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古山駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
古山駅
駅舎(2017年7月)
ふるさん
Furusan
三川 (3.4 km)
(4.2 km) 由仁
地図
所在地 北海道夕張郡由仁町古山
北緯42度58分30.92秒 東経141度47分38.28秒 / 北緯42.9752556度 東経141.7939667度 / 42.9752556; 141.7939667座標: 北緯42度58分30.92秒 東経141度47分38.28秒 / 北緯42.9752556度 東経141.7939667度 / 42.9752556; 141.7939667
所属事業者 北海道旅客鉄道(JR北海道)
所属路線 室蘭本線
キロ程 182.2 km(長万部起点)
電報略号 フサ
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
乗降人員
-統計年度-
28人/日
-2014年-
開業年月日 1943年昭和18年)9月25日[1]
備考 無人駅
テンプレートを表示

古山駅(ふるさんえき)は、北海道空知総合振興局夕張郡由仁町古山にある北海道旅客鉄道(JR北海道)室蘭本線である。電報略号フサ事務管理コードは▲130332[2]

歴史

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第二次世界大戦に伴う輸送量増大に伴い[3]、三川駅 - 由仁駅間の中間地点に設けられた信号場を出自とする。

年表

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1976年の古山駅と周囲750m範囲。上が岩見沢方面。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成

駅名の由来

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地名より。当地を流れる由仁川支流、振寒川のアイヌ語名とされる「フㇽサㇺ(hur-sam)」(丘の・傍)に由来する[7]

駅構造

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単式ホーム島式ホーム(片面使用)複合型2面2線を有する地上駅で、列車交換可能な交換駅。互いのホームは単式ホーム北側と島式ホーム中央部分を結んだ跨線橋で連絡している[8]。跨線橋はコの字型である[8]。線路東側の駅舎側単式ホームが上り1番線、対向側島式ホームが下り2番線となっている[8]。そのほか安全側線を有する。かつては単式ホーム・島式ホーム複合型2面3線の配線であった(1983年(昭和58年)4月時点ではこの配線[9])。三川駅 - 当駅間の複線区間を単線に変更した影響か、本来の中線が下り本線となる奇妙な配線となっており[9](現在の2番線[8])、島式ホームの駅舎と反対側の線が上下共用の副本線の3番線となっていた[9]。そのため当時は安全側線が合計4線存在した[9]。3番線は1993年(平成5年度)3月までに撤去された[8]

のりば

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番線 路線 方向 行先
1 室蘭本線 上り 苫小牧糸井方面
2 下り 岩見沢方面

追分駅管理の無人駅。駅舎は構内の東側(岩見沢方面に向かって右手側)に位置し単式ホーム北側に接している[8]有人駅時代の駅舎は改築され、安平駅、三川駅、栗丘駅と同型の[10]駅舎となっている。駅舎内に待合所のほか管理事務室、トイレを有する[10]

なお、三川駅 - 当駅間の単線区間はかつては複線であったが、列車本数の減少に伴う合理化により1線が撤去されたものである[8][9]

利用状況

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乗車人員の推移は以下のとおり。年間の値のみ判明している年については、当該年度の日数で除した値を括弧書きで1日平均欄に示す。乗降人員のみが判明している場合は、1/2した値を括弧書きで記した。また、「JR調査」については、当該の年度を最終年とする過去5年間の各調査日における平均である。

年度 乗車人員 出典 備考
年間 1日平均 JR調査
1967年(昭和42年) (35,200.0) (61.5) [3] 年間乗客数70,400人、1日平均123人
1981年(昭和56年) (21.0) [11] 1日乗降人員:42
1992年(平成04年) (24.0) [12] 1日乗降人員:48
2016年(平成28年) 16.6 [JR北 1]
2017年(平成29年) 15.6 [JR北 2]
2018年(平成30年) 14.0 [JR北 3]
2019年(令和元年) 13.4 [JR北 4]
2020年(令和02年) 12.8 [JR北 5]
2021年(令和03年) 12.6 [JR北 6]
2022年(令和04年) 12.2 [JR北 7]
2023年(令和05年) 12.2 [JR北 8]

駅周辺

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周辺は田園地帯である[10]

隣の駅

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北海道旅客鉄道(JR北海道)
室蘭本線
三川駅 - 古山駅 - 由仁駅

脚注

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出典

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  1. ^ a b c d e f g 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、855頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  2. ^ 日本国有鉄道営業局総務課 編『停車場一覧 昭和41年3月現在』日本国有鉄道、1966年、225頁。doi:10.11501/1873236https://doi.org/10.11501/18732362022年12月10日閲覧 
  3. ^ a b c d e 由仁町史編集委員会 編『由仁町史由仁町、1973年、886-902頁。doi:10.11501/9490608https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/94906082022年10月9日閲覧 
  4. ^ 「運輸省告示第305号」『官報』1947年11月27日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  5. ^ “札鉄 室蘭、千歳、胆振の3線区 営業近代化スタート”. 交通新聞 (交通協力会): p. 1. (1980年5月18日) 
  6. ^ 北海道630駅 小学館 1993年発行
  7. ^ 山田秀三『北海道の地名』(2版)草風館、浦安市〈アイヌ語地名の研究 山田秀三著作集 別巻〉、2018年11月30日、60頁。ISBN 978-4-88323-114-0 
  8. ^ a b c d e f g 『JR・私鉄全線各駅停車1 北海道630駅』(小学館1993年6月発行)91ページ。
  9. ^ a b c d e 『国鉄全線各駅停車1 北海道690駅』(小学館1983年7月発行)87ページ。
  10. ^ a b c 『北海道鉄道駅大図鑑』(著:本久公洋、北海道新聞社2008年8月発行)115ページ。
  11. ^ 書籍『国鉄全線各駅停車1 北海道690駅』(小学館1983年7月発行)85ページより。
  12. ^ 宮脇俊三原田勝正 著、二見康生 編『北海道630駅』小学館〈JR・私鉄各駅停車〉、1993年6月20日、90頁。ISBN 4-09-395401-1 
  13. ^ 空知地区路線図”. 北海道中央バス. 2019年5月31日閲覧。

JR北海道

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  1. ^ 駅別乗車人員(2016)” (PDF). 線区データ(当社単独では維持することが困難な線区)(地域交通を持続的に維持するために). 北海道旅客鉄道. p. 8 (2017年12月8日). 2018年8月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年8月18日閲覧。
  2. ^ 室蘭線(沼ノ端・岩見沢間)” (PDF). 線区データ(当社単独では維持することが困難な線区)(地域交通を持続的に維持するために). 北海道旅客鉄道. p. 3 (2018年7月2日). 2018年8月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年8月18日閲覧。
  3. ^ 室蘭線(沼ノ端・岩見沢間)” (PDF). 線区データ(当社単独では維持することが困難な線区)(地域交通を持続的に維持するために). 北海道旅客鉄道. p. 3 (2019年10月18日). 2019年10月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年10月18日閲覧。
  4. ^ 室蘭線(沼ノ端・岩見沢間)” (PDF). 地域交通を持続的に維持するために > 輸送密度200人以上2,000人未満の線区(「黄色」8線区). 北海道旅客鉄道. p. 3 (2020年10月30日). 2020年11月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年11月4日閲覧。
  5. ^ 駅別乗車人員 特定日調査(平日)に基づく”. 北海道旅客鉄道. 2022年8月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年8月14日閲覧。
  6. ^ 駅別乗車人員 特定日調査(平日)に基づく”. 北海道旅客鉄道. 2022年9月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年9月3日閲覧。
  7. ^ 駅別乗車人員 特定日調査(平日)に基づく”. 北海道旅客鉄道. 2023年11月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年11月10日閲覧。
  8. ^ 駅別乗車人員 特定日調査(平日)に基づく”. 北海道旅客鉄道 (2024年). 2024年9月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年9月9日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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