十三里信号場
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十三里信号場 | |
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十三里駅風景。駅舎は存在しない。 手前の建物は継電器室である。(2012年10月) | |
とみさと Tomisato | |
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所在地 | 北海道夕張市紅葉山 |
駅番号 | (○K19) |
所属事業者 | 北海道旅客鉄道(JR北海道) |
所属路線 | ■石勝線 |
キロ程 | 40.2 km(南千歳起点) |
電報略号 | ミト |
駅構造 | 地上 |
ホーム | 2面2線(旅客扱い廃止) |
乗車人員 -統計年度- |
5人/日(降車客含まず) -1998年- |
開業年月日 | 1962年(昭和37年)12月25日[1] |
備考 | 駅として開業。2016年(平成28年)3月26日より信号場。 |
十三里信号場(とみさとしんごうじょう)は、北海道夕張市紅葉山(もみじやま)にある北海道旅客鉄道(JR北海道)石勝線の信号場である。電報略号はミト[2]。事務管理コードは▲132108[3]。旅客駅時代の駅番号はK19。駅廃止時点において、普通列車の一部は通過していた。
歴史
[編集]- 1962年(昭和37年)12月25日:日本国有鉄道の十三里駅として開業[1][4][5]。旅客のみ取扱いの無人駅[6]。
- 1981年(昭和56年)7月1日:石勝線開通を控えて交換設備を新設し同日より使用開始(当初より継電連動化)[7]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化によりJR北海道に継承[1]。
- 1994年(平成6年)7月10日:石勝線・根室線高速化工事に伴い同日に分岐器を弾性分岐器に交換[8][9]。
- 2016年(平成28年)3月26日:利用者減少とダイヤ改正に伴い、旅客扱いを廃止[10]。十三里信号場となる[11]。
信号場名の由来
[編集]この付近に追分駅を起点とした13マイル(哩)の哩程標があったことから、地元の希望もあり名づけられた[4]。なお、現在のキロ程で追分駅と当信号場間は22.6km(≒14マイル)である。
構造
[編集]南千歳方から新得方に向かって左手から下り本線、上り本線の2線を有する単線行き違い型信号場[13]。このほかそれぞれの進行方向に安全側線を設け、両方の分岐器をスノーシェルターで覆っている[13]。
旅客駅として営業していた頃のホームは各線に1面ずつ(相対式ホーム2面)設置されており、ホームの新得方に跨線橋を設けて連絡した[13]。待合室は跨線橋の出入口に扉を設けて椅子を設置していた。
周辺
[編集]隣の駅
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 24号 石勝線・千歳線・札沼線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2009年12月27日、14-15頁。
- ^ “道央の新しい動脈 石勝線 プロフィールと撮影ガイド”. 鉄道ジャーナル 16 (1(通巻179)): 22-27. (1982-01-01).
- ^ 日本国有鉄道営業局総務課 編『停車場一覧 昭和41年3月現在』日本国有鉄道、1966年、227頁。doi:10.11501/1873236 。2022年12月10日閲覧。
- ^ a b 『北海道 駅名の起源』(第1版)日本国有鉄道北海道総局、札幌市、1973年3月25日、84頁。ASIN B000J9RBUY。
- ^ 「日本国有鉄道公示第626号」『官報』1962年12月22日。
- ^ 「通報 ●松前線重内駅外2駅の設置について(営業局)」『鉄道公報』日本国有鉄道総裁室文書課、1962年12月22日、7面。
- ^ 土師, 総一、倉本「昭和56年度国鉄・民鉄信号保安新設備の概要」『信号保安』第37巻第6号、信号保安協会、1982年6月、297-301頁、doi:10.11501/2369803、ISSN 0286-3006。
- ^ 藤島, 茂「JR北海道における130km/h高速化」『鉄道と電気技術』第8巻第4号、日本鉄道電気技術協会、1997年3月、68-71頁、doi:10.11501/3314045、ISSN 0915-9231。
- ^ 藤野, 孝泰「バス代行による保守間合の確保(小特集『保守間合』 線路部門)」『日本鉄道施設協会誌』第32巻第12号、日本鉄道施設協会、1994年12月、24-26頁、doi:10.11501/3255389、ISSN 0913-2643。
- ^ a b 『平成28年3月ダイヤ改正について』(PDF)(プレスリリース)北海道旅客鉄道、2015年12月18日 。2015年12月18日閲覧。
- ^ 「存廃に揺れる北辺の本線」『鉄道ジャーナル』No.610、2017年8月、56頁。
- ^ “夕張・清水沢駅を10月に無人化 JR北海道方針、十三里駅は廃止へ”. 北海道新聞. (2015年8月1日). オリジナルの2015年8月1日時点におけるアーカイブ。 2015年12月20日閲覧。
- ^ a b c 渡辺節雄 (1981-12). “国鉄・石勝線の開業について”. 鉄道ピクトリアル (電気車研究会) 31 (12): pp.13-18. doi:10.11501/3294531. ISSN 0040-4047.
- ^ “夕張地区ダイヤ改正のお知らせ”. 夕張鉄道株式会社 (2017年3月13日). 2017年8月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年6月28日閲覧。