コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

「1988年の南海ホークス」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
Cewbot (会話 | 投稿記録)
124行目: 124行目:
|align="left"|{{Display none|はなさと/}}[[トニー・バナザード|バナザード]]||111||491||438||71||138||23||1||20||223||60||6||4||1||1||49||2||2||93||8||.315||.386||.509||.895
|align="left"|{{Display none|はなさと/}}[[トニー・バナザード|バナザード]]||111||491||438||71||138||23||1||20||223||60||6||4||1||1||49||2||2||93||8||.315||.386||.509||.895
|-style="text-align:right;background-color:#fdd"
|-style="text-align:right;background-color:#fdd"
|align="left"|{{Display none|ゆかみたに/}}[[湯上谷ひろ志|湯上谷宏]]||109||459||401||64||114||16||5||9||167||48||16||5||18||6||31||0||3||50||6||.284||.336||.416||.752
|align="left"|{{Display none|ゆかみたに/}}[[湯上谷志|湯上谷宏]]||109||459||401||64||114||16||5||9||167||48||16||5||18||6||31||0||3||50||6||.284||.336||.416||.752
|-style="text-align:right;background-color:#fdd"
|-style="text-align:right;background-color:#fdd"
|align="left"|{{Display none|よした/}}[[吉田博之]]||121||444||393||33||100||12||1||7||135||41||2||6||8||5||38||0||0||72||14||.254||.317||.344||.660
|align="left"|{{Display none|よした/}}[[吉田博之]]||121||444||393||33||100||12||1||7||135||41||2||6||8||5||38||0||0||72||14||.254||.317||.344||.660
336行目: 336行目:
*2 [[香川伸行]]
*2 [[香川伸行]]
*4 [[森脇浩司]]
*4 [[森脇浩司]]
*7 [[湯上谷ひろ志|湯上谷宏]]
*7 [[湯上谷志|湯上谷宏]]
*8 [[河埜敬幸]]
*8 [[河埜敬幸]]
*9 [[トニー・バナザード|バナザード]]
*9 [[トニー・バナザード|バナザード]]

2020年7月14日 (火) 20:14時点における版

1988年の南海ホークス
成績
パシフィック・リーグ5位
58勝71敗2分 勝率.422[1]
本拠地
都市 大阪府大阪市浪速区
大阪スタヂアム
球団組織
オーナー 川勝傳吉村茂夫
経営母体 南海電気鉄道
監督 杉浦忠
« 1987
1989 »

テンプレートを表示

1988年の南海ホークス(1988ねんのなんかいホークス)では、1988年の南海ホークスの動向をまとめる。

このシーズンの南海ホークスは、杉浦忠監督の3年目のシーズンである。

概要

一昨年の最下位から2年目は4位まで順位を上げ、杉浦体制3年目。しかし、開幕7連敗で最下位に転落すると身売りに否定的な立場を採っていた川勝傳[2]オーナーが4月23日に死去。川勝オーナーのためにもAクラス入りを狙うチームは5月に13勝9敗1分と勝ち越して最下位を脱出すると、日本ハム阪急ロッテとAクラス争いを展開。しかし、9月には球団をスーパーのダイエーに売却することが発表。これが尾を引いたのか9月を8勝11敗で負け越して5位に転落。杉浦監督の3年目、そして南海ホークス最後の年をAクラスで飾ることはできなかった。打線は門田博光が本塁打王、打点王、MVPを受賞、門田、トニー・バナザード佐々木誠山本和範らが活躍し本塁打と得点はリーグ2位だったが、投手陣は先発投手の5投手(山内孝徳藤本修二山内和宏西川佳明加藤伸一)全て二桁敗戦を記録しチーム防御率はリーグ4位で、失策もリーグワーストを記録した[3]。カード別では2位近鉄に13勝12敗1分と勝ち越したが、4連覇の西武には10勝16敗で歯が立たず、3位日本ハムには9勝17敗と苦戦した。

レギュラーシーズン

開幕オーダー[4]
1 佐々木誠
2 小川史
3 バナザード
4 門田博光
5 ライト
6 山本和範
7 若井基安
8 吉田博之
9 藤本博史
投手 西川佳明
1988年パシフィック・リーグ順位変動
順位 4月終了時 5月終了時 6月終了時 7月終了時 8月終了時 9月終了時 最終成績
1位 西武 -- 西武 -- 西武 -- 西武 -- 西武 -- 西武 -- 西武 --
2位 近鉄 1.5 近鉄 4.5 近鉄 7.5 近鉄 5.0 近鉄 4.0 近鉄 1.5 近鉄 0.0
3位 ロッテ 2.0 ロッテ 8.0 日本ハム 11.5 日本ハム 8.5 日本ハム 12.0 日本ハム 9.0 日本ハム 12.5
4位 日本ハム 3.0 日本ハム 9.5 ロッテ 11.5 阪急 10.0 南海 13.0 阪急 12.5 阪急 15.0
5位 阪急 6.5 南海 10.0 南海 11.5 南海 10.5 阪急 13.0 南海 13.5 南海 17.5
6位 南海 8.0 阪急 13.0 阪急 15.0 ロッテ 11.0 ロッテ 15.0 ロッテ 14.5 ロッテ 21.0

[5][6][7][8][9][10]

1988年パシフィック・リーグ最終成績
順位 球団 勝率
1位 西武ライオンズ 73 51 6 .589 優勝
2位 近鉄バファローズ 74 52 4 .587 0.0
3位 日本ハムファイターズ 62 65 3 .488 12.5
4位 阪急ブレーブス 60 68 2 .469 15.0
5位 南海ホークス 58 71 1 .450 17.5
6位 ロッテオリオンズ 54 74 2 .422 21.0

[1]

個人成績

投手成績

  • 色付き規定投球回(130イニング)以上の選手
  • 太字はリーグ最高
選手






































W
H
I
P
 
/山内孝徳 26 25 10 1 11 11 0 796 186.1 208 22 43 4 68 1 0 95 87 4.20 1.347
/藤本修二 30 26 8 2 10 15 1 734 169.1 178 18 65 5 115 6 0 94 81 4.31 1.435
/山内和宏 29 26 9 0 8 15 0 730 169.1 183 15 57 5 106 7 0 91 72 3.83 1.417
/西川佳明 28 26 6 1 6 10 0 618 139.1 149 23 58 2 68 2 0 88 70 4.52 1.486
/加藤伸一 27 22 2 0 8 10 3 607 138.2 164 20 42 4 53 3 0 77 70 4.54 1.486
/矢野実 57 0 0 0 3 2 0 438 103.2 113 6 30 3 29 0 0 47 38 3.30 1.379
/井上祐二 51 0 0 0 8 3 20 344 88.0 58 9 29 2 78 7 0 25 23 2.35 0.989
/吉田豊彦 43 4 1 0 4 4 3 379 87.2 82 17 45 0 64 4 0 53 43 4.41 1.449
/橋本敬司 11 0 0 0 0 0 0 79 16.2 19 3 12 0 9 1 0 13 13 7.02 1.860
/村田勝喜 7 1 0 0 0 1 0 72 16.0 20 2 6 0 10 1 0 10 6 3.38 1.625
/中条善伸 17 0 0 0 0 0 0 49 9.1 19 2 4 0 4 1 1 6 6 5.79 2.464
/山口哲治 6 0 0 0 0 0 0 30 7.0 10 0 1 0 0 0 0 4 4 5.14 1.571
/大坪幸夫 2 0 0 0 0 0 0 17 4.0 6 0 0 0 0 0 0 2 2 4.50 1.500
/松崎秀昭 1 0 0 0 0 0 0 9 2.1 3 1 0 0 0 0 0 1 1 3.86 1.286
/大塚賢一 1 0 0 0 0 0 0 7 1.1 2 0 2 0 0 0 0 0 0 0.00 3.000
/近田豊年 1 0 0 0 0 0 0 4 1.0 1 0 1 0 0 0 0 1 1 9.00 2.000

打撃成績

  • 色付き規定打席(403打席)以上の選手
  • 太字はリーグ最高
選手











































O
P
S
 
かとた/門田博光 130 557 447 82 139 12 0 44 283 125 2 1 0 10 98 20 2 82 13 .311 .429 .633 1.062
はなさと/バナザード 111 491 438 71 138 23 1 20 223 60 6 4 1 1 49 2 2 93 8 .315 .386 .509 .895
ゆかみたに/湯上谷宏 109 459 401 64 114 16 5 9 167 48 16 5 18 6 31 0 3 50 6 .284 .336 .416 .752
よした/吉田博之 121 444 393 33 100 12 1 7 135 41 2 6 8 5 38 0 0 72 14 .254 .317 .344 .660
こうの/河埜敬幸 121 436 369 53 102 14 0 5 131 18 9 6 13 2 52 0 0 42 12 .276 .364 .355 .719
ささき/佐々木誠 97 411 373 55 106 14 1 16 170 58 13 3 5 5 25 0 3 59 9 .284 .330 .456 .786
やまもと/山本和範 113 381 327 47 105 20 5 21 198 62 10 7 8 4 39 2 3 45 6 .321 .394 .606 1.000
らいと/ライト 89 332 300 31 79 9 3 11 127 27 3 5 0 1 27 0 4 54 7 .263 .331 .423 .755
ふしもと/藤本博史 108 329 278 27 56 9 0 7 86 28 1 2 9 1 38 0 3 71 5 .201 .303 .309 .612
たかやなき/高柳秀樹 88 231 214 18 52 8 1 7 83 25 0 3 0 2 15 0 0 31 13 .243 .290 .388 .678
おかわ/小川史 101 188 164 17 28 6 1 0 36 10 2 1 15 0 8 0 0 24 1 .171 .209 .220 .429
わかい/若井基安 72 132 116 14 29 1 0 2 36 9 6 1 3 0 13 1 0 13 3 .250 .326 .310 .636
きしかわ/岸川勝也 34 119 110 12 31 5 2 7 61 19 2 3 2 1 5 0 1 22 1 .282 .316 .555 .871
やまた/山田勉 75 103 87 14 21 0 0 0 21 3 2 3 3 0 12 0 1 14 0 .241 .340 .241 .581
やまむら/山村善則 46 91 84 9 16 2 0 1 21 5 0 0 0 1 6 1 0 18 2 .190 .242 .250 .492
かかわ/香川伸行 40 86 74 7 10 2 0 2 18 9 0 1 2 0 10 1 0 21 4 .135 .238 .243 .481
はたやま/畠山準 26 63 55 8 10 2 0 3 21 7 0 0 3 0 5 0 0 13 2 .182 .250 .382 .632
もりわき/森脇浩司 62 36 32 8 5 0 0 0 5 1 0 1 3 0 1 0 0 7 0 .156 .182 .156 .338
なかた/永田利則 18 30 28 5 7 1 1 0 10 0 1 0 0 0 2 0 0 7 1 .250 .300 .357 .657
もり/森浩之 7 6 5 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 2 0 .000 .167 .000 .167
みきた/右田雅彦 17 4 3 1 1 0 0 0 1 0 0 1 1 0 0 0 0 0 0 .333 .333 .333 .667
さかくち/坂口千仙 12 3 2 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 1 1 .000 .333 .000 .333
なかお/中尾明生 6 1 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 .000 .000 .000 .000
やまくち/山口裕二 4 1 1 2 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 .000 .000 .000 .000

1988 サンヨー オールスターゲーム

  • 選出選手及びスタッフ
ポジション 名前 選出回数
投手 加藤伸一 2
捕手 吉田博之
外野手 門田博光 11
佐々木誠
  • 太字はファン投票で選ばれた選手。

できごと

選手・スタッフ

  • 背番号変更
    • 森脇浩司 15→4
    • 湯上谷宏 14→7
    • 畠山準 11→15
    • 大塚賢一 50→34
  • 守備位置登録変更
    • 畠山準 投手→内野手
    • 河埜敬幸 外野手→内野手
    • 岸川勝也 内野手→外野手

表彰選手

リーグ・リーダー
選手名 タイトル 成績 回数
門田博光 最優秀選手 初受賞
本塁打王 40本 5年ぶり3度目
打点王 125打点 12年ぶり2度目
最高出塁率 .429 2年連続3度目
ベストナイン
選手名 ポジション 回数
門田博光 指名打者 5年ぶり3度目[注 1]
ゴールデングラブ賞
選出なし

ドラフト

順位 選手名 ポジション 所属 結果
1位 篠田淳 投手 大垣商業高 入団
2位 御船英之 内野手 福岡大学 入団
3位 松本卓也 投手 愛知学院大学 入団
4位 村上誠一 投手 熊本工業高 入団
5位 山之内健一 内野手 福岡第一高 入団
6位 太田勝正 投手 三河高 入団

脚注

注釈

  1. ^ 外野手部門で3度受賞しており、通算6度目。

出典

  1. ^ a b 年度別成績 1988年 パシフィック・リーグ”. 日本野球機構. 2015年6月4日閲覧。
  2. ^ a b 【4月23日】1988年(昭63) 名物オーナー死去「オレの目の黒いうちはホークスは売らん」
  3. ^ 【セ・パ誕生70年記念特別企画】よみがえる1980年代のプロ野球 Part.4 [1988年編] (週刊ベースボール別冊春風号) ベースボール・マガジン社、2020年、65頁
  4. ^ 『読売新聞』1988年4月9日付朝刊、14版、19面
  5. ^ 『読売新聞』1988年5月1日付朝刊、14版、17面
  6. ^ 『読売新聞』1988年6月1日付朝刊、14版、19面
  7. ^ 『読売新聞』1988年7月1日付朝刊、14版、19面
  8. ^ 『読売新聞』1988年8月1日付朝刊、14版、19面
  9. ^ 『読売新聞』1988年9月1日付朝刊、14版、19面
  10. ^ 『読売新聞』1988年9月30日付朝刊、14版、19面
  11. ^ 【3月23日】1988年(昭63) オープン戦ですが…史上2人目、34年ぶりの無安打無得点試合達成スポーツニッポン2009年3月12日
  12. ^ パシフィック・リーグ略史(1949年~2000年)パ・リーグ公式サイト
  13. ^ 個人打撃連続記録(1)パ・リーグ公式サイト
  14. ^ パシフィック・リーグ略史(1949年~2000年)パ・リーグ公式サイト
  15. ^ a b 【10月20日】1988年(昭63) “10・19”祭りの後は…南海、川崎球場で幕下ろすスポーツニッポン2007年10月8日配信
  16. ^ 週刊ベースボール 2011年12月26日号36ページ