |
5 - 4 |
砂川北 |
|
1時間56分
|
第4試合 |
広島工 |
4 - 1 |
仙台育英 |
|
2時間18分
|
8月14日 |
第1試合 |
樹徳 |
8 - 1 |
近江 |
|
1時間59分
|
第2試合 |
能代 |
4 - 3 |
佐賀東 |
|
2時間28分
|
試合日 |
試合順 |
勝利 |
スコア |
敗戦 |
備考 |
試合時間
|
8月14日 |
第3試合 |
西日本短大付 |
2 - 0 |
高岡商 |
|
1時間55分
|
8月15日 |
第1試合 |
東邦 |
7 - 4 |
倉敷商 |
|
2時間30分
|
第2試合 |
拓大紅陵 |
4 - 3 |
智弁和歌山 |
|
1時間54分
|
第3試合 |
池田 |
8 - 1 |
弘前実 |
|
2時間18分
|
第4試合 |
東海大甲府 |
6 - 0 |
倉吉北 |
|
1時間47分
|
8月16日 |
第1試合 |
佐世保実 |
4x - 3 |
常総学院 |
延長11回 |
2時間9分
|
第2試合 |
宇都宮南 |
5 - 3 |
大社 |
|
2時間4分
|
第3試合 |
明徳義塾 |
3 - 2 |
星稜 |
|
2時間7分
|
第4試合 |
天理 |
3x - 2 |
樹徳 |
|
2時間22分
|
8月17日 |
第1試合 |
北陸 |
6 - 4 |
近大付 |
延長12回 |
3時間10分
|
第2試合 |
神港学園 |
11 - 4 |
一関商工 |
|
2時間9分
|
第3試合 |
広島工 |
3 - 2 |
桐陽 |
|
2時間3分
|
第4試合 |
三重 |
3 - 2 |
沖縄尚学 |
|
2時間6分
|
8月18日 |
第1試合 |
尽誠学園 |
7 - 0 |
能代 |
|
1時間39分
|
8月20日 |
第1試合 |
日大山形 |
12 - 2 |
延岡工 |
|
2時間32分
|
第2試合 |
県岐阜商 |
1x - 0 |
熊本工 |
|
1時間56分
|
試合日 |
試合順 |
勝利 |
スコア |
敗戦 |
試合時間
|
8月20日 |
第3試合 |
尽誠学園 |
7 - 2 |
宇都宮南 |
2時間1分
|
第4試合 |
拓大紅陵 |
2 - 0 |
佐世保実 |
2時間7分
|
8月21日 |
第1試合 |
天理 |
7 - 4 |
東海大甲府 |
2時間29分
|
第2試合 |
北陸 |
5 - 1 |
日大山形 |
2時間5分
|
第3試合 |
東邦 |
1x - 0 |
県岐阜商 |
1時間56分
|
8月22日 |
第1試合 |
広島工 |
8 - 0 |
明徳義塾 |
2時間3分
|
第2試合 |
西日本短大付 |
3 - 0 |
三重 |
2時間12分
|
第3試合 |
池田 |
4x - 3 |
神港学園 |
2時間20分
|
試合日 |
試合順 |
勝利 |
スコア |
敗戦 |
備考 |
試合時間
|
8月23日 |
第1試合 |
尽誠学園 |
5 - 0 |
広島工 |
|
1時間45分
|
第2試合 |
西日本短大付 |
6 - 1 |
北陸 |
|
2時間8分
|
第3試合 |
東邦 |
5 - 4 |
天理 |
延長11回 |
2時間52分
|
第4試合 |
拓大紅陵 |
2 - 1 |
池田 |
|
2時間3分
|
試合日 |
試合順 |
勝利 |
スコア |
敗戦 |
試合時間
|
8月24日 |
第1試合 |
拓大紅陵 |
5 - 4 |
尽誠学園 |
2時間4分
|
第2試合 |
西日本短大付 |
4 - 0 |
東邦 |
1時間55分
|
8月25日
|
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
R |
H |
E |
拓大紅陵
| 0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
6 |
0 |
西日本短大付
| 0 |
1 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
X |
1 |
8 |
1 |
- (拓):紺野 - 伊藤
- (西):森尾 - 西原
- 審判
[球審]布施
[塁審]永野・田中・杉中 - 試合時間:1時間56分
拓大紅陵 |
打順 | 守備 | 選手
|
---|
1 | [二] | 今井達雄(3年) |
2 | [遊] | 松本健一(3年) |
3 | [中] | 小笠原雄(3年) |
4 | [投] | 紺野恵治(3年) |
5 | [右] | 立川隆史(2年) |
6 | [左] | 木内敬(3年) |
7 | [三] | 布施正明(3年) |
8 | [一] | 金岡洋史(3年) |
9 | [捕] | 伊藤俊一郎(3年) |
|
西日本短大付 |
打順 | 守備 | 選手
|
---|
1 | [中] | 下川浩一(2年) |
2 | [二] | 出川正彦(3年) |
3 | [一] | 中村壽博(3年) |
4 | [左] | 高原典一(3年) |
5 | [三] | 梅沢敦(3年) |
6 | [捕] | 西原憲一(3年) |
7 | [右] | 山本俊介(3年) |
8 | [投] | 森尾和貴(3年) |
9 | [遊] | 犬走光則(3年) |
|
- 1回戦
- 第1号:杉原直大(天理)
- 第2号:田辺松功(熊本工)
- 第3号:池上康博(県岐阜商)
- 第4号:関吉雅人(砂川北)
- 第5号:川島徹(樹徳)
- 2回戦
- 第6号:高木雄二(東邦)
- 第7号:藤田典久(智弁和歌山)
- 第8号:根本健志(常総学院)
- 第9号:桑田雅彦(佐世保実)
- 3回戦
- 準々決勝
- 第11号:中道大輔(尽誠学園)
- 第12号:中道大輔(尽誠学園)
- 第13号:小寺一真(天理)
- 第14号:立川隆史(拓大紅陵)
- ^ 2回戦最後の勝者が3回戦の最初に組まれたのは、第69回大会の常総学院が唯一であり、蛇足情報として、2回戦で沖縄水産に7-0、3回戦で尽誠学園に6-0で完封し、24時間で2試合完封した例がある。前年の73回大会では、3回戦最後の勝者の勝者の柳川が、その日の第2試合、松商学園4-3四日市工の延長16回の煽りを脆にくらい、睡眠時間が5時間程しかとれず、準々決勝の沖縄水産戦ではコンディションが充分にとれなかった為。この柳川で4例目となり、全てその日に、延長戦と雨天中断が絡んでいる。他に64回大会の津久見3−2佐賀商が延長14回、66回大会の鎮西2−1法政一の延長10回、70回記念の沖縄水産4−1愛工大名電が雨天中断並びに第3試合の浦和市立2−1宇都宮学園の延長10回の影響もあった。翌日の準々決勝で津久見は敗れ、鎮西と沖縄水産は勝利している。
- ^ 開幕試合では歴代最長
|
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1910年代 | |
---|
1920年代 | |
---|
1930年代 | |
---|
1940年代 | |
---|
1950年代 | |
---|
1960年代 | |
---|
1970年代 | |
---|
1980年代 | |
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1990年代 | |
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2000年代 | |
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2010年代 | |
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2020年代 | |
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地方大会 | |
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地方別成績 | |
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楽曲 | |
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関連項目 | |
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1942年から1945年は中断。取り消し線は開催中止。 |