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名人戦 (中国囲碁)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

中国囲棋名人戦(中国围棋名人战、ちゅうごくいきめいじんせん)は、中国囲碁棋戦。1988年に創設。正式名は第17期「四方教育城杯中国囲棋名人戦(四方教育城杯中国围棋名人战)」、第18期「中体伝媒杯(中体传媒杯)」、第19-25期「永城杯」、第26-28期「春繭杯(春茧杯)」 、第29-32期は「嫘祖杯」で挑戦手合三番勝負は四川省綿陽市塩亭県で開催。33期は「中吉号杯」として、35期まで深圳市竜華区で開催される。優勝者は名人の呼称を得る。

  • 主催 中国囲棋協会人民日報社、(10-16期)北京電視台、(11-12期)深圳中興通訊有限公司、(19-25期)永城市、(26期)深圳市南山区人民政府、(33期)深圳市竜華区人民政府
  • 協賛 (10期)北海中玉集団(玉渓杯)、(13期)環球時報、(14期)南太電子有限公司(南太杯)、(15期)東盛科技・天力制薬株式有限公司(白加黒杯)、(16回)江南時報新聞集団、(17期)晋城市(四方教育城杯)、(18期)中体伝媒有限公司、(26期)華潤深圳湾体育センター
  • 優勝賞金 (17期)5万元、(18-24期)10万元、(25期-28期)15万元、(29期)20万元、(30-32期)30万元、(33期)40万元

1988年から1994年まで名人戦優勝者は日中名人戦に出場。1996年は日中の名人と韓国国手が対戦する世界囲碁最強戦に出場。2010年からは中国・常徳杯世界囲棋名人争覇戦に出場。

方式

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  • 第1回は五段以上の棋士64名の2敗者失格制トーナメント戦で、決勝五番勝負。
  • 第2回からは前期上位4名と予選勝ち抜き者4名の、8人のリーグ戦で挑戦者を決め、名人と挑戦手合五番勝負を行う。第10期からはリーグ戦は6人。
  • 第13回からはトーナメント戦で、決勝戦三番勝負で挑戦者を決める。トーナメントは、予選を勝抜いた16名、前期トーナメント上位8名、前年の棋戦優勝者と棋士ランキング上位8名の計32名で行われる。

歴代優勝者と挑戦手合

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優勝 結果 相手
1 1988 劉小光 3-1 兪斌
2 1989 馬暁春 3-0 劉小光
3 1990 馬暁春 3-2 兪斌
4 1991 馬暁春 3-2 聶衛平
5 1992 馬暁春 3-1 張文東
6 1993 馬暁春 3-0 曹大元
7 1994 馬暁春 3-2 羅洗河
8 1995 馬暁春 3-0 劉小光
9 1996 馬暁春 3-2 劉小光
10 1997 馬暁春 3-1 羅洗河
11 1998 馬暁春 3-2 劉小光
12 1999 馬暁春 3-0 常昊
13 2000 馬暁春 3-2 邵煒剛
14 2001 馬暁春 3-2 常昊
15 2002[1] 周鶴洋 3-1 馬暁春
16 2003[2] 邱峻 3-2 周鶴洋
17 2004 古力 3-0 邱峻
18 2005[3] 古力 3-0 兪斌
19 2006[4] 古力 3-0 周睿羊
20 2007 古力 3-0 丁偉
優勝 結果 相手
21 2008 古力 3-2 朴文尭
22 2009[5] 古力 3-1 古霊益
23 2010 江維傑 3-2 古力
24 2011 江維傑 3-2 孔傑
25 2012 檀嘯 3-0 江維傑
26 2013 陳耀燁 3-1 檀嘯
27 2014[6] 陳耀燁 3-1 連笑
28 2015 連笑 3-0 陳耀燁
29 2016[7] 連笑 2-1 周睿羊
30 2017 連笑 2-1 羋昱廷
31 2018 羋昱廷 2-1 連笑
32 2019 羋昱廷 2-1 許嘉陽
33 2023 羋昱廷 2-1 柯潔

記録

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  • 連覇 馬暁春 13連覇(1989-2001年)
  • 最年少名人 江維傑 19歳(2010年)

関連項目

[編集]

脚注

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  1. ^ 2002年3月-2003年1月
  2. ^ 2003年3月-2004年1月
  3. ^ 2005年4月-2006年1月
  4. ^ 2006年3月-2007年1月
  5. ^ 2009年4月-2010年1月
  6. ^ 2014年4月-2015年1月
  7. ^ 2016年12月-2017年3月

外部リンク

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