「1984年の南海ホークス」の版間の差分
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2020年7月14日 (火) 20:15時点における版
1984年の南海ホークス | |
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成績 | |
パシフィック・リーグ5位 53勝65敗12分 勝率.449[1] | |
本拠地 | |
都市 | 大阪府大阪市浪速区 |
大阪球場 | |
球団組織 | |
オーナー | 川勝傳 |
経営母体 | 南海電気鉄道 |
監督 | 穴吹義雄 |
« 1983 1985 » |
1984年の南海ホークス(1984ねんのなんかいホークス)では、1984年の南海ホークスにおける動向をまとめる。
このシーズンの南海ホークスは、穴吹義雄監督の2年目のシーズンである。
概要
1960年代の黄金時代の輝きを取り戻すべくユニフォームはこの年から深緑となり、プルオーバー式を廃止してボタン式を復活。新ユニフォーム採用のチームは4月を首位と1ゲーム差の3位で終えると、6月まではAクラス争いに加わった。しかし、前年同様夏場に弱く7月後半から勝ったり負けたりの繰り返しで、8月に10連敗を記録するなど(10連敗中3試合で2桁失点)6勝16敗1分の借金10でAクラス争いから脱落。チームは西武に抜かれて5位に転落すると、そのまま全日程を終了した。投手陣は抑えの金城基泰が不調だったものの、先発陣はダブル山内(山内和宏・山内孝徳)の活躍に加えて畠山準や藤本修二がローテ入りするなど、明るい話題もあったが、チーム防御率4.89はリーグ5位。打撃陣では新外国人のジェフ・ドイルとクリス・ナイマンをはじめ、新井宏昌や門田博光もそれなりの成績を収め633得点はリーグ2位で、本塁打は159本でリーグ3位と健闘するも守備が粗く、近鉄とともにリーグ最下位の115失策を記録した。この年入団のナイマンが192cmと大柄だったのに対し、ドイルは20cm低い172cmと小柄だったため、凸凹コンビとしてファンに親しまれた。
チーム成績
レギュラーシーズン
1 | 中 | 河埜敬幸 |
---|---|---|
2 | 左 | 新井宏昌 |
3 | 二 | ドイル |
4 | 指 | 門田博光 |
5 | 一 | ナイマン |
6 | 捕 | 香川伸行 |
7 | 右 | 山村善則 |
8 | 三 | 久保寺雄二 |
9 | 遊 | 定岡智秋 |
投手 | 山内和宏 |
順位 | 4月終了時 | 5月終了時 | 6月終了時 | 7月終了時 | 8月終了時 | 最終成績 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1位 | 近鉄 | -- | 阪急 | -- | 阪急 | -- | 阪急 | -- | 阪急 | -- | 阪急 | -- |
2位 | 阪急 | 0.5 | 近鉄 | 4.0 | 近鉄 | 7.0 | 近鉄 | 6.5 | ロッテ | 6.5 | ロッテ | 8.5 |
3位 | 南海 | 1.0 | 南海 | 6.5 | ロッテ | 7.5 | ロッテ | 7.0 | 近鉄 | 12.5 | 西武 | 14.5 |
4位 | 西武 | 2.0 | ロッテ | 8.5 | 南海 | 9.5 | 南海 | 11.5 | 西武 | 14.0 | 近鉄 | 16.5 |
5位 | ロッテ | 2.5 | 西武 | 9.0 | 西武 | 12.0 | 西武 | 13.0 | 南海 | 20.0 | 南海 | 21.0 |
6位 | 日本ハム | 3.0 | 日本ハム | 14.0 | 日本ハム | 15.0 | 日本ハム | 19.0 | 日本ハム | 25.0 | 日本ハム | 29.5 |
順位 | 球団 | 勝 | 敗 | 分 | 勝率 | 差 |
1位 | 阪急ブレーブス | 75 | 45 | 10 | .625 | 優勝 |
2位 | ロッテオリオンズ | 64 | 51 | 15 | .557 | 8.5 |
3位 | 西武ライオンズ | 62 | 61 | 7 | .504 | 14.5 |
4位 | 近鉄バファローズ | 58 | 61 | 11 | .487 | 16.5 |
5位 | 南海ホークス | 53 | 65 | 12 | .449 | 21.0 |
6位 | 日本ハムファイターズ | 44 | 73 | 13 | .376 | 29.5 |
オールスターゲーム1984
→詳細は「1984年のオールスターゲーム (日本プロ野球)」を参照
- 選出選手及びスタッフ
ファン投票 | 監督推薦 |
---|---|
香川伸行 門田博光 |
山内和宏 河埜敬幸 |
できごと
この節の加筆が望まれています。 |
選手・スタッフ
表彰選手
リーグ・リーダー |
---|
受賞者なし |
ベストナイン |
---|
選出なし |
ダイヤモンドグラブ賞 |
選出なし |
ドラフト
→詳細は「1984年度新人選手選択会議 (日本プロ野球)」を参照
順位 | 選手名 | ポジション | 所属 | 結果 |
---|---|---|---|---|
1位 | 田口竜二 | 投手 | 都城高 | 入団 |
2位 | 湯上谷宏 | 内野手 | 星稜高 | 入団 |
3位 | 大塚義樹 | 捕手 | 向上高 | 入団 |
4位 | 松崎秀昭 | 投手 | 鎮西高 | 入団 |
5位 | 岩田由彦 | 投手 | 電電九州 | 拒否 |
6位 | 坂口千仙 | 内野手 | 九州産業大学 | 入団 |
脚注
注釈
出典
- ^ “年度別成績 1984年 パシフィック・リーグ”. 日本野球機構. 2017年4月20日閲覧。
セントラル・リーグ | パシフィック・リーグ | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
優勝 | 広島東洋カープ | 2位 | 中日ドラゴンズ | 優勝 | 阪急ブレーブス | 2位 | ロッテオリオンズ |
3位 | 読売ジャイアンツ | 4位 | 阪神タイガース | 3位 | 西武ライオンズ | 4位 | 近鉄バファローズ |
5位 | ヤクルトスワローズ | 6位 | 横浜大洋ホエールズ | 5位 | 南海ホークス | 6位 | 日本ハムファイターズ |
:日本一 :日本シリーズ出場 | |||||||