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「中国囲棋甲級リーグ戦」の版間の差分

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===2012年===
===2012年===
*1位 重慶冷酸魂 謝赫、古力、王檄、[[楊鼎新]、[[李軒豪]](37、42)
*1位 重慶冷酸魂 謝赫、古力、王檄、[[楊鼎新]]、[[李軒豪]](37、42)


===2013年===
===2013年===

2018年1月29日 (月) 00:25時点における版

中国囲棋甲級リーグ戦(ちゅうごくいきこうきゅうリーグせん、中国围棋甲级联赛)は、中国囲碁プロ棋士による、地域対抗の団体リーグ戦。1999年開始。国家体育総局棋牌運動管理センターが主催。

前身は、1975年から行われていた全国囲棋団体戦。下位リーグとして乙級丙級(2005年から)がある。全国団体戦の女子の部は1979年から継続し、2013年から全国女子囲棋甲級リーグ戦(全国女子围棋甲级联赛)となる。

正式名称は、

  • 1999-2002年「江鈴杯全国囲棋男子甲級リーグ戦」(江铃杯全国围棋男子甲级联赛)
  • 2003年「好猫杯全国囲棋男子甲級リーグ戦」(好猫杯全国围棋男子甲级联赛)
  • 2004年「全国囲棋男子甲級リーグ戦」(全国围棋男子甲级联赛)
  • 2005年「澳特来中国囲棋甲級リーグ戦」(澳特来中国围棋甲级联赛)
  • 2006年「中国和全国囲棋男子甲級リーグ戦」(中国和围棋甲级联赛)
  • 2007年-「金立手机杯中国囲棋甲級リーグ戦」(金立手机杯中国围棋甲级联赛)
  • 英語名はChina Weiqi League

企業の協賛チームも可能。またチーム間での選手の移籍も可能で、中国の棋士の他、韓国台湾日本の棋士も選手として参加している。

また2005年には、甲級の優勝チームと韓国囲碁リーグの優勝チームとの対抗戦を行った。

方式

  • 1999年は10チームがホーム&アウェイ方式で18回戦を実施。2000-2016年は12チームで22回戦。2017年は14チームで26回戦。
    • 乙級は16チーム、丙級は18チーム(2010年)。甲級の下位2チームが乙級に降級し、乙級の上位2チームが甲級に昇級する。乙級、丙級間でも2チームが入れ替えられる。
  • 1チームは5〜6人で、1戦に4人が出場する。4局のうち3局が持時間各3時間、1局が早碁(快棋)。3勝以上すれば勝点3、2勝2敗の場合は主将の勝った方が勝点2、負けた方が勝点1として、合計勝点(場分)を争う。勝点が同じ場合は勝数、勝数も同じ場合は主将勝率、主将勝率も同じ場合はチーム内最高勝率者(15戦以上出場)で順位を決定する。

過去の成績

回次 優勝 2位 3位 4位 5位 6位
1 1999年 重慶建設摩託
(重庆建设摩托)
上海時代巨盛 中信大三元 平頂山煤業 成都五牛 広東三九車僕
2 2000年 重慶建設摩託 雲南 福建紅古田 上海移動通信 中信大三元 北京大宝
3 2001年 重慶建設摩託 上海移動通信 雲南香格里拉藏秘 中信大三元 福建紅古田 北京大宝
4 2002年 重慶建設摩託 雲南印象酒業 浙江新湖 上海移動通信 北京大宝 中信大三元
5 2003年 重慶建設摩託 上海移動通信 山東斉魯晩報 北京大興興創る 北京大宝 四川嬌子
6 2004年 上海移動通信
(上海移动通信)
京西新興地産 重慶建設摩託 貴州衛視 北京大宝 貴州咳速停
7 2005年 上海移動通信 貴州咳速停 北京新興 重慶建設摩託 北京大宝 武漢宝安
8 2006年 重慶冷酸魂
(重庆冷酸灵)
貴州咳速停 山東中国網通 北京新興地産 北京海淀 北京大宝
9 2007年 上海移動通信 貴州咳速停 新興地産 山東網通 雲南香格里拉 北京大宝
10 2008年 重慶冷酸魂 貴州百霊 中国移動上海 山東連通 四川嬌子 北京大宝
11 2009年 蘇泊爾杭州
(苏泊尔杭州)
中信北京 重慶冷酸魂 四川嬌子 中国移動上海 西安曲江
12 2010年 山東斉魯晩報
(山东齐鲁晚报)
貴州百霊 中信北京 重慶冷酸魂 西安曲江 広西華藍
13 2011年 遼寧覚華島
(辽宁觉华岛)
重慶冷酸魂 貴州百霊 山東景芝酒業 中信北京 大連上方衡業
14 2012年 重慶冷酸魂 貴州百霊 中信北京 浙江建設銀行 蘇泊爾杭州 大連上方衡業
15 2013年 重慶銀行
(重庆银行)
貴州百霊 大連上方衡業 古井貢酒浙江 山東景芝酒業 中信北京
16 2014年 大連上方
(大连上方)
中国移動上海 山東景芝酒業 貴州百霊 重慶銀行 広西華藍
17 2015年 蘇泊爾杭州 武漢三民 珠海万山 山東景芝酒業 貴州百霊 浙江雲林棋禅
18 2016年 蘇泊爾杭州 雲南保山永子 中信北京 重慶地産 民生銀行北京 武漢三民
19 2017年 中信北京 民生銀行北京 蘇泊爾杭州 華泰証券江蘇 山東景芝酒業 重慶地産

各年成績

1999年

2000年

2001年

  • 1位 重慶建設摩託 周鶴洋、劉菁、古力、李永剛、龔世運、睦鎮碩
  • 2位 上海移動通信 陳祖徳、常昊、邵煒剛、劉世振、胡耀宇、邱峻、芮廼偉

2002年

  • 1位 重慶建設摩託 周鶴洋、劉菁、古力、李永剛、龔世運、睦鎮碩

2003年

  • 1位 重慶建設摩託 周鶴洋、古力、王檄、李永剛、岳嵩、睦鎮碩

2004年

  • 1位 上海移動通信 常昊、胡耀宇、劉世振、邱峻、孫夢厦

2005年

  • 1位 上海移動通信 常昊、胡耀宇、劉世振、邱峻、孫夢厦

2006年

(2005年度成績により、四川矮子(四川娇子)、香港新世界(香港新世界)が乙級に落ち、雲南、平頂山が昇級。第5戦より大連上方が北京麒麟至誠に変更)

2007年

  • 1位 上海移動通信 常昊、胡耀宇、邱峻、劉世振、朱元豪

2008年

  • 1位 重慶冷酸魂 兪斌、古力、王檄、劉菁、謝赫

2009年

  • 1位 蘇泊爾杭州 劉星、王雷、杭天鹏、郭聞潮、江維傑、汪涛

2010年

  • 1位 山東斉魯晩報 曹大元、周鶴洋、崔燦、周睿羊、江維傑、陶忻

2011年

2012年

2013年

  • 1位 重慶銀行 古力、王檄、謝赫、李軒豪、楊鼎新(44、59)

2014年

  • 1位 大連上方 朴廷桓芈昱廷唐韋星柯潔、劉曦、趙晨宇(53、60)
  • 2位 中国移動上海 常昊、邱峻、胡耀宇、范蘊若羅玄、胡子楊(40、48)
  • 3位 山東景芝酒業 周睿羊、范廷鈺、江維傑、丁世雄、陳梓健、申眞諝(39、47)

2015年

順位 チーム 監督 コーチ 選手 勝点 勝数 主将勝
1 蘇泊爾杭州 黄季 杭天鵬 朴廷桓連笑李欽誠、郭聞潮、鄔光亜 45 53 13
2 武漢三民 裴在平、趙哲倫 聶衛平 李東勲檀嘯李喆、胡跃峰、楊楷文、辜梓豪 40 50 9
3 珠海万山 李亜春 劉小光彭筌 孟泰齢童夢成謝爾豪、陳正勲、柯潔崔哲瀚 38 47 15
4 山東泉林紙業 劉瑋 曹大元 周睿羊江維傑范廷鈺、陳浩、丁世雄、陳梓健 36 47 12
5 貴州百霊 姜偉 張葵 陶欣然朴文尭彭立尭時越、許嘉陽 35 48 12
6 浙江雲林棋禅 夏敏 馬暁春陳臨新 金志錫周賀璽張涛、秦悦欣、胡鈺函、蔣其潤 34 42 11
7 華泰証券江蘇 邵震中 丁波 芈昱廷唐韋星黄雲嵩、劉曦、趙晨宇、黄昕 31 44 10
8 中信北京 常振明 谭炎午 孔傑陳耀燁柁嘉熹鍾文靖、蔡競、韓一洲 30 42 13
9 重慶銀行 甘為民 楊一 古力王檄謝赫李軒豪楊鼎新 29 44 7
10 杭州棋院 董勤 劉星 姜東潤劉星、厳歓、夏晨琨、謝科、毛睿龍 27 37 12
11 中国移動上海 単霞麗 劉世振 常昊邱峻胡耀宇范蘊若羅玄、胡子楊 26 37 9
12 広西華藍 周結凝 丁偉 李世乭牛雨田張立、廖行文、陳賢、公彦宇 25 37 9

2016年

順位 チーム 監督 コーチ 選手 勝点 勝数
1 蘇泊爾杭州 薫勤 汪涛 朴廷桓、連笑、李欽誠、郭聞潮、鄔光亜、張紫良 45 53
2 雲南保山永子 賈倩 陸軍、邱継紅 柯潔、范胤、申眞諝、李康、牛雨田、陳瀟楠 39 48
3 中信北京 常振明 譚炎午 孔傑、陳耀燁、柁嘉熹、鍾文靖、蔡競、韓一洲 39 45
4 重慶地産 邵威遠 楊一 古力、王檄、檀嘯、李軒豪、楊鼎新 38 50
5 民生銀行北京 喬婷 李雲生 時越、朴文尭、彭立尭、陶欣然、許嘉陽 37 48
6 武漢三民 裴在平 趙哲倫 辜梓豪、楊楷文、李東勲、胡跃峰、孫騰宇、屠暁宇 36 45
7 成都興行銀行 蔣全勝 宋雪林、李亮 崔哲瀚、古霊益、党毅飛、廖元赫、馬逸超 33 43
8 珠海万山 宋樹新 李亜春 孟泰齢、唐韋星、謝爾豪、陳正勲、王澤錦 31 45
9 華泰証券江蘇 楊伊明 丁波 芈昱廷、黄雲嵩、童夢成、劉曦、趙晨宇、黄昕 30 44
10 山東景芝酒業 劉瑋 曹大元 周睿羊、江維傑、范廷鈺、丁世雄、伊凌涛、陳梓健 30 43
11 河北新奥 孫国梁、呉昊 趙余宏 姜東潤、劉星、夏晨琨、謝科、李銘、丁浩 21 33
12 浙江雲林棋禅 覚亮法師、夏敏 陳臨新 金志錫、周賀璽、張涛、秦悦欣、蔣其潤 17 31

2017年

順位 チーム 監督 コーチ 選手 勝点 勝数 主将勝
1 中信北京 常振明 譚炎午 陳耀燁、柁嘉熹、鍾文靖、韓一洲、申旻埈、蔡競 55 63 17
2 民生銀行北京 喬婷 李雲生 時越、彭立尭、陶欣然、許嘉陽、金志錫、沈沛然 52 63 17
3 蘇泊爾杭州 孫国梁 汪涛 朴廷桓、連笑、李欽誠、鄔光亜、謝科、候靖晢 51 63 15
4 華泰証券江蘇 楊伊明 丁波 芈昱廷、黄雲嵩、童夢成、趙晨宇、劉曦、黄昕 45 58 17
5 山東景芝酒業 劉瑋 曹大元 周睿羊、江維傑、范廷鈺、陳梓健、丁世雄、伊凌涛 40 56 12
6 重慶地産 柯萍 楊一 古力、檀嘯、李軒豪、楊鼎新、一力遼、李翔宇 39 54 14
7 珠海万山 康宗法 李亜春 孟泰齢、唐韋星、謝爾豪、王澤錦、陳正勲、彭筌 38 52 15
8 杭州雲林決破 祝東海 郭聞潮 申眞諝、謝赫、丁浩、夏晨琨、李銘、陳翰祺 38 49 16
9 江西新晶鈦業 鄭克強 李康 李東勲、辜梓豪、孫騰宇、楊楷文、胡跃峰、屠暁宇 36 47 13
10 国旅連合廈門 賈倩 趙哲倫 柯潔、姜東潤、牛雨田、范胤、蔣其潤、陳豪鑫 36 46 15
11 成都園丁控股 蔣全勝 宋雪林、李亮 党毅飛、古霊益、廖元赫、馬逸超、崔哲瀚、陳玉儂 33 51 10
12 上海建橋学院 肖蕾 劉世振 常昊、范蘊若、李維清、李喆、安成浚胡耀宇 33 49 11
13 広東青旅同成 容一思 呉肇毅 朴永訓、王昊洋、安冬旭、戎毅、王碩、韓晗 27 43 4
14 河南 鹿艶艶 袁曦 李世乭、劉星、張立、廖行文、陳賢、張英挺 23 34 6

外国棋士出場

他に外国棋士の出場には下記その他がある。

2001年から2002年まで浙江新湖に参加した李昌鎬の出場は韓国政府への協力要請もあって実現した。これに対抗して聶衛平が日本から林海峰を呼び寄せ[1][2][3]、多国籍化していった。

出典

参考文献

  • 孔令文「勝負の赤壁 中国・囲碁事情 第11回」(『碁ワールド』誌2010年11月号)

外部リンク