「追分駅 (北海道)」の版間の差分
Mister0124 (会話 | 投稿記録) m 一部表記修正 |
|||
6行目: | 6行目: | ||
|pxl= 300px |
|pxl= 300px |
||
|画像説明= 駅舎(2018年9月) |
|画像説明= 駅舎(2018年9月) |
||
{{Infobox mapframe|zoom=14|frame-width=280|type=point}} |
|地図={{Infobox mapframe|zoom=14|frame-width=280|type=point}} |
||
|よみがな= おいわけ |
|よみがな= おいわけ |
||
|ローマ字= Oiwake |
|ローマ字= Oiwake |
2020年2月15日 (土) 01:28時点における版
追分駅 | |
---|---|
駅舎(2018年9月) | |
おいわけ Oiwake | |
所在地 | 北海道勇払郡安平町追分中央 |
駅番号 | ○K15 |
所属事業者 | 北海道旅客鉄道(JR北海道) |
電報略号 | オイ←ヲイ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面4線 |
開業年月日 | 1892年(明治25年)8月1日 |
乗入路線 2 路線 | |
所属路線 | 室蘭本線 |
キロ程 | 170.8 km(長万部起点) |
◄安平 (6.8 km) (8.0 km) 三川► | |
所属路線 | ■石勝線 |
キロ程 | 17.6 km(南千歳起点) |
◄H14 南千歳 (17.6 km) (9.4 km) 川端 K17► | |
備考 |
社員配置駅 みどりの窓口 有 |
追分駅(おいわけえき)は、北海道勇払郡安平町追分中央1番地にある北海道旅客鉄道(JR北海道)の駅。駅番号はK15。事務管コードは▲130330[1]。 特急「スーパーとかち」の全列車と、「スーパーおおぞら」の下り5号を除く全列車、上り2・8・10号が停車する。
概要
室蘭本線を所属線としており[2]、石勝線を加えた2路線が乗り入れている。駅番号は石勝線に準拠したK15が与えられている。かつては夕張線(現:石勝線)からの石炭貨物列車が多く往来して栄え、広々とした構内にその面影を残す。
切符には奥羽本線の追分駅との区別のため「(室)追分」と表示される。札幌から旭川方面・苫小牧室蘭方面以外で唯一、特急定期券「かよエール」を発売している。
駅構内にあった「追分機関区」や運転士の所属していた「追分運転所」については追分機関区を参照。
歴史
- 1892年(明治25年)
- 1898年(明治31年)
- 1902年(明治35年)4月15日:北海道炭礦鉄道追分骸炭(コークス)製造所開設[5]。専用線700m敷設。
- 1906年(明治39年)10月1日:北海道炭礦鉄道の鉄道路線国有化により、官設鉄道に移管。
- 1909年(明治42年)7月1日:追分検車所設置。
- 1913年(大正2年)6月2日:追分機関庫設置(北海道鉄道管理局の事務上制定)[3]。
- 1918年(大正7年)9月:扇型機関車庫全焼[5]。
- 1921年(大正10年)9月:扇形機関車庫再建[5]。
- 1922年(大正11年)2月28日:北炭追分骸炭製造所閉鎖[5]。専用線使用停止。
- 1943年(昭和18年)9月1日:駅舎改築[5]。
- 1976年(昭和51年)
- 1977年(昭和52年)5月10日:扇形機関車庫再建[5]。
- 1980年(昭和55年)4月10日:駅舎改築[5]。
- 1981年(昭和56年)10月1日:石勝線開業[6]。
- 1984年(昭和59年)2月1日:貨物・荷物扱い廃止[4]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により北海道旅客鉄道(JR北海道)に継承[4]。
- 1992年(平成4年)7月:岩見沢運転所追分派出所(旧・追分運転所)が追分駅に統合される。
- 2005年(平成17年)3月:運転部門が岩見沢運転所に統合され、運転士の配置がなくなる。
駅名の由来
もともとはこの地方の呼称である「植苗」(植苗については植苗駅#駅名の由来を参照)を駅名とする予定であったが、夕張線(→石勝線)の分岐駅となる予定から、古くから分岐路を表す語として用いられた「追分」を駅名とし、後に安平村から駅周辺地域を分村する際には村(→町)の名称となった。
なお、追分町(←追分村)は2006年(平成18年)に早来町(←安平村)と再度合併し安平町となった。
駅構造
駅舎に面した単式ホーム1面1線(1番のりば)、島式ホーム1面2線(2・3番のりば)および2番のりばの岩見沢・新得方を切り欠いた切り欠き式ホーム1線(4番のりば)、計2面4線を有する地上駅。各ホーム間は跨線橋で連絡している。駅の南側で石勝線が室蘭本線を跨ぐ形で立体交差している。1・2番のりばの間に中線があり、石勝線の通過線となっている。
社員配置駅。営業担当(出札・改札)は平日の日中のみ配置だが、輸送担当(信号扱い)は終日配置されている。みどりの窓口(営業時間:7時45分 - 18時30分、日祝休業)、自動券売機が設置されている。以前はキヨスクもあった。駅舎の半分は追分保線所(旧・追分工務所)となっている。
管理駅として、室蘭本線遠浅駅 - 栗丘駅の各駅と、石勝線川端駅を管理下に置いている。
番線 | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | ■石勝線 | 上り | 千歳・札幌方面 | |
下り | 新夕張・帯広・釧路方面 | |||
2 | ■室蘭本線 | 上り | 苫小牧・糸井方面 | |
下り | 岩見沢方面 | 当駅始発 | ||
■石勝線 | 下り | 新夕張方面 | ||
3 | ■室蘭本線 | 下り | 岩見沢方面 | |
■石勝線 | 下り | 新夕張方面 | ||
4 | (定期列車は降車専用) |
-
改札口(2018年9月)
-
駅構内(2013年5月)
-
駅付近のセンターブリッジから南千歳・安平方面を望む(2013年5月)
-
駅付近のセンターブリッジから三川・東追分方面を望む(2013年5月)
-
1番線ホーム(2017年7月)
-
2・3番線ホーム(2017年7月)
-
3・4番線ホーム(2017年7月)
-
跨線橋(2017年7月)
-
駅名標(2017年7月)
利用状況
- 2012 - 2016年(平成24 - 28年)の乗車人員(特定の平日の調査日)平均は245.8人[7]。
- 2013 - 2017年(平成25 - 29年)の乗車人員(特定の平日の調査日)平均は242.2人[8]。
- 2014 - 2018年(平成26 - 30年)の乗車人員(特定の平日の調査日)平均は235.8人[9]。
駅周辺
- 北海道道290号追分停車場線
- 北海道道226号舞鶴追分線・北海道道462号川端追分線
- 安平町役場追分庁舎(旧・追分町役場)
- 安平町 ぬくもりセンター(ぬくもりの湯 併設)
- 苫小牧警察署追分駐在所
- 追分郵便局
- 北海道銀行追分支店
- とまこまい広域農業協同組合(JAとまこまい広域)追分支所
- 安平町鉄道資料館(旧追分町SL資料館) 徒歩20分
- あつまバス「追分駅前」停留所
隣の駅
- 北海道旅客鉄道(JR北海道)
- 室蘭本線
- ■石勝線
脚注
- ^ 日本国有鉄道旅客局(1984)『鉄道・航路旅客運賃・料金算出表 昭和59年4月20日現行』。
- ^ 『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』JTB 1998年
- ^ a b c 『北海道鉄道百年史 下巻』1981年3月 日本国有鉄道北海道総局 編集・発行。第5編資料/1年表。
- ^ a b c 『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』1998年JTB発行。
- ^ a b c d e f g h i j k l 『追分町史』 1986年8月発行。
- ^ 『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 I』1998年JTB発行。
- ^ "駅別乗車人員(2016)" (PDF). 線区データ(当社単独では維持することが困難な線区)(地域交通を持続的に維持するために) (Press release). 北海道旅客鉄道株式会社. 8 December 2017. p. 8. 2018年8月17日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2018年8月18日閲覧。
{{cite press release2}}
:
で外部リンクを指定しないでください (説明)|work=
- ^ "室蘭線(沼ノ端・岩見沢間)" (PDF). 線区データ(当社単独では維持することが困難な線区)(地域交通を持続的に維持するために) (Press release). 北海道旅客鉄道株式会社. 2 July 2018. p. 3. 2018年8月17日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2018年8月18日閲覧。
{{cite press release2}}
:
で外部リンクを指定しないでください (説明)|work=
- ^ “室蘭線(沼ノ端・岩見沢間)” (PDF). 線区データ(当社単独では維持することが困難な線区)(地域交通を持続的に維持するために). 北海道旅客鉄道. p. 3 (2019年10月18日). 2019年10月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年10月18日閲覧。
参考文献
関連項目
- 日本の鉄道駅一覧
- 追分駅 - 各地の追分駅の一覧(曖昧さ回避のためのページ)